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 地球環境問題について考える(再現コピー版) 
このスレは、地球環境問題全般について考えるスレです。

貼付図は11月16日の天気図と衛星画像です。
この日は、秋とは思えないほど空気が濁っていました。
眼がショボショボするので、光化学スモッグです。
おそらく、隣国からの贈り物だろうと思って、天気図と衛星画像を調べると、やっぱり、
中国の大気汚染が最も著しい地域の上空から、日本列島に向かって強い風が吹いていました。
広島ではこのような日が多いです。魔法使いさんの高知はどうですか?
最近、中国からの汚染物質の影響で病気になる人が増えているようです。
http://www.okadaue.com/health/e83.htm(中国からの大気汚染で病気)

次は、SAPIO、9/26、「繁殖する中国毒」、からの抜粋です。
ここから…

経済成長の著しい中国は現在、重金属による河川・土壌汚染に悩まされている。
例えば、広州やマカオなどに野菜を供給している広東省珠海デルタ農地は、昨年の中国政府による調査で、土壌の約40%が鉛やカドニウムのほか、ニッケル、水銀などの重金属で汚染されているとわかった。主な原因は、林立する工場から垂れ流される工業排水だ。河口付近は、特に重金属が堆積しやすく、大紀元の報道によると、農業用水の一部は油で汚れ、鉄さびのような赤色に変色していたが、農家や野菜販売業者たちは、「重金属」という言葉すら知らない有り様だったという。重金属い汚染された野菜は省内外で販売されていた。
このような汚染が、七大河川を通じて中国全土に広がっている。中国政府は7月、「河川の70%以上が重金属、残留農薬で汚染され、都市部の地下水も90%汚染されている」と公表した。汚染が深刻な淮河流域では、がん発症率が30年で320倍になった「発がん村」の存在も明らかにされている。また中国国土資源部は4月、「重金属に汚染された作物が年間1200d以上出荷されている」とも発表した。<略>

ここまで…

中国は温暖化ガス対策などをやっている暇はありません。早急に解決しなければならない課題が山積です。日本を始めとする周辺諸国はたいへんな迷惑を被っているのです。
魔法使いさんが言うところの、
球環境保全は必要である→しかし、資金がない→環境の経済化が必要→人為によるCO2主因温暖化説の提唱→クリーンメカニズムの採用→資金の獲得→地球生態系を含む地球環境の改善
は、「風吹けば桶屋が儲かる」式で、桶屋が儲かるには長い時間がかかり、また、儲かる保証もないと思います。
      ねぎ ++.. 2007/12/15(土) 13:30 [3982]

 
コピー  ++.. 2007/12/24(月) 16:49 [4043]

 
資金を捻出するには長い時間がかかり、儲かる保証がないとして、中国という国の環境問題をどのように解決していくのか、ねぎさんの意見をお伺いしたいものです。
先進国以外の、人口の多い国が急速に工業化を進めると、CO2だけでなく窒素酸化物をはじめとする大気汚染、水質汚染、土壌汚染が広がります。
 先進国以外の国が持続可能な経済発展を続けながら、環境問題にそこそこ対応していく資金はどこから捻出するのですか?先進国の資金援助ですか?それとも、当事者の自助努力ですか。
1)中国はすでに発展途上国とは認められないので自助努力をさせる。
2)BURICSも同様の自助努力を行わせる。
3)その他の発展途上国には資金援助を行う
4)最貧国には飢餓と貧困撲滅の先進国プロジェクトを行う
ところで、最大のCO2排出国であるアメリカ問題はねぎさんから見て、どのように対処して言ったらいいのでしょうか?
                      魔法使い ++.. 2007/12/16(日) 19:11 [3983]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:02 [4044]

 
>中国という国の環境問題をどのように解決していくのか、ねぎさんの意見をお伺いしたいものです。

中国が中国の責任において解決すべき問題だと思います。

ねぎ ++.. 2007/12/16(日) 19:20 [3984]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:14 [4045]

 
久しぶりのニアミスですねえ。編集してみるとねぎさんの書き込みが・・・
1)〜4)+アメリカについてお答えください。
魔法使い ++.. 2007/12/16(日) 19:32 [3985]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:15 [4046]

 
1)〜4)はそのとおりだと思います。

>ところで、最大のCO2排出国であるアメリカ問題はねぎさんから見て、どのように対処して言ったらいいのでしょうか?

何度も言っているでしょう。CO2はたいした問題じゃないって。


ねぎ ++.. 2007/12/16(日) 19:44 [3986]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:16 [4047]

 
ねぎさんは、人為による地球温暖化の可能性は90%、自然現象による温暖化の可能性は10%と言う前提のもとに、10%の論点に立って書き込んでいると思っていました。
(どうもそうではないらしいというのが現在の感想です。)
 そこで、もう一度質問ですが3970のグラフは人為によるCO2増加を加味したグラフなのですか?私が読んだ資料では、このグラフは自然現象によるCO2増加グラフとあります。人為が加味されていないのなら、温度上昇が先行し、その結果、海洋中のCO2が大気に放出されるのだから、自明の理であり、人為による温暖化を否定できる資料にはなりません。
このグラフはねぎさんにとって、どんな意味があるのか、どう受け取っているのか、教えて下さい。

 CO2は大した問題ではないとのことですが、
1)他の温暖化物質、例えばメタンとか、フロン代替物質とか、が地球温暖化に大きな影響を与えているという考えが陰に隠れているのか。
2)上記の影響を含めて、人為による温暖化は大した問題ではなく、自然現象(太陽黒点増加)による温暖化である。
と考えているのか、確認したいのですがいかがですか??
                       魔法使い ++.. 2007/12/18(火) 09:51 [3987]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:18 [4048]

 
>ねぎさんは、人為による地球温暖化の可能性は90%、自然現象による温暖化の可能性は10%と言う前提のもとに、10%の論点に立って書き込んでいると思っていました。

いま出張から帰ってきました。
魔法使いさん、私、どこにそんなことを書いていますか?
90%…10%…、Ah!がっくりきます。私は技術屋です。数値にうるさいのです。そんな適当な数値を並べるわけないでしょう。

>そこで、もう一度質問ですが3970のグラフは人為によるCO2増加を加味したグラフなのですか?
これについても、もう少しよく考えて質問してください。

私は、気象学の専門家ではありません。専門外の問題ですが、自分の頭でひっしになって考えて発言しています。魔法使いさんはほとんど考えていない。思いつきで書いている。それから、魔法使いさんは、ヒトの書いたものを真面目に読まない。私の書いたものもおそらく斜め読みでしょう。



ねぎ ++.. 2007/12/18(火) 18:36 [3989]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:19 [4049]

 
私は技術屋のハシクレですが、専門外の数値のことに関しては専門家の大勢に従います。
90%と10%は人為による温暖化の確立という記事を読んだ記憶がどこかにあったから書いたのですが、出所を示せとおっしゃるなら探してみます。ペコ。
斜め読みする奴もいれば、とことん真剣に読む人もいます。思いつきをしゃべる奴もいれば、ジックリ考える人もいます。ペコペコ
深く考える能力が私にあるかどうかは別にして、この問題に関しては現在の所、深く考える材料の整理が、私にはできておりませせん。ペコペコペコ
 そこで、こんなふうに、ねぎさんに逆質問やらいい加減な質問や、読み飛ばし質問を繰り返しながら、深読みする準備をしています。ペコペコペコペコ
ねぎさんには迷惑な話でしょうが、正直、よくわからないことに関しては、情報を収集しながら整理させて頂きたいのです。ペコペコペコペコペコ
 思いつきを許容してブレーンストーミング(と呼べるかどうか??)させて下さい。板を立ち上げたのが運の尽きと観念してくださいな。ペコペコペコペコペコペコ。

コピーここから>そこで、もう一度質問ですが3970のグラフは人為によるCO2増加を加味したグラフなのですか?
これについても、もう少しよく考えて質問してください。コピーここまで
とのことですが、本当によくわからないから聞いているのです。ペコペコペコペコペコペコペコ。
気象学者の言っていることは私にとっても本当のところがよくわからないのです。ただ槌田氏の主張しているところは我田引水というか針小棒大というか、そんなところを感じるのでとりあえず、疑問を並べてみただけです。どの当たりに針小棒大を感じるか書き込めとおっしゃるなら、ない知恵絞って書き込みますが・・・。
ペコペコペコペコペコペコペコペコ・・・・・・・。
魔法使い ++.. 2007/12/19(水) 09:25 [3990]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:21 [4050]

 
追伸:確立に関する記事を見つけました。
http://www.ohmynews.co.jp/news/20070410/5076
抜粋ここから
20世紀半ば以降に観測された全球平均気温の上昇は、人為的な温室効果ガス増加による可能性がかなり高い(90パーセント以上)。抜粋ここまで
以上とありますね。90%10%と断定されたわけではありませんでした。
こっちの資料(独立行政法人海洋研究開発機構)ではこんなことを言っています。http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/PR/0603/0301/
抜粋ここから
 複数の種類の観測データによる推定を総合した気候感度の推定値の幅として、90%の信頼水準(注3)で1.8℃−4.5℃、70%の信頼水準で2.2℃−3.9℃を得た(図1赤)。特に、これまでの研究では否定することのできなかった、気候感度が4.5℃よりも高い可能性を、90%という高い信頼性で否定することに成功した。抜粋ここまで。
専門家はこう考えている人が多いように思います。IPCCのメンバーで人為的CO2が原因であると考えている専門家の確立は何%なのでしょうか、調べてみます。
私は専門家ではないので専門家である彼らの意見に従うと言うのが基本的スタンスです。
    魔法使い ++.. 2007/12/19(水) 09:49 [3991]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:24 [4051]

 
記事3975のねぎさん・・からの抜粋始め:
地球温暖化のシミュレーション予測も、だいたい似たようなものです(たぶん)。
どこが似ているかというと、過去や現在のデータから未来を外挿している点です。
内挿はよいけれど外挿はいけません。数値解析では常識です。
抜粋終わり
 私には人為によるCO2増加データのどこが外挿なのか、さっぱり、わかりません。外挿か内挿かがはっきりするのは結果が収束してからしかわからない、つまり、地球の温暖化が人類の技術では止めようがなくなるか、単なる杞憂なのか、結果が出てからしか結論できないのではないでしょうか?
Wikipediaによるとインフルエンザの例を挙げて説明がなされていますが、新しい病気の死亡率について例に挙げています。猛威を振るっている最中の死亡率がそのまま続けば人類は絶滅です。やがて新しい病気が免疫などで収束に向かうことによって、統計が始めて外挿であったことがわかります。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E6%8C%BF
しかし、人為によるCO2の増加は収束どころか現在の所拡大するばかりです。このデータ処理のどこが外挿なのか、頭が悪い上に、根性が曲がっている私には理解不能です。
 なぜ外挿とわかるのか、根拠を示して頂ければ幸いです。槌田氏の意見がその根拠だというなら、私なりに異論を立ててみたいと思います。
    魔法使い ++.. 2007/12/19(水) 11:29 [3992]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:26 [4053]

 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E6%8C%BF
この(↑)とおりなのですが…。
外挿 : ある既知の数値データを基にして、そのデータの範囲の外側で予想される数値を求めること。
内挿 : 既知のデータを基にして、そのデータの範囲の内側の数値を予測すること。

議論にならないんですけど(ーー;)。
どうしたら良いのでしょう。
困ってしまいますねぇ。

ねぎ ++.. 2007/12/19(水) 12:55 [3993]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:27 [4054]

 
ねぎさんと私という形でなく、ねぎさんと誰かという形になると多分議論になるのではないでしょうかねえ。
 私は何せ数学といわれると「小説:博士の愛した数式(余談:この本も良かったけど、映画も良かったですねえ、寺尾あきらも吉岡君も良かった。泣いちゃいました)」といった類には反応できますが、外挿とか内挿とかいわれても、なに、それ!!ってなわけで、ネット検索する始末です。
 この議論!!俺が買った!!という御仁が出てきてくれるとありがたいのだけれど、一心太助はいませんかねえ・・・。一心太助が出てこなければ、ねぎさんが最期に締めてもらって、とりあえずお開きということで、いかがでしょうか。
 ああ、そうか、まだ、中国の越境公害の問題がありますね。忘れていました。これこそ、このスレッドの本題ですね。
    魔法使い ++.. 2007/12/20(木) 16:02 [3994]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:29 [4055]

 
>ああ、そうか、まだ、中国の越境公害の問題がありますね。忘れていました。これこそ、このスレッドの本題ですね。

もう遅いですわい。ここから、雑談スレにしましょう。
と言っても、とっくの父ちゃん、雑談スレ化してますけど。

>「小説:博士の愛した数式(余談:この本も良かったけど、映画も良かったですねえ、寺尾あきらも吉岡君も良かった。泣いちゃいました)」

へー、そうですか。
私は一滴の涙も出なかった。
涙もろくなるのは老化現象の一つらしいですぜ。
それとですね、魔法使いさん、
最近、誤字が多いですよ、昔から多かったけれど、近頃は特に目立ちます。

>ねぎさんが最期に締めてもらって、
これ、何とかしてくださいな。
私、まだしにたくない。

ねぎ ++.. 2007/12/20(木) 17:42 [3995]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:30 [4056]

 
しかし、何ですねぇ、この掲示板は、すっかり寂れてしまいましたね。

私も、昔なら魔法使いさんの挑発に乗って、議論したかもしれないけれど、最近は熱くなれなくなってしまいました。
昔、この掲示板にはガンさんという人がいたのですが、皆さんは知らないでしょうね。
一時期、ガンさんの投稿を見ない日は無いくらい盛んに書き込んでいました。
それが、あるときを境にピタッと止みました。
理由を訊くと、急に書く気がしなくなったとのこと。そのときは、理解できなかったけれど、私も彼の歳に追いついて、ようやく解りました。

魔法使いさんはもうろくするし、私はやる気がなくなっているし、頼みのつったんさんは毎日忙しくて、書き込む時間が取れないし、この掲示板はどうなるのでしょう。
心配しても始まらないので、この辺で雑談スレを閉じたいと思います。おわり。

ねぎ

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:41 [4057]

 
耄碌と書かずにもうろくと書いて、私の言語力を補っていただき感謝いたします。お返しといってはなんですが、私の年代では「ねぎさんの首をシメル場合は、「絞める」と書きます。ねぎさんの年代では首を締めると書くのですか。
ちなみに、宴会などで、「ナカジメ」といったりしますが、私の古い広辞苑でナカジメを調べると「中締め」=「中程を締めくくること、」とあります。
ねぎさんはどんな風にシメたかったのかな??
 しかし、いつもながら、最期にこうしたねぎさんのセリフを聞かねばならないとは、なんともハヤ、残念なことではあります。
私がこの板で言いたかったことは、「地球温暖化議論のどちらの立場の人たちも、完全な気候モデルを持っているわけではない」ということです。気候は海流、エルニーニョ、ラニーニャ、太陽黒点CO2その他、様々な要素が複雑に絡み合って、ねぎさんが、言うところの複雑系の現象なのだという風に理解しております。
 ですから、「何度も言っているでしょう。CO2はたいした問題じゃないって」といわれると、ねぎさんの示した資料は完全な気候モデルを証明する資料なのかという、根拠が知りたくなるというわけです。
 私としては、「部分の積み重ねだけでは、全体系を把握できない」ということが言いたかったのですが、「群盲、象をなでる」の類の書き込みにしかならなかったことを、残念に思います。
 私の感覚では以下のブログ運営者が述べている見解に賛成です。
http://blogs.yahoo.co.jp/swnfm245/44760513.html


魔法使い ++..

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:42 [4058]

 
さいご 1 【最期】

〔「ご」は呉音〕死にぎわ。臨終。末期。
「―をみとる」「友人の―に立ち会う」「あっぱれな―だった」
http://dictionary.www.infoseek.co.jp/?spa=1&sc=1&se=on&lp=0&gr=ml&qt=%BA%C7%B4%FC&sm=1&sv=KO

ねぎ ++.. 2007/12/21(金) 06:56 [3998]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:45 [4059]

 
魔法使いさんに言いたいのは、次の三つです。

@自分の頭で考えてください。
Aだれかの意見を批判するときには、その人の書いたものを、よく読んで、意図を十分に汲み取ってからにしてください。それがマナーだと思います。
B誤字には気をつけてください。誤字があると、読む気が失せます。真面目に書いていないことを証明するようなものだからです。

ねぎ ++.. 2007/12/21(金) 08:57 [3999]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:47 [4060]

 
以下、蛇足

>しかし、いつもながら、最期(原文ママ)にこうしたねぎさんのセリフを聞かねばならないとは、なんともハヤ、残念なことではあります。

私は、「いつも、最後にこうしたセリフ」を発していますかね。記憶にないけれど。


ねぎ ++.. 2007/12/21(金) 09:06 [4000]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 17:49 [4061]

 
コピー=魔法使いからのお詫び
再現コピーが必要になった理由は、ねぎさんの板から私が自分の書き込みを削除したことが発端です。ネチケット違反であることを認め、ここに再現します。

これで再現コピーは一応終了です。一部不備があると思いますが、全体の論旨はつかめるのではないでしょうか。更なる訂正が必要な場合は書き込んでいただければ、削除キーをお教えしますので、ご連絡ください。
 更なる訂正を私に求められる場合は、書き込んでくだされば、できる限りは再現します。
 注:これ以後に続いた書き込みについては別の議論であると考えコピーは差し控えます。

魔法使い  ++.. 2007/12/24(月) 19:11 [4076]





 地球温暖化−CO2主因説を疑う (コピー版) 
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グラフは、札幌、青森、長野、広島、熊本、那覇、の年平均気温の推移です。
気象庁のデータを使ってまとめました。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php(気象庁|過去の気象データ検索)

グラフ横軸の右端は、今年(2007年)の記録です。2007年は11月までのデータしかありませんが、12月の気温は平年並みと仮定して算出しています。
これらのグラフから読みとれる特徴は、札幌以外の観測点では、ほぼ横ばいで推移していた年平均気温が、1980年を境に上昇に転じているという事実です。
この引き金を引いたのは何でしょうか?本当にCO2が主因でしょうか?


ねぎ ++.. 2007/12/07(金) 20:41 [3969]

 
コピ−  ++.. 2007/12/24(月) 18:18 [4062]

 
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グラフは、気温の変化と二酸化炭素の濃度の変化の関係を示したものです。
グラフから、「CO2濃度の変化が気温の変化に1〜1.5年遅れている」ことが解ります。
これは、気温が原因でCO2濃度は結果であることを意味します。

海水には膨大な量のCO2が溶け込んでいます。海水温が上昇するとCO2が大気中に放出されます。

因果関係が逆転している事実は、皮肉にもCO2温暖化説を最初に唱えたキーリングによって見出されました(1989)。

この研究成果は、CO2温暖化説を推進してきた気象学者を困惑させました。
槌田氏によると、「このキーリングの研究(1989年)は、長い間、気象学者の間で無視されてきた」そうです。
http://env01.cool.ne.jp/global_warming/index.htm(CO2を削減すれば温暖化を防げるのか)

東北大学気象研究所吉村純氏は、「温暖化問題懐疑論へのコメント」と題する論文のなかで、つぎのように述べています。
(注)吉村氏は、CO2温暖化説サイドの研究者です。
http://www.cir.tohoku.ac.jp/omura-p/omuraCDM/asuka/onndannka%20kaigiha%20hanronn.pdf
(温暖化問題懐疑論へのコメント)

抜粋ここから…

前述のように、過去の気候変動で二酸化炭素やメタンを増加させていたトリガーは、気温であってもよく、これを含めて、現在の科学は以下の3つを認めている。
1)気温が原因で二酸化炭素が変わる
2)二酸化炭素が原因で気温が変わる
3)近年の100年スケールの気温上昇は、2)がトリガーである(前の証拠1に対する反論を参照のこと)
1)は2)、3)と両立するので、1)を認めたら最後、2)も3)も主張してはいけないという議論は成り立たない。

ここまで…

吉村氏は、気温が原因で二酸化炭素が変わることを認めています。それを認めた上で、気温が先かCO2が先かの議論において、「CO2が先としてもおかしくない」と、言わずもがなのようなことを述べています。「近年の100年スケールの気温上昇は、2)がトリガーである(前の証拠1に対する反論を参照のこと)」と主張していますが、「前の証拠1」とは、不完全な気候モデルを用いて得られた数値シミュレーション結果のことなのであまり信用できません。

ねぎ ++.. 2007/12/08(土) 19:26 [3970]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 18:20 [4063]

 
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画像は、東京大学国立環境研究所のグループによる数値シミュレーション結果です。

横軸は西暦年、縦軸は地球の年平均気温の変動を示しています。
グラフ中、赤い線は観測値です。
灰色は解析結果で、それぞれつぎのとおりです。

(a) 自然起源の放射強制力(太陽放射、火山噴火)によるもの
(b) 人為起源の放射強制力(温室効果ガス、硫酸エアロゾル)によるもの
(c) 自然起源の放射強制力と人為起源の放射強制力の両方を考慮して得られたもの

吉村氏は、このシミュレーション結果から、20世紀の気温は、自然の影響と人為的な影響(温室効果ガス)の協働効果によって説明でき、特に20世紀後半の温度上昇は、人為的な強制力が主因である、と主張しています。

素人の直感ですが、この結果は相当あやしいと思います。この研究成果の最大の弱点は、正否を確かめるすべが全くないことです。数値シミュレーションは机上の空論です。パラメータを操作することによって、いくらでも都合の良い解を作り出すことができます。数値シミュレーションとはもともとそういうものです。

私はこれまで多くの非線形問題の解析に携わってきました。その経験からいうと、非線形問題の解析は非常に難しい、というのが実感です。解が得られても、それが正しいものやら間違っているものやら皆目見当がつかないからです。だから、非線形問題を扱うときは、よほど慎重にならなければなりません。

たとえば、長大橋などの大型構造物の設計において、非線形現象が問題になるときは、数値シミュレーションだけで済ませることはまずありません。座屈が問題になるときは、座屈実験を行って供試体を壊します。そのようにして座屈耐力を確認します。フラッターが問題になるときは、風洞試験をします。地震動が問題になるときは、振動台で揺らします。シミュレーション結果の信頼性を確認するために、必ず解析に並行して実験を行います。

たしかに、数値シミュレーションは便利なツールですが、それだけではだめなのです。解析結果が正しいことを証明するものが必要です。それがなければただの数字遊びです。

気象学者は、様々な気候モデルをもとに夥しい数のシミュレーション解を生産し、遠い未来を予想してくれます。しかし、その正当性を裏付けるものは何もありません。シミュレーション解の信頼性を保証するものがなければ、占い師の未来予想となんら変わるものはない、と思います。

ねぎ ++.. 2007/12/08(土) 21:53 [3971]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 18:21 [4064]

 
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【NHKスペシャル、気候大異変、地球シミュレータの警告、NHK「気候大異変」取材班+江守正多[編著]、2006年】の帯には、つぎのような煽情的なキャッチコピーが綴られています。

*****************************************
もう手遅れなのか
最新スーパーコンピューターが詳細に描き出す、
驚異のスピードで
変貌する地球の姿。
******************************************

別の意味で驚異的です。公共の福祉に資すべきNHKが、公衆をこれほどまでに煽ってよいのでしょうか。
同書のページをめくってみると、あるわあるわ、地球シミュレータによる100年後の地球の変わり果てた姿が、これでもかとばかりに描かれています。CGを駆使して、おどろおどろしい色彩で。

散散煽った挙句、編者の江守正多氏は「あとがき」にこんなことを書いています。

抜粋ここから…

もしかしたら、みなさんは、「科学的」とよばれる認識がこんなにも修正されることに驚いたかもしれない。
[ねぎ注 : 認識が修正される=20世紀半ばに寒冷化を唱えた専門家が、その舌の根も乾かぬうちに温暖化を唱えている]
科学は客観性を武器に世界のすべての真理を決めてくれるものではなかったのだろうか。いや、むしろ科学は、それが客観性を重んじるがゆえに、常に暫定的な真理しか導けない。それが科学の宿命なのである。
特に温暖化の科学の場合、いまだに残された課題は多い。たとえば、温暖化にともなう雲の変化、エアロゾルの役割、植物中や土壌中の炭素の変化、南極の氷の溶ける仕組みなどについて、まだまだこれから研究が進み、それによって我々の理解はその都度修正され、より優れたものになるだろう。
その過程で、「温暖化の理解はすべて間違いでした。これからはみなさん安心して二酸化炭素を出していいですよ」ということになる可能性が完全にゼロとはいえない。万が一そうなったとしたら、私を含めて専門家はつるし上げを食らうかもしれないが、人類にとってはどんなに安堵すべきことだろうか。

ここまで…

要約するとこういうことです。

@ 科学は、それが客観性を重んじるがゆえに、常に暫定的な真理しか導けない。それが科学の宿命だ。
A温暖化の解明には未だ課題が多い。
BCO2温暖化説が間違っていたとしてもやむをえない。科学とはそもそもそういうものだ。結果的に人類に害が及ばないのだからHappyじゃないの。科学者はリンチにあうかもしれないけれど。

結局、彼が言いたいことは、

「CO2温暖化説が間違っていても、科学の不完全性に原因があるのであって、私が悪い訳じゃない…」

彼は逃げる準備をしながら公衆を煽っている。
なんたる無責任!
呆れますね。

ねぎ ++.. 2007/12/08(土) 23:34 [3972]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 18:26 [4065]

 
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■貼付図は太陽の「黒点相対数」の推移です(R=10g+f,R:黒点相対数,g:群数,f:黒点総数)。

黒点相対数が大きいほど太陽活動は活発です。17世紀後半の「マウンダー極小期」と呼ばれる時期にはその数は50個までに激減し、ゼロになった年もありました。また、この時期、北半球は著しく寒冷化して世界的な飢餓が広がりました。後に「小氷期」とよばれる異常な低温時代でした。

20世紀後半の温暖化を黒点相対数で説明できないでしょうか。
R > 150の回数を調べると、1600年以降5回あり、1780年を除いては、すべて20世紀後半に集中しています。20世紀後半は過去400年間の中で、最も太陽活動の活発な期間なのです。下記URL中のグラフは1860年以降の地球表面平均気温の推移です。黒点相対数と相関があるように見えるのですが、どうでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Instrumental_Temperature_Record.png(Global Temperature)


■CO2が温暖化の犯人だという物的証拠はどこにもありません。数値シミュレーションは証拠ではありません。状況証拠にもなりません。信頼性において占い師の予言と同じようなものだからです。

■人間の行為によって生態系がダメージを受けていることに疑いの余地はありません。生態系の回復こそが最優先課題です。どれだけ効果があるかわからないCO2の削減よりもやるべきことがたくさんあるのではないでしょうか。中国は水質汚染や大気汚染に代表される環境破壊を即刻やめるできです。ブラジルはアマゾンの乱開発をやめるべきです。

■CO2削減は、政治であり、ビジネスです。研究者にとっては振れば研究費が空から降ってくる打出の小槌です。丸紅はこんなこと(↓)をやろうとしています。商社と中国は儲かります。日本は損をします。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0817&f=enterprise_0817_001.shtml
(中国情報局NEWS)

ねぎ ++.. 2007/12/09(日) 00:50 [3973]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 18:27 [4066]

 
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>黒点相対数と相関があるように見えるのですが、どうでしょう。

相関があるのかないのか調べてみました。

貼付図(上)は、黒点相対数Rです。
理科年表2008年版の数値をグラフにしました。
1700年から2006年までのデータがあります。

左下の図は地球表面平均気温の推移です。

これらを比べてみることにしました。

このままでは扱いにくいのでつぎのような処理を行いました。

黒点相対数Rについては、

@ Rを、極小値から次の極小値までの区間で数値積分する。
A 区間長で割って区間の平均値を算出する。
B その値を区間中央年の代表値とする。
C 1780年から2006年までの最大値(Rmax)と最小値(Rmin)を調べる。
D R-Rminを、最大値と最小値との差δR=Rmax−Rmin で割り無次元化する。

地球表面平均気温の変動についても、同様に、

E 1860年から2004年までの最大値(Tmax)と最小値(Tmin)をもとめ、
T-Tminを、最大値と最小値との差の差δT=Tmax−Tminで割り無次元化する。

DとEを比べると、右下の図になります。

どうです。
相関があるように見えるでしょう。

ねぎ ++.. 2007/12/09(日) 10:01 [3974]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 18:29 [4067]

 
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親愛なるハングリーさんと私の娘が住む京都の気温を調べてみましょう。
気象庁によると、京都の過去126年の月別平均気温の推移は貼付図上のようです。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php
(気象庁|過去の気象データ観測)

一次回帰式は次のようです。
y=0.0233x-41.948 … 1月
y=0.0236x-41.998 … 2月
y=0.0250x-36.700 … 3月
y=0.0216x-28.938 … 4月
y=0.0267x-15.686 … 5月
y=0.0193x-12.618 … 6月
y=0.0170x-7.1468 … 7月
y=0.0201x-12.012 … 8月
y=0.0183x-12.618 … 9月
y=0.0220x-27.081 … 10月
y=0.0277x-42.042 … 11月
y=0.0274x-47.713 … 12月

貼付下の画像は、回帰係数をグラフにしたものです。
これらの図をみると、全体的に温暖化傾向ですが、季節ごとに差があって、秋、春、冬の温暖化が夏よりも著しいことがわかります。

この調子で行くと、100年後の京都は今より2〜3℃暖かくなっているでしょう(*゜ー゜)
なんてことはウソです。こんなことにはなりません。

地球温暖化のシミュレーション予測も、だいたい似たようなものです(たぶん)。
どこが似ているかというと、過去や現在のデータから未来を外挿している点です。
内挿はよいけれど外挿はいけません。数値解析では常識です。

ねぎ ++.. 2007/12/10(月) 21:27 [3975]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 18:31 [4068]

 
ねぎさんが書き込んだ3973からの抜粋
CO2削減は、政治であり、ビジネスです。研究者にとっては振れば研究費が空から降ってくる打出の小槌です。丸紅はこんなこと(↓)をやろうとしています。商社と中国は儲かります。日本は損をします。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0817&f=enterprise_0817_001.shtml
(中国情報局NEWS)

次に(中国情報局NEWS)からの抜粋
なお、中国側がこの事業で得る利益の大半は、中国政府を通じて中国国内における環境改善事業などに還元される予定だ。
抜粋おわり
地球温暖化CO2主因説が壮大な嘘だったとしても、環境改善事業にまわされるというなら、ねぎさんが主張する生態系の回復にも還元されるのではないかと、単純に考えるのですが、いかがですか。
 必要なのは環境改善事業に回されずに終わることがないような、仕組みを作ればいいだけのことのように思いますが、間違っていますか??
誰が考え出したかわかりませんが、地球環境保全は必要である→しかし、資金がない→環境の経済化が必要→人為によるCO2主因温暖化説の提唱→クリーンメカニズムの採用→資金の獲得→地球生態系を含む地球環境の改善→低開発国や発展途上国の貧困撲滅。
 中々よく出来たシナリオではありませんか。ペテンにかけようという意図があったかどうかわかりませんが、地球環境の保全と生物多様性保護がこれで実現でき、なおかつ、低開発国の貧困撲滅に役立つなら、壮大なフェアートレードですなあ。笑。
   魔法使い ++.. 2007/12/13(木) 04:24 [3977]

こぴー  ++.. 2007/12/24(月) 18:35 [4070]

 

あっ、削除されている!
「国民保護法について考えてみませんか?」は、社会通念上不適切だったのだろうか、
と思ってスクロールすると、(゜д゜)<あら、魔法使いさん、レスしてくれてたのですね。

地球温暖化ガス「HFC23」の回収・分解事業には、こんなトリックがあるらしいですよ。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-05-23/2006052304_01_0.html
(環境汚染対策で企業大もうけ|しんぶん赤旗)

引用ここから…

発展途上国での温室効果ガス削減事業にからみ、日本企業がばく大な利益をあげようとしている――。日本共産党の市田忠義議員は十八日の参院環境委員会でその実態を告発しました。<中略>
この事業は、代替フロンのHCFC22を製造する過程で生成されるフロンガスの一種であるHFC23を破壊するものです。HFC23は温室効果がCO2の一万倍以上もあり規制の対象です。
HCFC22はオゾン層を破壊するとして、先進国ではすでに生産が凍結されている物質ですが、途上国では一六年まで凍結されません。
 日本では規制されているオゾン層破壊のHCFC22を大量に生産し続けることで利益をあげ、さらに副次的に生成される温室効果ガスHFC23を破壊することで大量の排出権を確保し、これを売買してばく大な利益を得るという構図です。
 同ガス破壊事業は「十億円程度」(環境省)の建設コストです。それで得た排出権を、三菱商事はCO2削減を必要とする企業に販売する計画をもっています。
 市田氏は、三菱商事と新日鉄のHFC23破壊による約五千五百万トンの排出権が現在の取引相場で三百三十億円を超えることを明らかにし、新規にHCFC22製造プラントを発展途上国で建設する動きに注意を喚起しました。<後略>

引用ここまで…

さすが赤旗、鋭い突っ込みですが、ひとつ残念なのは中国について何も言及していないことです。
でも、赤旗だから仕方ないか。

ねぎ ++.. 2007/12/13(木) 17:53 [3978]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 18:38 [4071]

 
クリーンメカニズムの対象となるHCFC22は
a) 2000年から2004年末までに最低3年間稼動していた施設で、その5年のうちの直近の3年における最大年間生産量を超えたHCFC22生産量を指す
b) 2000年から2004年末までに3年未満しか稼動していない施設から製造されるHCFC22の総生産量を指す
ということらしいですね。
三菱商事と新日鉄もこの範囲で事業活動を行うのであれば、後ろ暗いマッチポンプ行為ではないのですし、すでにそうしたマッチポンプ行為に対する規制に向けた動きがあるようですから、大きな問題にはならないのではないでしょうか。
上記a)b)の情報は
http://gec.jp/gec/JP/Activities/cdm/copmop/hfc23.pdf
                      魔法使い ++.. 2007/12/14(金) 03:45 [3979]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 18:45 [4072]

 
続き
槌田、吉村両氏の記事を読みましたが、私は吉村氏に軍配を上げますね。
吉村氏は槌田氏他の議論に丁寧に反論しています。いちいち最もだと思います。その上で、最後にこんなことも書き添えています。
抜粋はじめ
気候変動対策を実施することは、大気汚染対策や貧困解消にも貢献する(例:石炭や動物の排泄物を燃料としている無電化地域の再生可能エネルギーによる電化)
抜粋おわり
 まさに『地球環境保全は必要である→しかし、資金がない→環境の経済化が必要→人為によるCO2主因温暖化説の提唱→クリーンメカニズムの採用→資金の獲得→地球生態系を含む地球環境の改善→低開発国や発展途上国の貧困撲滅。』に通じる考えであり、我が意を得たりと思っています。
魔法使い ++.. 2007/12/14(金) 05:04 [3980]

コピー  ++.. 2007/12/24(月) 18:47 [4073]

 
■ここ(↓)に書いてあることは、しんぶん赤旗の内容と矛盾しないと思うのですが。
http://gec.jp/gec/JP/Activities/cdm/copmop/hfc23.pdf

HFC23回収・破壊事業の問題点の具体例が示されていますが、2番目の問題点は、しんぶん赤旗の指摘と同じです。

抜粋ここから***
CDMとして実施する際にいくつかの問題があげられていた。
例えば、
発生するクレジットが大量であるため、市場のCER価格を低下させてしまう点が指摘されていた。
また、プロジェクトを実施したいためにホスト国が不必要なHCFC22を増加生産するのではないか、ということが懸念された。
HCFCの生産凍結はオソン層に関するモントリオール議定書により規定されており、HFC破壊プロジェクトのあり方によってはモントリオール議定書の達成を阻害する可能性があることが懸念されていた。
ここまで***

■魔法使いさんの次の解釈は誤読ではないでしょうか。

>クリーンメカニズムの対象となるHCFC22は
>a) 2000年から2004年末までに最低3年間稼動していた施設で、
>その5年のうちの直近の3年における最大年間生産量を超えたHCFC22生産量を指す
>b) 2000年から2004年末までに3年未満しか稼動していない施設から製造されるHCFC22の総生産量を指す
>ということらしいですね。

私はこのように解釈しました。

既存施設については、次の条件を満たすものに対して適用される。

「2000年はじめから2004年末までの期間に最低3年間の稼動実績があり、排出されるHFC23の総量の破壊を義務付ける法令が存在しないこと」

新規施設については、「新規施設」の定義は合意に達したが、CDMとして認めるかどうかに関しては、引き続き協議を継続する。
合意に達した「新規施設」の定義とは

a)2000年から2004年末までに最低3年間稼動していた施設で、その5年のうちの直近の3年における最大年間生産量を超えたHCFC22生産量を指す
b)2000年から2004年末までに3年未満しか稼動していない施設から製造されるHCFC22の総生産量を指す

追伸

「施設=生産量」になっていますが、そう書いてあるのだからやむを得ません。
魔法使いさん、これからは、もう少しわかりやすい資料を紹介してください。

ねぎ ++.. 2007/12/15(土) 07:15 [3981]

コピ-  ++.. 2007/12/24(月) 18:49 [4074]

 
コピー=魔法使いからのお詫び
再現コピーが必要になった理由は、ねぎさんの板から私が自分の書き込みを削除したことが発端です。ネチケット違反であることを認め、ここに再現します。

これで再現コピーは一応終了です。一部不備があると思いますが、全体の論旨はつかめるのではないでしょうか。更なる訂正が必要な場合は書き込んでいただければ、削除キーをお教えしますので、ご連絡ください。
 更なる訂正を私に求められる場合は、書き込んでくだされば、できる限りは再現します。

魔法使い  ++.. 2007/12/24(月) 19:07 [4075]