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 ネット社会のこれから 
やはりな、という感じですが、週刊文春の最新号に「子供からインターネットを取り上げよ!」というタイトルがありました。中身は読んでいないので、例によって買わせるためのセンセーショナルな見出しであるだけかもしれませんが、気になる言葉です。
イラク人質や小泉訪朝での人質・家族会に対する人権無視の情報流布や今回の事件など、ネット社会の負の部分が顕在化することが多くなっている気がします。
よく話題に上る「2ちゃんねる」では、佐世保事件の後は無法地帯のような書き込みもありました。

クルマ社会と同様、もはやネットは捨てられないものになっていますあから、長所短所をよく理解しながら、上手に付き合っていかなければならないと思います。

ちょっと思ったことを書いてみました。

 
APEC  ++.. 2004/06/11(金) 14:03 [190]

 
対人関係で全く自分が正しくて、人の意見は間違っている。ということは有り得ない。

盗人にも3分の理があると言います。人の意見は良く効きなさいと言う諺と理解しています。問答無用だ、聞く耳を持たない、相手に制裁を加えたいと思った場合は、司法の判断が必要です。

上記のことを、教育現場でよく教える事が必要かと思います。

昔の教育は、逆境に耐えることを教えていました。そして、「次郎物語」「路傍の石」「奇跡の人」などの物語、映画等を子供に見せて教育しました。
その教育を、軍国主義と結びつけ、耐えることは悪である。としたことから現代のひずみが始まったように思います。

雑魚  ++.. 2004/06/11(金) 21:08 [192]

 
佐世保事件は、大変ショッキングな事件でした。「酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)」事件のときに、小生宅では、当時高、大生であった子供達と、ずいぶん多くのことを話したことを思い出しました。
当時、話したことに、「残念だけれども、今後このような事件が増えるだろう」ということがありました。

APECさんのスレで文春が述べる内容は多分(読んでいません。推測です)インターネットの功罪を述べて、子供に対しては罪が大きいから取り上げよということかと思います。

いつの時代もそうですが、事件が起これば、その背景にあるものを推測し、叩くことが行われます。個人のあるいは家庭の価値観として、行うことはありうることでしょうが、社会として検討すべきは、ネット社会に見合った付き合い方を子供に教えることでしょう。

60年安保の時に、山口一矢が浅沼稲治郎を刺殺する事件がありました。あのときを境に、子供に刃物を持たせない運動が起き、子供のポケットから肥後の守が消えました。それから半世紀近くたち、刃物を使うスキルのみならず心構えまで失われました。

以前も書きましたが、小生は居合をしていました。以前は本身で練習していましたし、今も刀剣の手入れは欠かさずします。刀剣を扱う時に、
徹底して言われることがあります。「刃先を人に向けるな」ということです。例えば、お店などで刀剣を鞘から抜く時は、お店の方と正対していても、斜に座りなおして抜きます。

居合では、練習のときは、相手が刀の前にいますが、それはお互い練習ということを認識した上でのことになります。

小生宅では、子供達に鉛筆削りは与えず、すべてナイフで鉛筆を削らせました。手を切ったりしますが、それで血が出て痛いことを何回か経験することがはるかに重要と考えてのことでした。そして、刃物を人に渡す時は、相手に柄のほうを向けること等も教えましたし、そういうふうに家族中がしました。

そのようなことからすれば、インターネットの使い方について社会全体として経験が浅いとしかいいようがありません。今行うべきは、使い方を洗練することであって、使わないことではないように思います。

このBBSでも、時々言葉が荒れることがありますが、今度の佐世保の事件でもそうしたことがきっかけの一つであったようです。長崎県内の校長先生を集めた会議で、「例えば、バカというような言葉は、顔を合わせて聞く言葉と、文字の言葉は、文字のほうが厳しく感じるからそのようなことに気を配るべきだ」というような言われたようです。
このような論に小生は、極めて強い違和感があります。小生が幼少のころ、友人の真似をして、「ばか」という単語を使ったことがありますが、それを聞いていた母から、強く諌められました。しかも帰宅した父にも、母が報告し、父からも改めて注意されました。「人に対して、決してばかというような言葉を言うものではない。」というのです。
そういえば、両親の祖父母、親戚一同の会話で「ばか」という単語は聞いた記憶がないのです。

たぶん、私達の国では、人を侮辱したり、罵倒したりする言葉は、使用しないことが基本であったのだけれども、いつからか、頻繁に使われるようになり、そのことに違和感をおぼえなくなったのが、今の社会かもしれません。

インターネットに関していえば、子供から遠ざけるのではなくて、そこでのマナーを教えることこそ重要なように思います。


YOSHI  ++.. 2004/06/11(金) 22:15 [193]

 
加害者の少女が育ったような家庭環境は日本中のいたる所にあると思います。でもなぜか彼女だけが凶悪な殺人犯になってしまった。彼女の両親はなぜうちの子だけが・・と思ったことでしょう。そういう意味では加害者の両親は非常に運が悪い。
回転ドアの議論でもあったような気がしますが、「みんながそうしてても大丈夫なんだから」という理由だけで本質的なことを考えずに物事をなんとなく流してしまう態度が一番危険なような気がします。
ピントはずれの意見かもしれませんが、こういう文明の利器の陰の部分によって生じる事件が起こるたびに、学生時代に英文のリーダーの教材で読んだトーマス・ハーディングの「The Lottary」という話を思い出します。ある地方に近世まで残っていた風習だそうですが、豊作を祈願するための生贄を村全体でくじ引きをして決めて、生贄に石をぶつけて殺してしまうという話ですが、文明社会においてもこれと同じようなことが日常的に行われているというのが当時の教授の解説でした。文明社会というのは人々に利便性を提供するが大多数の人はそこに潜在的に存在しているリスクに目を背けている。飛行機はある確率で墜落するし、自動車も同様に事故に遭う。しかしだからといって人々はこれらの文明の利器の使用をやめようとはしない。一定の割合で犠牲者(くじ引きで生贄になった人間は文明社会の犠牲者のメタファーであるというのが教授の持論)が出るという事実にあえて目をつむってる。
ここで真剣な討論がなされ、ネット社会の潜在的なリスクが少しでも回避されることを願います。

親A  ++.. 2004/06/13(日) 01:32 [194]

 
●ネットは本質的な問題ではないと思います。ネット上のトラブルは日常茶飯です。どんなに腹がたったとしても,普通の人はあのようなことは絶対にしないのです。
●ネットに原因をもとめることは,被害者にも非があることを示唆することです。それは,反論できない被害者を冒瀆し遺族に二重の苦しみを与えるものです。
●2ちゃんねるは河原に似ています。価値のない「石ころ」ばかり転がっているように見えますが「玉」も混じっています。たとえば,つぎのスレはどうでしょう。
http://news11.2ch.net/test/read.cgi/eq/1086184659/l50(臨時地震板,浜岡原発を何とかスレPart9)。
元スイス大使の村田光平氏はこのスレを高く評価され,氏自身何度か書き込まれています。
http://homepage.mac.com/kurionet/murata.html

ねぎ  ++.. 2004/06/14(月) 12:39 [196]

 
2ちゃんねるはダメです。その中にどんなにいい意見が混じってようと、反社会性がある書き込みを放置するような姿勢は全く基本がなってないと言っても過言ではないでしょう。最低限の義務も無い場にある自由など弱肉強食の自然界にある自由と同じです。人間が住む世界の自由とは意味合いが違うのではないでしょうか。
当然まともな判断力がない子供が見るなど論外です。

親A  ++.. 2004/06/14(月) 20:35 [197]

 
この問題は、インタ−ネットという道具をどう扱ったらよいのかを周りの大人達が教えてあげなかった事だと思います。私は、説明を聞いて「分かる」ことと実際に扱ってみて「解る」ことは違うと考えています。つまり、リンゴをan appleとして思い描いているだけで、the appleとして直に手に触れて、表面の凸凹を観察し、味わうという五感を使った理解を経ないと全て「情報」(インテリジェンスではなくインフォメ-ション)として頭の中を通過して終わってしまうのではないか?という懸念を抱いております。
だからといって12歳の少女に何の罪もないと主張する気はありませんが、少なくとも両親が、学校の先生や身近な大人がそう言ったことを教えてあげられるようなコミュニティを形成していく必要があると思います。そう言った環境を少しでも整えていけるように、市民のためのポ−タルサイトを現在検討しており、私もその検討メンバ−として参画しております。話しが本題から大きく逸れてしまい、申し訳ありません。

小役人  ++.. 2004/06/14(月) 21:22 [198]

 
子供と親が一緒に見りゃいいじゃねえか。2ちゃんねるでも何でも。子供が何の判断力もねえうちからそんなもの一人で見せるからダメなんじゃねえのか。親子が一緒に見ることもねえような家庭環境、そいつがいけねえ、そうねぎさんは言いてえんじゃねえのか。
ようするに  ++.. 2004/06/14(月) 21:23 [199]

 
ネット社会そのものがまだ形が定まらず変化しており、それとの付き合い方も確たるセオリーがないという状況ではないかと思います。
「子どもとインターネット」という視点から少し離れ、インターネット社会そのものを見てみると、実社会にはない様々な特徴が目に付きます。
距離の無意味化、誰でも世界に向けて発信できる(パーソナルとパブリックのボーダーレス化?)、会った事がない人同士でも協働することができる、個人のモラルに依存する割合が非常に高いなど・・・・。
親Aさんのおっしゃる「弱肉強食の自然界にある自由」という面は確かにあると思います。

クルマ社会に入ったころと同様、混乱しつつも社会の中に受け入れ、それにあわせて社会も変貌していくのでしょうね。

小役人さん、「市民のためのポ−タルサイト」には興味があります。少し解説していただけませんか。

APEC  ++.. 2004/06/14(月) 22:28 [202]

 
私は現在「市民のためのポ−タルサイト」の立ち上げの為の検討会に参画しています。具体的にはその取っ掛かりとして「市民活動を支援するためのサイト」の試作を検討しています。
もう、既に他の都道府県でもNPO活動の支援サイトやボランティアのサポ−ト等、各種のホ−ムペ−ジが開催されております。
我々は、それらを参考にして「どうしたら市民稼動が活発に行われるようになるか?」を考えています。今後は、標記サイトの開催をし、そのサイトでの活動が活発化することによって、
●自分達で(サイトを)運営していくことが可能
●行政のホ−ムペ−ジを取り込んだ地域の入口としてのサイト
になってくれることを(密かに)目論んでいます。

小役人  ++.. 2004/06/16(水) 21:44 [216]

 
小役人さん、ありがとうござます。大変興味深いです。
実は私は今、小役人さんの取り組んでおられる活動の「サイト」を「センター」あるいは「NPO」、「たまり場」と置き換えたようなもの、ボランティア・市民活動交流センターという公共施設の運営をボランティア・NPOの形で市民の手が行うという組織を立ち上げつつあります。「ボランティア支援NPO」みたいなものですね(http://www.oba-volun.net/)。
市がバックについているせいか、市民参加まちづくり系プロジェクトにも否応なく参画することになりそうですが、先の予想できない展開にワクワクしつつ過ごしています。
町のこと、県のこと、国のこと、世界のこと、入ってくる情報に自分の物差しを当てて、わかったような気分になったりしていましたが、ごく小さなまちづくりでも自分で行動を始めてみると、はるかに心踊るものがありますね。
インターネットも大いに活用したいので、また進展がありましたらぜひ教えてください。

APEC  ++.. 2004/06/16(水) 22:41 [219]

 
小役人さん、APECさん、皆さんこんばんは。APECさんのボランティア・市民活動交流センターのサイトを見ました。このスレの題意からいえば、ネットがあることのプラス面ですね。
小生も多くのNGO、NPOに関わっていますので大変興味深く見させていただきました。

ネットをうまく使えるかどうかが、今後の社会のありようを決めていくのは間違いなさそうです。かつて、グーテンベルグが印刷術を発明した後の文字情報の広がりは、プラスもマイナスもあったはずですが、マイナスが大きいから子供に本を読ませないようにとはなってないのは、使いこなせるようになったからでしょう。

ネットもそうであるように私達が努力していかなければいけないようです。

YOSHI  ++.. 2004/06/16(水) 23:37 [221]

 
YOSHIさんに同感です。
新しいものを恐れていてはいけないが、無批判・無節操でもいけませんね。
これまでの文化も大切に新しい文化を創る「温故知新」でいけるといいのですが、なかなかそうはいかなくて、衝突や行き過ぎ・後戻りを繰り返していくのでしょうね。
そういう中で、ネットというこの新しいメディアを、できるだけバランスよく取り入れ、活用していきたいなと思います。

APEC  ++.. 2004/06/17(木) 08:47 [222]

 
『あなたは「2ちゃんねる」が好きですか、嫌いですか』というテーマで議論が交わされています(産経新聞社,正論談話室)。
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2004/0408/danwa.html
2ちゃんねるの一つの特徴は「玉石混交」です。そして,もう一つの特徴は裾野が広いことです。2ちゃんねるを悪く言う人は,-3σ付近の投稿を見てそれが2ちゃんねるの全てであるかのように勘違いされているのではないでしょうか。
確かに-3σ付近の情報は見るに堪えないものです。しかし+3σの辺りのレベルの高さは相当なものです。このBBSとは比較になりません(2chが上)。
正論談話室には,これまで59件の投稿が寄せられています。それらの中から,「ぽちさん(43歳女性)」の意見を紹介しましょう。2ちゃんねるの特徴がうまく表現されています。

●2ちゃんねるは、多少不躾で乱暴ではあるが、貴重な情報がタダでいただけるところがありがたい。●最初は情報目当てだったのだけど、よく読んでいるうちに案外健全なので驚いた。つまり、あまりに参加者が多いので、一部の偏狭で悪意の輩は埋没してしまうのだ。的を射た意見がいくつも書かれてスレッドの流れを修正していく。こういうことは規模の小さい掲示板ではありえない。●またその方面の専門家のような方が必ずいて、知識や技能のおすそわけもあるのがすごい。つまらぬ初心者質問にも懇切丁寧に最後までつきあってくれる御仁が大変多い。●2ちゃんねるとは、圧倒的に善意の参加者に支えられて成り立っている場である。もちろん心ない暴言もあるが、それは海に浮いているゴミのようなものだ。(中略)。●しいて2ちゃんねるの残念なところを言えば、意気投合して、この人とお友達になりたいと思っても、どこの誰かわからないことだろう。そういう悲しい経験は何度かある。

ねぎ  ++.. 2004/07/02(金) 18:34 [289]





 合格したい 
道路部門を受験します。今年の道路専門の問題をどのように予想しますか?私は一つは道路構造令の中の多様な機能を持つ道路に関する問題と考えます。しかし二つ目の問題が多義に渡り絞りきることが出来ません。何か、ひらめきやデ−タをお持ちの方はございませんか?
 
馬比尾  ++.. 2004/06/29(火) 12:58 [276]





 日本の将来 
2003年の合計特殊出生率がとうとう1.3を割り込み1.29となりました。しかもこの数値は下限ではなく、低位推計では2010年までは下がり続け、その後1.1で2050年まで推移するとしています。そして不思議なことに2050年から2150年にかけて出生率は2.07(人口置換水準)に回帰するとしています。回帰は希望的観測(溺れる者のワラともいいます。)の塊ですが、この予想に従ったとしてどんな数値になるかを書き込みます。但し、低位推計値です。そして、この20年間、特殊出生率は、低位推計どおりに進んでいます。(ちなみに政府の年金試算はすべて中位推計値で計算されています。)
値は2050年(2100年)とします。
総人口=9203万人(4645万人)65歳以上=3586万人39%(1733万人37%)15〜65歳=4868万人53%(2397万人52%)です。
http://www.ipss.go.jp/Japanese/newest02/newest02.pdf
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/h15/honbun/html/15331010.html
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai01/brth.html#2-2
 以前国家百年の大計議論のとき、百年後の総人口は7000万人を下回ると書き込みましたが、行政の推計でさへ、4645万人です。別の予想では3500万人です。明治時代初期から大正初期の日本総人口です。
 さて、少子化に絞り込んでこの急激な人口減少によって、社会はどのように変化するのでしょうか?また、それでも変化しないトレンドはあるのでしょうか?
 社会資本整備に対しても4000万人時代の社会資本整備のあり方が必要になります。
今の延長線上に未来はありません。皆さんは、どんな未来を思い描いているのでしょうか?
年金問題や家庭問題など生活を含めた議論をしてみたいですね。

 
魔法使い  ++.. 2004/06/15(火) 16:56 [206]

 
地方都市計画は既に人口減少問題に悩まされ初めています。これまで右肩上がりで計画していればよかった都市マスが、人口減少という問題に対応していかなければならなくなっているからです。特に中心市街地は居住人口流出と大型店舗の郊外立地による集客力低下に加え、今後は、地域全体の人口減少に悩まされ続けることになります。
 これを解決しようとして、市街地再開発が各地で計画実行されているようですが、事業採算面で黒字が見込める地域はどの程度あるのか、素人ながら心配です。右肩上がりの土地価格を前提とした減歩方式だけでは通用しないし、箱物を作ればすんだ時代は、現在では、ごく一部の地域にしか通用しないのではないでしょうか?コンサルや行政任せの計画でなく、地権者が積極的に事業の中身に関わり、リスクを取らないと、中心市街地はだめになっていくばかりに思えます。
 私の住んでいる30万人規模の県庁所在市の中心商店街も、郊外大型店舗ができて2年、久しぶりに行ってみたら、わずか100m程度の区間で、閉店が7店舗も出ていました。
 『釜の中 水に始まり 茹でガエル』
集団護送方式と規制によって守られてきた業種は外部経済の変化と規制緩和によって、ことごとく、茹でガエルになる可能性が高いのではないでしょうか?

魔法使い  ++.. 2004/06/16(水) 11:44 [210]

 
外国人労働者増加など、日本人の人口動態だけでは読みきれない部分があるので難しい話です。収入格差が増えていくのも時代の趨勢でしょうし、都市中心部のスラム化はある程度避けられないように思えます。駅前が栄えたのは、もともとは電車で買い物に行くのに便利だったから。車が主婦層にも普及し、電車に乗って買い物に行くのが不便と感じる人が多くなれば地方都市の駅前が相対的に商業地としての価値が下がるのは当然と思います。無理にエネルギーを使って再開発などせずにほっとけば?と思います。既に居住地として開発されている土地に広く薄く人口が分布するとすれば、郊外にショッピングセンターが散らばってたほうがいいし、そのために必要なのは道路のメンテナンスくらいで新規の社会資本整備など特に必要ないと思います。
ぼん  ++.. 2004/06/16(水) 12:36 [213]

 
ちょっとコンビニまで・・・さえ車で行くこの時代、
駅前商店街を歩くにはまず駐車場が必要なんでしょうねえ。
それさえも、すぐ近くに止めたいし・・・。

笑ってしまうのは、エグザスなんかのスポーツジムの駐車場で、
入り口に近いところばっかり車が止まってるんですよ。
みんな、運動しに来てるんじゃないの?
遠くに止めて、歩けば?

かる〜く書きましたが、要点。
「『生活者の視点』そのものの変化が起こっている。この分析が重要で、施策を取捨選択する上での判断材料とすべきであろう」

分かりきってるけど、じっさいのところできてるのかな?

ともとも  ++.. 2004/06/16(水) 15:28 [214]

 
私は関西圏在住ですが、尼崎市や西宮市の再開発をみると、駅前に新しいショッピングセンターを作ると同時にマンションも多数作るというやり方です。
地方都市ではマンションの需要はさほどないでしょうからこのような手法を選択するのは難しいでしょうね。
何で見たか忘れましたが(多分どこかの自治体のHP)、高齢者は利便性の高い都心に住みたがる傾向があるので、駅前周辺に高齢者をターゲットにした住居を整備(既存の建物等を利用して)するということも行われてるようですね。ついでに高齢者をターゲットにした商店街の整備を行えば、これから高齢者も増えることだし、若者・ファミリー受けを狙って失敗するより確実性が高いように思います。

ぼん  ++.. 2004/06/16(水) 21:12 [215]

 
そう遠くない将来,日本という国名は世界地図から消えてなくなっているでしょう。現在の日本の領土は,China,Korea,Russia,USAのいずれかに書き換えられていると予想します。これらの中ではUSAが最も安全(日本人にとって)だと思います。
「対馬は韓国の領土」と主張するグループがいます。http://members.at.infoseek.co.jp/koreawatcher/docs/tusima2.htm
以下は,2ちゃんねるから拾ってきた情報です。100年の計もここまで考えればたいしたものです。
●100年後、対馬島を「ムクゲの天地」にしようという実現不可能に思える夢を見る人がいる。だが、彼は夢の「種」を実際にまいて帰ってきた。●「独島守り」で有名なファン・ベッキョン(55)「独島有人化国民運動本部」代表は、先月の15日から17日までの3日間、およそ15万株分のムクゲの種を対馬島に植えて帰国した。運動本部会員7人が一緒に行なった。彼らの「作戦」は緻密だった。ムクゲの種をアルミホイルに包んで空港の検索台をパスした後、ホテルの部屋で種を一日水でふやかした。芽を吹きやすくするためだ。そして、対馬島の公園7ヶ所を回って、スコップで一つ一つ種を植えた。●ファン氏は13日、「100年後、対馬島をムクゲの丘にして、ハングルを公用語として通用させるのが目標」と話した。彼の多少とんでもないとも思える行動は、彼の肩書を見ればうなずける。彼は克日運動市民連合、対馬島ムクゲの丘化運動本部代表も引き受けている。●彼は「独島は我々の領土」を越えて、「対馬島も韓国の領土」と気炎を吐く。最近「対馬島は韓国の領土、独島は我々の領土」という本で、その根拠を一つ一つ提示した。●(中略)「とりあえず韓国で対馬島についての関心を呼び起こすのが一次目標」と明らかにした。/キム・チョンナム記者

ねぎ  ++.. 2004/06/16(水) 21:47 [217]

 
「騎馬民族征服説」に根拠を求めれば日本本土も韓国の領土ってことになるんでしょうか(笑)。
それはそうと、社会資本云々の前に国のあり方に対する日本人の戦略性のなさが根本的な問題なんでしょうね。私もなんだか具体論を言う気が失せました。

ぼん  ++.. 2004/06/16(水) 22:13 [218]

 
ねぎさんや、ぼんさんの上の論についていえば、小生は、このBBSで良く日本人という種族(?)は北や南からの混血であるし、イスラエル建国にことよせて2000年前に遡ることが許されるなら、わが国の大部分は中国になりかねないとも書いてきました。

しかし、そのような論理が通用するはずもないのは誰でもすぐに判ることでもあります。結局判断の時間軸をどこに置くか、どこの視点から見るかで変わる話でもあります。

かの朝鮮半島の問題にしても、高句麗のかなりの領域は今の中華人民共和国です。でも平城にも都を置きましたから、朝鮮半島の国でもあります。そのことをもって、中華人民共和国が高句麗の領域をわが国だといえば戦争になるでしょうし、女真族が独立国をといえば、満州国を思い出すでしょうし、高句麗は朝鮮族の国だから吉林省は朝鮮国(あるいは韓国)だといえばこれも戦争でしょう。

おおよそ、むくげの種を蒔いてそれで自分の国になるのであれば、ワシントンなどは日本国の飛び地だし、ソウルだってそう言われかねない話しです。繰り返しますが、歴史のどの時点を視座に置くか決めずに、都合の良い記述をするのは、相手から同じことをされても何もいえないか、お互いに言い合いになるかしかないことでしかありません。

題意に戻します。人口が減少していく社会にどのように活力を生むかは、難しいものがありそうです。しかしながら、5千万人の人口でも十分な人口ではないでしょうか?今の韓国、朝鮮半島の人口もそんなところでしょう。台湾はどうですか。怖れることはないと思います。

むしろ、江戸時代にわが国が世界に冠たる平和国家、資源循環社会を構築していたことを考えれば、17世紀から19世紀までの閉ざされた江戸時代から、21世紀は開かれた江戸時代になりうるのではないかと期待します。
そこでは、教育、技術、情報、福祉、環境、農業が社会を支えるのではないかと思います。

技術士の活躍の場もより増えると考えています。

YOSHI  ++.. 2004/06/16(水) 23:25 [220]

 
21世紀は「自由と競争、自己責任の時代」であるとともに「参加と連携」の時代でもあると言われています。
これはあくまで私の考えですが、一見して相反する、両立できないように思われるこれらのことは、自己の独立(自分をしっかり持つ)と相互理解(互いを思いやる)があれば、何ら無理なく同居できるものではないかなと思います。

YOSHIさんのおっしゃる「開かれた江戸時代」は面白いですね。難しいのは「開き方」ですが、日本の国家ビジョンうやスタンス(理念・方針)がきちんとしていて、かつ他国に対して一方的な価値観の押し付けなどをするのでなければ(自己独立と相互理解ですね)、それなりの位置に収まるはずです。

APEC  ++.. 2004/06/17(木) 09:06 [223]

 
YOSHIさん,尾崎萼堂が桜をワシントンに贈ったのは友好親善のためです。ワシントンを乗っ取ろうと考えてやったことではありませんよ(^^)。
韓国の国花である「むくげ」をこっそり島全体に群生させれば,対馬はもともと韓国の領土だったという証拠になる。ファン・ベッキョン氏はそれを狙っているのです。「たかが花ごとき…」と一笑に付してよい問題ではないと思うのですが。近隣諸国と仲よくするのは良いことです。しかし油断してはいけません。そういうことです。
「人口が5000万になっても問題ない」はYOSHIさんらしくない乱暴な意見です。韓国の現在の人口はもともと1億以上だったのが半減して5000万になったのではありません。大切なのは人口の大きさではなく変化率だと思います。

ねぎ  ++.. 2004/06/17(木) 12:25 [224]

 
人口は定常状態またはわずかに増える状態を維持するのが,おそらく最良です。5000万になるにしても,長い時間をかけて落ち着くのであればさほど問題はないでしょう。
たかだか100年の間に人口が半減すれば,国家は活力を失い,最悪の場合滅亡するような気がします(根拠はありませんが)。

ねぎ  ++.. 2004/06/17(木) 18:33 [225]

 
今日は早い時間に書いています。まず、ねぎさんのむくげのお話から。そうですね。100年の計で何かを言おうとするときに、注意しなければならないかもしれません。朝鮮半島の人々が桜の木を切り倒してしまえというようなことが出るのも裏返しの発想かもしれませんね。

因みに植生でいえば、わが国だって、渡瀬線以南の地域には、ハブ属やチョウ類など台湾や東南アジアとの近縁種が多く、ブラキストン線以北はヒグマやナキウサギなどシベリアとの近縁種が多く、南側はツキノワ
グマなど朝鮮半島との近縁種が多く見られるというのは、皆さんご承知のとおりです。そうであれば、朝鮮半島はわが国と同じだからわが国だと言うこともできそうです。でも植生で国土の所属を考えるなどというのは、ばかばかしい話ではあります。

スレの題意であるわが国の人口について言えば、実は変化率が大きな要因だろうというのは、同感です。昨夜書きながら、一部そこにも触れたのですが、結局消してしまいました。そこの部分を再度構築します。

小生の田舎は、それほど山間僻地というところではありません。小学校校区世帯が500戸ほどですが、この50年ほどでほぼ半減しました。
そこで起きたことは、商店がほとんど無くなってしまい、小学校は各学年2クラスだったものが、今では一部複式学級です。50年ほど前の1クラス分しか子供はいなくなりました。

他方、小生は人口が増加している東南アジア各国にも良く行きます。街といわず、村村でも子供が多く、かつてのわが国の人口が伸びていくころのように、子供がいるだけで活気があります。

この2つを比較すると、たしかにマイナスの変化率は社会の維持に厳しいものがあります。
しかしながら、そのことを踏まえた上でシステム構築をしていく必要があります。
人口が増加している国を見てみると、様々な様相が見えてきます。フィリッピンなどでは、いつも子供がいますが、貧富の差は一向にうまりませんし、社会が劇的に変化する兆しがあるわけでもありません。ベトナムは人口の急激な増加とドイモイで大きく変わりつつありますが、まだまだ離陸しそうにありません。タイもバーツ経済圏と言えるほどの経済力を付けてきましたが、経済格差の解消には遠そうです。ミャンマーは経済制裁が続く中で喘いでいますし、バングラデシュは援助漬けで自立に時間がかかりそうです。

明治期から今まで、60年近く前の敗戦を挟んでも基本的には発展してきた(方向性の評価は一応置いて)わが国の経験と知恵の出し方は、今からの縮小していく社会でも発揮されると考えます。
その方向が昨日述べた「21世紀は開かれた江戸時代になりうるのではないか。そこでは、教育、技術、情報、福祉、環境、農業が社会を支える。」ということでした。

明治初期から今までの人口の延びが約3倍です。それに約140年要しています。人口半減にこれから100年かかるとして、そのことだけで衰退するのであれば、我々の知恵はしょうもないものです。そんなに脆弱な知恵と社会では悲しいものがあります。

今、正しく技術士制度改革を進めつつあるのは、技術立国を進めようということが目的ですし、総合監理部門も複雑化する社会に対応できる技術士の必要性があり、行われています。

これからの100年の礎を構築するのは、私達の責任です。5000万人を恐れることはないと書いたのは、怖れて萎縮しては、開ける地平も開けなくなるという決意も含めてのことです。


YOSHI  ++.. 2004/06/17(木) 21:51 [226]

 
日本における総人口減少問題は、あまりにも国民の関心が低すぎることに驚異を感じます。本サイトは、社会的な問題意識が高い方々が多く集まっているため、このような議論がなされますが、その他大勢の特に若者の関心の低さに嘆いてしまいます。少子化は結婚年齢が高くなっていることと比例関係にあると思いますが、結婚年齢の高齢化は若者の意識構造から見て当分続くと思われます。したがって、少子化に歯止めがかかることは期待できません。
 しかしながら、中国やインドなどアジア圏でみれば人口は急増しており、数年間で億単位で人口が増加すると言われています。10年以上先のことは、時代の趨勢から見て予測するのが難しいですが、中途半端な政策では日本はアジア圏に飲み込まれてしまうことも冗談ではなくなるかもしれません。いまでこそ、made in chainaが安いですが、今後彼らが豊かな生活を求めて経済成長を続け、自由主義国家にでもなれば、あっという間に経済的に飲み込まれてしまうかもしれません。なんといっても、日本より先に有人宇宙飛行を実現させたのですから。
 一方では、今の日本の食糧自給率が40%程度であることに着目したい。食糧自給率は国力とも言えますが、現状の自給率は低すぎであることに留意したい。現在は輸入に依存していますが、アジア圏の爆発的な人口増加により貿易均衡が崩れることも覚悟しておかなければならないと思います。
 要するに、日本人はぬるま湯に浸かっているので、人口減少による国力の低下に直面しなければ、食糧自給率の低さによる危機感が分からないのではないでしょうか。明治の文明開化以降、見た目の豊かさだけを追求してきた日本人に試練がやってくるとしか思えません。でも、賢い人種ですので、敗北の前に立ち直ってくれることを祈り、自分の出来ることはこれからも続けていこうと思っております。

いっぷく  ++.. 2004/06/17(木) 22:48 [227]

 
なんだか、私には難しい話ですが、文章の練習ということで。
少子化で人口が減少し続けるということは、菱形の人口ピラミッドになり、人口のピークが高齢化しそうです。なので、今、いろんな人が考えてるように、高齢化社会について考えることでよいと思います。
個人的には、今の0歳児の世代やもう少し下の世代までが人口が少ない世代になりそうだと楽観的に思ってます。世の中の不景気感が緩和すれば、少しは子供を産むのでは。子供を産みやすい方向にある程度は持っていくだろうし。

今の日本の国土と水量では、飽食を少しぐらい減らしても人口を支えきれないと思うので、人口が減ることは食料自給率の点で悪いことばかりじゃないと思います。
(京都議定書の次の次の約束期間ぐらいには人口減少で有利になるかもしれないし。あまり、関係ないけど環境部門ということで。)

ただ、人口が減少するなかで、どのような社会を目指すかは考えたいです。貿易黒字を続けるか、円を強いままにできるか、逆に一次産業を盛り上げるのか。
リサイクルなどは、今が不利でも目指すべき現実的な理想に向けて、今から(各種制度などで強引に)努力している面もあります。

環境面では江戸時代(3000万人だったかな?)の生活がよいとかも言われますが、そうはいかないでしょう。具体的じゃないですけど、ちいさいことで幸福を感じられる社会にしていきたいものです。


バランス  ++.. 2004/06/17(木) 23:43 [228]

 
個人的には20年前に答えは出ている。
物欲で精神を満たそうと思わない。今あるものを大事に使う。家族の絆を大事にする。借金をしない。
だいたいこれらのことは20年前に1年滞在したオーストラリアで学んだことである。
年金が少なくなるなら貯蓄しておけばよい。収入が少ないなら金を使わなくていいことに楽しみを見つければよい。全てeasy goin'真剣に悩まない。
社会のあり方がどうのこうの言ったって日本の大衆は愚民だ。政治家を見りゃわかるでしょ。ここでお互いに意識の高さを誇りあったところで世の中かわりゃしませんよ。いかに自分が楽しく過ごすか。子供に生活力を与えるような教育ができるか。これに尽きる。

desperade  ++.. 2004/06/18(金) 01:11 [229]

 
YOSHIさんのおっしゃる「開かれた江戸時代」これを実現するためにうまく活用したいのが、インターネットではないでしょうか。ネット社会は時間、空間を超えて情報を共有させ、静かだけれども考えを同じくする人達を結び、社会に革命をもたらす画期的道具だからです。従ってこれを利用する人の活動範囲も時空間を超え、何倍もの生活体験が可能になります。その意味だけでも、単純な人口減少問題を乗り越えています。
魔法使い  ++.. 2004/06/21(月) 03:22 [241]

 
desperade さんのおっしゃるようにしたいです。
今あるものを大事に、家族の絆を大事に(借金早くかえして
教育費と老後の資金をためねば!)
生活力を与えるような教育を、子供にほどこしたい!理想です。
出生率に関して言えば、毎月のように技術者の友人たちに
子供が生まれているのですが、やっぱり1人ないしは2人なら、
平均すればそういう数値になりますよね。
魔法使いさんがおっしゃるように、インターネットは
乳児を抱えていてもプロジェクトに参加できる優れものです。
北海道、九州在住の友人と、チャット状態で報告書の相互チェックもできますし、大きな容量のデータもドンと一瞬に交換できて、
夜中も寝ない赤ん坊寝かしつけながら、内容チェックもできますし、交通費も時間も節約できます。
リアルで会うのもそれはそれでよいものですが、会いたくても
会えない場合や、時間を節約したい場合には、いちいち九州や北海道に飛ぶよりは、やはりネットでお仕事したいと思うのです。
けど、やっぱり会って話さねば仕事にならない、とおっしゃる方も
いるんですよね。。。
(最後はグチになりました。ゴミレスですみません。)

み〜すけ  ++.. 2004/06/24(木) 00:18 [246]

 
ちょっとズレたようなレスになりますが、昨日、街の活性化に関する会議で、お年寄り(シルバー世代)の力を活用できないかという話をしていた中で、こんな話が出ました。
壮年〜シルバーの男性は、自分自身の楽しみを大切にするが、社会貢献はしたがらない。欧米とは大変違う(別に欧米がいいというわけではありませんが)。
欧米社会というか、一般にボランティア先進地といわれる地域では、個人のアイデンティティーは「三位一体」的に考えます。個人と仕事、そして社会参加です。「人生を楽しみ、家庭や家族を大切にし、仕事もがんばる」だけでは人間として社会的には認められない風潮があるようです。
ここで誤解がないように記しますが、ボランティアというと「人の嫌がることをする」「自分を犠牲にして嫌なことをする」みたいな感覚がまだあるようですが、それは「奉仕」です。
欧米的発想を無批判に取り込むのは抵抗がありますが、社会システムとして市民参加は間違いなく進んでいます。21世紀は「参加と連携」の時代でもあるといわれる中、本当に市民参加型の社会を作るには、まず個人レベルで社会参加が当たり前にならないと無理があるのではないかなあと考えます。

APEC  ++.. 2004/06/24(木) 10:17 [247]

 
昼休みなので少しお遊びします.
フィクションです。
人口増加にはソーセージ大作戦が必要と考えた市井の一科学者が、ソーセージの中に、双生児が必ず生まれる仕掛けをして、人口増加を実現しようとしたというものです.豚の中に含まれる多産遺伝子を利用して
一度に3〜5つ子が標準的に生まれるようにするというものです.ばかばかしいと言わず、みーすけさんその他の回答を期待します.笑。
閑話休題

魔法使い  ++.. 2004/06/24(木) 12:27 [248]

 
ぅーむ、人口の減少がわが国にとって不利益との意見が多いようですが、それは如何なものでしょう。厚生年金等の負担割合にのみ着目すれば、そのような意見も妥当性があると考えますが。世界には、人口が数百万でも立派に自立している国があります。わが国は、狭い国土、乏しい資源で一億二千万の人口を養うために工業化を進めて、世界中に製品を売りさばいています。それが悪いとは申しませんが、売らんがために国としての尊厳を失ってはいないかどうか。わが国の国土で養うことのできる人口は数千万人との意見もあります。このまま人口が減り続けて数千万人になり、国民の知能の限りを尽くして平和に田園国家になることを私は望んでおります。また、子供が少ない理由のひとつに、次世代に伝えるべき誇ることのできる主義も志操もないことがあります。人口の多寡を論じる前に、国家のあるべき姿、民族の活力の源泉に想いを馳せるべきかと考えますが。
雑草  ++.. 2004/06/24(木) 14:42 [249]

 
地球全体の人口問題と日本の人口問題とは性質が異なります。一緒に議論するとややこしくなるので,前者はひとまずおきます。
日本の人口問題は,いうまでもなく少子高齢化です。少子高齢化のどこが悪いかというと,いろいろありそうですが,火急の要事は年金問題でしょう。年金問題解決のためにはどうするのが最善か。
二つ考えられます。一つは出生率UP。二つ目は高齢者の死亡率UP。出生率のほうは難しいでしょう。人間,家畜ではないのだから。そう簡単に産めるもんじゃありません。となると高齢者に長生きをあきらめてもらうしかない。
だいたい,女性の平均寿命が85歳というのは異常ですよ。15年長すぎると思う。男の場合,定年後1〜2年のうちに逝ってもらうのがベストではないか。
私たちは,深沢七郎氏の名作「楢山節考」のおりんの生き方を見習う必要がありそうです。

ねぎ  ++.. 2004/06/24(木) 17:54 [250]

 
皆さんの議論を興味深く読ませていただいてます。が、「楢山節考」とかあんまり一般的でない書籍のタイトルだけの引用は甚だ不親切です。内容を知っている人間にしかわからなくていいということですか。
一言  ++.. 2004/06/24(木) 20:27 [251]

 
まあ、おおらかにいきましょう。「楢山節考」は検索すればたくさんヒットするので、そこまで考えなくてもいいのでは。なあんだ、あのことか、とすぐにわかる内容ですし。まったくヒットしないような、題材を持ち出したわけではないのですから。
天然  ++.. 2004/06/24(木) 20:46 [252]

 
えー,「楢山節考」知らないんですか。びっくりした。有名な作品ですよ。2回も映画化されているし(木下恵介と今村昌平),今村昌平はカンヌ映画祭でグランプリを受賞しています。
三島由紀夫をして「総身に水を浴びたような感じがした」と言わしめ,めったに人をほめない正宗白鳥が「人生永遠の書」と激賞した作品です。
ところで,あなたがこの作品を知らないことを,私はどうすればわかるの?

ねぎ  ++.. 2004/06/24(木) 21:42 [253]

 
拙者、今宵は些か酩酊いたし候。多重回答いたしたく候。

desperade殿、左様でござる。借財は為さぬが肝要でござる。信用供与とか申すものに心惑わさざりしを旨といたすべきにて候。先祖より遣わせしもの、拙宅には数多あり、裃、大小あり、大は和泉守兼定の業物にて候。未だ用いるべき仕儀にあい至らずといえども、魂なれば日々手入れ怠らず、長く持ちうべきものにて候。これ、即ち家栄える礎にて候。

み〜すけ殿、まことに羨ましき御年と想いいたし候。子を育てるほど、世に楽しきことはあい無く候。世上、孫は子より可愛く候と申す者数多あれども、拙者孫に囲まれおれども、想い返すに、子の可愛さ、孫よりも勝るものにて候。そは、子の頼るべきは親にて候はば、むべなるものぞかし。

魔法使い殿、南蛮獣肉腸詰にて子弟の増を図るについては、その形状×××に似たれば、その謀成就いたすべきと思料いたし候。つらつらおもんみるに、伊邪那岐・伊邪那美が矛でかきまわし、その矛の先からした
たり落ちた塩が積りて大八島国にが生まれ出でたるを想えば、貴殿の謀、肯われるべきことにて候。

今宵これにて御免。







YOSHI  ++.. 2004/06/24(木) 22:02 [254]

 
確かに長い歴史から見ればほんの少し前には、姥捨てもあれば口減らしもあったのですが、社会をあげてそこには戻れないのですから、あまり自然に逆らわないほうがいいのでは?と思います。

出生率の低下についてはいろいろ原因が言われていますが、皆が皆バースコントロールをしているとも思えないし、頭で考えて低下させようとしてさせているのではなくて、人間の動物の部分がそうしているように思います。個体というより種として、かな?

しょっちゅう合戦や戦争があって、人の死というものが身近にあった時代、あるいは「衣食足りて」とはいかず、「生きるための努力」が必要であった時代ならともかく、今は「死」に対する受容が小さいように思います。あるいはバイアスが働いてしまっているのかもしれません。
いろいろな意味で、いろいろな面で、なんだか「生き物」としてのバランスが悪いような気がします。もしかすると人間という種として限界が近いのかもしれないと思うときもあります。

YOSHIさん、兼定とは恐れ入りました。我が家には小と長物しかありませんが、あの「波紋」というものは見ていて飽きないものですね。あれもフラクタル?

APEC  ++.. 2004/06/25(金) 00:41 [256]

 
 おりん婆さんは足腰も達者で歯も丈夫、歯槽膿漏とはまったく無縁で、多分、ソラマメをバリバリ噛み砕けるぐらいの持ち主です.
 ですから、いつまでも生産年齢人口の方に入れる素質を持っていたわけで、現代なら姥捨ては勿論、楽隠居する必要すらありません。

 全国各地に熟年農業特区をつくり、ここで、田畑を耕し、野菜、穀物、鶏、なんでもそだてて見てはどうじゃろうか?
 そうした特区に参入したい65歳以上の方には、国としても地方としても援助を惜しんではいけません.
 宿舎は当然個室でITは完全装備されています.農地への移動は、牛車又は、馬車が基本ですが、自転車やバギーやバイクが好きな人は自由に使えます.
 自分が作った野菜なら、曲がってたっておいしいですよ.
この宿舎には厚生省を解体して出来たNPO医療集団から派遣された医者や看護師が常駐しています.
 地方では住居から1時間以内で飛行場につける中山間地はたくさんあります.都会へでたければいつでもいけます.しかし、私の理想はソーホー爺婆(ジジババ)集団です.
 これで、高齢化、年金問題にケリをつけて、後は少子化ですが、高齢化にけりがつけば、後のことは次の世代が決めればいいですね。

 ついでに言えば、死んだ後は墓なんぞに入らず、海か山野に散骨、散灰してもらえば、子供たちも海や山に参拝する習慣が出来て一石二鳥です.
以上、熟年農業ジジババ特区構想の一席、お粗末でしたが、これまでとします。

魔法使い  ++.. 2004/06/25(金) 11:05 [257]

 
私が無知です。調べないでいちゃもんつけて申し訳ありません。

一言  ++.. 2004/06/25(金) 12:36 [258]

 
ここで愚痴をいってもしょうがないですが、出生率低下についてちょっと。
年収300万時代と言われる中で、正社員で額面200万円台の人が結構います。地方に住んでて、ある程度交友が広ければ分かると思いますけど。
知り合いに収入が少なく子供は欲しいけど、一人分の給料じゃやってけないので作らないという人がいます。それ以前に生活が不安だから結婚できないという人も身近にいます。
私は、借金にはまらなければある程度の収入ならなんとか生活できると思いますが、保険屋のシミュレーションの方を信じるのか、負け組だと思い込んでるのか、その人たちの考えを変えるまでにはいたりません。
そういう私も、3人目が多胎だったらどうしようと思ったりもします。
ここまで出生率が下がったのは不景気で暗い気持ちになり、出産を控えている影響もあると思います。
まぁ、不妊治療に通う知り合いも何人かいるので、種として調整されてる面もあるのかもしれませんが。(夫の方も妻の方も問題ないと診断されるのにうまくいかない。昔からそんなに都合よくはできないものなのですかねぇ。)

バランス  ++.. 2004/06/25(金) 12:59 [259]

 
一言さんへ。私もちょっとでしゃばったことを申しました。実際は私も知らなかったのですが、検索したらたくさんヒットして、「ああ、あのことか。」と思っただけですので。それで私もねぎさんにこの作品を引用した理由などを質問したかったのですが、貴殿のレスを拝見して期を失したのです。人間誰しも多方面のことで無知は当たり前。せっかくの機会だから、ひとつ知識をいただこうか、くらいの気持ちでいいんじゃないですか。生意気言いました。
天然  ++.. 2004/06/25(金) 13:23 [260]

 
一言さん,この本は名作です。もしも,あなたが環境の専門家ならばこれは必読の書です。環境の専門家でなくても読んでおくべき本だと思います。
魔法使いさん,おりんは石で歯を折らなければならないほど,丈夫な歯を持つ元気な婆さんです。山に行く必要もなさそうな婆さんが,掟に従って自らの意志で山に捨てられに行くところにこの作品の主題があります。作者は愛すべきおりん婆さんに感情移入することなく,きわめて淡々と描写しています。それはまるで風景画のようです。作者は,死ぬことは排泄行為と同じようなものと考えているからです。一人生まれたら,一人死ぬ,それで人口が一定に保たれる。私たちの祖先が遠い昔から継続してきた悠久の営みがそこにはあります。
一所懸命働いて働くことが出来なくなったらさっさとこの世におさらばする。私はかくありたいと思っています。おりんを見習いたいと書いたのはそういう意味です。

ねぎ  ++.. 2004/06/25(金) 15:21 [261]

 
 ねぎさん。ワタシャすっかりボケて「メシャまだかね?」を連発し「かみさんに向かって「あんた誰じゃったかノー」など、ボケまくりながら生きていくのも悪くはないかと思っています.(勿論家族を含めたケアーがいります)そのためには、家族に愛されていることが条件ですがね.愛されずに捨てられたとしてもそれも一局、愛されながら捨てられたとしてもそれも一局、その時何を感じるかはわかりませんが、悪くはない、さっさとおさらばしようと、ぐずぐず行こうと、五十歩百歩のような気がしますがね.
魔法使い  ++.. 2004/06/25(金) 17:03 [262]

 
魔法使いさん,「ぐずぐず」でもかまわないけど,年金を貰わずに「ぐずぐず」して下さいね(^^)。
ねぎ  ++.. 2004/06/25(金) 17:12 [263]

 
ねぎさんが例の「楢山節考」を紹介された書き込みを読んだときには常のねぎさんらしからぬ過激ぶりに正直、びっくりしました。さきほどのスレでこの主張は「一所懸命働いて働くことが出来なくなったらさっさとこの世におさらばする。私はかくありたいと思っています」というねぎさんのご自分に対する思いであったことがわかっていささか安堵しました。

たとえば、一般メディアに「現代版楢山節考の勧め」を主張したら、正気だと受け止めてもらえないでしょう。しかし、自分の思いであるならば、世の中は寛容でしょう。わたくし自身も自分自身のことについてみればねぎさんに近い思いをもっています。
しかし、まあ、実際には、この思いを現実化する方法を見つけることはむずかしいでしょうから、やはり、現実問題に立ち返る必要があります。

 年金システムを破壊させないレベルに出生率をコントロールすることは本末転倒でしょうから、予想される出生率の範囲内で年金システムを構築するとか、今の年金システムの運用に見通しがたたなければ放棄して、全く別のシステムに移行せざるをえなくなります。  

この場合にやはり、高齢になっても力に応じて働ける社会の実現が必要です。少子高齢化でどうせ生産人口が不足しますから、労働力は貴重です。定年制を破壊し、高齢者を体力と気力にふさわしい仕事に付けるようにすることだと思います。以前に読んだ慶応大学の清家先生の著書に定年制は年功賃金制の落し子であるという分析がありました。年功賃金で中高年の賃金が高くなるので、一定の年齢でお引取りを頂くルールが定年制だと説明してありました。
年功賃金が実質的に壊滅しているので、定年制も経団連等がいかに反対しようが、破壊される方向にあると思います。今日、定年制のために強制的に引退をさせられ、心ならずも年金生活をしている人が非常に多く、これが年金財政を圧迫していると思います。

W  ++.. 2004/06/25(金) 17:50 [264]





 お知恵を拝借したいのです 
 技術士の皆様、技術士受験予定の皆様、ご経験を頼りたいと思い投稿させていただきました。
 当方、都市土木の工事現場に勤務する地方ゼネコン社員です。殆ど全ての工種項目を夜間作業にて施工しています。いま、緊急の課題として、覆工板施工による管敷設工事における、道路占用帯解放時の覆工板ガタツキ騒音の抑制・解消に頭を悩ませているところです。昼夜を問わず大型車両が頻繁に通行する条件で施工しています。
 矩形に設置出来る直線区間の覆工板については、覆工受桁の設置方法や溶接位置・溶接延長の見直しにて問題解決に近づきつつあるのですが、曲線区間での覆工板施工において、二等辺三角形状となる覆工板同士の隙間部分については、どのように施工すればガタツキや溶接外れ等を最小限なものとすることが出来るか思案検討中なのです。条件としてはR=200m程度の線形で、延長12m毎に覆工板のセンター方向を折リ曲げて設置しようと考えています。
 基本的には、覆工板と同等の部材厚さを持つH−200×200鋼材を隙間形状に合わせて加工し、黒ゴム板や発泡スチロール等の併用により隣り合う鋼材同士の接触・擦れ等による騒音を防止しようと考えています。ただ、隙間が小さいと、加工した部材が軽量のため車両通行による振動で道路表面に飛び出てくることが予想され大変危険であるため、鋼材を受け桁にボルト接合して固定しようと考えておりますが、うまくいくかどうかわかりません。騒音振動による地元住民からの苦情が発生しないよう、良い方法にて施工したいと切に願っております、同様の施工を経験された方、どうかお知恵をお貸し下さい。

 
りうちく  ++.. 2004/06/18(金) 23:25 [231]

 
思いつきですが、覆工版にの両側に三角形の部材を溶接・ボルト締めなどで接合し、台形の異型覆工版を作るというのはどうでしょう?受桁にいちいちボルトで締めるのでは時間もかかり面倒なですよね。
ちなみに仮設・施工計画会議室http://www.ohta-geo.co.jp/wboard/forum.php?FORUM_PHPSESSID=472a746b2faf86665b7c57eba02d92c1&name=kasetu&M=0&L&O=0&N=-1というのもあるのでそちらでも相談してみては?

都市土木OB  ++.. 2004/06/18(金) 23:48 [232]

 
ついでながら、覆工版等リース品を加工してしまうと後で補修費を取られるので、補修が簡単で済むような構造を鋼材リース屋さんと相談してみるのもよいかもしれません。案外いい提案があるかもしれませんよ。
都市土木OB  ++.. 2004/06/18(金) 23:58 [234]

 
 都市土木OBさん、ありがとうございました。その方向でリース業者と相談してみます。ありがとうございます。
りうちく  ++.. 2004/06/21(月) 18:09 [242]

 
覆工板の受け桁(H鋼)のフランジ内の埋戻転圧が出来ないため、取り付け舗装の沈下が懸念されます。対策として、舗装する側のフランジ内に発泡スチロールを充填することを薦めます。夜間の限られた時間内での省力化にもなります。また、受け桁を支える基礎コンクリートに空練りコンクリートを使用する場合、使用する頃には表面水で硬化が始まっており使いモンにならないと思います。対策として、骨材だけをプラントで購入し使用前にセメントと攪拌混合する方法があります。コンクリートの品質は保証できませんが、硬化しかけた空練りより、よっぽど強度が出ます。また、特殊覆工を製作した場合、表面のノンスリップ加工として、専用のプライマーと砂があります。簡単に安価に加工できるので鋼材メーカーに問い合わせてみてください。都市土木での覆工板のお守りはホントたいへんですね。
ゲン  ++.. 2004/06/22(火) 19:35 [243]





 管理者責任と自己責任 
今年5月16日(土)、「モトクロス大会」が行われていた天竜川の中洲で、河川の増水により参加者と関係車両が戻れなくなり、警察や消防により救助される事態が発生しました。このイベントは、河川管理者である国土交通省に一時使用の申請書が出され、許可条件に降雨による増水には注意するなどの注意事項が明記されていましたが、結果的には上記の事態が発生しました。
また、平成11年8月には、神奈川県の玄倉川で13名が死亡する事故も生じており、河川利用の安全確保のあり方が懸念されます。
管理者責任、自己責任などいろいろ考え方は有ると思いますが、私は@河川利用者に対する啓発(提供する情報とその活用方策など)のあり方A河川管理者、ダム管理者、自治体など流水情報を持つ者や流水制御を行う者の情報交換、利用者に対する情報提供など情報を持つ側の連携のあり方についてもっと真剣に考えて頂きたいと思いますが、皆さんのご意見を伺います。

 
師匠  ++.. 2004/06/18(金) 19:02 [230]

 
こんばんは。いつもお世話になっています。
行政の立場としては「増水には注意しろって許可条件に書いているじゃない!何で読まないの?」ってところでしょうが、これでは周知不足だと思います。
例えば許可書と一緒に玄倉川などでおきた過去の悲しい事故の記事や河川管理者・情報機関等の連絡先も書き込んだプリント(許可書の裏側でもいいですね。)を渡し、「これも見てくださいね。」とチョッと言い添えるだけでも違うと思います。周知、喚起しているつもりの一方通行にならないような対応することが大切です。ホンの些細なことだけど試してみる価値はあると思います。

島びと  ++.. 2004/06/18(金) 23:58 [233]

 
自然は怖い。ときには、引き返す勇気が必要と思います。学生のころは、関東の丹沢や奥多摩によく登山しました。自然が相手のときは、「こちらの都合はお構いなし」であることを、肝に銘じておくべきです。登山途中で雨足が強くなり、中止としたことが何度かあります。ところで、師匠のおっしゃる河川利用の安全確保についてですが、河川というものがどういうものなのか、利用者に事前に講習したらどうでしょう。ダムというのはこういうもので、増水はこういうことが原因で起こる、という基礎的なことを中心に。その講習を受講することを義務化する。用途地域の指定のない地域は、(特に河川敷は)都心部に近くても無法地帯であることすら知らない住民が多い。
大阪ではよく毎年節水するのですが、これは琵琶湖の水を事前に計画的に放水しているからであって、肝心の雨が降るであろう時期に見込んでいた?雨量がないために大阪は節水せなあかん羽目になっている。この事実を知らずに、雨が少ないから琵琶湖の水位が下がっている、と報道されたりするから、異常気象なんやないか、と疑問を持つことになる。情報が偏っていれば、住民は要らぬ心配をし、正確な判断が下せないことになってしまう。放水量の決定方法を住民に知らせ、「堤防決壊」と「節水」をどちらを選ぶか住民に選択させればいい。これなら行政に対する不満も少しは解消すると思います。

腹八分  ++.. 2004/06/19(土) 09:58 [235]

 
河川管理者によって注意看板を設置して注意を促すこと、或いは申請時の説明及び関係自治体への周知と共に各報道機関やインタ−ネット等を通じた周知・注意喚起の徹底が必要な事は分かります。しかし、その現場に自分の意志で出向くのは「本人」であり、自己(を管理する)責任は免れないと思います。また、裁判所の判例でも、◇道路や橋梁等の「人工物」は考えられる災害等について可能な限り検討する余地がありますが、◇河川は「自然物」であるため、ある程度限界があると考えられているようです。
ところで、前述したような「徹底した注意の喚起」と言うのはどの程度のことまでのことを指すのでしょうか?個人的には、国・都道府県・市町村・住民・NPO等の各主体がどの程度コミュニケ−ションをとり、ネットワ−クを形成しているか、が大きな要素を占めるのではないかと考えます。

小役人  ++.. 2004/06/19(土) 15:10 [236]

 
確かあの年、玄倉川事件の前に、川の中州に取り残される事件があったばかりです。また、玄倉川事件の後にも同様の事件が2件あったと思います。

玄倉川事件の時は、地元の人が再三危険であるあると注意したにもかかわらず、怒鳴り返されたと週刊誌情報ではありました。後の2件も同じ状況であったらしい。

そして、死者がでたら国の管理責任を追求して終わりです。
このことから、日本人は過去に学ぶことをしない特性を持った民族と思います。

したがって、子供の頃から、「みずがみえる、みずにさわれる川づくり」を目指すと同時に冒険教育をせねばなりません。
教育などと大げさなことを言わずとも、キャンプや山の初歩の初歩の初歩くらいの本に、河川敷でテントを張らないことと必ずかいてあります。

人類発生以来の教訓:@観天望気を行う。A地元の言葉は聞く。B河川敷で野宿をしない。C先達の教訓を学ぶ。などがあります。

雑魚  ++.. 2004/06/19(土) 18:26 [237]

 
山の話
登山の初歩は、情報収集(地元の意見)、観天望気、食料を余分に持つ、です。
関西学院の遭難事件は、地元の「天候が下り坂なのでやめよ」という意見を無視、食料は三食しか持たない。
遭難を絵に描いた、公式どおりの事件です。

事は人命に係わります。
私は、関係者がテレビで頭を下げたからそれで終わり。という気にはなりません。
原因を追求し、後に続くものへの教訓を残すまで終わりません。

ISOと同じですね。(日本のISOは責任を追及する事に血道を上げます。おそらく、結果から推定すると三菱も同じ)

私の雪山のフィールドは、ごく天候の安定した、恵那山、伊吹、御在所です。
冬山は夏の倍くらい腹がへります。腹がへると、急速に体温が下がります。その経験から、冬に山に入る時は、夏の倍食料を持ち、なおかつチョコレート、チーズ等のカロリーの高いものを持って行きます。
冬の恵那山は4回挑戦し2回失敗しました。原因は、腹がへって、へって、仕方がなかったからです。
単独行(加藤文太郎著)を読むと、腹がへっていなければ、雪の中で野宿しても凍死しない、死ぬ前に寒くて目が覚めるとかいてありました。
冬山へ行くものは、単独行、岳人、山渓位読んで欲しい。

雑魚  ++.. 2004/06/19(土) 19:14 [238]

 
また、今年もサーファーが台風の高波にさらわれて死にました。
大人は何も教えないのですかねー。
無謀な人達はほっといて。
世界的な冒険家とか登山家は、「冒険者に必要な素質は、まず、臆病であること」、と言っています。

雑魚  ++.. 2004/06/20(日) 13:42 [239]

 
島びとさん、確かに過去の悲しい事故の事例などを河川を訪れる人に配布することはとても意味がありそうですね。
腹八分さんの「堤防決壊」と「節水」、いわばトレードオフにあるような関係を例に用いて、住民に注意を喚起することも身近な話題として大変面白いですね。でも放水量の決定方法など、住民にはなかなか受け入れてもらえそうにないですね。
確かに、日本人は過去に学ぶことをしない特性を持った民族ですね。雑魚さんのおっしゃる、その地域に長く住んでいる人の話や先達の教訓をいかに川に訪れる人に分かってもらえるかが問題だと思います。
小役人さんのおっしゃるように河川は自然の公物です。平常時の河川ではたくさんの方々に親しんでもらいたいと思います。したがって、鉄道(人工物)とは違い、防護柵などを設置するわけにも行きません。しかし、悲しい事故が発生した場合、管理者にもその対応の適否が問われるのが昨今です。
私も小役人さんと同様に、これからは河川やダムの管理者、自治体、住民・河川愛護に関わるNPO等の各主体が、夫々コミュニケ−ションをとり、ネットワ−クを形成していくかが、が大きな要素を占めるのではないかと思います。

師匠  ++.. 2004/06/20(日) 19:12 [240]





 環境部門の択一について 
はじめまして。
本年度環境部門(環境保全計画)を受験します。
環境部門択一に参考となる図書があれば教えてください。よろしくお願いします。

 
○○  ++.. 2004/06/15(火) 16:07 [205]

 
環境部門(自然環境保全)で受験予定の者です。

過去問と環境白書を見比べてみると、択一問題20問のうち15問程度は、前年度の環境白書からほぼそのままの内容で出題されていることがわかります。また書籍「新・生物多様性国家戦略」からそのまま出題された例もあります。
そこでまずは、これらをあたってみることが最善かと思います。

また、自然環境の保全に関する国際条約や法制度については、次の本に良くまとめられているので、環境白書の副読本としてお薦めです。

日本生態系協会/編著:「環境を守る最新知識 ビオトープネットワーク−自然生態系のしくみとその守り方−」

次のサイトにも有益な情報が出ていますので、一度覗いてみてはいかがでしょう。トップページから入って、「技術士・技術士補のための掲示板」→「『環境部門』のための掲示板」へとお進み下さい。

エコ・ネット・バンクHP
http://www.netbeet.ne.jp/user-ssi/iwai/index.shtml

以上、私の拙い経験からの印象ですが、何かの参考にしていただけたら幸いです。
それでは、お互い頑張りましょう。

石松  ++.. 2004/06/15(火) 17:57 [207]

 
石松さんおっしゃるように、まず環境白書です。次いで、循環型社会白書、そして測定に関するJIS、環境省告示等が重要です。
それぞれ、得手不得手がおありでしょうから、合格だけを考えれば、日常接する機会の多い内容を覚えるのが手っ取り早いでしょう。

しかし、受験勉強を自己を鍛練する機会の一つと位置付ければ、敢えて不得手な部分を補強することも必要です。
このさい、環境白書、循環型社会白書、環境六法、JISハンドブックを全て目を通すことをおやりになったらいかがでしょう。一生の宝になりますよ。

とはいえ、過去問から山をはれば、DXNの測定、異性体に関すること、環境ホルモンに関すること(見直しがあるので出ないかも)、土壌汚染(対策法、浄化に関すること、測定に関すること)、温暖化に関すること、化学物質に関することでしょうか。

有益なURLとしては、何と言っても環境省ですね。その中の化学物質アドバイザーのところなどは隠れた優良サイトです。

頑張ってください。

YOSHI  ++.. 2004/06/15(火) 23:18 [208]

 
環境部門の技術士を取得している者です。
私はみなさんとは印象が異なります。
環境白書からの出題は少ないのではないでしょうか。少なくとも建設部門のような白書を読んでいれば合格
できる、という内容ではないと思います。さらには環境白書の分厚いこと、字の多いこと。
環境部門の択一の難しさは建設部門の比ではありません。一夜漬けは利かず、実力テストの感があります。
といって、試験まで2ヶ月を切っているので一から網羅的に勉強しなさい、というのも酷な話でしょう。
私は、環境関係の時事問題を扱った新しい教科書的な本を勉強されることをお薦めします。例えば、「生物
多様性キーワード事典」、「地球環境キーワード事典」がよろしいかと思います。さらには、「環境」、
「自然保護」といった雑誌も読みやすいのではないでしょうか。加えて、yoshiさんがおっしゃるように環
境省のホームページを見られるといいでしょう。局ごとで結構資料がまとまっています。用語集などもあり
ます。
こういう資料で基本的なものと時事問題をひろって、あとは自分の専門で勝負、といったところでしょうか。
あまりに広く専門的な内容まで手を広げすぎても時間が足りなくなるだけだと思います。
記述はそれほど難しいことは聞かれない傾向にあるので、択一対策が合格のキーかと思います。
私は合格した年はこのような勉強法で、白書はほとんど読みませんでした。

zzz  ++.. 2004/06/15(火) 23:56 [209]

 
私の受験時も環境白書から直接出た問題は少なかったと思いました。
ラムサール条約関係ぐらいだったような記憶です。
出題傾向が変わっているのでしょうか・・・?

天馬  ++.. 2004/06/16(水) 12:10 [211]

 
返信いただいた皆様へ

貴重な情報ありがとうございました。参考にしてあと2ケ月がんばります。             

○○  ++.. 2004/06/16(水) 12:36 [212]





 速報 
今年の技術士建設部門の申込者数は12,562名。意外と少ないですね。
 
情報屋  ++.. 2004/06/14(月) 21:31 [200]

 
情報屋さん、情報ありがとうございます。
うーん、13年度以前はだいたい22,000〜27,000人で推移していたので、その半分ですね。
ちなみに一次必須直前の駆け込み受験があった14年度は32,500人ほど、一次必須になった昨年度は4,000人ほどです。
一次合格者は量産されても、まだ二次受験資格が得られていないとか、とりあえず一次は取ったので一安心で今年はゆっくりしようという既技術士組とか、そういったことが一次合格者数との落差を生んでいるのでしょうか。
なお、昨年度末でJABEE修了者が全部一次試験免除で修習技術者になりましたが、4年後に彼らが受験しはじめますね。
これから年毎に増えていくのではないでしょうか。

APEC  ++.. 2004/06/14(月) 21:59 [201]

 
APECさんの推測をもう少し明快な数値で表した推測です。
 A.平成16年度の建設部門の第二次試験申込者数: 12,562人
 B.平成15年度の建設部門の第一次試験合格者数:19,370人
 C.平成15年度の建設部門の第二次試験申込者数: 4,125人
 D.Cのうち合格者数436人を差し引くと、D=C−436=3,689人
 E.JABEE認定修了者を除く修習技術者数に近い数(ここでは「特定修習技術者」と呼ぶ)←造語:E=B+D=23,059人
 F.特定修習技術者から本年度申込者数を除く人数:F=E−A=10,497人
 G.各割合 A/E=54.5%、F/E=45.5%
Fには、受験資格者でない者(必要経験年数に達していない者)および受験資格者であっても申込みしなかった者を含みますから、Aは概ね妥当な数ではないかと推測できます。

つったん  ++.. 2004/06/14(月) 22:44 [203]

 
ちなみに、全体申込者数25,604名のうち6,540名が総監受験ですから、いよいよ総監を求める声が高くなってきたということでしょう。
情報屋2  ++.. 2004/06/15(火) 11:06 [204]





 試験勉強に倫理観を 
私は、今年度建設部門二次試験を受験します。私の会社では二次試験が5人、一次試験が8人同時に受験するので、日々の忙しい業務をこなしながら、それぞれ時間をつくって勉強しているところです。そんな中で、勤務時間中に平気で試験勉強をしている不届き者が一人おります。合格したい気持ちはわかるが、みんなが一生懸命仕事をしている会社で、試験勉強するのはどうかと思います。時間外でも会社で勉強するなら、定時で家に帰って勉強して欲しいです。それも技術者倫理というものではないでしょうか?
 
受験生  ++.. 2004/05/22(土) 18:09 [95]

 
受験生さん、はじめまして。

私の職場でもベテランの技術者が、同じように勤務時間中に試験勉強をしています。その方は、家庭の事情で自宅では勉強できないため、効率的に仕事をこなしつつ、職場で勉強時間を確保しております。技術者倫理はともかくとして、その人がやるべき仕事は充分こなしていること、大ベテランの技術者なので、職場では誰も文句が言える状態ではありません。

技術者倫理を「品位の保持=法令等の遵守」に注目して論述します。

コンサルタント会社で、技術士資格取得を会社として義務化しているような場合、通常業務に支障をきたさなければ、職場で試験勉強していても黙認されているか、むしろ奨励されている場合もあるでしょう。

それ以外の会社、例えば、公務員では、職務専念義務違反にあたるでしょう。

結局は「技術士取得=業務」となっているか否かで決まるのではないでしょうか。




ゆんたく  ++.. 2004/05/23(日) 07:52 [97]

 
確かに、通常の業務をこなしつつ時間外に会社で試験勉強をしていても、それに対しては誰も文句は言えないでしょう。しかし、ベテランでありそれなりの職責のかたであればなおのこと、周りの同じ境遇の人達に気を使って欲しいものです。そんな状態で試験に合格しても私は評価しません。資格は、会社の財産でもありますが、やはり個人のことではないでしょうか?
受験生  ++.. 2004/05/23(日) 18:34 [102]

 
受験生さんこんばんは。勤務時間中に受験勉強ですか!。いくら業務で必要でもあんまりでしょう。
●小生の職場は技術士必置ではありません。しかし、他の多くの資格が必置であります。小生自身管理職ですので、率先して資格を取得し、また部下にも勧めています。そのような状況でも決して勤務時間中に受験勉強はしません。今の時代ですから、昼休みにネットで情報を検索したりすることはあります。
やはり、勤務時間中にやるべきことは業務そのものでしょう。そのようなことまで率先垂範してこそ、職場の規律が保たれます。
●ましてや、ベテランであれば卑しくも、「君子防未然、不処嫌疑間、瓜田不納履、李下不整冠」という心構えが必要でしょう。
そうして、取得してこそ、自分も納得できるし、周りも見習ってついてくるでしょう。そのようなことの積み重ねが組織にとっての文化となっていくのだと思います。
●小生のよく知る方は、受験期の子供さんと同じように早朝起床し、勉強されています。そのような姿を親が示すことで家族全体にも良い影響を与えるでしょう。サラリーマンであれば、家族に勤務状況を見てもらうことはなかなか出来ませんが、資格取得に励む親の姿は、親父の背中として訴えるものがあるはずです。
この方の仕事や学習を見ていると、先賢の次の歌を思い出します。
「亥にふして 寅には起くと ゆふ露の 身をいたづらに あらせじがため」
●このような諸々のことからして、受験勉強は勤務外で行うべきでしょう。

YOSHI  ++.. 2004/05/23(日) 20:22 [103]

 
あなたはこのような議論をしている暇はない。
皆は、寸暇を惜しんで勉強しています。
人はひと、そのような人はやがては取り残されます。
盛年重ねて来たらず、一日再び朝になりがたし、時におよんで当に勉励すべし、歳月は人をまたず。

雑魚  ++.. 2004/05/23(日) 23:41 [107]

 
私も勤務時間中に総合監理の勉強してます。業務に支障をきたさないように、そして周りに勉強していると悟られないようにしています(これが一番大事)。これが良いか悪いか?悪いに決まってます。すいません…職場の皆さん。
八郎  ++.. 2004/05/24(月) 00:12 [110]

 
雑魚さんに同感です。
APEC  ++.. 2004/05/24(月) 08:29 [111]

 
個人のなかで、あることを達成するためにあることを犠牲にするようなことをしていると、
経験的に、どういう訳か良い結果をもたらさないような気がします。
両方一生懸命やったときの方が結果が良好です。ここではトレードオフの関係が崩れちゃうわけです。
件の人物と受験生さんの合否の組み合わせは4通り。自分に関しては2通りです。
何としても合格せねば!予定通り合格した暁に件の人物が不合格となれば、心の中で「ざまあみろっ!」と叫べばいいじゃないですか?その反対だと「さまあみちゃいます。」よ。
勉強に専念したい気持ちに対する障害はたくさんあります。仕事、家族、その他つきあい・・・今年はオリンピックなんかあるし・・・頑張れ!と自分に言い聞かせつつ・・・


やまぼうし  ++.. 2004/05/24(月) 13:07 [115]

 
私はてっきり口頭試験の想定問題かと思っていました!
ゆんたく  ++.. 2004/05/24(月) 22:44 [121]

 
やまぼうしさんの言われることに共感します。
私も経験的に何かをおろそかにすると全体に影響する気がします。
生き方が不器用なんでしょうか。
でも、それはそれでいいんでしょうね。

不器用  ++.. 2004/05/25(火) 13:01 [128]

 
ただ、この上司の方は、私心だけでなく、将来の会社を見据えて一人でも社内に技術士の総監が必要だと感じて、会社のためにも勉強しているかもしれませんよ。
 会社も技術士の取得を全面的にバックアップしているところがあるのもそのせいです(うちの会社ではまったくありませんが・・)

 時代が時代だけに、技術士の総監の人数が左右しますから。詳しい事情はわかりませんが、私なんかはその上司を応援してしまいますけどね。もちろん普段の業務に支障があってはいけませんが・・

 投稿された方は技術士取得は個人の利益のためと思いこみすぎてはいませんか?とにかく取得すれば個人の利益も会社の利益も確保されるはずです。
 まあ、その会社の社風や雰囲気にも影響されるとおもいますけどね。私なら会社からがんばれよ〜応援するから!といわれたらどんなにうれしいく思うのでしょうけど、そんなことはうちではありません。。・・またさびしくなっちゃっった。

 ちょっと視点をかえて投稿してみました。
 

ランプ  ++.. 2004/05/25(火) 18:16 [131]

 
勝手に対象者が「上司」とか「ベテラン」とかになってしまっているが『受験生』さんの投稿にはそんなことは書いてないような...

私の意見。
・『受験生』さん等、同じ職場の人から「仕事手伝って」と言われても受験勉強を理由に断るとしたら最低。というより就業規定に引っかかる?
・そういう要請がなく、自分の仕事を終えて勉強しているならば、社員の鏡!

うちの会社(建設コンサルタントですが)では、社員の務めとして自己啓発を求めています。つまり業務をこなしてなおかつ勉強すると言うことは評価が高い。というか義務(お仕事)。
また、家で勉強するより専門書や場合によってはインターネットによる検索等が便利な会社で勉強する方が効率的で合格に近いと私の受験経験では思います。(家では子どもに襲撃されて...)

『受験生』さん。あなたが書かれた人がどのような状況か分かりませんが、その方をずるいというより、あなたもどうにかして業務を早く終了させて勉強に取りかかるのが一番だと私は思います。佐口さんも書いているようにあまり時間がありません。もちろんその方にも業務を手伝ってもらい、早く終わらせるのも1つの手だと思います。

まてぃ  ++.. 2004/05/25(火) 18:31 [132]

 
はじめまして.Docと名乗ります.(昔,投稿した事がありますが,ハンドルネームを忘れてしまいました)

受験生さんのお気持ちは痛いほどわかります.まじめにやっている人間が馬鹿を見るのではないか,という不安(不満)だと思います.
しかし,皆さん書いているように,忙しい中で必死に時間を作って勉強した方が身に付くもので,受験生さんご自身は,決して損をしている訳ではないと思いますよ.

ところで,倫理観,の件ですが,勤務時間中に業務を行わずに他の事をしているのは,倫理以前に就業規則違反なのではないでしょうか.
就業規則違反は誰が弁護しようと,基本的にはやってはいけないことです.資格取得が奨励されていたとしても,本来は会社のネット環境やコピー機,さらには業務時間外の勉強場所をこっそり使わせてもらっている,という立場のはずでしょうね.
もし,本当に業務だというのであれば,他の人との違いをはっきりしてもらいたいところです.(みんなが勉強してもよいのなら別ですが)

全く関係ない事例ですが,昔,職場のアルバイトさんがあまりにもネットサーフをするので,アルバイトはネット使用禁止,としたことがあります.本当はバイトさんにも,会社の資源を便利に使って欲しかったのに,程度を弁えてくれない人がいたためにやむなく禁止しました.
レベルの低い例えで恐縮ですが,そういうことのわからない人は,人間としても技術者としても魅力ないですよね.

長くなりましたが,勉強,頑張ってください.

私は今年は,後輩10人の技術士補勉強会主催と,自分自身は別の資格に挑戦,勉強中です.
人の振り見て我振りなおせ,自分を省みてみます.

Doc  ++.. 2004/05/26(水) 16:17 [137]

 
勤務時間中の試験勉強を擁護する意見があるのに驚いています。
暇な会社ならみんなで勉強すればいいのでしょうが、忙しいひとにとっては目障りでしょう。
会社の為であれば、会社が組織だって受験対策を行うんじゃないですか?

あれ〜  ++.. 2004/05/27(木) 21:26 [141]

 
勤務時間中は仕事をしなければなりません。
試験勉強と書くとあれですが、我々技術者は技術力が売り物です。技術力を付けるための勉強、技術資料のとりまとめは他の職種の「仕入れ」とか「商品研究・開発」とか「販売戦略検討」にあたると思います。
みんなでやるべき受託業務等をさぼって勉強するのは最低ですが、自分の分を終わらせて、勉強するのは技術者として勤めているならばお仕事の1つだと思うのですが。
(組織だってやるところもあるでしょうが、技術力の研鑽は個々人でやることもあると思います)

まてぃ  ++.. 2004/05/28(金) 08:46 [142]

 
勉強(技術の研鑽)は多くの場合「職務」の1つだと思います。
受託業務などの「業務」、技術研鑽などの「勉強」、企業の場合だと社内の様々な「雑務」、管理職なら「管理指導」、これらはすべて職務であり、それをするための時間が就労時間ですから、職務を行うことは問題ないですよね。
勉強も、業務や試験などのきっかけで興味を持ったり「もう少し深く知りたい」と思ったことは、仕事時間中にやってもいっこうにかまわないと思います。無論、優先順位を決めてですが。
その点ではまてぃさんのおっしゃることはそのとおりだと思います。
ただ、「試験勉強」の場合、経験論文を書くとかそれを覚える、過去の問題傾向を分析するなど、「その試験専用」のものもありますよね。やはりそれは仕事時間中にやってはいけないのではないかと思います。
無論、それを職務として会社が認め、命令しているのであれば別ですが。

まあそれはそれ、自分は自分。技術士試験は合格点が取れるかどうかです。つまり絶対評価であり、「トップから何人まで合格」という相対評価ではありません。
やはり自分がどれだけ勉強したかの勝負ですから、できるだけ雑念を払い、悪い見本を他山の石とし、目標に向かってがんばりましょう。

APEC  ++.. 2004/05/28(金) 12:41 [143]

 
私の会社にも勤務時間中に勉強している管理職がおります。やはり雰囲気を悪くしているし、周りからもよくは思われていません。もう少し状況を判断して、風の流れをよんでやってもらいたいものです。
ゴン  ++.. 2004/06/06(日) 17:47 [175]

 
技術者たる者、責任感と立場を自覚した上で、勉強に励んで欲しいものです。以上。
受験生  ++.. 2004/06/13(日) 18:29 [195]





 低燃費車への買替は環境に良い? 
平成16年度国土交通白書を読んでいて、疑問に思うことがあったのですが、第8章第1節で廃棄物の発生抑制(Reduce)が大事であり廃棄物を減らすため、リサイクルの推進していかなければならないと述べているが、第8章第2節では、地球温暖化対策として、自動車の低燃費車への買い替えを強く推進するということが書かれているのですが、これって矛盾していませんか?国土交通白書では、新車新規登録から一定年数以上を経過した自動車に対して税率を重くするという措置により低公害車への買い替えを促す施策を推進するとありますが、それは環境に良いことなのだろうか?一台の車を生産して、廃棄するのにどれだけCO2を排出しているんだろう?ものを大切に使うことと環境にやさしい製品への買い替えとどっちが優先なのか?環境にやさしい新製品が発売されるたび買い替えを推進するというのは、環境のためではなくて、国土交通省と自動車メーカーがグルになっているとしか思えないのですが、勘繰りすぎですかね。
 
青い炎  ++.. 2004/06/04(金) 15:08 [167]

 
パチスケです。
出典が見つからなくて、私の頭の中での記憶だけなのですが、次のような内容の記事を読んだ記憶があります。
おそらく出典は、安井至教授だと思いますので、
http://www.yasuienv.net/
もしくは、日経エコロジーの記事かと思います。

LCA(特にCO2)で自動車の環境負荷を評価すると、ほとんど(9割以上?)が使用時に環境負荷を与えているとのことです。
そのため、今、普通の乗用車を乗っている人も、今後3年以上乗るのなら、ハイブリッド車の方が環境負荷低減に資するとのことです。

ただし、それなりの計算条件があったように思いますので、中々難しいとは思います。
とはいっても、私も今の車をすぐに乗り換えるつもりは無いのですが。
国土交通省と自動車メーカーがグルになっているのは、
自動車メーカーの利幅の大きい大型車に対して、かなり甘い基準を適用して、低公害車としていることではないでしょうか。
来年、トヨタはレクサスブランドを立ち上げるようですが、
燃費等から見れば、時代と逆行しているのですが、TV等は好意的に放送していましたね。

パチスケ  ++.. 2004/06/04(金) 16:38 [169]

 
> 勘繰りすぎですかね。
勘ぐりすぎです...って訳ではないですが。

環境負荷のLCAが登場した理由(特に建設で書けば)は、1)今まで整備段階の費用・負荷で評価してきた。2)ランニングや廃棄の費用や負荷の方がウエイトが大きいのでは。3)ちゃんと定量的に見てみよう、という点だったと思います。

もちろん対象によって環境負荷の排出パターンは異なりますが、交通関係では利用時の負荷が非常に大きくなるものが多いようです。(私の出身研究室で整理)

よってもったいないけどランニングの負荷が少ないものに転換しようという対象も結構あります。

確かに「ものを大切に使う」という価値観は大量消費社会の反省として今後復活されるべき徳目?の1つと思いますが、技術者としては客観的に「何がどれだけどうなるから」これを選択すべきだ、という判断についての技術的貢献をすべきだと私は思います。
(古いものは何でも大切に使いつづけることがよいわけでないのは、例えばアスベストを使った昔の校舎は早急に除去し造りなわす必要があることなどからも明らか。)


まてぃ  ++.. 2004/06/04(金) 17:03 [170]

 
まてぃさんも同じことをおっしゃっていると思いますが、環境負荷の大きい車を低公害車に切り替えることによる環境負荷と、この切り替えが進まない場合の環境負荷のトータルで考えて、中長期的に見れば後者のほうが負荷が小さいとの判断と理解しています。
「どっちが優先か?」というものではないと思います。
そういえば、昭和49年前後に排ガス規制で自動車の燃費が落ちたことがありました。私の生まれて初めてのマイカーは規制前に製造された中古車(1200ccの7年落ちサニー)でしたが、20km/Lぐらい走りました。ところがその2年後の規制後製造車は同じ型で燃費が5km/Lぐらい落ちていました。どっちが環境にいいのか?と考えた覚えがあります。

APEC  ++.. 2004/06/06(日) 22:24 [176]

 
> 20km/Lぐらい走りました。ところがその2年後の規制後製造車は同じ型で燃費が5km/Lぐらい落ちていました。どっちが環境にいいのか?

「環境」と言う言葉でひとくくりにするのはやはり誤解を招くと思います。
私の前レスも、その部分を明確にしていなかったことを反省しています。

「局地的な環境負荷」と「地球環境に対する負荷」は必ず比例関係にあるわけでなく、トレードオフの場合があります。

車の排気ガスについても沿道環境汚染の元であるNOx、SPM、地球環境問題であるCO2、石油資源の消費、といくつかの要素があります。

APACさんの乗換時期は交通環境対策と言えば沿道の排ガス(NOx等)、騒音がメインだったと思います(オイルショックは経済問題扱い?)。
環境規制=高くつく、ということでもあるのかな。

現在ではCOP3以降、温暖化が注目され、環境負荷と言えば温室効果ガスのことと思う人も少なくないと思います。NOxの排出抑制と温暖化の抑制は局地と地球規模と対象が違います。

また、ご存じのように同じ局地の負荷でもエンジンにおける完全燃焼についてNOxとSPMでは逆の効果があります。

総合的な環境評価指標として評価するのはまだまだ難しいと思います。
(道路のB/Cマニュアル等の試みはありますが)


まてぃ  ++.. 2004/06/07(月) 10:56 [177]

 
初めて投稿します。
私は、わざわざ廃棄してまで、低公害車に乗り換えるのはよくないのではと思ってます。

CO2のLCAはどこまでを対象として、どのように計算しているか調べていませんが、
資源の問題や廃棄物の問題もあるので、単純に何がよいかは言えないと思います。

自動車は10年程度で買い替えられていますが、その程度のサイクルで低公害車に移行すればよいと思います。
例えば、寿命10年の車を、6年目の今、乗り換えるのと、
4年後にもう少し低公害の技術がよくなってから乗り換えるのでは、後者の方が環境に優しい気がします。

ということで、私は13年目で税金が高くなるころに軽自動車に乗り換え
ようと思ってます。
技術革新のスピードって線形じゃないから、こんな考えじゃダメなのかなぁ。
政府はメーカー側にたってる気がする。いっぱい売れれば安くなるし。


バランス  ++.. 2004/06/08(火) 19:51 [185]

 
まるでエコタウン建設の行政側の対応みたいですね。商工部はウエルカム、環境部はゴーバック。商工部としては、リサイクルの推進と、それに付随する産業の発展、新規雇用の確保は是非とも推進したい。そのためなら、補助金を出せる方法がないか一生懸命に考える。一方、環境部は近傍環境の悪化を招きたくない。だから難題をふっかけ、建設を断念させたがる。ひとつの自治体の中に、相反する組織が存在する。当然、国(政府)もそうでしょう。国土交通省にしてみれば、「環境にやさしい」といいながら自動車にたくさん走ってもらわないと困る。経済産業省としても産業の発展が根底にないと意味がない。環境省は買い換えなど進めずに、なるべく公共交通を利用しましょう、と呼びかける。現在、国土交通省や経済産業省が環境省と歩調を合わせて推進しようとしているのは、悲しいことに「原発」くらいかな。あっ、青い炎さんのスレでこれは言ったらまずかったかな。まあ、お許しを。
腹八分  ++.. 2004/06/11(金) 19:12 [191]





 ISO9000シリーズ 
以前,どなたかがこの掲示板で,国交省はISO9000シリーズの取得を受注要件から外す方針である,という記事を読んだ気がするのですが,元のニュースが発見できません.
もし,詳細をご存知の方がいらっしゃいましたら,出典等を教えて下さい.

知人が役員をしているコンサルタント会社が来年,取得を目指していると聞き,気になっております.

 
Doc  ++.. 2004/06/08(火) 11:40 [181]

 
国土交通省のホームページや報道資料では発見できません。
以下のような記事はあります。
http://www.kentsu.co.jp/tokyo/news/p00531.html

天馬  ++.. 2004/06/08(火) 12:31 [182]

 
ありがとうございました.

品質管理のISOのために,成果物の品質を犠牲にして時間を割いて書類を整えるという自己矛盾から解放されるのかと思うと,正直嬉しいです.

しかしながら,品質管理はその枠組みが何であるかに関わらず,非常に重要な要素で,ISOのシステムの中からもレビューチェックなどは有効活用して自社の品質向上につなぐヒントにはできると思います.
日本はもともと,TQCに対する意識が強く,独自の手法を構築していたにもかかわらず,ISOという黒船襲来にあっさり敗れた事が残念でなりませんでしたが,国交省の決断(?)には,まだまだ日本も捨てたものではないという気持ちになりました.

Doc  ++.. 2004/06/08(火) 19:48 [184]

 
DOCさんに異論を呈すことになりそうですが、私はISO9001が品質確保上、有効であり、国土交通省の意向に関わらず、続ける必要があるものと認識しております。

私の所属する企業ではコンサルタント業界では長いほうなのですが、このシステムを8年間運用しています。認証取得頃に比べて定期審査等における社員の緊張感も薄くなり、マンネリに陥ちることを危惧していることも事実です。

その一方で社員の半数近くが、入社以来、このシステムに沿ってしか仕事をしたことがない世代になりました(書類づくりを面倒がりますが)。
若い社員にとって業務を進める上でのマニュアルになっているわけです。

いうまでもなくISO9001ではチェック、レビュー、ホウレンソウ、ユーザーからのクレームに対する是正、予防措置、業務システムの見直し・改善を始め、多くの面倒な要求事項が強制されます。しかし、このシステムの運用を止めてしまったら管理職はどのように技術管理をすればよいのか。いまさら、運用前の昔の時代に戻ることはできないのではないかと思うことが、続ける必要があると主張する根拠です。

また、TQC(TQM)は米国のデミング博士等により戦後、日本企業に導入され、日本で高度に発達し、1980年代には逆にアメリカに輸出された。一方、ISO9001はイギリスが中心になって、TQC(TQM)を源流として、国際規格化したものと理解しています。TQC(TQM)を高度に発達させた日本ですら今日、TQC(TQM)を運用している企業があるのでしょううか。この点、十分な自信があるわけではありませんが、勝手にTQC(TQM)は歴史的遺産ではないのかと思っております。

W  ++.. 2004/06/10(木) 11:01 [186]

 
この話は日経BPのKEN-Platzが最初に流したように思います。
しかし、おかしいのは国交省から正確な情報や報道発表資料が出ていないにもかかわらず、
どのような根拠でKEN-Platzが報道したのかさっぱり分かりません。
もし本当にISO9001を要件から外すとするならば、国交省から報道発表資料が出てもおかしくないと思いますが。

公式な発表ががないのに情報だけが一人歩きしており、デマではないかと勘繰っておりますが・・・。

TO  ++.. 2004/06/10(木) 14:46 [187]

 
日経コンストラクション6/11号で大々的に特集してます。
もともと「試行」だったのでやめる際には大々的に発表しないのかなーとも思いましたが、関係各社に多大な負担をかけながら「やっぱりやめました」と大きな声で言うのが恥ずかしいからかなとも思えますねえw

°H  ++.. 2004/06/10(木) 21:53 [188]

 
@ISOの特徴はトレーサビリティーにあると思っています。原因を遡って是正処置をとる事は日本人にはきわめて苦手な行為です。日本人は、過去に学ばない特質をもった民族です。
A一方、何事も、現場を知らない後方司令部(幹部)の「(かく有るべきだ)^n」の念仏で出来もしないことを目標に挙げ、その挙句、部下はやった事にしましょうかと、書類だけの形式でよしとする民族です。
旧大日本帝国陸海軍〜三菱自動車及びわたしの元・現在の会社は、@Aのことが当てはまります。
Bまた、ISOのもう一つの特徴は、トップダウン方式であることです。品質方針はトップが決定し、現場へ権限を委譲しPDCAをまわしていくものだと思います。そして、それぞれが責任を持ち、不適合の原因を追求します。
ここで、注意することは、ISOでは不適合の「原因」を追求します。日本のISOは部下の「責任」のみを追及する傾向にあります。(元・現在の会社) ISOは人事管理の道具として認識されています。
C結論:ISOはいい方式と思います。しかし、何事もかくあるべきだと舞上がる日本人には馴染まない。また、方針と権限はトップ、全ての責任は現場にある、という風潮なので、日本に本当のISOを定着させるには、1000年くらいかかるのではないか。

雑魚  ++.. 2004/06/11(金) 11:17 [189]





 リーダーの資質 
当方、30歳半ばのコンサル勤務の非管理職ですが、もう5、6年もすれば管理職としての能力も求められる年齢にあります。
その際、(この不況の中ですから)給料・ボーナスなどの物質的インセンティブは望めそうにありませんので、人的インセンティブ(職場・上司の人間的魅力、居心地の良さなど)や自己実現インセンティブ(組織が常に自分をより良い方向に育成してくれている、また、達成感を持って仕事を行なっていると思える)をいかに部下・後輩に与えることができるかが肝要であり、そのためにはリーダーシップが重要だと考えています。

青本(一応、技術士受験講座ということで(笑))でのリーダーシップの機能は以下のとおりであり
@仕事の遂行
A遂行能力の維持・向上
B仕組みや文化をつくる
C組織を代表する
D上位組織との連携
リーダーに求められる影響力の源泉として、情報、知識、好ましい対人関係、優れた実績、評判、公式の権限などが挙げられます。

そこで、管理職の皆様は部下を指導、教育していくうえでどのようなことに留意されておりますか?
また、若い方々は、どのような上司を望んでいるのでしょうか?

宜しくお願い致します。

 
釣りバカ  ++.. 2004/05/25(火) 17:44 [129]

 
だいたい同じ年の人間として、
望む上司としては、技術の人間としてですが
仕事のダイナミックさというか、たのしさを伝えることのできる人間、組織に枠にとらわれず、夢を持ち大きな視点と知識をもっている人ですかね。
Bの文化をつくるなんていいですね!

・・・今の上司や社長ををみるとさびしくなってきちゃった。。

ランプ  ++.. 2004/05/25(火) 18:08 [130]

 
当方、32歳で社内規定が変わりこの春技術士を取得したばかりに管理職にされてしまい、時間外手当がなくなり同期より(いや下僚より)年収が減ってしまうことになった建設コンサルタント勤務のものです。

管理職らしいことはなにもしていない(仕事も立場も変わっていない...)のですが、理想の管理職像としては
 @ 部下にビジョンを示す。
 A ビジョンの達成方法を示す。
 B 達成を適切に評価する。
ことと思っています(管理職としては)。もちろん、技術者としては共に技術を研鑽し、ともに達成感を味わいたいと思います。

まてぃ  ++.. 2004/05/25(火) 18:39 [133]

 
若い上司が上に求めるもの、それはやはり、頼れる上司が一番でしょう。その為に、自分がある程度異常でなくてはならないし、自分が偉くなりたかったら、自分の上司と部下に偉くなってもらうこと。だと思っています。●役職であれば一つ上のランクの仕事をする。「係長であれば課長の仕事、課長であれば部長の仕事」、職能資格区分であれば、自分の一つ格上の仕事をする。結局、自分がその立場で十分な仕事をすることが、部下が求めていることと思います。人を育てるにも自分が育っていなかったら、無理な話です。
Shima  ++.. 2004/05/26(水) 06:26 [134]

 
> 自分がある程度異常でなくてはならないし、
失礼しました。「異常でなく以上」でした。
削除キーの使い方が?でした。

Shima  ++.. 2004/05/26(水) 06:31 [135]

 
「部下の指導・教育上の留意点」はTPOに応じて変わり、一概に示しにくいように思いますので、わたしにとって印象的な例をあげてみます。随分、昔、本省係長になりたてのころ、ある文書を起案し、尊敬をしていた偉い上司に決済印をもらいにいきました。この上司は苦吟をしながら、起案用紙が真っ赤になるほど手直しをされ、「悪いけど浄書し直して決済を続けてくれ」と指示されました。一言の苦言があったわけでもありませんが、私が深く恥じ入り、仕事に取り組む姿勢を肝に銘じたことはいうまでもありません。
W  ++.. 2004/05/26(水) 15:00 [136]

 
コンサルタントは,比較的,個人事業的な動きが多く,コンサルとして有能であっても上司として理想的であるとは限らない場合があると思います.

当たり前のようですが,仕事ができるということと,管理職として部下や組織をまとめ上げるということは,別の要素を多く含むということを,知って欲しいと思います.

そういった点でも,総合監理の勉強は,試験対策と割り切らずに深く考えると非常に有益であったと思っております.

Doc  ++.. 2004/05/26(水) 16:32 [138]

 
上記にHNが無かったですね。失礼
Shima  ++.. 2004/05/26(水) 19:20 [139]

 
> 上記にHNが無かったですね。失礼

レスが手違いで消えてしまいました。
Docさんの
>仕事ができるということと,管理職として部下や組織をまとめ上げるということは,別の要素を多く含むということを,知って欲しいと思います

勿論、そう思います。5つの管理の中でトレードオフの関係を整理した結果、最も重視することが自分の上司では「有能な人、頼れる人」です。

Shima  ++.. 2004/05/26(水) 19:25 [140]

 
皆様のご意見ありがとうございました。
全てごもっともであり今後とも肝に銘じて行きたいと思います。
しかし、本スレの質問事項は内容的に議論が収束しそうにありませんので、”部下を怒る・注意する”ことにしぼって、もう少しお付き合いいただけると幸いです。

最近の”怒る・注意する”ということについて、自分でも”あれ??”ということがありまして、
例えば、近所の中・高校生が路上でたばこをすってました。その際、あなたはその中・高校生を怒る・注意していますか?
私が子供のころは、悪さをすると近所の頑固おやじに怒られました。怒られながらも大人は怒って当たり前のものだと思ってました。
ところが、自分が大人になった今、近所の子が”悪さ”をしても怒りませんというか怒れませんし、周りの人もあまり目くじら立てて怒っているのを見たことがないです。

一般的には会社の中でも同様のことが言えるかと思います。
今はコンサル勤務ですが、10数年前、ゼネコン勤務時代はそれこそ”怒鳴られました”。
なので(一応自己弁護(笑))私が後輩を怒る・注意する時はつい怒鳴ってしまいます。
しかし、周りでは、そのような状況は少ないです。
最近は、怒鳴りつつも後輩の意見(言い分)を聞くように心掛けています。

皆様は、”怒る・注意する”について、どのようにお考えでしょうか?
@怒鳴る(現場、体育会系)
Aクールに怒る(Wさんの上司?)
B怒らない(温厚系)
Cその他

宜しくお願い致します。

釣りバカ  ++.. 2004/05/28(金) 17:55 [145]

 
随分、昔、20代の前半の2ヶ月間、課長に毎朝夕叱られ続けた経験があります。

2ヵ月後までにあるプロジェクトの計画説明の冊子を作成することを指示され、毎朝夕、課長に遅い、まずいと叱られ続けました。叱られた経験が少ないので気持ちはずたずたでしたが、必死の火事場の馬鹿力で期限内に冊子は完成し、上部機関への説明も終わりました。

冷静に考えれば頼りない私に、課長は力以上の仕事を与え、毎日、叱って速成教育をしてくれたのです。確かにこの経験で自信がつきましたし、仕事が終わったときによくやったと誉めていただき、それ以降、2度と叱られることはありませんでした。

叱ることは確かに教育手段の一つでありますが、いじけや自信喪失のもとでもあり、十分な考えてするべきものと思います。

W  ++.. 2004/05/31(月) 11:44 [150]

 
会社で部下を怒鳴って叱っている人を見て,「もっともだ」と思う事は私はまず,ありません.
腹が立って怒鳴らずにいられないのは,上司の側の都合であって,「この業務の成果の質をいかに向上させるか」とか「この部下はどうしたら成長するか」とは関係ないように感じます.

お互い大人ですから周りの人の手前なども考えると,怒鳴る(しかも人前で)ことにはメリットは感じません.

合理的に,何が問題でどうするべきなのかを指摘し,場合によっては非常に厳しい話も淡々と伝えるべきでしょう.
その方がむしろ,妙な自己万能感を持った妙な若者(が仮にいるとしたら)にも,着実に何が間違いなのか伝わるのではないでしょうか.

怒鳴るよりもかえって冷たい仕打ちだと思いますが,私が上司であったらそうしたいと思います.選択肢で言うとAですかね.

逆に上司に望むのは,業務上やるべき事をはっきり指摘してくれることのみで,たまたま,怒鳴らないと伝えられない人であったら,何とか慣れるようにします.

ただし,子供に説教するのは別の話ですよ.
大人相手と子供相手は一緒に論じられないでしょう.
部下を「子供」と思っているところに,若手側の違和感があるのかもしれませんね.

Doc  ++.. 2004/05/31(月) 12:15 [152]

 
W様、Doc様レスありがとうございます。
Doc様、子供への説教を例にだして関連づけてしまい、申し訳ありませんでした。

私は、昔から怒られる時は厳しく怒鳴られた方がいいと考えています。
なぜなら、優しく怒られたり、クールに怒られると、”本心は激怒してるのでは?”と疑ってしまうからです。

私的には、部下を教育・指導していくうえでは、少なからず”厳しく叱る”ことは重要だと考えています。
例えば、Aさんの部下がXさん、Bさんの部下がYさんだったとします。
仕事を一緒にしているAさんはXさんを厳しく叱り、Xさんと仕事上ちょっと距離のあるBさんはXさんの話を聞いてあげたり、”Aさんはこうこう考えて、あなたにきつく言ったのではないかな”などと客観的な話をしフォローを入れてあげることが大切だと考えています。
逆にBさんがYさんに厳しくしたら、AさんがYさんにフォローをいれるなど、職場全体で部下を教育していくことが重要なのではと考えているところです。
それにはAさんBさんの暗黙の了解が必須ですが。

ただし、叱られて”なにくそ”と奮起する人もいる反面、Wさんご指摘のように人によっては、いじけや自信喪失になってしまう人もいるでしょうから、それを見極め十分に考えていくよう心掛けたいと思いました。
皆様ご意見ありがとうございました。


釣りバカ  ++.. 2004/06/02(水) 19:03 [157]

 
釣りバカさん

子供の説教事例の件,謝って頂くようなつもりはありませんでした.
ただ,怒鳴って叱っても,効果があるのは子供だけ,と私は思う,ということを言いたかっただけで,,,.お気遣いさせて返って失礼いたしました.

しかし,やっぱり,釣りバカさんは怒鳴られるほうがいいんですね.
それは私には不思議です.怒鳴られなくても,上司部下の関係で指摘するべきことは通じると思うんですけどね.

「なにくそ」と奮起する,というのが実は想像つかないです.
ひょっとすると,私は,真剣に尊敬したり認められたいと感じたりする上司にめぐり合っていないのかもしれませんね.

Doc  ++.. 2004/06/04(金) 15:43 [168]

 
Docさんへ

”怒鳴られる方がいいんですね”の返答をさせてもらいます。
人は、自分にとってどうでもいい人には”本気で怒らない”と思います。
自分が大切、大事に思ってる人には、(間違っていたらそれを)正して欲しいから、あえて本気に怒るのだと思います。
だから、自分の子がタバコ吸っていたら怒るけど、他人の子は知らんぷりなのかも知れません。
なので、私は”怒鳴られた方がいいです”。
4つ前のWさんのレス中で、上司の方がWさんを育てるためにあえて悪者になった例かなと思います。
Wさんのことをどうでもいいと思ったら、上司の方はきっときつく叱ったりはしなかったはずです。

また、私は”なにくそ”と思うタイプです。
例えば、技術士の試験も上司に”もう少し努力すればきっと合格するよ”と言われるより、”まだ合格していないの”と言われた方が奮起するタイプです。でも確かに私の周りでもこのタイプは10人に3人かも。(特殊な人種?(笑))
Docさんの周りにはこういう人いませんか?

釣りバカ  ++.. 2004/06/07(月) 19:03 [178]

 
釣りバカさん

程度の違い,として思われてしまうかもしれませんが,業務上やるべきことは,感情に訴えなくても,怒鳴らなくても,叱咤激励されなくても伝わると思います.それが「仕事」上の人間関係の基本ではないでしょうか.
まあ,たまには非日常的な刺激として感情に訴えるメッセージ(叱ることも誉めることも.逆に部下から上司に感謝を伝えたり憤懣を伝えたりするのもありますね)をやり取りするのも効果的だとは思いますが,それはやはり,特別な場合にまれにやるからでしょう.

タバコ吸っている子供を注意するのと,部下に仕事上の不備を指摘するのは違う,とやはり私は思います.

なおーんさん(は多分,このスレへのレスでしょう)の仰る,注意と叱るは違う,という視点では,私は仕事上はお互いに問題点を指摘しあう必要があり,それは上司が部下を「注意する」ということだと思いますが,「叱る」必要性は通常はない,と考えます.
注意してもうまく伝わらない場合,「叱る」人もいますし,「切る」人もいるでしょう.そこから先は部下を持つ身の手練手管ではないでしょうか.

でも,注意もせずに切る,という上司は,部下を持つことを任された立場として,任務をまっとうしていない,と言えますね.わが社の管理職だったら人事管理不十分で減額査定対象ですね.
以前に書いた,「(設計などの)業務ができる」ということと「管理者として部下や組織をまとめる」というのは違う種類の職務(能力)だ,というのはこの辺の話です.
(勿論,ケースごとに事情はあるので,一概には言えませんが.)

叱る(怒鳴る)上司が全て悪い,とは思いませんが,私の身の回りの怒鳴る人は,自分の感情をぶつけるためだけに怒鳴っているように見えるので,「普通に話せば解決するのに」と思う事しばしば.

つまり,私は“なにくそ”タイプの人の気持ちが理解できていないので,将来的には自分の部下にそういうタイプの人がいるかもしれない事を念頭においた方がよさそうですね.

Doc  ++.. 2004/06/08(火) 11:26 [180]

 
再度、子供と部下をごっちゃ混ぜにしてしまいまして、すいませんでした。
また、叱ると注意と怒鳴るも混同してしまって申し訳ございませんでした。

ただ、私が言いたかったことは、親子関係にしろ仕事関係にしろ友人関係にしろ、
”人への接し方の基本は一緒ではないのかな”と思っているということです。

私が今まで感じていなかったことや今後考慮すべき事項がなんとなく見えてきたように思います。
皆様、いろいろなご意見ありがとうございました。

釣りバカ  ++.. 2004/06/08(火) 12:59 [183]





 国民生活基礎調査 
厚生労働省より国民生活基礎調査が発表になりました。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa03/index.html
技術士試験の「社会資本整備のあり方」について解答する場合、「国民所得の6年連続の低下」、「子どものいる世帯の62.8%が生活が苦しい」もキーワードになりえると思いました。
以下雑談ですが
新聞では平均所得が600万円を切ったことが話題になっていますが私は18歳以下の子供のいる世帯の平均所得が700万円を超えていたことが以外でした。
都会の平均はそれ以上でしょう。
幼稚園で顔を合わす親の所得がわが社の同僚の平均所得を大きく超えていることになります。
国民生活の向上と同様に家族の生活水準の向上に気を使わなくてはいけないと反省させられました。

 
ヒロリン  ++.. 2004/05/29(土) 12:20 [147]

 
自己レスで失礼します。私はこの統計を見て社会全体が核家族の家庭に対して冷たくなっている事を確信しました。
平成元年に16426千世帯あった児童のいる世帯が平成15年に12947千世帯に減少し男性の育児休暇が叫ばれた一昔前より当事者の絶対数が減り社会から無視されつつあるように感じます。
さらには高齢化が進んだ事で核家族であっても近くに身寄り(祖母、祖父)のる家庭も多く長時間勤務に耐えられない家庭が少なくなり完全核家族の家庭の子育ての苦労が理解されにくい社会になっていると思います。
今回、長崎の事件の被害者に母親がなくなっていたにもかかわらず父親が大企業の転勤族エリートサラリーマン(仕事人間を想像)だったのを見るといたたまれなくなります。
社会資本整備の方向性を考える以前に教育、基本的な人権に絡めた家庭のあり方を考えさせられる事件でした。

ヒロリン  ++.. 2004/06/05(土) 00:38 [172]

 
小生は建コン業界に三十年在職している技術士です。社会一般がサービス残業や勤労者の福祉に厳しい眼を向け、ある程度改善される中で建コン業界は依然として三十年前のままで、サービス残業も無くならず、かつ低賃金のままです。その原因として幾つか挙げることができますが、主因は@労働組合がないか、あっても機能していないこと、A公務員OBを雇用しなければ受注できないシステムになっているため、ムダな経費負担が大きいこと、B発注者側の技術者の倫理が低下していることであると考えられます。原因@は、小生も含めて現在の五十台から七十台の技術者の責任が大きいでしょう。Bについて具体的にのべれば、実施設計の契約であるにも拘らず検討業務を要求することなどです。建コン業界が真の顧客である国民に喜ばれる業務を実施してゆくためには、技術者が健全な労働条件で勤務し、発注者と対等に自己の考えを主張できる環境を整える必要があると考えます。重い責任が伴う業務を長時間勤務でこなし、家族を幸せにできない。このような理不尽さがまかり通ってよいものか、と考えます。
雑草  ++.. 2004/06/05(土) 10:35 [173]

 
雑草さんの意見に同感です。
●この業界、社会資本整備云々する前に、また独占禁止法コンプライアンスなんてことを言っている前に、労働基準法をよく読んでほしい。
●組合を組織できないない商売は、やがて衰退する運命にあるように思います。
●その点、理容師の組合は結束が固くて立派だ。
退職者、リストラ者を集めて営業している、○○食品はよい。労働強度、時間から比べて、時給は測量設計会社より良い。

雑魚  ++.. 2004/06/05(土) 21:10 [174]





 経験主義VSデータ主義  
『スルメを見てイカがわかるか!』と言う刺激的タイトルの本(養老猛司)が出ています。
中を読まず書評だけをみて、スレを立てるのは、ある意味不謹慎ですが、本の中身を論じるのでなく、このタイトルから我々技術者の脳髄に、電気がビリビリ流れ、技術者のあり方や、ひいては、技術士経験論文のあり方まで、いろいろ考えることができそうだと思ったからです。
別の例では『電子顕微鏡というのがあって、それを使えば、ウィルスなどは見えるが、電子顕微鏡は試料を真空の中で見るため、じつは見ているのは、ウィルスの死骸を見ている。すなわちイカではなくて、スルメとしてみている。』という書評筆者の意見もあります。
例えば『患者(=イカ)というくだりは、養老さんが医者であることからこうなりますが、我々技術屋はすぐ、「現場(イカ)を見ないで、検査データ(=スルメ)だけを見て、何がわかるか。」という言葉に同感する方は多いでしょう。
これが『仕事(イカ)を見ないで、(経験)論文(=スルメ)だけを見て、何がわかるか!』
となると、技術士受験掲示板として不謹慎と捉える向きもあろうかと思います。従ってこの時期技術士試験のあり方を正面から論じるのは、とりあえず封印したうえで、スルメとイカを論じるぐらいなら、お許し願えるだろうかと思いスレを立ててみました。
『スルメ(メディア情報を見て)をみてイカ(イラクの現実)がわかるか!』これも結構刺激的です。
経験主義(現場重視)対 情報主義(データ優先)と言う図式でこの問題を整理してみたいと思いますがイカがですか?

 
魔法使い  ++.. 2004/06/03(木) 10:51 [159]

 
「経験主義(現場重視)対 情報主義(データ優先)」とのことですが、適切な問いになっているのでしょうか。
多分、何かを判断する、評価する際に経験・現場を重視するか、数字?データを優先するか、ということを問いたいのでしょうが、判断・評価するときには必ず「情報」を用います。
経験による判断も実は経験によって自己に蓄積された情報に基づく判断であると思います。よって経験と情報は対立する概念ではないと思います。
現象の全てを把握することはできないため、判断の際には現象をモデル化した情報に依ります。モデル化の方法が経験則なのか測定数値等なのかの違いはありますが、当てずっぽうでない限りどちらも情報主義だと思います(勘による判断も)。
養老さん(魔法使いさん?)の主張は「現場を見ろ」ということなのかも知れませんが、計測データ等も現場を見る方法の1つです。決して現場を無視しているわけではないと思います。
・計測データのみで判断してはダメ
というのは分かります。
・経験や計測データに基づいて客観的に評価する
ことが重要なのではないでしょうか。(経験でも計測データでも恣意的に判断(旧軍のように)してはいけない、ということではないでしょうか)

まてぃ  ++.. 2004/06/03(木) 11:49 [160]

 
人生で言うと原(元)体験といえばわかって頂けるでしょうか?宇宙で言えばビッグバンです。
 情報はそこから幾らでも引き出すことができますが、原体験やビッグバンはモノの始まりです。
 何かをやっていて「何かおかしい、ちがうな」というカンが働くときには、多分2つのタイプがあって、@過去の思い当たる事例、経験で、ピンとくる場合A原体験からくる直感です。
 @はおっしゃるようにデータの蓄積でしょう。Aはどうですか?
原(元)体験が欠如しているとデータ主義に陥りやすい、つまり、それまで経験した中でしかモノが考えられなくなると言いたいわけです。
年寄りの経験主義を振り回したいわけではありません。

魔法使い  ++.. 2004/06/03(木) 12:42 [161]

 
追伸、医者で言うと、医療現場に出る前に「生命と言うものの奥深さ」を腹の底から経験したかどうか、です。
魔法使い  ++.. 2004/06/03(木) 12:46 [162]

 
>  何かをやっていて「何かおかしい、ちがうな」というカンが働くときには、多分2つのタイプがあって、@過去の思い当たる事例、経験で、ピンとくる場合A原体験からくる直感です。
>  @はおっしゃるようにデータの蓄積でしょう。Aはどうですか?

直観的な判断も原体験で得た無意識情報に依ったものではないでしょうか? 情報は形式知的なものだけではないと思います。

> 原(元)体験が欠如しているとデータ主義に陥りやすい、つまり、それまで経験した中でしかモノが考えられなくなると言いたいわけです。

上記については2つコメントがあります。
・「原体験の欠如→データ主義(=既往の経験に縛られる)に陥りやすい」とありますが、この文章は「データ主義」=「経験主義」とも読みとれます。当初の命題では「データ主義」と「経験主義」は対立する概念ではなかったでしょうか?

・確かに「原体験」は人の判断(特に価値がらみでしょうか)における重要な要因だと感じました。原体験の欠如が問題を起こしがちな感じもします。しかし、全ての事柄について完璧な原体験を保有している方がいるとは思えません。よって原体験の欠如を客観データで補うことこそ重要なのではないでしょうか(前提としてデータはある現象のある面からのモデリング・投影であることを十分理解すること)。

ちなみに私は恣意的な判断は排除すべきと思いますが、客観情報だけではなく、主観的な情報も重要な判断情報と考えています。

まてぃ  ++.. 2004/06/03(木) 13:56 [164]

 
>経験主義(現場重視)対 情報主義(データ優先)と言う図式でこの問題を整理してみたいと思いますがイカがですか?

同じような構図は、「技術者」と「営業職」にもあてはまりそうですね。互いが良い意味で影響できればいいのでは、と単純に思っています。互いがほかの視点もあることを尊重できればもっと良いかな。
発明などは経験とデータの中間から生まれることが多いです。


Hermes  ++.. 2004/06/03(木) 19:38 [165]

 
構造物が完成してから、現場所長がその出来形に不安定さを感じるとします。設計計算書や段階別の検査データをみてもすべて整合が取れています。なにが問題かというと、構造計算するときの剛度収束が変なところで終了していることが考えられます。剛度や荷重もすべて整合がとれているが、スタートの仮定剛度が非常識な数値となっていたため、変なところで収束してしまった。本当はもっと見た目に安定感のある断面にできたはずです。でも数値的にはOKなのです。
上記のような例があるかどうかは知りませんが、現場のみの判断やデータのみの判断もダメで、両方理解する必要があると思います。

プリン体  ++.. 2004/06/04(金) 08:03 [166]

 
●イカもスルメも食材である。という観点から論じます。●スルメを見てイカを語るのはまちがいです。逆にイカをみてスルメを語れません。それぞれの食材の味が全然違うし、食べ方も別です。アワビもそうですね、中国では、わざわざアワビを干し固め、食べる時もどして食べます。以上の事からこの比喩に違和感を感じます。
●経験は過去のデーターの集積です。フグが安全に食べられるまでには、食べる部位別による膨大な死者のデーターの積み重ねから、今の調理法が確立したはずです。
故に、経験=情報・データーと定義します。したがって、どちらが重要であるとは論ずることは出来ないと思います。(しかし、色々な角度から論ずるのは非常に有用です。)
●スレのテーマをほんの狭い範囲から考えてみました。

雑魚  ++.. 2004/06/04(金) 20:01 [171]





 過去ログの保存 
掲示板-1については、皆さんに大変ご迷惑をおかけしました。以前の掲示板について、今年4月以降の過去ログを保存されている方がもしおられましたら、ご一報(提供)いただけると助かります。それ以前のものについては、それなりに整理していましたが、急なアクシデントにより手持ちがありません。よろしくお願いします。
 
佐口  ++.. 2004/05/30(日) 19:16 [148]

 
4月6日に記憶したものが有ります。
皆さんはどうですか。

雑魚  ++.. 2004/06/01(火) 13:00 [155]

 
4月9日にコピーしたものをすでに佐口さんに送っていますが、全てではありません。タイムスタンプを見たら、4月7日付けの「回転扉」のスレ&レスです。

このスレッドを見て、4月9日にアップしたファイルを全て圧縮して送ったのですが、佐口さんの方で開けなかったようです。その後、圧縮・解凍ソフトを送ったりもしましたが、うまくいきませんでした。
ファイルを送られる方は、その点を確認後送られるた方がよいと思います。

ジョバンニ  ++.. 2004/06/02(水) 12:34 [156]

 
前出の皆さんと同じく私も4月8日までの分まで保存できています。
最近は閲覧できる100スレ(10スレ×10頁)ごとに保存しておりました。
ジョバンニさん紹介の回転扉は「[1634] フールプルーフについて(PsA24さん)」ですよね。
以下、私が個人的に作成していた過去ログ管理表から、それ以後のスレ名称を紹介しておきます。

[1635] 総合技術監理経験問題を語る(魔法使いさん)
[1636] 困った技術士(測量屋さん)
[1637] 1次試験ってどうなのよ?(あのねーさん)
[1638] Untitled(ようするにさん)
[1639] 魔法使い様:はじめまして(かん@技術士さん)
[1640] 著作権についておしえてください。(小心者さん)
[1641]削除
[1642] インターネット社会の効用と今後の発展(魔法使いさん)
[1643] オンライン学習(乾燥さん)
[1644] 総監問題の予想(Shimaさん)
[1645] 国家と個人(ねぎ+魔法使いさん)
[1646] 良心について。(ランプさん)
[1647] Untitled(雑魚さん)
[1648] 液状化する、しない(びぬさん)
[1649] Untitled(補修屋さん)←2004/05/07(Fri) 14:19:37
確か5月8日頃にシャットダウンしたので、最終は1650ちょっとだったと思います。

掲示板−1の愛好者は、ROM専も含め相当数のファンがおいでることは間違いないでしょう。
その中には、最近の過去ログを保存されていた方が幾人かはいらっしゃるのではないでしょうか(自分の書き込んだスレ/情報として有効と思うスレなど)?
ぜひ、そういった方で佐口さんに恩義をお持ちなら、ぜひご協力ください。
送付(メール)用の電子媒体への変換はいろいろな方法があると思います。
簡単には文書ファイル/テキストファイル等にコピーしたものでも結構だと思います。

つったん  ++.. 2004/06/02(水) 19:59 [158]

 
皆様、ありがとうございます。
直接いただいているものもありますが、新しいものはなかなか整理できていないようですね。当方もある程度まとめて整理していたものですから、最新のものが不足しています。ご心配をおかけし、恐縮しています。

佐口  ++.. 2004/06/03(木) 13:30 [163]





 総合監理_業務経歴 
来年、総監をうけようと思っているものです。今は建設部門_鋼コンに登録しています。
総合監理をうける時の業務経歴や経験論文は、やはり鋼コンによるものでなければいけないのでしょうか。現在、経験論文の素案を作っているのですが、私の年齢(32歳)では鋼コンに関する業務のマネジメントといってもピンときません(まだ兵隊として業務に取り組むことが多いので)。
そこで、過去の災害設計業務をネタにしようかと思ったのですが問題はないでしょうか。災害設計は”監理”に結び付けやすいことが結構ありますので。

 
鋼構造  ++.. 2004/05/28(金) 16:20 [144]

 
総監試験は、必須問題とと選択問題からなります。
必須問題とは、総監に関する試験一式(経験論文・選択記述・択一)です。
選択問題とは、総監選択科目に相当する部門・選択科目(たとえば総監部門・建設−構コンに対しての建設部門・構コン)の試験問題一式(経験・専門・建設一般)です。
鋼構造さんの場合、すでに建設部門・構コンを取得しておられるので、選択問題が免除になります。
しかし、構コン以外の総監選択科目(たとえば総監部門・建設−河川砂防)で受験する場合、選択科目が免除になりません。つまり、総監と建設部門・河川砂防を併願することになります。
以上により、併願するのでなければ、既取得部門・科目に相当する科目で総監を受けられたほうが有利です。

総監経験論文は、部門・科目が変わってもそれほど違いはないですよ。一般的には次のようなことについて書くことが多いようです。
 経済性管理は、コスト・工期・品質をいかにバランスよく管理したかについて。
 人的資源管理は、いかにスタッフにやる気を出させたり品質改善などに取り組む気にさせたかについて。
 情報管理は、パソコンにおける業務ファイルの識別共有破壊防止などの対策や組織内での情報共有化について。
 安全管理は、安全衛生管理、あるいはミス発生・工期遅延などをリスクとしてのリスク管理について。
 社会環境管理は、業務(設計した内容の施工等でもよい)に伴う環境影響の最小化について。
なお、総監は択一問題の配点が全体(経験+選択+択一)の半分を占めます。経験論文は択一の半分しかウェイトがありません。すなわち、青本内容をいかに身に付けているかの勝負になります。
がんばってください。

APEC  ++.. 2004/05/29(土) 09:01 [146]

 
鋼構造さんがご質問なさっているのは,総合監理の経験論文の題材を選択科目以外の業務で記述しても良いか,という質問だと思います.
(試験の制度についてはご存知なのでは,と推察します)

私の経験ですが,総監でも口頭面接官は鋼コン技術士の方を含むので,鋼構造もので記述した方が印象はよいと思います.ましてやお若いようなので,総監なのに専門の面接のような状態になる可能性があります.
(これは経験談です)

ただし,防災関連の業務の方が総監らしい題材になりうる,というのもわかりますし,多分,必須科目の題材は選択科目の分野のものを選ぶこと,という条件は付いていないと思いますので(すみません,この件はご自分で受験要綱を熟読して確認してください),例えば,防災関連の業務の中に鋼構造に関する話題を確保しておき,全体の論調はマネジメントを中心に記述する,というのはどうでしょうか.
防災だったら計画段階でも,緊急輸送道にからめて橋梁整備や,港湾構造物の耐震補強に鋼構造を用いるとか,何かと鋼コン技術士の出番は多いはずです.そこがメインでなくても,幅広い知識をもって業務をマネジメントしている,というアピールで.

つまり,私の意見は,「選択科目と違う分野の業務を書いてはいけないという決まりはないが,面接官が専門分野の人なので,専門がらみの方がよい可能性はある.ただし,総監は幅の広さも資質のひとつなので,それは書き方次第ではないか.」ということです.

Doc  ++.. 2004/05/31(月) 11:45 [151]

 
あ、なるほど。鋼構造さん、ピントはずれなレスをしてすいませんでした。Docさん、ご指摘ありがとうございました。
その上で私の意見を改めて。
総監経験論文の場合、特定業務における総監技術のことを書くケースと、職務(課長職とか)上の総監技術のことを書くケースがあります。
特定業務のことを書くのでしたら、鋼構造ネタのほうが望ましいと思います。
鋼構造以外の業務ネタは絶対駄目かというとそれはわかりませんが、たとえば「河川防災業務での総監技術のことを書いて、総監・建設−鋼構造コンクリを取得する」というのはやはりちょっと変ですよね。

総監経験論文は、そんなにむずかしいものではありません。専門技術から視点は変えなければなりませんが、「鋼構造だと書けない」ことはないはずだと思います。

APEC  ++.. 2004/05/31(月) 13:25 [153]

 
APECさん、Docさん、ありがとうございました。スレにあるとおり、私はまだ32歳と比較的若いので、”職務”で論文を書くより”業務”で書いたほうがいいと思いました。災害設計に関する論文案はほぼ出来たのですが、結局は”監理”といった視点はどの業務もそんなに変わらないような気がしました。
よって、これまで経験した橋梁設計で、5つの総合監理の課題・あり方をまとめたいと思います。再度、ありがとうございました。

鋼構造  ++.. 2004/05/31(月) 14:14 [154]





 16年度建設一般予想問題 
16年度建設一般予想問題への提案です
平成16年度版国土交通白書の大きなテーマは「活き活きとした地域づくりと企業活動に向けた多彩な取り組みと国土交通施策の展開」とあります。このテーマに沿った予想問題としては
@活き活きとした地域づくりと企業活動を実現していくための社会資本整備のあり方についてあなたの意見を述べよ。(本命◎)
この大テーマから少し細分化されれば
A効率的で効果的な社会資本整備のあり方。(対抗○)
B観光立国の実現と美しい国づくりに資する社会資本整備のあり方。(注意 注)
C都市再生の推進に資する社会資本整備のあり方(三番手▲)
D犯罪やテロに強い社会を実現していくための社会資本整備のあり方。(注意 注)
E自律した個人の活き活きした暮らしを実現していく上での社会資本整備のあり方。(三番手▲)
F競争力のある経済社会を形成していくための社会資本整備のあり方(対抗○)
G安全確保を重視した社会資本整備のあり方。(三番手▲)
H美しく良好な環境の保全と創造に効果的な社会資本整備 のあり方(注意 注)
I多様性のある地域の形成を踏まえた社会資本整備のあり 方(三番手 ▲)
J21世紀を支える技術研究開発についてあなたの意見を述べよ。(注意 注)
このうち@は表紙のタイトルになっているぐらいなので全般的テーマとして重視していく必要を感じます。あまりに広すぎると言う人には@AFでいかがでしょうか?今年は
少子高齢化とか都市再生とか環境保全といった具体的テーマよりは、1を中心に出題されると考えてみました。 

 
魔法使い  ++.. 2004/05/17(月) 15:27 [3]

 
@「活き活きとした地域づくり」では漠然としているので、「特色のある地域づくり」ではどうでしょう。
「みんな東京みたいになりたい」時代から、オンリーワン・市民の参加と連携・地域間ネットワークの時代へ・・・・多極分散型国土作りや地方分権は、そういった地域が心身ともに自立した先にあるのでしょうね。
また、Aの効率的なインフラ整備については、ローカルルール・流域圏・分野横断といったことを念頭においた出題になるのではないでしょうか。
そろそろ白書を読み込んで考えてみたいと思います。

APEC  ++.. 2004/05/18(火) 11:20 [11]

 
効率的なインフラ整備で思い出しましたが、アセットマネジというテーマもありますね。
でもまだ揉んでいる段階なので、さすがに建設一般問題にはならないか。

APEC  ++.. 2004/05/18(火) 11:38 [12]

 
APECさんの掲示板を久しぶりに訪問しました。@とAがほぼ共通予想でですね。http://fc2bbs.com/bbs?uid=16140#1
 維持補修は重要課題の一つですね。木造住宅など不動産と言われながら償却期間はわずか25年程度です。鉄筋でも35年かな?
 これでは動産です。スクラップ∩ビルドで産業循環をさせると言う発想をいいかげん改めてもらいたいですね。木造で数百年持つような日本住宅、設計できませんかね?それも現在のコストで・・。
 住宅関連産業で中間マージン型職種が多すぎるのでしょうか?低品質高コスト構造の最たるものが建築産業のように思います。
 日本の社会資本で最も遅れているのは住環境社会資本であると考えるのは私だけでしょうか?

魔法使い  ++.. 2004/05/18(火) 16:50 [13]

 
いやいや魔法使いさんだけではありませんよ。
私も同じような考えです。
国土交通省も100年を目安に住宅の長寿命化を目指しているようですが、この考え方がこれからの社会資本整備には重要だと思います。
フロー型社会からストック型社会への転換をはかるには、長寿命化の技術だけではなく法制や税制、教育までも見直していく必要があり、大変なエネルギーを要することだと思いますが、それでも大量生産・大量消費の社会から真の資源循環型社会を築いていくためには、やらなくてはならない改革だと思います。
そのための大きな条件は、自分の家を建てることが「男一生の大事業」なぞという男の見栄?を捨て、先祖代々の家を継いでいくとか、または反対に借家を渡り歩くとか、そんな道をみんなが選択する気持ちになれることが必要でしょう。
そこに追い打ちをかけて?地産地消という考え方を加わえることで、輸送による環境負荷を抑えられ、より一層地球に優しい社会になるのだと思います。
ちなみに、私の住んでいる県の利用可能な森林資源で県内の木造住宅をすべて賄おうとすると、木造住宅の必要寿命は約100〜150年という試算結果がでました。
計算上の話ではありますが、そうかけ離れた寿命ではないような気がします。
このような社会を目指して我々を含む数世代が頑張っていければ、100年後の社会は変わっているような気がするのは私だけでしょうか??
長寿命と地産地消、結構重要なキーワードだと思います。

ガン  ++.. 2004/05/18(火) 22:31 [14]

 
佐口様,掲示板の復活,ありがとうございます。なんだかホッとします。ということで,久しぶりに,こちらへ書き込みさせていただきます。
ところで建設一般問題に関してなのですが,「予想」から一歩踏み込んで「スタンス」というか「視点」について「あくまで自論」を書いてみます。
例えば白書の強調する方向を重視した設問として【@様々な(活き活きした,個性的な)地域づくり,企業活動が展開されつつある状況において,A建設分野の取るべき方策について述べよ】を考えます。●まず,建設分野の技術者として直接的に@係わる場面はあるのか?例えば「川の再生」事業であれば,河川空間を活用したふれあい事業と併せて,まさにハードとして「再生」させることで直接的に係わることになります。環境「回復」技術かな。またオープンスペースの創出であれば,河岸緑地の重点整備などもそうでしょうか。●次に,主体的に係わらなくても「支援する」「問題点を取り除く」という立場。無料巡回バスなどで観光客や高齢者などの移動を支援する事業では,直接的にバス運行をしないにしても,円滑に交通相互が結節されるための結節点(バスベイ)整備が当たると考えます。●つまり,この設問においては(多分,どの設問でも)ある程度,視点を明確にすることで,書き易くなると思う分けです。ちょっと骨組みだけ書いてみたいと思うのですが,長くなるので一旦終わります。 

やっぱり頑張りすぎ  ++.. 2004/05/19(水) 20:37 [23]

 
引き続きです。●(1)わが国をとりまく社会・経済の状況(少子・高齢化,環境問題の顕在化,経済はこれまでの取り組みにより,やや上向き傾向も見られ始めた。またその他の新たな動きとして,それぞれの地域・企業で自らの個性を活かし,また自らの手で活力を取り戻すべく,様々な取り組みが行われている。)●(2)建設分野のとるべき方向性について(今後もこうした動きは拡大すると思われ,またわが国の持続的な発展(?)を果たすためにも,このような自発的な活動は継続される必要があると考える。そして,建設分野としても時には直接的に事業に参画し,あるいはその障害のの除去などの支援により,一丸となってこうした動きを推進・支援してゆく必要がある。●(3)具体的な方策について@直接参画による事業の推進(以下,具体例を列挙。更に環境,防災等で項目で括っても良し)A事業環境の整備による事業の支援(同様に,具体例を列挙。ここも情報(IT環境)や今後の技術開発その他で項目立てすればまとめやすいと思う)●(4)まとめ(建設分野技術者としての私見)・・余談として(時代変革にタイムリーに対応するためのスピード,時間管理意識を持つ)(建設分野も,大きなな社会システム・活動の一部であり,様々な取り組みと一体となって,またその一部とし取り組んで・・),(「住民参画」から更に「同じ目線」で「情報を共有」し・・)。実は会計検査の受検中で,僅かな時間内に試験を受けるつもりで骨組みを考えてみました。(今年から,結果が通知されますね。何点ぐらいだろう?不安・・)ただし設問を自分に書きやすいようにしているので,ちょっと卑怯。
やっぱり頑張りすぎ  ++.. 2004/05/19(水) 20:39 [24]

 
@活き活きとした地域づくりと企業活動を実現していくための社会資本整備のあり方についてあなたの意見を述べよ。(本命◎)

 という意見が本命との意見が多いのですが、データーソースとして白書の他になにか別の資料などはないのでしょうか?
 複数の資料を参考として論文作成にあたりたいのですが、インターネット等で公開されている資料の中で、見ておくといい資料などはございませんか?ぜひ教えてください。
 社会資本整備重点計画、都市再生ビジョン、政策課題対応型都市計画などは目を通しました。

ランプ  ++.. 2004/05/31(月) 08:21 [149]





 技術者の基本的価値観 
戦後の日本社会は豊かさを求め、その基盤となる社会資本整備にまい進してきました。そこで豊かさの象徴となったのは経済的な豊かさでした。こんにちの社会資本整備は第2次世界大戦後、即ち戦災復興の1950年代から語り始めることをバックボーンにしています。しかし、見た目の経済的豊かさが達成されたと言われる今、豊かさの価値観をどこに求めるかによって、大きな岐路に立っているように思います。1つは『これまでの経済的豊かさを更に追い求めていく』というものです。他方は『心の豊かさの復活』を求めています。
 できれば両方手に入れたいと言うのが我々俗人の色欲です。どのあたりを基盤に今後の社会建設を行っていくのでしょうか?この部分をしっかり見定めることによって、建設一般の論調が決定されます。
 単なる試験対策と考えず、技術者としての今後の行き方を左右する問題として考えてみませんか?

 
魔法使い  ++.. 2004/05/18(火) 09:41 [8]

 
前者の価値観からは『勝ち組負け組』という差別化と競争原理が導かれます。受験競争では東大法学部→財務省(旧大蔵省)コースが勝ち組みであとはすべて負け組みというピラミッド型価値観です。その勝ち組みは同期で更に勝ち負けが分かれ、次官になった人間以外は全部負け組みです。さて、次官は勝ったのでしょうか?次官は時の権力の都合でいつ左遷されるかわかりません。
 一方、お金は人間の才能までも左右する、というと言う側面があります。例えば信長が鉄砲隊を主戦力にできたのは、津島(愛知県)という海運中心地を抑え、そこからあがる利益を利用したからといわれています。この例からもわかるように、お金は、流通させ使用することによって世の役に立ちます。溜め込むだけでは単なる守銭奴(=お金の奴隷)です。
 精神論だけでもいけませんので、小さな芽生えを紹介します。一円有限会社、1円株式会社といったシステムが実現できるようになってきました。活用できる才能のある方は、お金が無くとも独立事業主になることができます。
http://www.kuro-taki.com/naiyou4.html 
http://at-brain.jp/1yen/

魔法使い  ++.. 2004/05/18(火) 10:10 [10]

 
魔法使いさんこんばんは。●社会のありようの中で、現在のわが国の社会資本整備の原点が前世紀半ばにあるというのは、ある意味そのとおりかもしれません。しかしながら、「経済的豊かさ」に対比して「心の豊かさ」をもってくると、「豊かさ」として何を求めるかは、明治維新にまで遡るのが妥当のように思えます。

●「文明開化」「和魂洋才」「富国強兵」それらの中で得たもの、希薄化したもの(あえて「失った」とまでは言いたくありません)その一つの頂点が大東亜戦争でしょう。経済的な強さでいえば、昭和10年ごろは明治維新から続いた「文明開化」路線のピークでしょう。それが、10年の戦争で灰燼に帰したのです。

●社会人として、技術者として、1945年以降の私達は幸福であるとしか言いようがありません。基本的に人を殺すことを目的とする技術開発をしなくてすむのですから。もちろん少ないながらもわが国に兵器産業があり、そこで働く人がいるということからめをそむけるわけではありませんが。

●そのような、今の社会で何か行動規範が求められるとすれば、技術者にとってより広い社会性でしょう。政治も未納でがたがただし、経済も一皮剥けば自己保身的だし、というところが大いに気にいりませんが、それは私達が声をあげていくしかないでしょう。
一昨(16)日の日経21面に「技術者に社会性を」というような記事がありました。私達が、このBBSで戦わせている論議を見た上で書いていただきたい内容でした。

●精神論だけでもいけないということはわかりますが、何かを行う時は「理念」がしっかりしていないと、とんでもない方向に行ってしまい勝ちです。小生のそこそこ長い経験で、「理念」を蔑ろにした活動というのは、あまり良い結末を迎えません。

●あえて言えば、「パトス」を胸に「ロゴス」を磨き「エロス」を秘めて「タナトス」を押さえ込みながら生きていくことが良いのかもしれません。

YOSHI  ++.. 2004/05/18(火) 23:06 [16]

 
YOSHIさん、4つのうち3つのあり方は良いとして、タナトス=死を押さえ込むというのはYOSHIさんらしく無いように感じました。タナトスはどこかで「受け入れながら」というのが、YOSHIさんらしいのではないでしょうか?
心の豊かさをもたらすための心理学として、マズローの要求段階説と言うものがあるそうです。
http://www.with-up.com/sinrigaku/maslow.html
http://www.dango.ne.jp/sri/maslow.htm
@生理的欲求A安全の欲求(安定志向)B所属の欲求(集団帰属)C承認欲求(自我の欲求)D自己実現欲求(創造的活動)があり更にその上にE自己超越欲求が加わっています。
 人はこの段階を昇っていくと言われています。しかし私は、往復していると言う説のほうに賛成です。
 近年のボランティア活動への参加志向やNGO、NPO活動の高まりを見ていると、CDEを求める人が増えているというふうに解釈できます。
 そうした活動をしている人が何かの事情、例えば@の不足が発生すれば、CDEは一時停止せざるを得ません。それを転落と呼ぶのでなく循環と考えるのが精神衛生上好ましいと思います。 @が解決されたときにはその人はいっそう懐の広い人間になっていると考えるからです。
 しかし、いずれの欲求も100%満たされるということはありえません。
最近考えることは、心の豊かさは「足りるを知る」ということを忘れないことではないかと思うようになりました。@の要求も求め出せば際限がありません。「足りるを知る」という心を持ってマズローの世界に生きるのが心の豊かさに通じる一つの道ではないでしょうか?
 でも、私は凡人なので、すぐ不足の心が湧きあがってきます。困ったものですが、この二つの世界の葛藤と循環から成長が生まれるというふうに考え、ナレッジマネジメントの対象にできるかもしれませんね。
 人はそのようにして成長すると考えれば気が楽です。
追伸、マズローの欲求五段階説は一次試験に出たことがありかすかね?

魔法使い  ++.. 2004/05/20(木) 10:31 [31]

 
追伸 、青本の70pにマズローが、3行で説明されています。
    総監択一には出るかもしれませんね。

魔法使い  ++.. 2004/05/20(木) 13:07 [33]

 
魔法使いさん久しぶりです。『負け組でもOK』的な考え方を持ってして、心が豊かと言われるとちょっと反論したくなります。経済的な豊かさの追求と、心の豊かさを対比して述べるのはちょっと無理があるんじゃないでしょうか。
経済的に満ち足りているからこそ、心が豊かになれるという面は大きいと思います。なんだか最近の『がんばる』を否定する動きには私はうんざりです。
最近、循環型社会関係の本を何冊か読んだのですが、袋を半透明にして、みんなで監視しあうシステムは心が貧しいという意見がありましたが、ボランティアで一生懸命監視している住人グループの心は、魔法使いさん的には心が豊かなのでしょうか?

青い炎  ++.. 2004/05/20(木) 20:03 [36]

 
失礼しました。上のレスは青い炎さんで、このレスが私のものです。町とした手違いですが削除できないのでここでお詫びしておきます。さて
青い炎さん、久しぶりですね。こうして再開できたのも掲示板ー1がトラぶったからで、いいこともあらーなと考えてしまうのが私流です。金を儲けて勝ち組に入ってメデタシめでたし、って人の話を聞いたってちっとも面白くないでしょ、反対にごみをお互いに監視しあうのもイヤでして、私が手に入れたいと思っているのは
『死生共大笑(勿論自分を含めて)」です。死ぬも生きるも大笑いです・「この世をば どりゃおいとまに 線香の 煙と共に  灰左様なら」という十辺舎一九の辞世の句も味わいがあります。
 答えになりましたでしょうか?

魔法使い  ++.. 2004/05/20(木) 22:32 [40]

 
魔法使いさんへのお答えから始めましょう。●そうですね、タナトスを押さえ込むというのは語彙の使い方が良くありませんでした。小生がイメージしたのは力ずくで押さえ込むことではなく、必ず来るであろうタナトスの訪れをいつ来ても良いように今を大事に生きていけば良いというようなことでした。
●「足るを知る」即ち「知足」ということについては、小生の国の先賢が500年ほど前に読んだ歌に「少しきを 足れりとも知れ 満ぬれば月もほどなき 十六夜のそら」というのがあります。正しく「知足」のことです。小生の家の床の間には、先祖が書いたこの歌の掛け軸がかかっています。
経済的裕福さがあっても、その裕福さに流されないようにという戒めとして小生にとっては有効です。
魔法使いさんおっしゃるように、最近多くの方が「知足」ということをかみ締める必要があると言われています。どの時代でも必要なことのようです。
●青い炎さん、お久しぶり。そうですね、「がんばる」は必要ですよね。小生など上の歌とともに以下のような歌も読み習わされましたので、嫌でも頑張ってしまいますし、困難な方法と安易な方法があれば、困難な方法を選択してしまうので、困ったことです。「下手ぞとて 我とゆるすな 稽古だに つもらばちりも 山とことの葉」「苦しくと すぐ道を行け 九曲折の 末は鞍馬の さかさまの世ぞ」
●人のモチベーションについては、14年度の総監の選択に問題が出ていましたね。丁度青本の70Pの部分です。

YOSHI  ++.. 2004/05/20(木) 23:28 [41]

 
青い炎さんのようにがんばりつつ、魔法使いさんのように余裕を忘れず生きたいものですね。心が乾いては何も生まれません。
衣食足りて礼節を知ると言いますが、ベンサムではありませんが、「清貧」には限度があると私は思います。モノとカネにしか価値観を見出せないのではあまりにあわれ、しかし「妻は病に伏し子は飢えに泣く」では心が豊かになりようもありません。
私はすぐに子ども達に伝えたいことを尺度に考えてしまうのですが、昔は「貧しさに負けない心」が必要でした。今は「豊かさに負けない心」が必要です。テレビやゲームなど数多くの誘惑に囲まれた暮らしの中で、モノとカネでなく心の豊かさをどうやって育むか。難しい問題ですね。
・・・・あ、技術者の価値観から大きく逸脱してしまいました。申し訳ない。

APEC  ++.. 2004/05/21(金) 00:29 [43]

 
「豊かさに負けない心」かーんと響いてしまいました。全然技術士に関係ないのでレスするのが申し訳ないですが・・。
APECさんの子供たちに伝えたいことをぜひ聞かせていただきたいです。

技術士@父親部門U  ++.. 2004/05/21(金) 00:47 [44]

 
「豊かな心」ですぐに思い浮かぶのは,「山本周五郎」の作品に見られるような人情味あふれる世界です。しかし,この世界は,物質的豊かさを得た瞬間に消えてなくなるような代物で,物質的豊かさと両立し得ないのではないかと思います。人は,ひもじさを経験することによって初めて飢餓に苦しむ人たちに共感することができ,苦しみを体験することによって情けに篤い人間になる,といえましょう。
そうであるならば,物質的な豊かさは私たちから貧しさに苦しむ人々を思いやる能力を奪い去る,と言ってもよいと思います。私たちは,どれだけ多くの食べ物を胃袋に詰め込むかを競争する番組を観て腹を抱えて笑い,一方では飢えに苦しむアフリカの人々の姿に涙するのです。自欺の意識に苛まれることもなく,矛盾を感じることもありません。例えばこのような欺瞞に満ちた心理を心が貧しい状態の一つとみなすことにすれば,物質面での豊かな生活を放棄しない限り永久に豊かな心を得ることはできないでしょう。
私たちは,飽食の限りを尽くしながら貧困にあえぐ人々のために涙を流すことができ,そのことに何らの呵責や矛盾を感じないですむ幸福を,今のうちに満喫しておくべきです。物質的豊かさがいつまでも続くことはありません。「可哀想な日本人」と世界中から同情される日が来るはずです。おそらくこの世はそのようにできています。

ねぎ  ++.. 2004/05/21(金) 09:45 [46]

 
青い炎さん、前回の私のレスでは肩透かしではないかと考え、正面からぶつからせていただきます。(^^)。
 私は煙(=馬鹿)でして、上に上りたがります。マズローでいえば、E自己超越欲求の視点を手に入れたいと考えています。高みから人を見下ろすためでなく『複眼思考』できる人間になりたいからです。
 従って私はマズローの言うピラミッド構造でなく、@生理的欲求〜D自己実現欲求が循環していると思っています。人はかすみを食って生きていません。各段階のすべての視点を身につけることが可能なように、人の人生はできているので、手に入れる努力をするかどうか、それが、豊かな人生かどうかの分かれ目になります。
 努力の源泉は何かと考えるとE自己超越欲求ではないでしょうか?「赤貧洗うが如し」と言う生活の中にも自己超越欲求は働きます。DからEを求めるのと@からEのそれに、優劣の差は無いと考えます。
私が、今はやりの「勝組み負組み」という視点が気に入らない理由は、集団的拝金主義がその根本にあるからです。
アメリカンドリームと言う言葉があります。その基本理念(バックボーン)は個人の持てる才能を遺憾なく発揮し得る社会にしたいというアメリカの熱い思いがあります。
 日本はどうでしょう?そうした熱い思いが「勝組み負組み」思考にあるでしょうか?例えば年金問題で、50歳以上が勝組みで30以下は負組み、とか、既に受給している世代は勝ち逃げでシメシメとか、情けないものがあります。
 この世に純粋で公正な競争は無いでしょうが、公正であろうとする気持ちをどこかに置き忘れてしまったようです。明治や大正が物質的に豊かであった訳では在りませんが、村の貧しい農家の秀才が、向学心に燃えていれば、篤農家が大学へ無償進学させたと聞きます。
 江戸時代の寺子屋は、月謝が決まっておらず、出せるものが出せるだけ、がルールであったとのことです。上記の時代がすべて良いわけがありませんが、良さを失って拝金主義になっただけでは、貧しくありませんか?と言いたい訳です。

魔法使い  ++.. 2004/05/21(金) 10:26 [47]

 
追伸、ねぎさん、『物質面での豊かな生活を放棄』とのことですが、放棄した結果、執着しない心=我欲から開放され、融通無碍=あれば良し、無くとも良し、の心を得て、最後は『死生共大笑』に至る・・・と我田引水しました。余談ですが、この『死生共大笑』を自分の人生に向けているうちは社会は許してくれますが、無差別に他人へ向けると非難ごうごうとなるでしょう。
 さて、私は手塚治虫の『火の鳥』の鳳凰編と乱世編が好きです。ここに登場する俄王が魅力的です。誕生と共に片腕と父親を一緒に事故で無くした俄王が、恨みや怒りを芸術に昇華し、両腕を失いながら、更に自己を超越して天狗になります。しかし、彼は嘗ての自分の悩みを忘れません。相手の気持ちが手に取るようにわかり、しかも、その生き方を許す=やってみんしゃい精神を忘れません。決して人を高みから見下ろすことをしません。
 四百年ほど生きて彼は死にますが、山に沈む夕日の美しさを愛でながら死んでいきます。心静かではありますが『死生共大笑』であると思います。
 『物質面での豊かな生活を放棄しない限り、永久に豊かな心を得ることはできない』と一方的に思わず「あるも良し、無いも良し」という精神の自由を手に入れたいと思っています。
久しぶりに一首
 「ベトナムで食べしエビ すぐ雪隠で 返したものを 食べるのはエビ」
 「ガンジスの 底に沈みし我が足を 食べにしエビを 皿に並べて」

 循環型社会を考えるヒントと言うことで、受験生の方々はお許しください。

和泉式部=魔法使い  ++.. 2004/05/21(金) 11:27 [48]

 
魔法使いさん,「田中正造」の日記に次のようなくだりがあります。
「いかなる人にても,野に裸体のまま風雨にさらさば真面目となる。此の時の一瞬間,神に救わるるなり。又悪魔にさらわるるなり。石をパンにせよとはこの時にあり。人はパンのみにて生きるものにあらずと答えしはこの時なり。」
示唆に富んでいると思います。

ねぎ  ++.. 2004/05/21(金) 12:12 [50]

 
●豊かさの原点を限られた一面から論じます。
●アメリカのベンチャーが金を儲ける目的は、儲けた金を社会に還元する事だと聞きます。
そして、その目的のためには狂気の人生を送ります。その人たちは、「起きて半畳、寝て一畳、天下とっても二合半」を地で行っています。
ボクシングの世界チャンピオンでも貧しい人のために、と同じ事を言っています。
人は、何かチャレンジし続ける事によって、精神的に豊かに感じられるのではないかと思います。
●大人になっても、「みんな手をつないでゴールしましょう」と言うことを実践していては、充実した豊かさを感ずるにはほど遠いと思います。
●がんばらなくても良い、と言う評論家は、人一倍がんばって勝ち抜いてきた人たちです。
学歴無用論を説く評論家のすべてが、一流大学出身者と言う現実と同じ事です。
●私は典型的なユルフン男ですが、龍馬の「たとえどぶの中でも前のめりに倒れて死にたい」、の言葉を胸に、チャレンジし続けたいと願っています。
●それを決心するために、知立の居酒屋で豊かさを実感したい。

雑魚  ++.. 2004/05/23(日) 13:45 [99]

 
ねぎさん、思ったよりタフですね。(^。^)
私は、若い頃田中正造伝を読み感銘を受けました。田中正造氏は、公害問題で狂気の中に生きた人です。インターネットで検索したら田中正造大学と言うのがありまた。私は、「田中正造」大学に入学します。

雑魚  ++.. 2004/05/23(日) 17:02 [100]

 
経済的豊かさ、心の豊かさ、今後の社会建設の行き方の問いから、さすが皆様のレスは読んだ本からの引用、他説得力もあり格調が高いですね。私自身の浅学を恥じているところです。それはそれとして、真っ向から述べるなら
●豊かさについてはどちらを選ぶ、と言うことにはならない。多分軸足の置き方の問題で、これもバランスと協調が必要なところです。 わが国の社会基盤整備はまだまだどれを、どれをとっても、整備途上であり、「継続的な発展」が謳われているように、日本の経済状態に見合う、実力に合った方法で整備していくのでしょう。
●ここ10年は日本の経済状態が停滞から後退している状況と、今までの整備目標が余りに、時代錯誤のものとなってきたので、政治力により、多少無理やり変えようとしています。
●小泉さんの構造改革の是非と成果は今後皆様が評価されるとして。旧態依然の政策が最近変わってきたのは事実ですね。
●では技術者として何をなすべきか?最初に戻ります。
当たり前で、答えにはなっていませんが
●日本の身の丈にあった継続的な社会基盤整備が必要で、特にバランス感覚がキーワードです。
●今までも、少なからず民間会社が公的社会的使命を担って来たと思います。具体的事例は挙げませんが今後は益々、公に関わっていく必要があります。 

Shima  ++.. 2004/05/23(日) 18:14 [101]

 
雑魚さん,Shimaさん,お久しぶりです。
あの日記は「田中正造の生涯」(林竹二著,講談社現代新書)から抜粋したものです。
学生のとき,学内の書店で何気なく手にしたのをきっかけに田中正造の虜になりました。
まだの方は一読されることをお勧めします。名著ですよ。

私も田中正造大学に入学しようかな(雑魚さん,これですね→//www.zuisousha.co.jp/syozodaigaku/)。

ねぎ  ++.. 2004/05/23(日) 23:07 [104]

 
おっと,失敗しました(^^ゞ。やり直し。http://www.zuisousha.co.jp/syozodaigaku/
ねぎ  ++.. 2004/05/23(日) 23:16 [105]

 
ねぎさん有難うございました。
いつもねぎさんは根拠を示してくれて、不精な私はいつもそれで勉強をさせてもらっています。
●田中正造は足尾銅山の鉱毒問題に取り組んだ人ですか。今日のNHKで約1000ヘクタールの禿山の緑化に取り組んだ話を見ました。緑化の面でも50年前からこんなに立派は人たちがいたんですね。
環境問題は歴史的に顕在化して初めて取り組む。
工場の排ガス、排水、廃棄物は規制され、よくなってきましたが、
効果が上がらないのが、地球温暖化ガス、京都議定書ですね。
車を取るか地球を取るか。いずれ迫られるときが来ます。

Shima  ++.. 2004/05/23(日) 23:49 [108]

 
そうです、ねぎさん。入学といっても軽く考えています。このHP程度の考えです。ということで、shimaさん、皆さんもどうぞ。
「田中正造」という名前を聞いて、年甲斐も無く血が騒ぎ出しました。
再度、熱病にかかりたい。
私が、この人の狂気(侠気)の数パーセントでも実践できたら、それが私の豊かさです。

雑魚  ++.. 2004/05/24(月) 00:04 [109]

 
狂気と正気の境界は歴史と言うふるいをかけられた過去の出来事では簡単に判断できます。しかし、現在進行形における狂気と正気の判断や評価は難しいものがあります。どこにその判断基準を求めれば、誤りの少ない言動に結びつくのでしょうか?キチガイ沙汰と思われる言動に対してはとりあえず、「こんなことして、何の得になるのだろう?」という「損得によるふるい分け」基準があります。誰もが人間は欲望に囚われることを良く知っているからです。
 我々が一番困るのは自分の利益にならない、場合によると、自分を害するような行動としか思えない場合で、それが、社会正義に適い、論理的客観的であると感じられる場合です。 これも、人は『狂気』と呼びます。一般的な狂気は、その論理が支離滅裂なのですぐわかりますが、そうでない場合も狂気として扱われます。田仲正造もそうでした。
 狂気の大半は前者ですが、ごく稀に後者が現われます。後者の特徴は、@その時期の社会をひっくり返すほどの社会正義を主張する。A論理的である。B現状で不当利益を得ているものに多大な損害を与える。C本人に利益がなく、時には自己犠牲を伴う。といった特徴を有しています。
 私達は良心と言うものを自分の中に持っています。同じように欲望も持っています。両極端に見えるこの二つも、徹底追求すると「狂気」になります。しかし、人は自分の中にこの狂気を養っています。この二つを心の中に飼っておかないと、生きる活力が出ないからです。  
人よりずっと前を行く人の思考方法をバックキャスティング(理想の姿を考えそれにもとづいて行動する)といいます。田中正造は常にバックキャスティングの人であったというのが私の三文知識です。田中正造辞世の歌を紹介します。「世をいとい そしりを忌(い)みて 何かせん 身をすてゝこそ 楽しかりけれ」。

魔法使い  ++.. 2004/05/24(月) 10:41 [112]

 
追伸、私自身も雑魚さん同様、一握りの田中正造精神とプラグマティックな二ノ宮尊徳精神を飼いならしながら、正気の人ぐらいで、そこそこ生きたいと思っていますが、青い炎さんに、又しかられるかな?
魔法使い  ++.. 2004/05/24(月) 10:52 [113]

 
魔法使いさん,あの歌は本当に辞世の歌でしょうか。私には信じられません。出所を教えてもらえませんか(いつでも構いません)。
田中正造は胃がんに罹り苦しみぬいて亡くなっています。臨終の様子は「木下尚江全集」に書かれていますが壮絶な最期です。
そのようなときに,こんな暢気な歌が詠めるはずはないと思うのですが。田中正造の日記の最期の記事はつぎのようなものです。
○「悪魔を退くる力らなきものの行為の半(なかば)ハ,其身モ亦悪魔なれバなり。已ニ業ニ(すでにすでに)其身悪魔の行為ありて悪魔を退けんハ難シ。茲ニ於てざんげ洗礼を要す。ざんげ洗礼は已往の悪事ヲ洗浄するものなれバなり。○何とてわれを。
最後の六文字は,イエスキリストが息絶えようとして叫んだことばを書こうとして力尽きて筆を投じたのではないかと林氏は述べています。田中正造は,このイエスのことばについて,かって次のように書いています。
○キリストも死にのぞみて曰く神よ神よ何とて我をすて賜うやと。これ死を悲しむにあらず。社会を悲しみたるに過ぎず候。
「狂気」についても反論したいのですが,これは帰宅してからということに。

ねぎ  ++.. 2004/05/24(月) 13:35 [116]

 
魔法使いさん,「田中正造全集第13巻」(岩波書店)を調べましたが見当たりませんね。第13巻は明治45年1月5日〜大正2年8月1日までの日記を編集したものです。くまなく調べたわけではありませんが,少なくとも絶筆から1〜2ヶ月前までの日記にはありませんでした。あの歌はもっと前に詠まれたのではないかと思います。
ねぎ  ++.. 2004/05/25(火) 00:27 [122]

 
ねぎさん,
ご指摘の短歌は以下から抜粋しました。
最後に正造の短歌。(最後にと言うのは筆者が最後に書くという意味・・括弧内は魔法使い)
「世をいとい そしりを忌(い)みて 何かせん 身をすてゝこそ 楽しかりけれ」。
http://www.jreu.or.jp/topics/tanakasyozo.htm
「最後に」を『最後の』と読み間違えたいいかげんさをお詫びします。

 今回の件で反省したもう一つの点は、上の歌を含めていわゆる「孫引き」で、原典を検索したわけではないということです。インターネットの持つ弱点かもしれません。 例えば「毒流すわるさ止めずバ我やまず渡良瀬利根に地を流すとも」という田中の短歌がHPに掲載されていましたが、地は本来なら血でしょう。それとも大地の地を取ったのでしょうか?単なるパソコンの変換ミスかもしれません。 
国立図書館の電子化はどの程度進んでいるのでしょうか?

魔法使い  ++.. 2004/05/25(火) 09:28 [125]

 
魔法使いさん,インターネットの便利なところは,簡単に検索できてほしい情報がすぐに引き出せるところです。反面,表面をサラッと撫でただけで解かったつもりになってしまうという欠点があります。
田中正造を深く理解しようとすれば,時間をかけてじっくり文献を読むしかないと思います。
ところで,私は「田中正造全集」(岩波書店)を4巻持っています。全巻ほしかったのですが当時はお金がなかったので買えませんでした。今思うと無理をしてでも買っておくべきでした。
第8巻には有名な「亡国演説」の速記録が載っています。ご所望ならコピーを差し上げますよ。

ねぎ  ++.. 2004/05/25(火) 11:09 [127]





 奇問?難問?サービス問題? 
ニュースを見ていたら、面白いニュースがありましたので、話題提供に。
千葉県の高校入試で「珍事」があったようです。その問題は以下のようなものだったようです。

 散歩をしていたらおじいさんに出会い公民館までの道を尋ねられました。
 急な上り坂のあるAの道と、平らなBの道があります。
 地図をみながら、おじいさんを道案内する作文を書きなさい。
 ただし、おじいさんがどのような様子なのか、一つ仮定しなさい。
  (1) 急いでいるようだ
  (2) 体力がなさそう
  (3) とても元気そう
  (4) 時間の余裕がありそう

結果、なんと46%の受験生が0点とまったく得点できなかったそうです。正答率は14%でした(こういう問題に「正答」なんてあるの?)。
県教委は「新しい問題傾向で時間がかかったのかも」と推測しつつも原因究明に乗り出したようです。

こういう問題、難しいと感じます?簡単だと感じます?

 
APEC  ++.. 2004/05/21(金) 16:58 [62]

 
いや〜、こういうの大好きです。難しいとは思いませんし、楽しそうでワクワクしちゃいますけど。
話に尾ひれを付けてとっても楽しいことになりそう。
しかし、「46%の受験生が0点」と「正答率は14%」はどちらも?ですねえ。
正答とされる作文とそうでない作文、見てみたいですねえ。

やまぼうし  ++.. 2004/05/21(金) 17:08 [63]

 
何をもって正答としているのか、本当に知りたいですね。
わたし的には作文で0点ということは「何も書かなかった」場合くらいだと思っていますので、そういう受験生が46%居た、ということでしょうか。
それとも、「A,B」と「(1)〜(4)」の組み合わせの中で0点を想定した組み合わせがあると言うことでしょうか?
「Aと(3)」は普通考えれば組み合わせないように思いますが、それでも作文次第では正当化できそうです。
とにかく正答が14%ですから、今の中学生には難しかったのでしょうかねー。
だけど「体力がなさそうなおじいさんから道を聞かれたので、平たんなAルートを教えました。」くらいは書けますよね?中3ですから・・・。
これも書けないとしたら・・・ちょっと心配です。
これでも一応は作文ですから0点と言うことはないでしょ?

ガン  ++.. 2004/05/21(金) 21:54 [70]

 
●この問題は私達にうってつけの問題ですね。私達って、技術士2次試験を受ける私達のことです。
問題の内容を変えれば、正しく2次試験の問題ではないですか。むしろ技術士試験のほうが、ある程度分野は限られていて簡単かもしれません。何が出るかわからないという意味では、総監の方が近いかもしれません。
●それにしても、中学生で零点が約半数というのは驚くべき数字です。
想像力、創造力、表現力等の欠如でしょうか。零点であるということは、考える力が無いというよりも、何か課題を与えられた時、そのことが未経験のことであれば何も出来ないということに等しいことです。
●140年も前であれば、元服し、一人前になる年齢です。そこまで遡らなくても、昭和の初期は女性は結婚する年齢でもあり、30年ほど前までであれば、集団就職で親元を離れ、今生の別れとばかりに旅立った年齢でもあります。それらの時代、同じ年齢の同じ国で育った人が未経験でも立派に仕事を成し遂げたことを思うと、上記のような問題に対応できない子供達が多い社会を構築してきたのは大人である者の責任でしょうから、小生も反省しなければなりません。
●小生が行っている、いくつかの社会活動が、そのような大人である者の責任の一端を果すことに遅まきながらでも役にたてば幸いなことだと、このスレを読んで感じました。

YOSHI  ++.. 2004/05/21(金) 22:58 [72]

 
APECさん、閑話休題のお遊び感覚で回答します。受験生の皆様には筆休めということでご理解ください。
ガンさん、ませた中学生の回答を考えてみました。以下がその作文です。
私は「体力がなさそうなおじいさんから道を聞かれたので、平たんなAルートを教えました。」と書こうと思いました。すると、頭の中で「体力がなさそうなおじいさんから道を聞かれたので、坂道コースを教えたら面白いよ?」というささやきが聞こえたような気がして、訳がわからなくなり、とりあえず、ありのままを書いてみました。
 と言う回答は、いかがですか?意地の悪いことを考えてしまいました。ガンさんなら何点つけます?笑。

魔法使い  ++.. 2004/05/21(金) 22:59 [73]

 
ははは。魔法使いさんはご自分の中のいたずら悪魔と遊ぶのがお好きですね。おじいさんでなく、試験官をおちょくってやろうとも思ったのかな?

受験生は、4つのうちどれかの仮定を選べ、というところで真剣に悩み、さらに書き直して書き直して時間切れになり泣き出したり、大変だったようです。
私は、この問題の混乱の原因は、「正解が1つしかない問題ばかりやってきた受験生に、正解がいっぱいある問題を出してしまったこと」ではないかと思います。
YOSHIさんのおっしゃるように、この問題は技術士試験と同じニオイがします。してみると、技術士試験も正解がいっぱいある試験なのでしょうね。

APEC  ++.. 2004/05/21(金) 23:26 [74]

 
魔法使いさんの思考の多様さ、頭の柔らかさにはまいりますね。
そうですねー、私ならその生徒の正直さを買って100点!といきたいところですが、この文章ではこの中学生の「ありのまま」が前者の優しい坊ちゃんなのか、後者のやんちゃ坊主なのかが不明です。
よって、作文の添削者としては50点!ですね(笑)

ガン  ++.. 2004/05/21(金) 23:44 [77]

 
この試験は実は採点をする先生をテストする意味も含まれていて、例えばこんな回答をされ、いたずら心を理解できずに0点をつける先生は、落第、素直な子だとだまされるようでも落第、と言う仕掛けは、なかったのでしょうか?笑。
魔法使い  ++.. 2004/05/22(土) 00:02 [78]

 
確かに「正解がいっぱいあること」を問題文に明示しておけば、悩まずに自信を持って回答できる受験生が増えた気がします。
この問題を読んで当方が最初に思ったことは、「こんな問題に正解があるの?(=採点基準はあるの?)」でした。
「条件4つ」と「行動2つ」をつなげる作文ができていれば正解なのでしょうか?魔法使いさんご指摘の「文脈の整合性」は問われるのでしょうか?魔法使いさんご指摘の文の場合、「体力がなさそう(条件)なので、『意地悪をして』急な坂道を案内した(行動)。」ならば正解なのでしょうか?でも実は、平らな道と坂道の距離を比較すると圧倒的に坂道の方が短かったら、文脈の整合性が破綻してしまうのではないでしょうか?
「受験勉強」の準備をしていた受験生にとっては、ハマル問題だと思われます。
翻って、技術士試験においても、出題傾向が変化し、その題意の読み取りに複数の解釈ができる問題が出た場合、当方も解答方針について結構悩みそうです・・。

γ−GTP  ++.. 2004/05/22(土) 00:04 [79]

 
「4つのうち一つだけを選び,老人に配慮せよ」というのは無理な注文です。
体力のない老人が急いでいる場面が頭に浮かんだ子は,何も書けないでしょう。
「配慮」とは相手の立場に立って細部まで気を配ることです。一つのことしか考えないのは配慮とはいえません。この問題は自己矛盾をはらんでいます。
困って泣き出す子もいたそうですが,可哀想なことをするものです。
http://www.tokyo-np.co.jp/04_k-shiken/cba/cba-ko/ko7.shtml(問題文)

ねぎ  ++.. 2004/05/22(土) 03:26 [81]

 
自分の中学時代を考えると、全く答える事が出来なかった。0点と思います。ただ、例えば先生が、こんな問題がでるから、その対応は、手順は、こうだと、事前に教えてくれたら、多分私でも60点くらいは取れたと思います。●思いもよらない事に対しては、14%が出来たと言うのは納得です。技術士の二次試験にしても同じことですね。私も含めて準備は大切ですね。
Shima  ++.. 2004/05/22(土) 08:01 [82]

 
ねぎさん、お久しぶりですね。問題を見てまたびっくり、今の中学生はこんな問題に面しているのですか?私だったら、駄目でしたでしょう。しかしこの様なわけの分からない問題をやらされて、選別を受け、大人になれば、頼もしい人間が育つのかどうか?よく分かりません。こんな問題より応用問題より、麓を拡げる基礎を固める。方が私は良いと思います。選り分けるだけの試験ですね。
Shima  ++.. 2004/05/22(土) 08:10 [83]

 
私の高校入試のときの問題が、「はさみについて書きなさい。」でした。それだけです。それに比べればキーワードがあるだけはるかに簡単だと思います。
0点だった受験生は学力うんぬんとかよりも、生きる力を持ち合わせていないように思います。

プリン体  ++.. 2004/05/22(土) 09:21 [84]

 
当方にとっては、キーワード(条件)が無い(少ない)方が、自由に記述できるとの判断(解答作成に向けての「ふんぎり」)をし易いのではと感じました。(それこそ、何か書けば点数になる)但し、これは個人の指向によりますが・・。
また、ねぎさんご提示の問題文および正答を確認しますと、さらに「なぜ?」が深まりました。「配慮を含む」とは道徳心、モラルの程度も採点基準に入るのか否か。それによって、『意地悪して』いる人は、文脈上の問題がなくとも満点にはならないということでしょうか?

γ−GTP  ++.. 2004/05/22(土) 10:16 [86]

 
ねぎさん、問題を読ませていただきました。
何やら色々と条件がついてますねー。こうやって生の問題を読んでみると作文問題としては変な設問ですね。
よくよく考えると、体力的なことと、時間的なことを含めた中で1つの条件を選ばせること自体、作文に必要な想像力の幅を狭くしています。
ねぎさんが仰るように「体力がなくて急いでいる」という想定はできない(受験生の多くはそう思ったでしょうね)ということになりますから、想像力が豊かな子ほど書きにくいかもしれません。
仮にそういう想定をして作文を書いたらどういう採点になるのでしょう?指示に従わなかったということで0点でしょうか?
また、魔法使いさんのようなませた(笑)作文をどう採点するのでしょう?
やはり、先に採点者の試験をした方が良いかも知れませんね。

ガン  ++.. 2004/05/22(土) 10:33 [88]

 
● 普段の学習内容が問いに即したものなら、非常に良問とおもいます。
●アメリカの技術系大学の先生の話。 
 技術でアメリカは日本に負ける気がしない。
 何故ならば、日本からの研究生、留学生は、どんな難しい問題でも正解を出す。しかし、正解に至るプロセスが全然答えられない。これでは合格点を与えることが出来ない。
 アメリカでは、たとえ答えが間違っていても、その解答のプロセスが論理的で、自分の意見が述べられていれば合格点、独創的な考えであれば満点となる。
●アメリカの試験は、どんな試験でも「あなたの考えを述べよ」が基本らしいです。だから、宿題でも量が少ないが、大変な時間を要するものらしい。
●日本の技術士試験は、外国人にとってハードルが高いとよく言われます。それは、合格率だけの話と断定します。アメリカの技術者が日本の技術士試験を受けたら、合格率はアメリカ並みになるでしょう。理由は、アメリカの制度を取り入れたものが日本の技術士制度だからです。 技術士試験の問題は、すべて「あなたの意見を述べよ」です。
 試験の解答は英語でもよいと考えられます。

雑魚  ++.. 2004/05/22(土) 17:23 [93]

 
大前氏のMITでの話。かなり難しい問題で正答したが不合格。教授曰く、「君の『答』は正しい。しかし、解答に至るプロセスが全然駄目だ」「しかし、答えが合っていれば最低でも合格とならないか」「答えだけあっていれば良しと言う、そんな危険な技術者を世に送り出すことは出来ない。勉強を一からやり直してほしい」
雑魚  ++.. 2004/05/22(土) 17:37 [94]

 
試験には出題に意図があります。
我々も技術士試験の時には』、出題の意図に悩ませれます。
今回の出題者に意図は「おじいさんがどのような様子なのか、一つ仮定しなさい」とありますので、1から4までどれを選んでもいいわけです。そして、ここが肝心なところですが、
出題文はその後、質問してはいけないとは書いていません。
従ってどれでもいいから選んで質問すればいいのです。
1を選んだら、「おじいさん、急いで見えます?」
2を選んだら、「おつかれのようですね?」
てな具合です。
 試験問題作成者はまず仮定して、次に質問をして、正解を導き出せと言いたかったのではないでしょうか?
 私は、意地の悪いこんな出題者に対して、こちらも意地悪く答えてやれ!と直感的に思いましたが、中にはいませんかね?こんな中学生。

魔法使い  ++.. 2004/05/22(土) 19:30 [96]

 
設定うんぬんより、人に対する”思いやり”があるかないかを判断してるのではないでしょうか?極論言うとそれだけのような気もするのですが・・・・。

<坂道の場合>
”おじいさんの自転車を引いてあげて、一緒に世間話(孫の話や学校の話)しながら、公民館まで行きました。坂道でちょっと疲れましたが、別れ際のおじいさんの”ありがとう”の一言で疲れも吹っ飛びました。最初、自分が考えていた方向と違う散歩になりましたが、とても楽しかったです。”

とか<平坦な道の場合>
”・・・・・・・・・おじいさんに平坦な道順を教えましたが、目印がたくさんあり万が一迷ってしまって、楽しみにしていたお孫さんの発表会に間に合わないとかわいそうなので、自分は駆け足でおじいさんに一緒について行きました。たくさん走ったのでとっても疲れましたが、別れ際のおじいさんの”ありがとう”の一言で疲れも吹っ飛びました。

なんて作文だったら、私は満点あげちゃいます。
皆様、いかが思いますか?

釣りバカ  ++.. 2004/05/24(月) 13:01 [114]

 
うーん、確かに百点満点でしょう・・・。でも、良い子の回答をする子供だけが、高得点で合格し、良い子の回答しか発想できなくなりはしないかと、ひねくれ者の私は心配です。笑。
魔法使い  ++.. 2004/05/24(月) 13:44 [117]

 
 もしかすると、答えられなかった子供達には、人に道を尋ねられて教える、教えられるという<体験>が今までなかったのかもしれませんね。体験がなければ答えるのにうまく想像できなかったかもしれません。

 私は問題文を見て、自分の実体験が浮かび上がりストーリーもでてきましたが・・・!?

 これはあくまでとっぴな仮定ですが、こういう問題でとまどう原因として、こうした実体験が希薄な社会が原因ということはできないでしょうか?だれか研究しませんか?(笑)


ランプ  ++.. 2004/05/24(月) 15:02 [118]

 
この問題の最大の欠陥は,子どもに自然な感情を欺くことを強制している点です。どちらの道を選んでも,老人の立場に立てば,余裕時間と体力の二つのことが心に浮かぶのが自然であると思います。この問題は自然に湧いてくる感情の一つを切り捨てることを要求しています。
世間ずれして感性が鈍磨した大人たちには自分の本心を欺くことなど訳のないことです。しかし,瑞々しい感性がまだ失われていない子どもたちにとっては,大人のように器用に自分自身をごまかすことができないのではないでしょうか。老人にとってどうすることが最善か真剣に考え何度も何度も書き直しているうちに時間切れになってしまったではないかと推測します。
私には何度読んでも最悪の問題にしか見えません。

ねぎ  ++.. 2004/05/24(月) 16:06 [119]

 
私は、非常に良い問題だと思いますが。
”正解がない”のではなく”正解はたくさんある”のではないですか?
配点及び注意点http://www.tokyo-np.co.jp/04_k-shiken/cba/cba-ko/ko-a2.shtmlにもあるように
指定した内容・条件にしたがっているか、また、(1)で選択したことと(2)で説明していることとのつじつまが合っていて、適切に表現されているかを採点することとなっています。
それで、文意から)、この人は優しい人、魔法使いさんはひねくれ者(魔法使いさんごめんなさい)・・・・・ということを(採点はしないが)参考にするのではないでしょうか。
普段1つの解を求めることを要求されている子供たちには、世の中正解がひとつのものばかりではないので、こういう問題が増えていくことは個人的には歓迎します。

釣りバカ  ++.. 2004/05/24(月) 18:20 [120]

 
この問題が良問か悪問かは、出題者が意図する生徒の選抜ができたかどうかの結果で評価されるものとすれば、その意図と結果が明らかでない以上、ここで評価することは無意味かつ不可能でしょう。
しかし、受験した生徒への影響という視点からすれば、ねぎさんの指摘するとおり、受験生に対して感情を押し殺して論理的かつ事務的に作文作業を遂行することを要求しており、通常そのような教育はなされていないでしょうから、受験生にとっては極めて過酷な問題であったと言えるでしょう。
高校入試という重要な場面でこのような実験的な出題を行ったことは、個々の受験生への影響を考えると、不適切であったと思います。
出題者は、そこまでの配慮に欠けていたか、感情を殺して物事を事務的に処理できるような生徒を取ろうとしたかのどちらかでしょう。
正解が1つか複数かは重要な問題ではないと思います。正解が複数になる問題は感情を押し殺すことを要求せずに作れるでしょうし、そういう問題もあることを普段から教育すればいいだけの話です。それが必要かどうかは議論が分かれるでしょうが。

社会科学者  ++.. 2004/05/25(火) 01:46 [123]

 
おそらく、出題者の意図は暗記型の受験教育人間はいらないという点にあるんじゃないかと思います。
学生時代、私がある塾で講師(物理)をしていたときは、そこの塾では数学は暗記だと教えていました。

この問題はせっかくの努力が無駄になるという点では不適切かもしれませんが、アホみたいな必至の暗記勉強を否定する動きとして、私は良問であると評価したいです。

青い炎  ++.. 2004/05/25(火) 08:13 [124]

 
ぅーん、難問といえば難問ですなぁ・・・以前何かの本でフランスの大学入学共通試験(バカロレアというのかな)で「娼婦が自殺しようとしている。自殺を思いとどまらせるためにあなたがとる方法について述べなさい」という問題が出題されたそうです。相当以前にフランスの文化相を勤めたアンドレ・マルロー氏の解答は唯の一行であったそうです。「どうか私と結婚してください」。氏はそれで合格したとか。
雑草  ++.. 2004/05/25(火) 09:33 [126]





 年金問題について 
はじめて書き込みします。
これまでずっとROM専用で掲示板を見させていただいてきましたが、なにやら掲示板が新しくなったので「書き込んでみようかな。」という気になりました。
これまでいろいろな話題で議論が交わされている様子を読みながら、参考になるやら勉強になるやらで感心することしきりでした。これからも時々参加して作文の訓練の場とさせていただきたいとと思います。
今回は、チョット技術論とは肌色の違った話題でみなさんどう考えているのか聞いてみたいと思い「今国会で騒いでいる年金問題」についてみなさんの意見をお聞きしたいと思います。技術者の方が政治的な問題をどう捉えているのか大変興味がありますので。
私自身は、新聞などでをそれほど細かに観察しているわけではないので私が知らないだけかもしれませんが、今後負担が増すのは、人口のバランスを見れば観念しなくてはならないのは明らかなので許容するとしても、現行の年金制度で発生した諸問題(未納問題然り、全国に作って10円とかで売っちゃった施設然り)をどう処理し、責任問題はどうなっているのかという点を何故国民に説明しないのか?。とまず思ってしまいます。
意図的に本論から国民の目をそらそうとするために、未納問題云々で大騒ぎしているのでは?とさえ考えてしまいます。みなさんは「年金」ついてどんなことを考えているのでしょうか・・・

 
やまぼうし  ++.. 2004/05/19(水) 12:57 [18]

 
年金として集めたお金は、基本的に別のことに使ってしまうことのないよう、厚生労働省改革が必要だと思います。そのためには、役人を処分していかねばなりませんので時間と労力がかかるでしょうが・・・・。
まったく人間というものは、個人として行動しているときはそこそこにモラル的であっても、組織・集団として行動し出したとたんに罪を犯すようになってしまいます。
それだけに、個人を責めるのではなく、そうなってしまう組織・システムを変える方向に視点を向けるべきだと考えます。どうも日本人はすぐ個人攻撃に走るところがあり、改めるべきだと思います。

未納問題は、個人(あるいは事務所)の責任か、制度不備の責任か、という議論が必要だと思います。
そうではなくて、政治家だから、自分のことを棚にあげやがってという感情論・報復論に走っているような気がします。
未加入はぜんぜん問題ないと思います。

APEC  ++.. 2004/05/19(水) 15:09 [19]

 
おーっ、初書き込みに初レスポンス!自分が投げかけた話題に人が反応してくれるのって嬉しいですねえ。チョット感動です。確かに年金問題は個人の問題ではなく、組織悪、システム悪と私も思います。個人を責める当たりはすっかりワイドショーのノリで、新聞、ニュースを見ているとうんざりします。「今度は誰々の未納が発覚した。」という報道を鬼の首を取ったかのように・・・国会議員といえども聖人ではないのだから議員年金のような手厚いものがあればこそ、強制力がない内は国民年金は払わないと思うのは当然ではないでしょうか?国民も国会議員もこれなら自分のため、みんなのために払おう!と思えるような制度改革を期待したいです。
ところでAPECさんのレスの中に「未加入はぜんぜん問題ないと思います。」とありますが、未加入は確固たる信念のもとにそうしているので個人の決断として尊重すべき。みたいなことでしょうか?そうだとすればいろいろな考えの人がいるのだなあ。と感心してしまいます。
あっ、あと未納問題でもそうでしたが、様々な機会に不祥事を理由に職を辞して責任をとることを見かけるのですが、私は以前からあれが大いに納得がいきません。例えば今回の福田官房長官には、年金改革に大いに参加してもらい、「未納を許している制度の欠陥部分」を利用した(よく知る)一人として再発防止を盛り込んだ改革を成し遂げてこそ責任を全うすることだと私は思うのですが。こうした事をシステマチックに強制する事は出来ないのでしょうか。我が国における責任の取り方すべてに当てはまると思います。
油を落とす石鹸を作るのには油が、毒蛇の解毒剤にはその毒が必要なように、問題解決には問題に関与した人間やその人の持つ情報というのは非常に重要でしょうし、社会的評価を落とした人たちにチャンスを与えることにもつながると思うのですが。

やまぼうし  ++.. 2004/05/19(水) 18:23 [21]

 
やまぼうしさん。はじめまして。
久しぶりにレスします。ぱぱといいます。

年金問題については、私も多少思うところがあります。
政治家の未納や未加入は制度がややこしいのである程度はしょうがないのかなと思ってます。まあ、20年以上も未納というの問題外ですが..

ただ、今回の改革法案でどう変わったのかがサッパリ分からない。マスコミもほとんど報道しない。まあ、自分で勉強しろということでしょうが...

払うお金が増えて、頂けるお金が減るということはなんとなく分かるんですが、それ以上がよくわからない。本当に一元化するのか、一元化すりにしてもそれに向けてどのよなステップを踏んで改革するのかもわからない。そんな話を毎日女房としていますが、まあ、そういう話を一般家庭の食卓でまじめにするようになったってことが、改革の結果でしょうか..

追伸:佐口様、前の掲示板よりも書きこみやすくて嬉しいです。

ぱぱ  ++.. 2004/05/19(水) 22:28 [25]

 
う〜ん、そうなんです。わからないのは一元化なんです。随分前に会社員が加入する厚生年金が2階建てになり、その1階部分は自営業者が加入する国民年金となり、一元化されたと思っていたのですが、もっと一元化するのでしょうか?ちょっと本格的に調べてみようかしら。
やまぼうし  ++.. 2004/05/19(水) 23:12 [26]

 
そう、ここ数年、マスコミは新聞もニュースもワイドショーのノリなんですよね・・・・
肝心の問題の核心はほったらかしで、煽ること煽ること・・・・
イラク人質問題もそうだったと思っています。

やまぼうしさん、未加入が問題ないと言ったのは、法的に問題がないという意味です。たとえば運転免許更新のときに「安全会費」というのを払えと言われますが、あれと同じ、任意です。
そのことをどのようにとらえるかは個人の問題、他人がモラルを問うなどおかしいと思います。

年金も「選択・自由・自己責任」になってきましたね。
それはそれでいいと思うのですが、それは十分な説明、説明責任を果たすことが大前提なんですが・・・・
マスコミは個人攻撃(40年前の話まで持ち出して、「オマエは40年前に立ちションしただろ。許せん奴だ」と言ってるのと同じだと思いますが・・・・)、政治家は党利党略、困ったもんですね。

APEC  ++.. 2004/05/19(水) 23:44 [27]

 
年金問題についてインターネットで調べて見たら・・・
あることあること、記事もたくさんありますが、ぱっと目を通しただけでもその問題の数たるやおびただしいです。問題と対策を多少でも整理しようかとも思いましたが、ここでそんなもの披露しても仕方がないので、皆さん機会がありましたら検索サイトで「年金改革」などを調べて見てください。
何らかの形で当事者なのでしょうから。

そんな中から衝撃の事実をご紹介
以下
http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200405050100000000041129000
からの抜粋です。

現在の制度では、支払期限後さかのぼって支払えるのは2年間だけです。 
石破さんか竹中さんあたりが「払いたくても払えないのはおかしい」と、いまさら
言っていたのですが、そんなこと前からみんな言ってるじゃん!

4月17日の朝日新聞に掲載されていたのですが、この徴収できなかった
国民年金保険料は、現制度になった86年度から02年度までの17年間で
【 約8兆1307億円 】になるそうです!!
なんと、本来徴収すべき額の【 約23パーセント 】にもなるとのこと。
つまり、4分の1が徴収できず、かつ、追納したくでもできないわけです。

「払いたい」っていうのに、「払わせてあげない」という制度なんですね。

以上抜粋

その他、議論している国会議員の意見の多くが、
「わかりにくい制度になっているのが問題」だそうです。
年金問題、相当手ごわいです。

やまぼうし  ++.. 2004/05/20(木) 00:12 [29]

 
ただ、追納に関しては議員立法で検討してるみたいですね。
86年までの過去にさかのぼり、未納分を収めることが出来るって法律です。(多分追納できる期限は3年くらいだったと思います。)
また、さかのぼって支払える期限も2年から5年に延びるみたいです。まあ、こんだけ議員さんが払っていないというのは、格好が付かないし、選挙も戦えないと言うことでしょう。未納分は後追いでも払って、禊ぎをしてきれいな体になって選挙に臨みたいといったところでしょうか。

ぱぱ  ++.. 2004/05/20(木) 12:51 [32]

 
年金問題には、怒りや呆れを通りこしているのが感想です。先日報道ステーションで高山教授(http://www.ier.hit-u.ac.jp/~takayama/index-j.html)が、年金改革関連法案は2050年まで出生率が1.39で、2050〜2100年にかけて1.73まで上がることが前提となっているといっていたが、本当なら完全に詐欺だと思う。これまで厚生労働省の人口予測はすべて馬鹿馬鹿しいほど大幅に外れている。10年前には2050年の20〜65才人口に対する65才以上人口を55.6%と予測したが、5年前にはなんと64.6%と予測している。それが去年の国土交通省白書の数字で試算すると71.9%である。厚生労働省の役人が無能であるため、こんなに度々予測が外れるという面は大きいと思うが、これはやはり道路公団が道路利用者を多く見積もって道路建設を行うのと同じで、意図的に数字を操作して国民を騙しているとしか思えない。いったいぜんたい、現在の出生率が1.32に対してどんな思考回路を持ってすれば2100年に1.73に上がるという予測が導き出せるのだろうか???国会は、未納問題でこういった基礎的な数字に対して全く議論がなされていないが、国会議員にそこまで望むのは無理か。ちなみに、2000年3月時点で厚生労働省が発表した年金の財源不足は530兆円である。その後人口予測が間違えていたのだから、試算しなおすとどれだけ膨らむのか目がくらみそうである。
つまり、私が何をいいたいかというと、年金はすでに破綻しているし、制度を取り繕うとすればすればますます泥沼である。いっそのこと任意加入にしたらどうかなと思う。それこそ自己責任の世界である。だいたい、まじめに国民年金を毎月おさめてきた人より、全く納めずにキリギリス生活を送ってきた人がもらう生活保護代の方が高いのである。任意加入にして、どうしても生活できない人は生活保護で暮らす、こんな意見はどうでしょうか?

青い炎  ++.. 2004/05/20(木) 19:15 [35]

 
調べれば調べるほど訳が分からなくなってきました。
青い炎さんの言うとおり今の年金制度は破綻しているのでしょうね。
出生率の話なんかはまさしく「呆れ」を通り越します。
しかし、多くの国民が毎年15万円強も納めているというのに、国会や国民の反応が静かですね。
韓国あたりなら国会で机とか投げちゃうとか国会に座り込みするとかするかもしれないのに。
そもそも、

1.年金=貯蓄と考えるか、
2.年金=福祉と考えるか

で大きく考え方が大きく変わりますよね。
1と考えると、いくら払って(預けて)いくらもらえる(戻ってくる)といった損得勘定が拭えません。
2と考えると生活保護者を救う発想です。
年金は1.2.の両面をもっているようなところがあるのでホント困った問題です。
年金を税金化するという案もあるようですが、それは完全に2の考え方ですね。
未納問題とか多くの問題はクリアーするようです。

今の年金をどう精算するかは別問題として、
●国民年金は破綻しているのでもう止め!
●これからの老後資金は自己責任として、個人年金などの民間金融機関に任せる。
●自己責任を全うできなかった人は生活保護をうける。
というのがシンプルでよいのでしょうか?
いまのままだと将来、(年金保険料値上げ)+(年金制度を支えるための増税)と年金のために2箇所にお金を払わなくてはいけなくなるけど、上記のようにしてしまえば、(老後資金を貯蓄する自己責任を果たせなかった人の生活保護のための増税)一本に出来てわかりやすいです。

しかし、これって現制度で未加入の人の発想に合致しますね。未加入の人たちの結論てこう言うことなのでしょうか。しかし、サラリーマンでは未加入は選択できないんですよねえ・・・

やまぼうし  ++.. 2004/05/21(金) 09:45 [45]

 
不謹慎と思われる向きがあろうかと思いますが、年金改革のプラス思考と考えてください。
サラリーマンではムリですがサラリーマン的方法はあります。個人事業主として会社と契約して国民年金加入者になり、支払いをしないという手段です。
 今の制度を改めるまで、支払いを一時停止する手段として、全国のサラリーマンの20%以上が参加すれば、合法的直接民主主義の初めての成果が上がります。
 行政は真っ青でしょう。
技術士は社会保険加入者でないといけませんので、残念ながら参加できません。

和泉式部=魔法使い  ++.. 2004/05/21(金) 11:50 [49]

 
「技術士は社会保険加入者でないといけませんので、残念ながら参加できません。」
ギョッ!本当ですか?技術士法か何かにそういった条文ありましたっけ?

やまぼうし  ++.. 2004/05/21(金) 12:49 [52]

 
 建設部門などの社内技術士で技術管理者登録の際、添付資料として、保険証のコピーを付けますので、アバウトなレスでした。
 厳密に言うと、健康保険証なので、厚生年金とは違います。社内技術士では今の保険から脱退するのは無理だといいたかったわけです。
 個人技術士事務所で技術管理者登録をする場合はどうなんでしょう?
国民健康保険証のコピーを添付しているのでしょうか?

 

和泉式部=魔法使い  ++.. 2004/05/21(金) 13:17 [54]

 
こちらに初めて書き込みいたします。

著名人による年金問題の改善案および動向について、当方が共感したものを下記にご紹介いたします。
・多様化した価値観に応じるためには、個人からの徴収は個人への年金原資のみに充当する。
・最低限の生活保障はインフラ整備と同格として、国庫(税金)を原資とする。
これは、当方にとっては、わかりやすく受け入れやすい案でした。

一方、
・今般の年金改革案は、すぐに破綻することを論理的に指摘するのが第一歩。
・情報公開法に基づき実際に政府議員および官庁へ質問上を送りつけ、回答なき場合は行政不服審査法に則り不服申し立てをする。
という動きには、当方にとって諦めを期待に換えるものでした。

いかがでしょうか?

1.改善案(大前研一さん)
<以下、抜粋>
年金は、個人で貯めたモノは利息を含めて個人で受け取り、国家としては憲法で保証されている「人間の尊厳を失わない最低限度の生活ができる」額の支給にとどめる。これは税金で賄わなくてはなりません。前者を年金と呼び、後者を生活保障と呼ぶのが適切でしょう。税金のように天引きして、高齢者に送り届ける今のシステムでは誰も気合いが入らないでしょうし、できるなら払いたくない、と思うのは当然です。
<詳細は下記URL>
http://www.bbt757.com/cs/info/yukan-fuji/lib/2004/20040515.htm

2.動向(木村剛さん)
<以下、抜粋>
年金問題を解決するための第一歩は誰が何と言おうと、生データの公開です。これが現実のものとならない限り、すべての年金改革論は砂上の楼閣であると断言して差し支えありません。現実の数字の裏打ちがない新しい年金制度に関する議論は、いかに長い時間を費やしたところで意味はないのです。
<詳細は下記URL>
http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2004/05/post_7.html

γ−GTP  ++.. 2004/05/21(金) 17:56 [66]

 
今の年金制度は20〜65才の人たちで65才以上を支えるという仕組みですから、やまぼうしさんのいう、1の年金は貯蓄というのはありえないですよ。
やはり、木村剛さんのいう、年金はねずみ講だというのが正しいと思いますね。
人口が減少に向かえば100%破綻する仕組みですね。一番大切な出生率の予測、人口の予測だけは、最も頭の悪い厚生労働省ではなくて、例えば厚生労働省の圧力のかからないアメリカのコンサルとかに委託できないものなのでしょうか?
その数字をもとに年金を考えるというふうにすればもっと現実的な対策案なり、ともかく検討ができると思うのですが・・・

青い炎  ++.. 2004/05/21(金) 20:47 [68]

 
●新聞は、27年位前、政府の意向を受け、年金博士と称する野末珍平議員を紙面に登場させ、下記のように広報しました。なお、( )書きは現在宣伝されていることです。ここで役人(高級官僚)と言う言葉を悪い意味で使わせていただきます。
Q、年金と言うものの性格は
A、年金は老後の自分のための貯蓄(数年前から世代間の助け合いと宣伝するようになりました)
Q、役人に金を運用させうまくいった試しはない
A、政府が責任をもって運用する。運用先は国債等絶対安全な運用しか許されていない。(これはフランスの話。日本は皆さんご存じのとおり。)
Q、役人がそのうち何か理由を付けて使ってしまう。
A、年金資金は他の目的へ流用出来ない法律がある。首相といえども年金に手を付けることは法律で許されていない。(これはフランスの話。年金関係の外郭団体は15位?、その子、孫、曾孫・・・会社は数知れず。その他皆さんがご存じのとおり)
●年金未払い問題の解決方法なんて簡単。国民年金とその他年金を連動させれば良い。すなわち、議員年金と言えども、国民年金を払っていなければ、それと連動させ支払額を減額する。●しかし、共産、社民が格好の攻撃対象に対して沈黙していると思ったら、やはりですね。土井さんなんて8年も払っていない、確信的ですね。瑞穂ちゃんとか清美ちゃんはどうだろう。

雑魚  ++.. 2004/05/22(土) 12:40 [90]

 
やまぼうしさん、はじめまして。年金原資の運用問題につきましては難しくて発言できる材料を持っていません。しかし運用問題を論ずるとき年金制度を知っていることが重要と思います。年金制度を熟知されているならば以下は軽く流してください。
年金制度そのものは、そんなに難しくありません。例えば技術士第一次試験の土質及び基礎から建設環境までの学習を考えれば極めて簡単です。難しい式はほとんどありません。ただ過去を振り返っても国策として教えなかったこと、また多くの国民も勉強しようとしなかったことが問題だったと感じます。終身雇用の右肩上がりの成長期であればサラリーマンにとって覚えることも不要だったかもしれませんね。
我が国では、社会保険労務士、行政書士、税理士や登記業務における土地家屋調査士、司法書士等が、本人申請以外の代理人として認められています。しかしこれらの資格は誰も教えようとしないこと勉強しようとしないことの隙間をついた行政の怠慢によるニッチ資格です。私はこれらの「士」業務は行政のご都合によるもので全く不要な資格と思っています。国による教育と行政のサービス向上で現在でもITを駆使すればほとんど、これらは不要な資格ではないでしょうか。現に私の友人の土地家屋調査士は非常な危機感をもっています。
私はすべての根源は教育不足にあると思っています。例えば年金以外にも所得税・住民税等の税金、健康保険、雇用保険、介護保険等があります。個々に年金と同等の問題があるのではないでしょうか。命の次に大切なお金をいとも簡単に天引きされているのが現状です。義務教育の中でカリキュラムとして組み込むべき課題だと思います。
以前、年金で調べたときに部分年金・加給年金・基礎年金・裁定請求・比例報酬部分・定額部分・老齢厚生年金・老齢基礎年金・在職老齢年金・報酬標準月額・基本月額等の言葉を理解しました。私も素人の域ですが皆さんはどれほどご存知ですか。やはり勉強です。

野本イチロー  ++.. 2004/05/23(日) 12:04 [98]

 
部分年金・加給年金・基礎年金・裁定請求・比例報酬部分・定額部分・老齢厚生年金・老齢基礎年金・在職老齢年金・報酬標準月額・基本月額等

なんとなく理解しているものと、ほとんどわからないもの、ですね。
しっかりと理解しているものは皆無です。勉強不足否めません。

確かに教育不足もあろうかと思いますが、まともに教えたら算数ができる能力があれば「この制度先行き難破」とみんな気づいてしまいますよね。それともちゃんと勉強すると「多少でも明るい材料」があるのかなあ?
はあ〜ッ、我々の世代は、このまま莫大な借金とツギハギだらけの年金制度を次の世代に渡すかと思うと切ないです。こういう話題となるとホント技術者って無力だなあと感じてしまいます。

やまぼうし  ++.. 2004/05/23(日) 23:32 [106]





 日本人は世界人になれるか 
イラク人質事件も一段落しましたが、この事件では、「日本人の国際化」ということについて考えされられました。
この事件は、世界も眉をひそめる被害者への「自己責任」バッシングに発展しました。
政府や国連が万能ではないこと、これを補うものとして政府組織に属しないNGOやNPOといった民間人活動が重要視・必要視されてきていることは世界的な流れですが、日本ではこのような活動の重要性・必要性に対する理解が極めて低く、「国などに迷惑をかけた」ことを責める声の方が強いという、非常に特異な現象が見られました。

その一方で、自らの信念に基づいてイラクに調査に赴き、その後はイギリス留学を予定している今井さん、日本の子供もイラクの子供も同じ視線で見ている高遠さんなど、自分の所属する市町村や県はおろか、国という枠にすら縛られず、それよりも自分の信念に従って行動する人、「世界人」として発想し行動できる人が増えつつあることを実感しました。日本人、捨てたものじゃないなと思います。

しかし、多くの日本人はそのような発想・行動が理解できなかったのではないでしょうか。国が決めたことに従え、はみ出すのは良くない、少しでも落ち度があれば叩いてやれ・・・・自分の尺度では測りきれないスケールの考え・行動を目の当たりにして理解できず、一部から言われていた自己責任論に政府も相乗りしたのを契機に、そうだそうだとなっていったのではないかなと思います。
中には、矮小な自分、家と職場、そのほかにはせいぜい飲み屋やゲームセンター程度に世界が限られ、モノとカネと快楽とつきあい程度しか行動の動機のない自分との比較の中でのやっかみもあったかもしれません。手紙や電話、インターネットを介しての誹謗中傷、根拠のない無責任な情報や被害者の個人情報の流布は、本当に矮小かつ醜悪で悲しくなります。
こういうのを見ると、国際化時代とはいえ、日本人はまだまだ国や地域に縛られているのではなかろうか、「世界人」として考え行動できるような日本人は、ビジネス以外ではまだまだ少ないなあと感じました。

皆さんはどのようにお感じになったでしょうか。

 
APEC  ++.. 2004/05/21(金) 15:15 [57]

 
世界人であるためには世界観が必要です。この点西洋にはキリスト教、アラブにはイスラム教、中国には中華思想、ユダヤにはユダヤ教があっておのおの世界観を持っています。彼らは、この世界観から見て正しいと信じる言動をとっているのではないかと考えました。
 これらの価値観はいずれも自己中心的な一神教的価値観で、実に安定している反面、古い価値観でもあります。この点日本にはこうした強固な価値観がなく、八百万神の枠内に納まるもの、もしくは収まるように変化できるものを受け入れるというお国柄です。
 私は、この、重箱をいくつも重ねることのできる柔軟性を持つ日本文化を中心にした価値観を、日本人が自覚的に共有していく必要があると考えています。このユル褌文化こそ我がニッポンのアイデンティティと考えるからです。
 この価値観からすれば、キリスト教やイスラム教が日本に定着しなかったのは当たり前で、一神教的価値観は日本では一部にしか定着しません。
 このユルフン文化は、これまでは否定的に捉えることが多かったのですが、肯定的に捉え直し、自覚的に受け入れることが、とりあえず、必要ではないでしょうか?

魔法使い  ++.. 2004/05/21(金) 16:01 [58]

 
APECさんに質問ですが、以前2つの文化(理工系と文科系)は世界観と呼んでよいぐらい決定的に違うという説を展開されていました。この掲示板のスレを見ていると貴方の中ではそうした違いはないように見えます。脱線しますが、ついでの時にお答え頂けませんか。
魔法使い  ++.. 2004/05/21(金) 16:33 [61]

 
魔法使いさん、倫理観・世界観の根底を宗教ががっちり固めているということですか。
うーん、なるほどと思うとともに、逆に一神教であってみれば排他的になるのではないか、「世界の人たちと協働しよう」というよりも「世界を支配して自分の価値観で染め上げよう」という、まさにマホメットやチンギスハンなどが繰り返してきて、今アメリカがやっているアメリカ対イスラムの「文明の対決」になってしまうように思うのですが・・・・それは「世界人」になったとは言えないのではないでしょうか。
そういう意味で、魔法使いさんがおっしゃる「ユルフン文化」を肯定的に見ることには大賛成です。

他方、これといった精神的支柱がないと、倫理・モラルにおける多様化の問題(人心のエネルギーが分散してしまう)もあります。
日本は多神教で来ましたが、一人でも八百万人でも神は神、精神的支柱ではあったと思います。
しかし、明治維新(仏教文化の遺棄)、終戦(国家神道の否定)、戦後復興からバブル崩壊(経済発展という「神」の獲得とその喪失)を経て、今は神がいないのではないかと思うのです。
精神的支柱がないことは、「価値観の多様性」などという言葉では片付けられないことで、まさにアイデンティティの喪失です。
「火の鳥」ではありませんが、経済発展という「神」の死とアイデンティティの喪失の中から、新しい精神的支柱を生み出す必要があるのではないか、それができれば世界人になれるかもしれない、と思っています。
それは何?と言われるとわかりません。「みんな違って、みんないい」ということを教えられて育つ今の子供たちが大きくなったときに姿が見えてくるのかもしれません。

ところで魔法使いさん、「私の中では理系と文系の違いがないように見える」というのは、排他的でなく共存している、という意味に取らせてもらっていいでしょうか?

APEC  ++.. 2004/05/21(金) 17:12 [64]

 
 私には、理系と文系が共存しているように見えます。
次に一神教は排他的になるので、アメリカもイラクもああなるのではないかと思っています。十字軍の頃から彼らは反目しあって、決して価値観を共有したりはしていないのではと、疑っています。

 最後に、価値観の多様性を裏打ちするのは、
@義、勇、智 言い換えれば個人の主体性を持った武士道精神が必 要です。
A情けは人のためならずがわかっている経済人です。
B地球環境を守るには、足りるを知った環境経済精神も必要でしょ う。
C勇気を持ってちょっと踏み出し考えながら又進むという柔軟な心 もいります。
 
こうした21世紀型の知恵を重箱の中にいれたり、風呂敷に包んだりしながら、世界に情報を発信するようになるのが、21世紀タイプの、日本発世界人と言うことでどうでしょうか?
 
 21世紀の風呂敷とはなんでしょうかね?
インターネットかなと思いつきました。
 そして多分、掲示板ー1・・・これも21世紀型の重箱で、我々技術者が世界人となるための知恵袋に成長していくのではないでしょうか?特に日本人は集団でものを考えるのが得意なので、インターネットをそんな形で利用していくのがよいと思います。
 まだこれらは十分成長していませんが、いずれ我々を支えてくれるドラえもんアイテムですね。
 私はやはり楽天家です。
 

魔法使い  ++.. 2004/05/21(金) 22:22 [71]

 
風呂敷、いいですね。中身にあわせていろいろな形になれます。

理系と文系が共存、ですか。うーん、自分分析というのをほとんどしないので、ちょっと面食らっています。

魔法使いさんの上げられた@〜Cに、「仲間とともに活動するということが足かせにならず、プラスのエネルギーになる」というのも加えていただきたいですね。
それが私の「カラッとした結」です。

APEC  ++.. 2004/05/21(金) 23:32 [75]

 
私は都市計画部門で、情けないことに数学が苦手なので、自分では文系的と自己分析しています。ここからの意見は我田引水ですが、都市計画系は文系が半分はいると思っています。おそらく他の部門に比べれば、圧倒的に多いはずです。
 ナレッジマネも数学のない世界がちゃんと展開されています。従って私はついていけますが、数学が出て来ると、お手上げに近いですね。
 忘れていました。からっとした結い。他の方も一杯いろいろな21世紀にふさわしい道具を持って見えると思います。
 「プロゴルファー猿」には旗包みというホールインワン技術がありました。包むと言う文化はむき出しと違い、優れて21世紀的です。
 そうそう、いたずら心=サザエさん文化、これも世界人には、必須アイテムです。
 もともと落語が好きな民族ですから、ユーモア精神はあるはずです。教育していないだけでして、子供達には教育して頂きたい一つです。出前授業があるなら、是非加えてください。笑。

魔法使い  ++.. 2004/05/22(土) 00:35 [80]

 
魔法使いさん、落語はいいですね。
しかし落語のような「笑い」の感覚は、国が違うとがらっと変わったものになるように思います。
コンピュータでもギャグを理解する(笑う)プログラムを作るのは大変困難らしいですが、日本人ならほとんどの人が笑うけれどアメリカ人はほとんど笑わないギャグってありますよね。反面、どの国の人も笑うギャグというのもあるようです。
ギャグとは何かということも含めて、面白いテーマかもしれません。

落語といえば、現代人の私でも爆笑するような落ちもあれば、落ちそのものがわからない落ちもあります。
「牛褒め」などは小学生のときに落語の本で読んで腹を抱えて笑った覚えがあります。しかし人情ものはさっぱりでした。花火の夜に無頼を言う侍の首を飛ばした箍屋を庶民が「たーまやー」に引っ掛けて「たーがやー」とたたえるという「たがや」などはブラックユーモアですが、逆に「その後のたがや」を思い悲しくなったりもしました。
落語などにちりばめられた様々なギャグやウィットをどれくらい理解できるかということは、日本文化の変化のバロメータなのかもしれませんね。

APEC  ++.. 2004/05/22(土) 09:58 [85]

 
先ほど、小泉首相が平城に到着しました。中継を見ていたのですが、総理が機外に出て少し立ち止まり、周りをぐるりと見回したのがとても印象的でした。彼の心中に何が去来し、何を考えていたのか想像すると尽きないまのがあります。
●そこで、このスレの題意に即してのことですが、古代国家、中世国家、近世国家、近代国家、現代国家と時系列で並べてみると、あるところに住んでいる人が、国民であると認識するのは国家が国家として、おまえ達はこの国の国民であると住民に意識付けをすることから始まりそうです。
●古代、中世の我が日本列島に住む人々のどれだけが、当時の国というものを認識していたか定かではありませんが、少ない割合であっただろうことは想像に難くありません。逆にいえば、そのことが列島の外へ出て行ったり、外からの流入者があっても抵抗は少なかっただろうと思われます。
●時代を引き寄せて、この150年を振り返っても、中央政府の支配が希薄な地域では、日常的に近隣国との行き来があり、そのことがそれらに携わる人々にとっては国際的な活動を当然のこととする意識を生み出しています。
●小生の生まれ育ったところでは、明治以降多くの人が外国に出ています。もっと遡れば、唐やルソンとも行き来のある港が、指呼の間にあり、そこからの品物、人が往来した場所でもあります。
祖父母の兄弟が、北米大陸や、南米にも多く渡り、住み着いてもいます。帰国した人の子息の中には国連開発計画の職員もいます。
小生は、面識もなかった、その国連の方と東南アジアのある国で打ち合わせをし、食事の時に四方山話しの中で、田舎のお互いの祖父母の家が200mしか離れていない4軒隣の方と聞いて、お互い驚いたこともあります。
●今のわが国の国民の外国との行き来は活発ですし、小生が関与しているNGOでも、多くの日本の若い方が、活躍しています。それも、基本的には外国人立ち入り禁止地域で、その地域の人と信頼関係を築き、「あなたは外国人だけども、友人であり私達に力を貸してくれ」といわれるまでになっています。
●そういえば、小生の仲間の現地スタッフたちは、所謂国際結婚を多くしています。日本人男性2人がそれぞれ違う国の方と結婚していますし、日本人女性1人が外国の方と結婚しています。彼ら3家族といっしょに食事すると、生まれ育った国が5カ国になり、子供達は現地語で会話し、親同志は、日本語、英語、中国語、現地語が飛び交うという賑やかさです。
●あのような所に行くと、日本人は相当国際的だと実感します。小生も、定年までは国内で義務を果しますが、定年後は、晴耕雨読しながら、出かけていって彼らと一緒に「ヒト」としての義務を海外で果たしたいと考えています。

YOSHI  ++.. 2004/05/22(土) 10:48 [89]

 
YOSHIさんのおっしゃるとおり、国境とか民族、国家に縛られていない日本人は数多く活躍しておられます。
ただ、海外で活躍している人、してはいないけれど必要とあらば比較的容易にできる人は、やはりまだ少数です。
大多数の日本人はこの島々の中にだけ生活があり、ガイジンとのコミュニケーションは取れず(取らず?)、日本人だけで生活しています。

最大の壁はやはり言葉です。これはもう間違いないと思います。
しかし、その壁は少しずつクリアされつつあるように思えます。
中学校の英語の先生を見ていると、私が中学生だったころに比べて、会話能力が格段に上がったと感じます(昔の英語の先生は文法偏重だった)。自分の子供たちをみてもそれは思います。
また、文科省は「英語で仕事ができる人間を育てる」ため、小学校に英語活動を取り入れるなどの施策をとっています。小学校現場でも、明確な到達目標やマニュアルなどがない中で、試行錯誤的ながらも英語活動をはじめています。おそらく彼らが社会人になる10〜15年後からその効果は出てくるでしょう。

あとはやはり世界観というか考え方のほうですね。
日本という国家と日本人という民族がほぼイコールで、ムラ社会がその単位を拡大してきただけ、すなわち「自分の世界」が集落→市町村→都道府県→日本というように広くなってきただけで、単一価値観を求め、それ以外の価値観には排他的であるという「文化」です。
自然と共生する日本文化の根幹を守り、かつ全く異なる価値観に対してもこれを受け止め包めるような包容力・ゆとりを持った民族になれないものかなあと思います。

YOSHIさん、以前にも申し上げましたが、将来はぜひ私も仲間に入れてください。

APEC  ++.. 2004/05/22(土) 14:25 [91]

 
追伸:ちょっと私事
私の市には拉致被害者の地村さんがお住まいで、先日我が家の近所に引っ越してこられました。
ご夫妻は市役所と県事務所に勤めておられますが、職場の皆さんは気遣いつつも特別扱いはせず、自然にリラックスして仕事ができるようにしておられ、いつも感心しているところです。
今日も朝から家の上をヘリが低空飛行していましたが、何とか静かに家族の再出発をしていただきたいなーと願っています。
時間がたてば、いろいろな思いを語ってくれるでしょう。それまで「待つ」ということを社会がしてくれないだろうかと願っています。

APEC  ++.. 2004/05/22(土) 14:35 [92]





 循環型社会について 
最近、槌田敦教授や武田邦彦教授のリサイクル批判の本を読んで、何がなんだかわからなくなりました。さらに不法投棄やリサイクルの実態を描いた『産廃コネクション:石渡正佳著』などはかなり衝撃的でした。資源の消費を抑えるためのリサイクルですが、現在においても大量に車や電化製品さらに住宅やマンションやビルが出来ていますが、本当に資源の消費が抑制されているんですかね。トヨタ自動車など一社で一年に600万台の車を生産していますが、その大量の自動車がリサイクルされたとして、シュレッダーダストの需要なんてそれほどあるんでしょうか?これから大量にはじまる昭和40年代のビルの解体に見合った再生路盤材の需要なんてあるのだろうか?リサイクルにまわった廃棄物に有害物質が混入した場合、再生品にはそのまま有害物質が混入してしまうようですが、それでいいんでしょうか?
実は考えがまとまっていないのですが、議論すれば少しは考えがまとまってくるのかなと思った次第です。テーマは『リサイクルは本当に環境によいのか?』です。

 
青い炎  ++.. 2004/05/20(木) 20:55 [37]

 
リサイクルやLCAについては、安井至さんが客観的に捉えてると感じています。
安井さんの科学技術者としてのスタンスは、とても好きですね。
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/AruAruRecycle.htm
http://www.ne.jp/asahi/ecodb/yasui/NoRecycle.htm
トップは下のですが、面白いテーマや切り口がいっぱいで、目を通すのも時間かかるけど、検索エンジンついてるし、どうぞ覗いてみて下さい。
http://www.yasuienv.net/

他には、エントロピーとかを考えると、あるべきリサイクルがどういうものか、あるいは3Rに対する基本的な評価はわりと明白だと思いますけど、どうでしょう?
しかし、それらを数値化して表現しようとすると極めて複雑・不確かになってきて、いろんな言い分が出てきてしまう。
それから実践までの道のりの険しさが問題。
ペットボトル捨てて、リターナブルガラスビン、使えますか?


P&B  ++.. 2004/05/20(木) 21:21 [38]

 
「リサイクルは本当に環境に良いのか?」と問われると考えてしまいますが、盲目的にリサイクルを唱えることには反対です。
リサイクルはバージンマテリアルの消費を抑える効果はありますが、大量生産・大量消費を抑える手段にはなり得ません。
また、製造過程の消費エネルギーを考えた場合、バージンマテリアルで作った方が省エネかもしれません。
だからといって「ペットボトルを捨てて、リターナルガラスビン、使えますか?」と問われるとやはり考えてしまいます。
このように考えると、あまり思いつめずにバランスよく3R(4R?)を使い分けるということでしょうか。
ただし、リサイクルよりリユース、リユースよりリデュース、リデュースよりリフューズという気持ちは持っておく必要があると思いますが。
ある小学校でリサイクルについて教えていた先生が子供たちにこう言ったそうです。「誰がアルミ缶を多く集めてくるか競争だ。」
A君は早速家に帰ってビンビールを飲んでいた父親に言ったそうです。「お父さん、アルミ缶はリサイクルできるから環境に優しいんだよ。缶ビールに代えてよ。」
お父さんは可愛い子どもの頼みにしぶしぶ割高の缶ビールに代えたそうです。
先生が間違ったことを教えたとは思いませんが、言葉足らずがもたらした笑えない笑い話です。

ガン  ++.. 2004/05/20(木) 23:40 [42]

 
「リサイクルは本当に環境によいのか?」
 いいものもあれば、悪いものもあるとしか言えないでしょう。LCAで判断せざるを得ないですが、完成された手法ではないですよね。

「ペットボトルを捨てて、リターナルガラスビン、使えますか?」
 判断にあたり、LCAもですが、外部不経済の内部化をした価格の設定も必要だと考えます。(バージン課税が不可欠でしょう。)
 私は、一升入りの焼酎の紙パックを買うときに非常に悩みながら買っています。(LCAでは一升瓶より悪かったはずですが、だいぶ安いので・・・。)

天馬  ++.. 2004/05/21(金) 12:21 [51]

 
パチスケです。
私も、ここ1年ぐらい、安田先生のHPで、色々と情報を仕入れて、
自分なりに消化しようとしております。

> だからといって「ペットボトルを捨てて、リターナルガラスビン、使えますか?」と問われるとやはり考えてしまいます。
私(と妻)は、ジュースが余り好きではないので、醤油、みりん等のペットボトルを除くと、二人で1年に数本しかペットボトルを買いません。
そのため、私自身は、ペットボトルを捨てても全く構わないのです。というか要りません。
しかし、醤油等はペットボトルの方が使いやすいし、ご老人や女性にとっては、ガラス瓶の醤油は重たいとは思います。

一方で、、まだ子供は居ないのですが、子供ができたらおそらく使い捨ての紙おむつを使うでしょう。
これは、水分量が極めて多く、廃棄物としてはかなり負荷のかかるものです。
このリサイクルもメーカーは視野に入れ始めたようですが、今私に、布おむつを使えと言われても、なかなか実践するのは難しいです。

とにかく、人それぞれ何かしらの環境負荷を与えているのは事実だと思います。
人それぞれ生活スタイルがありますので、どの負荷は良く、どの負荷が悪いとは一概には言えませんし、
この今の便利な生活を変えていくことにつながるので、なかなか解決策は無いとは思います。
まあ、それこそ、(環境)技術士の仕事かと思いつつ、日々仕事と
二次試験勉強に励んでいるところです。


パチスケ  ++.. 2004/05/21(金) 13:07 [53]

 
初歩的質問で申し訳ありませんが、教えてください。
@スチール缶とアルミ缶ではどちらが、環境への負荷が少ないのか?
Aリターナブルガラスビンの使用が減っているのは1)紙パックのほうが安い。2)重くない。3)割れない。4)場所を取らない。と言うことが原因か?
B紙など燃やせるものでごみ発電資源として利用すれば、一概に否定はできないとする意見はないのか?あるとしてその評価は?
C分別して燃やす、分別して埋めるということにプラス点を与えるという考えはないのか?
Dごみ発電の場合、純粋分別では温度が上がらず、ダイオキシンが発生するので、温度をあげるため、一割程度は、ペットボトルなどを混ぜると聞いたが、そうした使い方をした場合、ペットボトルのトータルコストはどのように評価するのか?

魔法使い  ++.. 2004/05/21(金) 14:15 [55]

 
私の市では、ようやく紙ごみとその他の燃えるゴミとの分別が近く実現することになりました。
紙ごみは燃えにくいので焼却施設泣かせですが、「え?紙のほうが燃えやすいんじゃないの?」という認識の人のほうが多いようで、なかなか啓発も進みません。
私の市の場合、PTAの資源回収で新聞・紙・ダンボールに補助金を出しています。業者買取がkgあたり2円、補助金が3円で、合計5円です。
昨年、「もう1回多く資源回収ができないか?」と市から言われました。「クリーンセンターの補修費を思えば、補助金を1回分余慶に出したほうがずっと安い」そうです。
こういった自分の身近なところにあるごみ問題を、市民レベルで理解することって結構大切なんじゃないでしょうか。
またまた議論を脱線させてしまったかな?

APEC  ++.. 2004/05/21(金) 15:15 [56]

 
APECさんの話は生活感があって、わかりやすいですね。
APECさんが活動しているPTAの回収活動は、分別収集が徹底しているので、その後の処理がしやすく、焼却炉も傷めにくいので、トータルでお徳ということですか?合計5円と言うのは市の予算がキロ当たり5円と言う意味ですか?

魔法使い  ++.. 2004/05/21(金) 16:14 [59]

 
追伸、紙はその他の燃えるゴミに比べてなぜ燃えにくいのか、教えてください。もともと紙は重ねると燃えにくいのはわかりますが、そういった自覚はあまりありませんでした。
 私は紙を@新聞紙、A雑誌、B広告紙に分けていますが、@はリサイクル、Aは焼却、Bは焼却のためでもあるのでしょうか?

魔法使い  ++.. 2004/05/21(金) 16:24 [60]

 
魔法使いさん、キロ5円=業者買取2円+市の支出(補助金)3円という内容です。
ちなみに、資源回収で年間200万〜300万円ほどを市内全小学校で上げていると思われます。つまり400〜600トンですね。
年に2回やるので、1回あたり市は60万〜90万出していることになります。これを何年か積み上げるより、紙ごみを燃やし続けた場合の焼却施設のメンテ費用のほうが高くつくということですね。
紙ごみが燃えにくいのは、まさに「重なるから」だそうです。

ところで私の市の紙ごみ対策ですが、キロ5円での買い取り対象を個人にも拡大し、現金でなく地域通貨で貯めておき、中心市街地商店街での購買、市の行政サービス、イベントでのゲーム券、市営入浴施設の利用料などに利用してもらうという案を出してあります。検討に入ってくれるかな?

APEC  ++.. 2004/05/21(金) 17:23 [65]

 
APECさん、流石ですね。その提案はPTAという立場で行ったのですか?それとも個人?

ガン  ++.. 2004/05/21(金) 18:45 [67]

 
APECさん、私が気になるのは回収された紙の行方です。
運搬して、分別して(この分別作業は大変らしい)、再生紙を作ったとしても、当然売れ残ります。
そうすると、ここでも税金を投入して再生紙を安くして利用を促すしかないと思われます。
私は、なんとなくこういう自然法則を無視した無理矢理リサイクルについて、危うさを感じます。
まず、古紙回収率が上がっているのに、紙の生産量が全く減っていないのはなぜなんでしょうか?リサイクルによって、結果としてバージン紙の生産量が減らなければ、意味がないと考えます。この視点がなければリサイクルのためのリサイクルになって結果的に環境にはよくない結果とならないだろうか、と心配になります。
次に古紙に含まれる毒物除去の方法をなんとかしないと本当にやばいんじゃないかと思います。環境ホルモンなど微量でも人間に影響を及ぼすことが分かってきているのに、リサイクル品を推進するのは危険な香がしますね。現在再生紙から再生紙はできないんですよね(もしかしたらすでに新技術が開発されているのかな)。もし、再生紙から再生紙へのリサイクルが可能になれば、毒物の生物濃縮みたいなことがリサイクル品に生じるんじゃないかと思います。
魔法使いさんがあげていた、紙は燃やしてゴミ発電に使う方が環境によいという考え方も検討されて当然だと思います。

すべての町がリサイクル率を誇るのではなくて、バージン紙の消費量を減らしたことを誇るようになることが、大切じゃないかと思っているのですが、正直リサイクルはよくわからないですね。

青い炎  ++.. 2004/05/21(金) 21:21 [69]

 
ガンさん、「PTA代表の自分」として発案したものです。私たちのPTAは「持ち帰って意見を聞いて・・・・」はできるだけ避けて、代表の立場で代表たる自分の思うところで意見を述べることを申し合わせています。

青い炎さん、単純にはメリット・デメリットですね。
焼却施設の超寿命化を考えたとき、紙は「燃えないごみ」くらいに考えたほうがいいのです。
そしてその「燃えないごみ」をどうするかというと、コストをかけて燃やすか、埋め立てるか、リサイクルするかということになります。
経済性・環境インパクトなどを総合的に勘案して、リサイクルするのが、一番よい(メリット/デメリット比が大きい)ということだと理解しています。
なお、バージン紙使用量が減らないのは、紙の消費量全体の伸びとリサイクル紙がコスト高であるためだと考えます。
後者については、「コスト」を購入費だけで考えるかどうかという問題があり、ここがポイントだと思います。
前者については悩ましい問題です。コンピュータの発達は、髪の使用量を激増されました。この皮肉な結果をいかに解消するかが問題ですね。

APEC  ++.. 2004/05/21(金) 23:42 [76]

 
読み返したら誤字だらけですね。お恥ずかしい。
結局のところ、「ごみ」というものは、燃やす、埋め立てる、リサイクルのどれかということになります。
また、「燃えるごみ」と「燃えないごみ」の境界は状況、特に燃焼温度に応じて変化します。
RDF焼却炉はプラ類など何でも燃やせますが、当然コストがかかります。しかし1400度を保つのが大変です。
私の市のクリーンセンターはPDFではありませんが、ダイオキシンを飛ばす800度を保つのに四苦八苦しています。温度を上げるのにいろいろ添加しないといけないそうです。
紙ごみは燃えにくく温度を下げるというのが、紙ごみを燃やしたくない最大の理由です。

「燃えるごみ」と「燃えないごみ」ではなく、「どんなごみなら燃やせる施設を自分の自治体は持っているか」を知るべきだと思うのですが・・・・

APEC  ++.. 2004/05/22(土) 10:28 [87]





 掲示板ー1の新設 
皆さんにご迷惑をおかけしました。これまでの掲示板の復旧見通しが立ちませんので新たに設置しました。これから技術士を目指す皆さん、更に資質向上を図る皆さんの有意義な場となることを期待しています。
 
佐口  ++.. 2004/05/17(月) 13:54 [1]

 
佐口さん、ありがとうございます。
新しく生まれ変わった掲示板が活発で忌憚のない意見交換の場となり、多くの技術者を育てる揺りかごとしていつまでも愛されていくことを祈念して止みません。

魔法使い  ++.. 2004/05/17(月) 14:08 [2]

 
佐口さん、お疲れ様でした。
皆さん、又活発な議論を積み上げていきましょう。とりあえずは再生掲示板を祝してカキコです。

YOSHI  ++.. 2004/05/17(月) 20:56 [4]

 
romの日の方が多いのですが、
新聞を見ない日が続いたようで、寂しい思いをした。

雑魚  ++.. 2004/05/17(月) 21:24 [5]

 
佐口さん、本当にご苦労さまでした。
私も最近はほとんどROM専でしたが、復帰(新たな息吹)を祝して書き込ませていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。

つったん  ++.. 2004/05/17(月) 22:01 [6]

 
佐口さん、お忙しい中での掲示板の復活、ありがとうございます。
最近は「言わザル」でしたが、決して「見ザル・聞かザル」ではなく毎日一度は覗いていました。
これからも様々なテーマで活発な議論が交わされることを願っています。

ガン  ++.. 2004/05/18(火) 01:54 [7]

 
パチスケと申します。
初めて投稿いたします。
いつもROMばかりですが、いずれ、皆様の議論に参加できるよう日々精進していきたいと思います。
色々なサイトで数々の人にお世話になっております。
私も、自己の研鑚に努めるとともに、
自分なりの知見を何かの機会にアウトプットできるよう頑張りたいと思います。
今後もよろしくお願い致します。

パチスケ  ++.. 2004/05/18(火) 10:02 [9]

 
 佐口様、掲示板が復旧しましたね。おめでとうございます。
 復旧までの間、いろいろと御足労いただいたのでしょう。ありがとうございました。
 いつもROMの一人ですが、この掲示板はとても良い刺激となっています。感謝しております。
 今後もこの掲示板を利用し、更なるステップへと進みたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

ウータン  ++.. 2004/05/18(火) 22:49 [15]

 
師匠、掲示板復活ご苦労様でした。
ほとんどROM専ですが、無いと調子が狂ってしまいました。
本当に貴重な掲示板であることを再実感しました。
今後も技術者にとって、話題の宝庫であることを願います。
今後とも宜しくお願いいたします。

PMP(★虎)  ++.. 2004/05/19(水) 08:58 [17]

 
佐口様,掲示板の再開ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。

掲示板ー2で「一部の常連が戯言を書いている。常連は反省すべきだ」との指摘がありました。
なにを反省しなければならないのかよくわかりません(質問してもレスがもらえません)。
たびたび書き込むので,良きにつけ悪しきにつけ目立つということでしょうか。

ROM専の方への提案です。掲示板が新しくなったことですし,
これからはROM専をやめて積極的に書き込んで常連になられてはいかがでしょうか。
掲示板が活性化しさまざまな意見が聞けるメリットがあります。  

ねぎ  ++.. 2004/05/19(水) 16:47 [20]

 
「常連は反省すべきだ」発言の経緯は知りませんが、私は今回初めて書き込んでみて楽しいです。文章を書くと思ってもいないことを書いてしまったり、漠然としていたことが整理されたり・・・
やまぼうし  ++.. 2004/05/19(水) 18:31 [22]

 
佐口さん、掲示板復活ご苦労様です。
これからもよろしくお願いします。

やまぼうしさんのおっしゃるとおり、頭の中で何となくイメージとしてあるものを、言葉・文章にして、なおかつ他人に説明、あるいは説得しようとすることで、具体化され、整理されます。
また、書きながら連想して新しい発見をすることもあります。
一度推敲してから投稿したり、チャットでは得られない密度がありますよ。

ねぎさんのおっしゃるとおり、積極的に書き込んでいただけると嬉しいですね。
まあ、人それぞれですので、相互理解・気遣いは忘れないようにしましょう。
「みんな違って、みんないい」
6年前に娘が小学校に入学したとき、教室に書いてありました。いい言葉だと思います。

APEC  ++.. 2004/05/19(水) 23:51 [28]

 
佐口さん復旧有難うございました。パソコンのスイッチを入れたとたん、まずメールチェック、次は掲示板様式ー1と繰り返して降りましたので、やっと安心です。最近あまり書き込んでいませんが、この掲示板がますます発展いたしますように期待しています。百万人の方が感謝していると思います。ちょっとオーバーかも。
Shima  ++.. 2004/05/20(木) 06:00 [30]

 
佐口さん、掲示板の復旧ありがとうございます。
久しぶりに掲示板を覗いてみたら画面が真っ黒になっていて、
目の前が真っ暗になりました。

青い炎  ++.. 2004/05/20(木) 17:39 [34]