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 地方財政改革のゆくえ 
 平成18年7月7日に閣議決定された「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006」

 官公需をメインとする業界においては、地方財政改革のゆくえが実に、業界の今後を考える材料になるように思います。おおむね夕張ショック以後の中小自治体対策と、大都市対策の二面性があるように思います。最終的には国の財政破綻という面もあるのかもしれませんが。
 現状の雰囲気では、骨太の改革5年の成果を受けて、安倍氏がどう発展させていくか?に論点がある内容ともいえるかもしれません。



○平成19年度の地方財政の課題
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060831_5.html

 ○都道府県、政令指定都市の「集中改革プラン」の取組状況
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060831_1.html

 ○「地方公共団体における行政改革の更なる推進のための指針」の策定
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060831_3.html

 
すーさん  ++.. 2006/09/01(金) 07:06 [3237]





 低入札対策について考える 
 近年の低入札の問題は論ずるまでも無く、「建設業界の健全な発展を阻害する」行為であると言われています。しかしながら、一方では「低入札の定義」がない。勿論、国等では低入札調査(予定価格の85%程度以下の場合)はありますが、その結果欠格となった例は少ない。
 結局、現在の需要と供給のアンバランス下では、入札者は社内の事情により、直接費を割っても、受注したほうが良いとの判断で、低入札が繰り返されている状況です。よく言う自然淘汰を待つ。これでは混乱の期間が長く、私は対策が必要と感じています。
 ●ここで皆様の御意見を頂きたい。私の立場は発注者です。低入札対策の実践を考えています。皆様(発注者でも、受注者でも)の一般論をお願いしたい。
 現在、一部の国、自治体で実施されている対策は、まだあまり広がっているとはいえませんが次のようなものがあります。●@、契約時の対応として、入札予定価格の基準値を設け、その基準値を下回れば欠格とする。(ほんの一部の自治体)A、工事中の品質確保の対応として、第三者機関も含め監督を厳しくする。(色々な機関で実施)B次回の入札審査時、に総合評価の減点を行う(国等の一部)
 ●発注機関が何故、低入札対策を考えるか?少し整理しておきます。先ず、冒頭に述べた、「@建設業の健全な発展を阻害する」だから、公的使命としては、適正な発注をしたい。つまり、下請けへのしわ寄せ防止、安かろう悪かろうにつながる。しかし、世間一般に理解がもらえるでしょうか?世間では、安かろうでも、契約条件に合う成果が得られるなら、良い。わざわざ、安いのを断る必要がない。が常識のように思います。どうしても両論がまとまりません。
 皆様の貴重な御意見をお待ちいたします。

 
Shima  ++.. 2006/08/24(木) 00:47 [3165]

 
久しぶりの直球型の問題提起に対して残念なことに、私(元発注者、現受注者)は正面から答える知識も知恵も持っていません。
しかし、かねて不思議に思っていることを2点書き込ませてください。
●1990年代にレイサム卿が中心になって英国の公共事業を分析した報告書が日本でも翻訳されました。うろ覚えですが、この報告書に事業量が80%になった結果、受注コストは80%になったという分析がしてあったと記憶しています。需要の減退に供給力の削減が追随できないデフレギャップ状態では価格が低下するのは、失われた10年でわが国が十分に実感したはずの経済の鉄則です。今日の公共事業の減少は激しいことを考えれば、発注側がどのような対策を講じても低価格問題の根絶はできないのではないか?・・・・これがよくわからない点です。
●国が低入札問題の解決を目指していることはよくわかります。ただし、不勉強のせいで今や慢性的な不況業種化している建設業や同関連業の「健全な発展」の道筋を国がどのように描いているのかがよくわかりません

通行人  ++.. 2006/08/24(木) 17:24 [3166]

 
通行人さん、御意見有難うございました。久々の立ち上げでしたが、正直私は、もうこの掲示板でレスしてくれる方は居られないのではないかと思いました。昔を懐かしがっても仕方がありません。多分この掲示板に訪れる方が激減したのでしょうね。さて前置きが長くなりました。
●御指摘の通り、焼け石に水の状態、国の考えに疑問。
同感です。
低入札の一般論です。いわゆるダンピング入札は品質確保に支障を及ぼし、下請けにしわ寄せ、労働条件悪化に結びつき、安全対策の不徹底、ひいては建設業の健全な発展を阻害するそして、業界の疲弊につながる。といわれています。
●シンドラーのエレベーターでは低入札調査が2年間に6件もあった。また構造設計偽装でも、価格に問題があると品質にも問題があると疑ってかかるべきなのに、低入札の事象を重視しなかった結果です。
●しかし、社会はどうか?落札価格の低下で、当座の支出が下げられた様に喜んでいる。その裏で品質が毀損されているのが認識されていない。
●低入札が頻発する状況がいつまで続くか誰も予想できない。このままでは淘汰されるのを容認しているように思います。それが国の入札制度の改革のせいでもあるでしょうが、それだけではないでしょう。

Shima  ++.. 2006/08/24(木) 22:19 [3167]

 
久しぶりにこちらへ寄ってみますと、興味深い議題が提起されておりましたので、ご意見させていただきます。
私は、地方ゼネコン勤務の技術者ですが、現在私どもの地方でも低入札の物件が多々あります。
実際に低入札されてる方々に聞いてみますと、利益が出ている会社は、ほぼゼロです。
物件数が減少している関係で、少なくとも受注のみを確保したい、職員の給与でも出れば我慢できるなどの意見が多くあります。
その一方で、適正な金額を積算し入札している会社もございます。そういった会社は利益率は過去と変わりないが、受注額がほほ半減しています。
結果、改善だ、スリム化だと言ってリストラや給与カットなどで急場をしのぎ、他社が潰れるのを待っている?状態でしょうか?
現在のこの状況の中で、発注側がどのように考えているかは判りませんが、極端な方は(発注側職員)、今まで建設業界が儲けすぎているようなイメージを未だに持っておられます。
Shimaさんの言われるとおり、低入札により、支店経費や現場管理費を適正に削減されているものはほとんど皆無で、外注費・材料費に大きなしわ寄せをしております。
酷い業者ですと、落札率を外注費に適用しているものもあります。
そんな中で果たして、発注者が要求する品質が確保できるのでしょうか?現場人間としてそれは出来ないと断言できます。
施工において排除すべきは、ムリ・ムダ・ムラであり、それによって出来るコストダウンは、規模により差はありますが数パーセントではないでしょうか。
だらだらと地方の現状を書き並べましたが、低入札による更なる建設業のイメージダウンを懸念する技術者の戯言としてお聞きください。

pusan  ++.. 2006/08/25(金) 08:07 [3168]

 
久しぶりの板ですが、相変わらず甘いというか、なんというか、茹ガエルになるのを待っているご意見ばかりですか?
 建設業界以外の正常な社会では、業界再編が取りざたされています。競争相手を減らすという裏目的も含め、M&Aを仕掛けるチャンスだととらえています。(日経新聞8月25日朝刊)理由は@過当競争の減少、A技術力向上、B効率経営C規模の拡大による利益確保です。更には『買収防衛作を導入している企業は皆無』とのことで、M&Aの絶好の機会であると、とらえているようです。
 外の世界はこんなにドラスティックだということを、もっと思い知らねば、それこそ、業界のぬるま湯風呂の外から、火がくべられているのを見てみぬフリをしているうち、茹で上がってしまう、いわるる建設ユデガエルが一丁あがりになりまっせ。笑。
 内部の都合ばかりいうのを屁理屈といいます。屁理屈にならないためにはドラスティックな改革を受け入れる勇気と行動が必要です。お解りいただけるだろうか???笑笑笑     昔のまちきん技術士より

笑うセールスマン=まちきん技術士=魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/25(金) 10:44 [3169]

 
 国の基幹産業として位置づけられ、これほど国民から守られながら、『国民の理解が足りない』とシャーシャーとおっしゃる業界体質はお話になりません。これでは経営改革が遅々として進まないのも当たり前です。やれ品質確保=低価格入札禁止??『ど近眼(部分適合だが、全体不適合)もいい加減にしたら』とまちきんは思うのです。
 建設業界以外のそれこそファンド業界からみれば、こんなに美味しい業界は中々見つからない。
 日経新聞が記事にしているということは、実際そのように、考え行動している人たちがいるということでしょう。その時、尻馬に乗る人間は要らない、今決断し行動する技術者を評価するといわれたら、どうします?
 乗りそこなった愚痴をここでこぼすのですか?

笑うセールスマン=まちきん技術士=魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/25(金) 11:03 [3170]

 
批判ばかりではいけませんのでここで提案を一つします。改革の方向ですが、
@ 市場規模に合った体質に業界や企業を変える。
A高付加価値をそれに見合う価格で売買するような市場に変える。
@が思うに任せない。さりとて、Aをどのように実現したらよいかわからない。こんなジレンマに陥っているのが建設コンサルの現状でしょうね。
しかし、選択肢はこの2つです。それ以外は茹でガエルです。私は@を早急に進めながら、2を中長期に目指す
と結論しています。いかがですか?

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/25(金) 12:03 [3175]

 
一般に競争は超過利潤を減少させ、終局的にはこれを消滅させる傾向を持つ。
と考えた場合、

当然に
一般に過当競争は超過利潤を消滅し、損益分岐点を超え、設備投資や人件費を圧縮しながら操業停止点へ向かう傾向を持つ。
ということになると思います。

こうして企業が淘汰され均衡点へ向かうわけですが、実際に当業界から他業界への人材移動があまり起きておらず、かっては人材吸収業界とされてきた当業界が、人材供給業界となったとき、じつにそれが促進されていないという問題があるように思います。

そのままに言えば、「つぶしがきかない」ということになるのかもしれません。

ある時点を基準に市場が5割に仮になった場合に、
業界規模がそのままであれば、倍率2倍の過当競争になりますが、こういった現象は、これまでの社会において未経験に近いのではないかと思います。

こういう普通では考えられない市場が現実に成り立っているということは、逆に見ればこれまでそれだけ余剰が大きかったということなのか?

傍観者としてみれば、かってない社会実験をしていることになるように思います。

このようなため、容易には今後の見通しがでないと思います。

実際、最近まで、地元業界において「他の会社がたおれれば、自然と当社が生き残れる」という算段をしていたものの、実際にそうなってみると、指名社数を確保するため大手が入ってきたり、もしくは、公募になったりと、予想外の状態になり、他社がつぶれれば当社の残るという発想に実現性が難しいという経験をしたように思います。

これは究極的には国の枠を超え、グローバルに入ると思いますが、建設業においてその時代が来るか。またその前段階として自由な企業再編、M&A等の動き、またいわゆるハゲタカファンドの進出があるかなどいくつもの論点、ファクターがあるようにも思います。

すーさん  ++.. 2006/08/25(金) 12:35 [3176]

 
抜粋『一般に競争は超過利潤を減少させ、終局的にはこれを消滅させる傾向を持つ。』ここまで
おっしゃるとおりですが、建設業界はこの法則から国によって除外され過保護されてきました。
 その結果、技術革新も、経営改革もせず、お上と技術者の間に立って、うまい汁を吸い続ける経営者が多い。
 経営革命と技術革命を成し遂げるために、水平ネットワークが出来る人財をいかに集めるか。言うは易く行う難しでしょう。
私は、海外PFIも視野に入れたグローバルな活動を目指したい。東アジア全体のレベルアップを循環型社会の中で実現できればと考えています。
 すーさんとは言いえて妙で、今後の書き込みや、板の立ち上げにご協力ください。ー_ー

魔法使い=ハマちゃん [URL]  ++.. 2006/08/25(金) 13:35 [3178]

 
 ぅ-むっ・・・シーマ殿、小生は今宵も焼酎で良い気分であります。貴殿に含むことは無いが、低価格入札ですと。「それがどうした」。企業は死ぬ思いで受注するために低価格で入札しておる。
 貴殿は発注者側のようであるが、翻って発注者の官側として恥じることはないのか。
 中央官庁はもとより、地方行政機関も裏金を蓄え飲み食いに費やしておる。卑しいとは思わぬのか。
 貴殿らは、恥を知らぬのか。貴殿らは、低価格入札を論じる前に自らの姿勢を正さなくてはならぬ。
 恥を知れ・・・・国民の血税をなんと心得る。
 卑しい性根の貴殿らは・・・・盗人と同じである。
 それでも・・・・武士か・・・・
 馬鹿なっ・・・・低価格入札に泣いている業者、職員の気持ちを忖度できないのかっ・・・・
 貴殿らは・・・・人間ではないっ・・・・

アル中技術士  ++.. 2006/08/25(金) 20:11 [3180]

 
 厚顔無恥・・・・それが、今の公務員諸氏の姿である。誠に見苦しい。恥を知らぬ生き物は「人」とは言わぬ、それは、「人非人」という。
 まず・・・・姿勢を正せ、その上で人となり、人としての意見を述べよ。
 貴殿らは「人」ではない。
 繰り返す、恥を知らぬ生物は「人でなし」である。
社会の寄生虫と呼ばせてもらう。

アル中技術士  ++.. 2006/08/25(金) 20:35 [3181]

 
マゾの人とサドの人が一杯の観がするこの掲示板ですが、恐る恐るのデビューです。
お手柔らかにお願いします。といいながら、私の意見もかなり酷いかもしれない。

私は、業界の一員です。
低価格入札は「建設業の健全な発展を阻害する」。これは議論の余地が無い、とおっしゃっていますが、私には理解できません。
「健全な発展」とは何でしょうか?

談合により順番に落札することにより、落ちこぼれをなくし、過剰な利益を上げ建設業への参入業者を増やし地域の雇用を守る。
という風に聞こえてなりません。

寡占や談合は、最も経営効率が悪い企業をも存続させることにより、経営効率が良い企業は過剰利得を手に入れる仕組みだと理解しています。
談合による過剰利得を求めて建設業に次々参入した結果が、現在の業者の過剰状態を産み出していると思っています。
談合の社会的費用は直接的費用だけでも数兆円だといわれています。

原価割れで受注することは、今まで得ていた過剰利得を吐き出しているということではないでしょうか?
下請けの保護という美名がありますが、効率の悪い下請けの存続を許すことはやはり過剰利得の問題を引き起こします。

バブルの時代に得た過剰利益を、経営の効率化のためではなく「超高級アルコール飲料」や「超高級外車」に投資した経営者は
経営判断を間違えたのですから、退場して然るべきではないでしょうか。

体力が続く限り頑張り生き残る可能性にかけるか、余力があるうちに異業種に転出するかは経営者の命懸の判断になりそうです。

発注者には「世の中は混乱と変化が常態だと思い、少ない税収を有効に使うための頑張り」を期待しています。

MS  ++.. 2006/08/25(金) 20:41 [3182]

 
このまま、意見がないなら削除しようかと、開けて見ました。皆様内容はともかくレス有難うございました。
●魔法使いさん、建設ゆで蛙ですか?甘甘ですか。いいじゃないですか。意見は最初は一から行かないと、話しにならないでしょ。だから、わざと、基本から述べているつもりです。それで、御意見は「@ 市場規模に合った体質に業界や企業を変える。
A高付加価値をそれに見合う価格で売買するような市場に変える。」ですね。何のことかさっぱり分からない。具体論はそれぞれの企業によって異なるでしょうが、他と違った技術を持つことですか。それは賛成です。
●すーさん、私も「企業が淘汰され均衡点へ向かう」と思いますが、何か手立てはないのですね。
●アル中技術士さん、厳しい御意見ですね。私は発注者ですが民間です。公務員みたいなものです。「貴殿らは「人」ではない。
 繰り返す、恥を知らぬ生物は「人でなし」である。
社会の寄生虫と呼ばせてもらう」ここまで書くとは、相当苦労をさせられましたね。かわいそうに。同情します。
●MSさん「健全な発展」とは何でしょうか?これは土工協が言っていることです。

何か知らないけど、この問題を語るには、皆様の恨みつらみ、があってまともなことは書いてくれませんね。

そんなに、公務員が悪いのでしょうか?公共事業は無駄なのでしょうか?返答は出来そうもありませんが、こうなったら、何がどのように悪いのか?どうして欲しいのかどうぞ御意見ください。


Shima  ++.. 2006/08/25(金) 23:52 [3183]

 
話題を少しシフトします。
●トレードオフの成立:
公共事業の縮小で事業費が下がり、財政再建に寄与した。マスメディアは実に安易に拍手をする。しかし東京の環状道路など、必要なインフラの整備が遅れている。洪水などに対する地域の安全確保が遅れる。さらには道路や港湾などの管理が不十分となる。トレードオフの成立である。●その結果地域の雇用力が減退し、失業者は増し、生活保護などの費用は増大している。公共事業縮小の効果が本末転倒の結果を生んでいる。●次に民営化であるが、そもそも道路や鉄道などの社会資本整備は営利企業にゆだねてはいけない性格のものと思う。この辺がおかしい。公共工事不要論は、総論反対各論賛成の時代、つまり日本の道路はもぷ要らない共同幻想、しかしうちの地元は遅れているので、必要と言う人ばかり。何かがおかしい。

Shima  ++.. 2006/08/26(土) 00:13 [3184]

 
Shimaさん、、「建設ゆで蛙ですか?甘甘ですか。いいじゃないですか。」には賛同できませんが、「意見は最初は一から行かないと、話しにならないでしょ。だから、わざと、基本から述べているつもりです。」ここはもろ手を挙げて賛成です。
 私はShimaさんだけに向かってこの意見をぶつけたつもりはありません。自分も含めた建設業界人全部に向けていっているつもりです。相手がドンと受け止めてくれる横綱と思って、思い切りぶつかってみました。その点はお許しください。(掲示板だとどうしてもこうなります。難しいですねえ。不徳のいたすところです。ぺこぺこ)
 さて、市場規模に合った体質に関してですが、例えば
天下りをどんどん受け入れられるほど建設業界は余裕がなくかって来たという歴史があります。最近では民間から役所へ、しも上がるご時勢です。能力があれば、下るも上がるない、そういう体質に変える必要があると考えます。
 優れた能力があれば、民間に迎えるも役所に迎えるもありません。そういう体質に変えねばならないのではないでしょうか?
追伸Aに付いては後で機会あれば述べてみたいと思います。
 

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/26(土) 00:20 [3185]

 
お久しぶりです。
公共事業というパイが減少していくのは、インフラ整備が一巡した我が国では当然で、基本的に「防災」と「維持管理・補修」がメインになっていくという方向性は、周知の通りかと思います。
そういう中で、当然ながら業者数も減っていくわけで、「安かろう悪かろう」は、市場縮小の中で、これも当然起こることかと思います。
これがたとえば電化製品などなら、市場原理の中で淘汰されていくというだけのことですが、不特定多数が長きに渡って共用する公共事業は「安物買いの銭失いだったなぁ」ではすまされません。つまり、市場原理にまかせるけれど、野放図にはできないということかと思います。
品質確保法はそういったことへ対応しようとするものでしょう。じゃあ例えばプロポがその役割を十分果たしているかというと、そうではない側面もありますが、本来の目的の徹底を図ることで、市場原理にまかせるけれど野放図ではないという状態をできるだけ保つということになると思います。

結局、市場縮小の中で、価格競争と品質確保義務の間で、優良企業が生き残るという、まあ当たり前みたいなことになってしまうのかなと思います。言い換えれば、市場淘汰過程での混乱(低価格入札に伴う粗悪なインフラ供給も含む)を最小限化しようとする一つの方策が品確法だということですが、その実効性に注目すべきでしょう。
ここで私は、価格競争と品確法の間を生き残るためには、マネジメント(特にPMとアセット)が勝負になるのではないかなと、まあボーッとですが思います。技術士総監などは、そちらのほうにシフトしていくのが、あるべき方向ではないかなとも。

で、まあ建設業界(これを、狭くは新規インフラ整備、広くはインフラメンテまでとした場合)は、そうやって縮小しつつ緩やかに淘汰されるとして、「余剰人員」はどこへ行けばいいかというと、国内であれば、これはまあ関連異業種(あるいはさらに広く見た建設業界)にシフトするということではないかと思います。ナレッジ方面とか教育方面、環境、市民参加・PPP、先ほどのアセットやPMなども従来の建設業界という枠からは一部はみ出たところにいるのかもしれません。
従来型のインフラ整備にこだわるなら、海外しかないだろうということになるのかもしれませんが、ここでも競争ですから、国内で勝てない企業が海外なら勝てるかというと苦しいものはあります。でも、市場が広ければ十分やっていけるでしょう。

そういう中、私自身は従来の建設業界の中で当面食いつなぎつつ、次の飯のタネを探している状態です。

なお、公務員がすべからく悪者で恥知らずであると言うなら、そこから仕事をいただくのはさらに恥知らずだと思います。
どのような職業の人たちも全員が完璧ではないし、全員が悪者でもない。公務員が人でないなら、建設業界企業は談合と手抜きと丸投げと偽造を繰り返す社会の癌だし、政治家は私利私欲に走る癌だし、坊主はナマグサだし、教師は色魔でしょう。誰だって自分の属している業界・組織の中で、外から見ればおかしいと思うことが常識化してしまって気がつかないということはあるでしょう。それを指摘して注意しあうということはあってもいいと思いますが、一方的に悪と決め付けレッテルを貼って片付けようとするような中からは何も生まれないと思います。

APEC  ++.. 2006/08/26(土) 00:30 [3186]

 
Shimaさん、ニアミスです。いやあ、ニアミスするなんて一体何年ぶりでしょうか。^o^
その意味でもShimaさんの板は功を奏しています。 久しぶりでますます入れ込みそうです。夜も更けたことだし、入れ込むことをお許しくださいな。
さて、上のご指摘まさにその通りだと思います。でも、なにかがおかしい、どこがおかしいのでしょうか?
 私は、この正論を社会が素直にうけっとってくれないことをしてきた業界体質に罪あり、と思います。この罪を認めずして、正論を述べても社会は認めてくれない。そのためには徹底的に体質を変えるしか無いのではないでしょうか?
 今までその時間は充分あった。バブル崩壊以来すでに16年も経過しています。反省できない業界と判断されても仕方の無いことを業界トップはしてきた。違いますか?昨今は平身低頭する経営者が流行のようですが、責任を取って退任する(腹を切る)経営者が建設業界には皆無ではありませんか?
夜はたっぷりあります。北海道ワインでも頂きながら、じっくりいきましょう。 追伸:赤い字になったのは怒っているのでなくワインカラーになったと思っています。^o^

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/26(土) 00:36 [3187]

 
APECさんまで!!Shimaさん、まさにホームランですね。
さて、APECさん、以下抜粋「価格競争と品質確保義務の間で、優良企業が生き残る(抜粋ここまで)」
そのためには私は
@ 市場規模に合った体質に業界や企業を変える。
A高付加価値をそれに見合う価格で売買するような市場に変える
と主張しています。アセットマネジメントはAに該当します。プロポもそうでしょう。
しかし、@なくしては国民の理解は得られません。
経営者として毅然とした身の処し方が必要なゆえんです。

しかし、業界総ざんげという意見には賛成できません。経営者や行政トップは、戦争責任と同じで、負けたら潔く責任を取らねばなりません。一億総懺悔的発想は事をあいまいにするだけではありませんか?アル中技術士さんはそういいたいのではないか、と私は勝手に想像しました。勿論これは私の意見ですが、我田引水でしょうかね、アルさん。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/26(土) 00:59 [3188]

 
魔法使いさん、「赤い字になったのは怒っているのでなくワインカラーになったと思っています。」この辺さすがですね。実は少し昨晩は怒っていました。(こちらこそペコペコ)もう口から出たものは仕方がありませんが、あのまっとうなアル中技術士さんに対して、失礼なことを書いたと反省しております。
●実は魔法使いさんが御指摘の、@企業の体質を変えるA高付加価値をそれに見合う価格で売買するような市場に変える私も結論は此処だろうと思います。生き残るには、他にないものがないと無理でしょう。品確法を含めた、国の政策や改革に任せていたら、自分のところの会社が無くなってしまいます。
●APECさん御無沙汰です。レス有難うございました。
@「安かろう悪かろう」、A公共事業は「安物買いの銭失いだったなぁ」ではすまされません。の二点について少し意見を述べます。
●今の時代、「安かろう。良かろう」を求めています。しかし、これは一時的にしか、成り立たない。と思います。だから、冒頭に述べた、契約時に低入札は基準価格を設け欠格とする。案を出しました。国は会計法に抵触するので出来ませんが、自治体と他の発注者は可能です。WTO対象工事も出来ません。
二点目ですが、低入札では、この品確法を形骸化させるまさに、安物買いをどうしたら、防止できるかです?受注者は魔法使いさんの、対策、発注者はスレ冒頭の@、A、Bの対策しか内容に思うのです。
 何かがおかしいについては、また書きます。さあまた寝よう。まだ夜中でした。

Shima  ++.. 2006/08/26(土) 05:44 [3189]

 
Shimaさん、朝っぱらから、ご指摘の「おかしい」に付いて書き込みますが、ご容赦ください。
 おかしくなる最大の原因はこの業界が右肩下がりで、どこまで貧乏が続くか、相変わらず見通しがたたないからではないでしょうか。みんながんばっているのに、光が見えない。そんな状況が、暗夜の一灯を掲げて進む人たちと、行き違いを産む。・・・・・。
 20世紀の日本が残した負の遺産はさすがに重いですねえ。
 この負の遺産を次の世代に残さないで、人様はさておき自分の道だけでもと思いながらもぬかるみに足を取られ、悪戦苦闘しています。
 ですから、おかしいというよりは、重い荷物を背負って歩く人間が発するため息と怒りと希望が入り混じった叫びではないかと思っています。その叫びは怒りのようにも希望のようにも聞こえます。この点APECさんはさすがで、ご自分の感情は整理し理性的対応を取られています。改めて敬意を表します。
 「今の時代〜思うのです。」は私個人としてはまったく同感です。発注者と受注者が共に担う以外に道はないというご意見に賛成です。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/26(土) 06:51 [3190]

 
> ●すーさん、私も「企業が淘汰され均衡点へ向かう」と思いますが、何か手立てはないのですね。

 仮に市場規模がこのまま小さくなってあるラインで収束するのであれば、当業界は当然に「人材供給業界」となると思います。さすれば、公共側の策の1つは、いかに当業界を「人材供給業界」とするかが論点であろうと思います。

 ここである人がいうに、建設業界の人は建設業界に慣らされすぎて他業界での利用価値がない、いわば、建設ニートとなっている可能性があるという指摘がありました。ちょっと考えました。

 策は「他業種への転換のための人材育成」が1つと思っている次第です。

すーさん  ++.. 2006/08/26(土) 10:34 [3191]

 
すーさん、その人材育成の第1歩ってどこですかね。私は好奇心をいかに掻き立てるかだと思うのです。そのためには身近なリーダーがオーラが出るほど、好奇心旺盛でなくっちゃ!!と思います。一人踊りになったとしてもそれはそれで、武士の覚悟を持って・・・おっとぶっそうですね。まずはここまでです。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/26(土) 13:28 [3192]

 
> すーさん、その人材育成の第1歩ってどこですかね。

精神論的ですが、
1.あくなき前進意識
2.危機感
3.広い視野


そろそろ技術者だけやっていればいい時代でないかもしれないです。法律、経営、株などにも詳しい建設技術者が求められそうです。

日本の建設業が世界に出るにはもっとTOBとM&Aが必要だし、アメリカからグレーな黒船がやってきて、食い荒らすでしょう。それだけの価値があれば。

以下の内容を聞いて、ますます思い強くしました。

ポッドキャストってのはすごいですね。
まだ聞いてないですが面白そうです。

NBonline Mail
日経ビジネス編集長の終わらない話2.0
談合なき世界 焦土から始まるゼネコン作り直し
http://business.nikkeibp.co.jp/article/podcast/20060824/108554/


これに無理を感じる人の場合には、
1.田舎に帰って農業する
2.田舎に帰って漁業する
といった選択も可能と思います。

決してバカにしているわけではないです。
上のような発想で生きるのと同じくらい、もしくはそれ以上に大変なことだと思います。しかし、飯は食えないことはないと思います。

結局は選択した結果にあわせて成果が出ると思います。今、それを避けて、ずるずるとやっている人が多いとは思いますが、それが吉とでるか微妙です。

すーさん  ++.. 2006/08/26(土) 16:11 [3193]

 
休日の仕事を終えて帰ってきました。中々プラスを維持するのは難しい。でもLCCでは、何とかなっています。
 ●昨日のレスは熱くなってしまい。貴重な御意見を頂いたpusanさんのお礼を言うのを忘れていました。実態を教えていただき有難うございました。「 外注費・材料費に大きなしわ寄せをしております。酷い業者ですと、落札率を外注費に適用しているものもあります」
此処が、避けたいポイントです。しかし、どうしてもそうなりますか。対等と言いながら、請負人は受け負けだし、下請けはさらに弱い立場。なんと言う世の中でしょ。発注者は下請けの契約書を確認すると言うのが対策案にあります。これも無駄でしょうね。
スーさんレス有難うございました。いろんなことを考えておられますね。

Shima  ++.. 2006/08/26(土) 22:59 [3194]

 
魔法使いさん、何かがおかしいについて、少し述べます。チャングムが始まりますので、それまでに。●実は以前から考えていた事ですが、わが国の国民性・性癖は「どちらかが絶対的な正解がある訳ではないのに、一方偏った答えを捜そうとする性癖が国民にあるように思います。落札価格低下で当座の支出が下げられたように喜んでいる。その裏で品質が毀損され、この二項対立、本質がみんな分かっていない。みんなと言うのはマスコミに踊らされる一般の人です。
 ガンさん、YOSHIさん、社会科学者さん、そして、私の尊敬していた最優秀者さん、もし読まれましたら、ご意見ください。多分見ておられないでしょうね。

Shima  ++.. 2006/08/26(土) 23:08 [3195]

 
切実な話題ですね。久々に私も混ぜてください。少し、長々と書きます。
事業量が少ないのに、それをさらに叩き合って低価格で受注する。
なぜ、低価格受注できるのか?。
自社建設機械は、眠っているあるいはリース屋の機械もあまっているので安く借りられる。下請けも仕事がないので、安く受けてくれる。
自社には技術者が、転職できなくて、あるいは明日を信じてまだ残っている。機械もまだ動く。下請け会社もずいぶん人数削減したけど、仕事があるよといえば集まってくる。
人も機械もこの状態であと何年耐えられるのでしょうか。漁船は、減船させられると以前は韓国へ、今は中国?かどこかへ売られていき、そして[日本の]漁場を荒らしまわる。建設機械は?

優良企業は生き残れるか?
この低下価格競争をしながら優良企業が生き残れるのでしょうか。我が身をおく建設コンサルタント業界であれば、まず安い下請け(図面を中国で)を、つぎにはすべて内作で、次にはリストラ。そして過労かうつ病か諦めで技術者が消えていく。
指名競争型プロポーザルで生き残る。もうすぐ総合評価型。これは、プロポにも価格競争が入り込む。いずれにしても、特定されるには技術力(技術的対応力)だけでは無理だし、[技術士]とただ[経験]を多く有している規模の大きな会社が有利であり、[本当]に[技術力]を [評価してもらう]のであれば、[長い付き合いや OB]による [信頼]も必要である。つまり、 [技術力]にこれまでの業界の[慣習]をうまくつなげる会社のみが生き残れるのか。

建設屋に転職先はあるか
私の[愛読]する赤旗日曜版の今週号が手元にあります。一面の記事は
 子連れ請負の涙 工場、住所を転々….健保も年金もなく 夢は娘とディズニーランド
 これは、[世界のトヨタ]関連工場のあつまる愛知県三河地方の派遣・請負労働者の話

農業に転進できるのか。
できるとすれば、年金をもらって食料だけ自給で後は趣味か

所詮建設産業は、国策で膨れ上がってきた産業。個々のそう大きくない建設業者は、少しばかりの甘い汁を、民族の尊厳もない・政治を商売とする人たちとともに吸ってきただけ。そこで働くわれわれは、最大手を除けば他産業よりはるかに低い賃金かと思います。この国策は、アメリカに従属して430兆円だの630兆円だのを投入して膨れ上がらせ、いまこの[人余らせ]の時代に急速に絞りこませば悲劇は当たり前である。
技術士試験の建設一般でおなじみの建設白書を[信じ] きり、[国策]にまったく追従してきた[われわれ]が[馬鹿]なのである。
[体質]を改善するためには、国家の[独立]と負のスパイラルに陥らない時期の問題があるとは考えませんか。極端な話しをすれば、事業を極端に小さくする今の時期には、一般競争入札や混乱があまりにも大きくなる公取の取り締まり強化をしてはいけないとおもいます。所詮、[国策]による市場経済には向かない業務で、市場経済には耐えられない業界・業者を自由競争社会の世界に改革するのは、もう少し待つ必要があるのだと思います。

プロポ請負人  ++.. 2006/08/27(日) 15:04 [3196]

 
もう少し待つとの事ですが、いつまでという時間設定が必要です。いつまででしょうか?
次に、プロポさんは軟着陸を想定しているようですが、どんな方針と施策で軟着陸させれば良いとお考えですか。
第3点は、、[国策]に追従せず、どのように生き延びるのか、大変魅力あるテーマです。
 例えば第2国土交通省を名乗る建設ファンドをつくり、PFIで真に国民が必要とする社会資本を建設するというのはいかがですか?LCCで採算に合う事業をファンドで行うわけです。ファンドの名前は第2国交省ファンドがいいな。
 外国に進出する場合もこのファンドですね。資金調達から、運営まで、すべて行い50年後にはその国に無償譲渡するというものです。
運営主体は国民ファンドで国の息が絶対かからないという条件付です。
 ファンドで運営できれば、もはや、ファンド談合はありえないし、国土交通省の業務は採算性はないが、国にとっては重要な社会資本整備に限られることになります。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/27(日) 19:17 [3197]

 
> 農業に転進できるのか。
> できるとすれば、年金をもらって食料だけ自給で後は趣味か

 結構、真面目に考えている人がいるようなところもあるように個人的には感じます。特に地方地元業界。

キーワード的には
スロー社会
収入を価値観の上位におかない発想
自分の人生、QOL
半農半コンサル、半農半建設

これらを含めて、「郷士」の時代という表現をどこかで見たように思います。

郷士ってのは、江戸時代にあった制度で、地方の武士は、上位の人を除いて、郷士という、通常は、農業に従事しつつ、大事が起きれば武士となるというもののようです。これを現代に展開して、通常の半分を農林水産業に従事しつつ、半分は、建設業種をするという発想のよう。端的に言えば、農業で飯を作って、建設でおかずを作る発想のようです。坂本竜馬は郷士出身だったとか。

本当にうまくいくのかは不明ですが、そういう考え方もあるようです。

ちなみにこの時代の東京(江戸)では、郷士に該当する一部が、旗本小普請組の一部というものに該当するらしく。低収入のため結婚もできず、ちょっと遊んで、時に仕事にありついたりといった状態だったようです。もしかしてニート?って感じです。

歴史との比較にどの程度の効果があるかなんとも微妙ですが、なんとなく面白い、とは思いました。

少子高齢化社会という重要な要因も含めて、今後の社会と建設業を思います。

すーさん  ++.. 2006/08/27(日) 22:21 [3198]

 
私は1/3NPO1/3農1/3コンをめざしていますが、半農半コン、半農半建といわれると、全コン、全建もあるわけで、結局は階級社会の中にはめ込まれて、権力者にいいように使われるうようにも思えて、複雑だなあ。
ここは一念発起して、江戸幕府のイヌだったは旗本郷士でなく、土佐の山間に暮らした、一領具足の反骨精神(そんなものがあったかどうかわかりませんが)を養わねばなりませんね。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/27(日) 22:47 [3199]

 
プロポ請負人 さん
貴重な御意見有難うございました。みんな余力は無いのに、絞りきって居られる。プロポについても、「これまでの付き合い」が関係してきますか?私も御指摘の[体質]を改善するためには、国家の[独立]と負のスパイラルに陥らない時期の問題と言うのがよく分かりません。ゆっくり時間をかければ、団塊の世代が卒業し、働く社員が減ると言う事ですか?

●会計法の29条の6
参考に添付します。この条文がある限り、国は最低価格に落札させ、低入札調査(有名無実)を介して、契約となります。
第29条の6 中略 その者により当該契約の内容に適合した履行がされないおそれがあると認められるとき、又はその者と契約を締結することが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあつて著しく不適当であると認められるときは、政令の定めるところにより、予定価格の制限の範囲内の価格をもつて申込みをした他の者のうち最低の価格をもつて申込みをした者を当該契約の相手方とすることができる。
●一部の自治体はこの条文に、+最低基準価格の条文を追加しています。だから、基準以下は欠格となります。

皆さん、国が仮にこの会計法を改正し、低入札の契約時の欠格要件とした場合、世間はどう思うでしょうか?
やはり、安く契約できるのに、無駄使いと言うでしょうか?私は健全な建設業界の云々、、、のため、適正な利益を確保できる方法をとってもいいと思います。
「安かろう、良かろう」だけを求めるのは、正常でないと思います。

Shima  ++.. 2006/08/27(日) 23:39 [3200]

 
こんばんは。社会科学者です。ひじょーにお久しぶりです(軽〜く1年以上?)。皆さんお元気そうで何よりです。
この掲示板はときどき覗いてはいたのですが、議論に参加するまでには気力と体力が至らずにおりました。
しかし、Shimaさんからの興味深い問題提起には突き動かされずにいられませんでしたので、この問題は全く素人で知識も経験もないのですが、以前私も疑問に思ったことでもあり、原理原則論しかできずに失礼しますがちょこっと参戦させてもらいます。

さてやっと本題ですが、既に議論の幅が広がっているのですが、Shimaさんが当初提起された「安かろう悪かろう」に絞って考えてみたいと思います。なぜ「安かろう」→「悪かろう」なのか?そして、そこをなんとか「安かろう」→「良かろう」にできないのか?が核心的な論点かと思いますので。

まず、素直に考えて、世間が言うところの「安かろうでも、契約条件に合う成果が得られるなら、良い。」というのが、どう見ても正論です。であるなら、発注者は、「契約条件に合う成果が得られる」ことを最優先の目標として、それを実現すべく邁進すればよい…となりますよね。これが可能なら、あとは入札価格は低ければ低いほどいいわけです(違法な下請けいじめや不当労働条件などは別途監視が必要ですが)。しかし、発注者の考えとしては、「契約条件に合う成果が得られる」というのは実現不可能と想定しているようです。
発注者としてこれを声を大にして言うことは、「自分は無能である」「自分はサボっている」と受け取られかねないため、何となくウヤムヤにしているように感じます。これが、国民一般と発注者の間での認識のズレを生じさせている大きな要因ではないでしょうか。

そこで、発注者側の低入札対策は、「安かろう」→「悪かろう」という関係に着目しています。つまり、低入札は、必然的に品質低下を引き起こす、と。したがって、「悪かろう」の原因である「安かろう」を防げば良いのではないか?と。
しかし、この関係がどの程度の確度で成り立っているのか?「安かろう」を「高かろう」にすれば、「悪かろう」が「良かろう」になる確証はあるのか?なるとしても、「良かろう」を実現するために「高かろう」を受け入れるだけのコストメリットはあるのか?などなど、国民に対して論理だてて説明すべき事項が山ほどあるのに、それができているとは到底思えません。
極端な話、「悪かろう」が防げないのであれば、「高かろう」にしたところでちゃっかり手を抜いて「悪かろう」で済ませる悪徳業者が現れれば、まじめな業者はバカらしくてやってられないですよね?

さて、結論に入りますが、ひとつ元に戻って、やはり発注者は、「契約条件に合う成果が得られる」ことを実現するのに最大限努力するしかないように思います。私が今思いつくのは、

・設計施工一括発注など性能規定型の発注にするとともに、非破壊検査技術を開発して品質確認を徹底して行なう
・引渡し後の瑕疵担保保証の内容を充実させたり保証期間を延長して長期的な品質に対する責任を徹底させる
・PFIなど維持管理も含めた契約にして、施設の品質に関する責任を民間負担とする

などです。

その上で、入札時の価格競争には制限を加えることなく、企業の淘汰も含めて業界の再編を促していくしかないのではないでしょうか?ただ、業界の再編が進めば競争の圧力は緩和され、また発注方式も技術力や経営ノウハウを活用した高付加価値型にシフトしていくでしょうから、いずれは適正な利潤に落ち着いていくように思います。結局、何とか工夫して「良かろう」を担保したうえで「安かろう」を実現しようとする、いわば「正論」を追及していくべき…というのが私が今考えているところです。

社会科学者  ++.. 2006/08/28(月) 01:00 [3201]

 
公務員みたいな人たちが勤めている民間会社から仕事を頂いている会社の者です。
昨今は営業が低入札で仕事を取ってくることも珍しくなく、そういう価格で受注されると我々施工者も大変ですが、発注者も監視を厳しくせざるを得ず、大変のようですね。
我々としては低価格で落札した工事を契約に定められた品質(=最低限の品質)をクリヤーしつつ、何とか利益も残そうと頑張っているところですが、確かにズルをする業者も無きにしも非ずだと思います。
そういう業者には退場してもらうべく、ぜひ発注機関の方には監視を厳しくしていただきたいと思います。
あと、一般論として望みたいのは、NE○○○○日本のような優秀な技術者が多数いる発注者には当てはまらないと思いますが、官庁や自治体などで業者が持ってきた企画書をほぼそのまま特記に書くような発注者がいます。
言わずもがなですが、これは談合の温床になっています。
業者も現在はかなり努力してると思います。発注側の方も勉強して業者に頼らない仕組みを建前無しで議論していただきたい。

土工X  ++.. 2006/08/28(月) 19:58 [3202]

 
魔法使いさんShimaさん返信遅くてすみません
プロポプロポで、いま案件を10本も抱えて、今帰ってきたところです。
「もう少し待つ」時間
1.事業を少なくしたことで大混乱する競争と市場社会を知らない業界は、入札制度改革が重なると今の状況のように大パニックに陥る。したがって入札制度改革は少しずらしたほうが良い。(入札制度の本腰を入れた改革は仕事のあった、これまでに終わらせておくべきだった。いま、これだけ事業量がへり、さらに減ろうというときに行うべきではない。)
2.建設業を縮小しようというのであるから、この産業から多数の余剰者が生じる。他産業は「高景気」といっても、派遣・請負業ばかりを増やす悲惨な時代であり、まだ建設業の余剰人員をうけいれられる状態ではない。
3.日本は、米国から日米構造協議などで莫大な社会資本投資を決められたり、米国の基地移転のために数千億円を出さされたり、イラク戦争のように、アメリカ艦隊の燃料補給や民間がやれば何百倍も効率的な支援を何百億円もかけてやるような米国の従属国である。こんな超無駄遣いをしなければ、建設産業の余剰人員を吸収できるような産業を、例えば食料自給を目指す農業再生のプロジュクトや、例えば、同じイラクでも、装甲車ではなくブルドーザーをもった民間の平和建設部隊を・・・・日本が自主独立の道を進めばいろんな道が見えてくるのではないでしょうか。
こんな意味を含めて、[国家の独立]と負のスパイラルを避けられる時期までもう少し待つと表現しました。
もちろん、他産業がフリーターを吸収し建設産業の余剰人員を受け入れるほどの景気回復も、国家が自主独立路線を進む展望も、ほとんど見えない状況です。したがって、待つ時間を定量的に言うのはできません。ですので、いまは、せめて「改革」の混乱を少なくしないと、本来の優良企業が淘汰され、技術ではなく資本力ばかりの企業や、他部門をもち建設業は名義だけのような企業ばかりが生き残ってしまうことが心配なのです。
[軟着陸]
そうですね、団塊の世代が卒業すれば、それだけで余剰人員は相当少なくなるでしょうから、3年か4年ずらすだけで混乱は少なくなるかも知れませんね。

軟着陸も、蛇の生殺しみたいなものかと思いますが、せめて種族の保存だけはしないと、インフラの維持や災害への対処もできないのではないでしょうか。

ちなみに、私は部下に、マニュアル人間や商社のような人間ではなく、創意工夫と現代の機器を使いこなし自分で(何でも)仕事ができる技術力をつけなさい。技術士という資格は、その中のひとつの要素です。会社はどこまでがんばれるかは、まったくわからない。しかし健康とそのような技術さえあれば、建設業が会社がどのようになろうとも、なんとか生き延びていけるだろう。と自らも、だましだまし「がんばって」いるところです。

魔法使いさん、SHIMAさん、私の言いたかったことです。29条の6に対しては、また書かせてもらいます。今日のところは 終わりにします。

プロポ請負人  ++.. 2006/08/29(火) 00:56 [3203]

 
皆様の活発な御意見により、スレが長くなってきました。一度まとめさせてもらい、第二弾としたいところでした。ところが、なんと社会科学者さん、が参戦。分かりやすいまとめられた御意見。私は概ね同感です。従ってまとめるのはもう少し後にして、スレを刷新しましょう。
●昨日、雑誌で見つけましたが、某大学の先生が、次の三つの軸で公共事業を表現していました。@「価格」A「品質」B「必要性」例えば@とAの関係は、「安かろう、悪かろうor良かろう」、@とBの関係は、安かろうで必要性の高いもの。皆様お気づきのとおり、●「安くて、高品質で、必要性の高いもの」が最高の公共事業であると。当たり前のことを書いてありました。この理想に近づけることこそが皆様が、正論で述べられている事だと思います。
●土工Xさん、御意見有難うございました。発注者の技術力低下は、永遠のテーマですね。発注後VEの受け入れ、総合評価の提案このいずれも、100点満点の詳細設計のものでは、有効な提案は無く、改悪の提案しかありえません。現状の設計から、改善されれば、当然、提案者の成果であると思います。受け入れない度量の狭さが問題です。
●プロポ請負人さん、「時期を待ったら」の御返答有難うございました。よく分かりました。今の世の中、景気停滞が本質なのに、社会的には、公共事業の無駄使い→公共事業縮小結果は、いかにも、談合問題→入札制度改革→品確法→プロポ。そして別の側面で低入札が頻発という構図です。前記の順番は別として、複雑に絡み合っていますので、この時期「入札改革」を待ったほうが良いと言うのは、無理かもしれませんね。
 長々と失礼しました。

Shima  ++.. 2006/08/29(火) 06:35 [3204]

 
>恥じることはないのか
>卑しいとは思わぬのか
>恥を知れ
>人間ではない
>厚顔無恥
>人でなし
>社会の寄生虫
これだけ言った人がだんまりですか?
>まず・・・・姿勢を正せ、その上で人となり、人としての意見を述べよ
まったくその通り
まともな人間なら、自分ができないことを、他人に言ったりしませんよねー
酒のせいにして、逃げられるような内容でもない
何か言ったらどうですか?
こんな滅茶苦茶な発言を正すこともなく、議論が進んでいることに寒気を覚えます
白黒つけましょうや
管理人さん、IPを晒してくださいな

南町奉行所  ++.. 2006/08/30(水) 00:09 [3214]

 
南町奉行所さん、板を立ち上げたものの責任と考えレスします。しかし「白黒つけましょうや管理人さん、IPを晒してくださいな」は穏やかではありませんね。
私はAPECさんの御発言、以下「なお、公務員がすべからく悪者で恥知らずであると言うなら、そこから仕事をいただくのはさらに恥知らずだと思います。
どのような職業の人たちも全員が完璧ではないし、全員が悪者でもない。公務員が人でないなら、建設業界企業は談合と手抜きと丸投げと偽造を繰り返す社会の癌だし、政治家は私利私欲に走る癌だし、坊主はナマグサだし、教師は色魔でしょう。誰だって自分の属している業界・組織の中で、外から見ればおかしいと思うことが常識化してしまって気がつかないということはあるでしょう。それを指摘して注意しあうということはあってもいいと思いますが、一方的に悪と決め付けレッテルを貼って片付けようとするような中からは何も生まれないと思います。
APEC ++.. 2006/08/26(土) 00:30 [3186] [引用
に対し、同感で、他の誰も追求されない事から、このまま終わったと考えています。アルさんも、反論があればそのうち出てこられるでしょう。この件を議論しないで進んでいるわけではないと思います。
●遠山の金さんOR大岡越前?正義感に燃えた御意見は好きです。実はこのテーマ(公共事業と公務員のあり方)は奥が深いので議論したいところですが、別のスレを立ち上げたほうがいいでしょね。内容がありすぎです。南町奉行殿、どうです、スレを立ちあげてください。

Shima  ++.. 2006/08/30(水) 06:54 [3215]

 
アル中技術士さんについてはこれくらいにしませんか。すでに十分な制裁を受けていると思います。
ねぎ  ++.. 2006/08/30(水) 09:21 [3216]

 
この掲示板はIPアドレス情報は管理人も得られません。確かIPだったかホスト情報だったかを、ハンドルネームの横に掲載する仕様に変更することはできたと思いますが、私にその気はありません。
ねぎさんのご意見に同感です。

APEC  ++.. 2006/08/30(水) 10:25 [3217]

 
確かにアル中技術士さんの字面だけを読めば、そうなるでしょう。しかし、
もう一度繰り返しますが、わたしはあの発言を『経営者や行政トップは、戦争責任と同じで、負けたら潔く責任を取らねばなりません。一億総懺悔的発想は事をあいまいにするだけではありませんか?アル中技術士さんはそういいたいのではないか』
と深読みしています。
 アルさんのこれまでの書き込みを思い出すと、彼は常に、社会の一番下の視点にたって、発言して来られています。
 彼がそうした視点を獲得し、これを大切にしてきたのは、彼のこれまでの血のにじむような経歴であると同時に、信念でもあると推察しています。
 彼の発言はShimaさんに向いているかのように見えて、実はそうではありません。吼えている(専売特許はハングリーさんですが^o^)真の相手はShimaさんの向こう側に対してでしょう。そして向こう側では、相変わらず私飲私食に血税をむさぼる輩がいるのも事実です。

 従って私は制裁という言葉は好みません。彼の思いは制裁を受けるべきものとは思っていないからです。
 どうか、字ずらだけを読むのではなく、その背後の思いを読んでいただきたい。
 そう思うのは、私の的外れな深読みなのでしょうか?

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/30(水) 13:15 [3221]





 焦土から始まるゼネコン作り直し 
ポッドキャストってのはすごいですね。
まだ聞いてないですが面白そうです。

NBonline Mail
日経ビジネス編集長の終わらない話2.0
談合なき世界 焦土から始まるゼネコン作り直し
http://business.nikkeibp.co.jp/article/podcast/20060824/108554/


 
すーさん  ++.. 2006/08/25(金) 17:07 [3179]





 維持管理の業務を建設コンサルタント 
みて思わずドキッとしました。
同時に業界崩壊の足音を聞いたような。
どう対応するかが論点です。


編集長が語る日経コンストラクション8月25日号の見所
維持管理の業務を建設コンサルタントに発注しない理由
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/NCR/archive/2006/0825/point/

 
すーさん  ++.. 2006/08/25(金) 11:12 [3171]

 
まさに時代は変わるですねえ。こうした時代の変遷をいやおうなくと考えるところからもっと積極的に打って出る必要を感じます。関連業界への転職のチャンスでしょう。コンサルタントに縛られる理由はどこにもありません。勿論本人が望めばということですがね。
魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/25(金) 11:34 [3173]

 
その方面に詳しくないのでお教え願いたい。建設コンサルで、メーカー、建設会社、その他の会社組織におんぶしないでアセットマネジメントが出来る会社がありますか?
魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/25(金) 11:43 [3174]

 
> 積極的に打って出る必要を感じます。関連業界への転職のチャンスでしょう。

 意味わかります。
 会社が古くなれば枠組みは淘汰解消される。
 逆に個人としては、その仕事を受注する組織体に入ることで、その仕事をすることができるようになるということ。今後、もしも建設業界に上の仕事が発注されるのであれば、当然に、そこに雇用が発生し、そこへ入れるかどうかが個人として論点になる。

 どう資格をいかし使用収益するかということがここでクローズアップされるとも思います。

とりあえず、
建設コンサルタント業界にGC問題要素がさらにつけば、勉強しないコンサルタントはその時点で苦しむだろうと思うところです。

次の業界どこに照準をあてるかはそれぞれと思います。

中国をめざすのもしかり。
政治に目指すという発想もしかりと思います。

さあ、準備のために今日もがんばろう!というところ。。。

すーさん  ++.. 2006/08/25(金) 12:48 [3177]





 県政参加促進条例を考える 
今年の7月22日、80万人規模の県の、政参加促進条例公募委員に選ばれ、その第1回目に行ってきました。全部で7回行われ、最後は11月になります。
 委員の選定は意見募集に応募した人の意見を選者にわからないようにした上で、行われ、20名が選定されたとのことです。私は公平性、透明性の確保が重要となるといった意見を書きましたが、考えてみるとその前に、
@県民の県政への参加を促進させる。そのためのバックボーンは「生活者が主役の行政政治を実現すること」ではないかと考えました。(皆さんはどう考えますか?)
Aプロセスとしては『自立した個人→自立した地域社会→自立した県土をつくる。』というふうに発展していくのが理想です。
その実現の第1歩は
「身近なテーマで理想の社会を描き、それを実現するために、自分はなにをしたいか、行政は何を担うか」=コアコンピタンスの発見  を共有する(バックキャスティングによるワークショップ方式)が有効と考えています。(あなたが考えるコアコンピタンスを教えてください。)

県民参加を促進させたい、身近なテーマとしては
1福祉(人口減少=少子高齢化、子育て)
2まちづくり(安全、安心、都市環境、都市計画)
3教育    (学校教育、生涯教育)
4産業(六次産業の競争力、地域の活性化)
と考えました。(他にもあればお教え下さい)
地域の自主自立を踏まえ、県政参加促進を各人の立場から例えば、行政に携わるモノとして、あるいは、技術士(者)として、あるいは、市民活動の立場から、家庭の一員として、どのように捉え、自主自立に結びつけていくのか、ご意見を伺い、今後の委員活動に生かしていきたいと考えています。
 

 
魔法使い  ++.. 2006/07/31(月) 10:43 [3124]

 
追伸 舌足らずでしたがタイトルは『住民の県政参加促進条例」です。削除キを入れ忘れたので訂正できません。悪しからず。
魔法使い  ++.. 2006/07/31(月) 13:34 [3125]

 
県民すべてが参加して考えなければならない中心は私が住む高知県にとどまらず、これからの「四国」をどうするかです。人口減少は確実ですが、四国全体の経済力はスエーデンだったかな?それぐらいの国力はあるとのことです。
 簡単に言えば日本から独立したとしても、それぐらいの世界的な位置づけがなされると言うことです。捨てたモノではないと思いませんか?
 人口が減少すると考えず循環型社会へシフトしていくのだと言えるのではないでしょうか。そのためには立法権まで視野に入れた道州制が、21世紀の日本を作る重要な仕組みであると考えています。

魔法使い  ++.. 2006/08/21(月) 18:19 [3161]

 
魔法使いさん、お久しぶりです。
しっかりとした将来像を設定して、その達成に向けて何をすべきかを考える。
バックキャスティングによるワークショップ方式、いいですねー。
テーマに「資源自律」も加えませんか?
食料資源や森林資源を高知県若しくは四国単位でまかなえるような地産地消の仕組みづくりをみんなで考える、というのは如何でしょう?
特に食料は、自給率40%から早いうちに脱却しないと、私たちの孫やひ孫は生きていけません。
食うことへの執着心を持って、ブラックバスやブルーギルも釣ったら食いましょう(笑)
そのためには美味しく食えるような料理法も研究しないといけませんし、それ様のレストランも必要ですね。
今度高知に遊びに行きます。

ガン  ++.. 2006/08/22(火) 03:13 [3162]

 
資源自立は気が付きませんでした。なるほど、高知県の森林率は84%だったかな?バイオマスエネルギーの宝庫です。風力もまずまずでしょう。
風力といえばインターネット小説「まちきん技術師」で主人公はバイオマスや風力という自然エネルギーを元金に、そこから目の玉が飛び出るような利息(エネルギー)を生み出すまちきん技術師として活躍するという展開が見えてきました。フムフム・・・続きを書かなきゃ。

おわび:がんさん=社○科○者さんなどと馬鹿な妄想を楽しませていただきお詫び申し上げます。^o^
お詫びといっては何ですが、秋になって、無農薬米の収穫祭に、お母さん共々、家族全員で遊びに来てください。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/22(火) 07:48 [3163]

 
YOSHIです。小生は自然エネルギー利用の活動もしています。そこで常々言っていることがあります。
「エネルギーの地産地消」です。高知は深層水活用を嚆矢として成し遂げたところです。同様に、メタンハイドレート活用という夢を追いませんか。
手近かなエネルギーでは、バイオマス、風力、太陽光、小水力とあります。土佐共和国として自立するには何が必要か考えると面白いと思います。

YOSHI  ++.. 2006/08/22(火) 08:36 [3164]

 
YoSHIさん、県政参加条例には立ちはだかる壁があります。そのひとつが、議会、議員との関係です。彼らは促進条例が成立するとオマンマの食い上げになると妄想しています。この妄想をどのようにほぐしてやるか、NPOとしての知恵をお聞かせ願えませんか?
魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/25(金) 11:25 [3172]





 記述士から技術士へ 
つい先日まで、受験生と講師が一蓮托生のような騒ぎで、技術士試験予想問題に血道を上げていたのが嘘のようです。まあお祭り騒ぎなのだからあまり気にしないようにしていますが、皆さんはいかがお過ごしですか?
 考えてみれば、講師と受講生が一丸で予想を立て、論文を添削するというパターンはいつ頃から盛んになったのでしょうか?これでは誰が受験生なのか、誰の力で合格したのか定かでない人も出るかと馬鹿な考えに思いをいたす今日この頃です。
 さて、来年は受験内容が大幅に改訂され、応用能力を試すと宣言されているところから、記述するための暗記一辺倒では合格できない出題が期待されます。
 どんな受験対策を立てたらいいのか、今からジックリ考え、来年の添削に生かしたいと考えています。予想が意味をなさない、又は、予想して記述するだけでは合格できない問題への対応策が決め手でしょうね。出題に対しあるべき姿を描き出す能力、それを表現するためのキ−ワードの整理、などが必要でしょうが、もっとも必要な能力はあるべき姿を構築できる能力ではないかと考えています。つまり、登るべき山の姿が想像できていれば、ルート設定、課題抽出もその枠内で考えれば良いということになります。
さて、言うは易く、行うは難しとか申します。
皆さんは今年どんな受験体制で試験に臨まれましたか?お聞かせ下さい。特に予想がはずれ、5〜10分程度で論文のあらすじを作って対応した方の体験談などお聞かせいただければ幸いです。
 

 
魔法使い  ++.. 2006/08/08(火) 10:23 [3134]

 
魔法使いさん、お久〜〜

この板へも久しぶりです。
8/19・20 宜しくお願いします。
まだスケジュールの詳細は未定ですが...

さて、技術士試験制度は以前にも話題になり
佐口師匠+APECさん+青い炎さん+私の座談会でも話題になり、今年の試験が終わり、来年度の試験へのヒントが見えてきましたね。

それをネタに、盆休み終了前に一杯やりましょう。

では、

PMP(★虎)  ++.. 2006/08/09(水) 00:58 [3140]

 
今年の受験は、多忙で今までにも増して準備できませんでした。結果、素のままでの受験でした。受験に行くバスの中で、経験を2、3思い出し、要点を確認していました。会場でテンション上げて経験論文を書き、択一をし、選択論文、必須論文を解答する方法をとりました。

予測も何も無し。準備は鉛筆2ダースと消しゴム、電卓だけでした。しばらくこれで行く予定です。

YOSHI  ++.. 2006/08/14(月) 15:10 [3153]

 
YOSHIさんの方法は臨機応変の無手勝流のようですが、経験だけでなく建設一般専門科目とも記述したい要点を荒ら書きしているようですね。
その時どんな構成で進めますか?問題によって違ってきませんか?

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/19(土) 07:51 [3158]

 
魔法使いさん、おはようございます。ご質問にお答えします。
> その時どんな構成で進めますか?問題によって違ってきませんか?

経験にしろ、建設一般、専門いずれにしても心がけているのは、題意に沿って書くことです。例えば、今年の建設一般で「維持管理・更新投資増大について現状と課題を述べ、今後の社会資本整備のあり方について、あなたの意見を述べよ」がありました。当然問われている順番に答えていくことになります。下記のような構成です。

1 現状と課題
 イ 社会資本の維持管理・更新の現状 
 ロ 社会資本の維持管理・更新の課題

2 今後の社会資本整備のあり方
 イ
 ロ
 ハ

というように書きます。
ここで大事なことは、国の施策の方向は踏まえていくことと、「私の考え」が独善的でないことが必要です。

経験論文のように長いものになると、「はじめに」の項を設けて、書く業務の概要、題意に沿って何を書くか200文字くらいで書いた上で、以後詳述するスタイルをとることが多いです。

いずれにせよ、小生が文章を書く上で一番参考になるのは新聞です。新聞は「3度読ませる」といわれています。見出し、リード(見出しの次に来る概要部分)、本文の3度です。技術士の論文では、リードに相当する部分で、読み手(試験官)にどうアピールできるかが鍵になりそうです。

皆さんも新聞を読むときは、無意識のうちに3回読んでいるはずです。逆にいえば、大事な記事は本文まで読む、それほどでもない記事はリードまで読む、見出しは流し読みしながらどういうことがあったか頭の中に入れておくというようにすれば良いのです。

上記のような記述をして、試験官に合格点がもらえなければ合格する力が無かったと諦めるしかありません。

参考になれば幸いです。

YOSHI  ++.. 2006/08/19(土) 08:54 [3159]

 
なるほど、私流に言えば「はじめに」では、これから登ろうとする山の姿をあらかじめルートでしめす、これが、「はじめに」の役割と言うことですね。ということは、ドーンと、結論から述べるということにつながります。報告書も同じで、最初に結論がわかりやすく述べてある報告書は、評価点が高いということですね。
19年度の添削はこの指導法に加えて、バックキャスティング方式で行きます。

魔法使い  ++.. 2006/08/21(月) 09:18 [3160]





 いわゆる亀田問題どう思います? 
沸騰していますね。
TBSには6万件を超える苦情が寄せられたらしい。また,それだけにとどまらずスポンサーの不買運動にまで発展しているようです。ベネズエラの日本大使館には1000通ものお詫びメールが送られ,それらの全てがランダエタを称賛し判定を謝罪する内容だったとか。
自国の選手が勝った試合で,このネガティブな盛り上がりは何なのでしょうね。皆さんはどう思いますか?

 
ねぎ  ++.. 2006/08/07(月) 23:21 [3130]

 
ねぎさんも暇なようですが、そろそろ盆休みですし、暑中見舞いに一筆啓上ということで書き込みます。
なぜTBSに苦情が寄せられるのか?苦情を言うなら、協栄ジムだったかな?亀田君が所属するジムなり、ボクシングコミッショナーなりにいえばすむだろうに、TBSに向かって発言するのは、世論喚起したいと言う現われなのか、自己表現の裏返しなのか、はたまた、自分だけは正義の味方だといいたいのか、それとも自分だけは客観性を有していると信じたいのか?
キャット君もヒマツブシにスパーリングしたいのならこっちにおいで。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/08(火) 07:53 [3132]

 
追伸、いやいや、暇つぶしという意見もあるなあ。私はひまつぶしよりは、名古屋名物『ヒツマブシ』が好きですな。少し固めのご飯とタレをまぶして食べるので、ヒツマブシといいますが、あれは絶品です。
久しぶりに一首いきまっせ!
ひつまぶし 頼むお店の奥座敷 冷酒にウザクのキュウリ香ばし
お後がよろしいようで。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/08(火) 08:05 [3133]

 
「八月のドームを映す太田川夾竹桃の花を浮かべて」
広島も暑いですわい。魔法使いさん,お元気?暑い日にゃ百姓仕事はやめとくのが賢明よ。干からびてミイラになったら大変。
さて,「亀田問題」ですけど,私は,「日本人はまだまだ捨てたものじゃない」と思いました。
日本人は礼儀正しい国民なんです。柔道でも,剣道でも,相撲でも,礼に始まり礼に終わりますね。日本人は勝ち負けよりも礼儀を重視するのです。これは,先祖代々受けつがれてきた日本人の中心的な価値観の一つです。だから無礼な振る舞いを見たら許せんのだと思います。
亀田選手は親思いで,悪ぶっているけど根は優しくて,練習熱心だし,好青年ですよ。史郎氏も子供を大事にするし,理想的な親子なんだけど,唯一の欠点は礼儀を知らないことです。対戦相手に一切敬意を払わない。計量時の無礼な挑発行為。自分から仕掛けたのに,挑発を返されたら逆切れして…。いかん,思い出したら胸が悪くなってきました(ーー;)。
亀田親子の礼を失した態度に,多くの視聴者は理屈抜きの生理的な嫌悪を脊髄反射的に感じ取ったんじゃないですかね。

ねぎ  ++.. 2006/08/08(火) 12:55 [3135]

 
性格が非線形のねぎさん、こんにちは(笑)
試験も終わったことだし、私の夏も終わったし…。まあ、また半年はゆっくりできるかなとおもいつつカキコしちゃいました。

ところで亀田問題、私、試合はみていませんでしたが、後の報道で大体は察しがつきます。これって興行地での開催が有利となることは仕方がないことでして、昔、鬼塚のときのそだったような。
判定や評価というものは、所詮人間がやること。決して完全なものはありません。野球のWBCもそうっだたし。ボクシングだけが純粋な格闘技とは言いがたく、K−1やプロレスと同様エンターテーメントでしょう。


個人的には、亀田親子って、今の日本人にはないある意味、理想的な親子関係ではないかと感じます。全世界を敵にしても父親のみを信じる息子って、他にはいないでしょう。どんなに社会的な地位にある父親であっても息子が家族を殺すなんて事件もあるし・・・うちの息子は親を親と思っていないし。。。

ただ、多少ヤンチャなキャラは許せても、私もタメな口の利き方は、なんとも許せません。でもこれって、ボクシングをスポーツとしてでなく、やるかやられるかの真剣勝負の格闘技であるという演出かもしれないし(本人は天然のようですが)

いずれにせよ、事実というものはマスコミが商業的に作り上げてしまうものであり、真実はどうだか。ジャッジにたいしては、何らかの外的な関与があったかもれないし。
私の判定は × です
私の試験も …



ボヤッキー  ++.. 2006/08/08(火) 19:27 [3136]

 
>性格が非線形のねぎさん、こんにちは(笑)
ボヤッキーさんがどういうつもりで書いたのか知らないけど,これ,私にとっては褒め言葉です。私は非線形が大好きです。

ボヤッキーさん,この掲示板はいまや私と魔法使いさんの掛合い漫才のようになっています。なんとかせにゃいかんなと思ってたら,ボヤッキーさんのレスが飛び込んできたというわけです。技術士試験も終わったことだし,これからバンバン書いてくださいね。

ねぎ  ++.. 2006/08/08(火) 21:20 [3137]

 
非線形とは、関数では「曲線」
人間社会では、「ね・じ・曲・が・っ・た」・・・という意味ですよ。言ってやったさ(わーい)

科学技術においては、非線形の壁=「いかにして乗り越えるかが非常に重要な課題」
ねぎさんは、苦難が好きってことかな。

まーいいや。
オイラ、試験を終えて放心状態ですからディベートする気はありませんよ〜だ。
受かるまで待ってて。

ボヤッキー  ++.. 2006/08/08(火) 22:19 [3138]

 
>ただ、多少ヤンチャなキャラは許せても、私もタメな口の利き方は、なんとも許せません。

>人間社会では、「ね・じ・曲・が・っ・た」・・・という意味ですよ。言ってやったさ(わーい)
>オイラ、試験を終えて放心状態ですからディベートする気はありませんよ〜だ。

亀田選手のタメな口の利き方は許せないけど,自分のはOKってことですか?(^_^;A
面と向かっての人格批判は如何なものか,と思ったので揚げ足をとらせてもらいました。

それから,非線形がすきな理由ですが,
>ねぎさんは、苦難が好き…
だからではありません。
私は,前の職場で非線形問題の研究や解析をしていたので,非線形現象に興味があるのです。
非線形現象は面白いですよ。線形の世界では考えられないような不思議な振る舞いがみられます。

ねぎ  ++.. 2006/08/09(水) 12:30 [3143]

 
ねぎさん、皆さんお久しぶり。亀ちゃんから非線形ですか。良くわかるな〜。

小生は化学ベースの人間ですから、非線形といえばチキソトロピーとダイラタンシーですね。本人はいたって単純な人間ですから、ニュートン流体的な反応しか示しません。幼少のみぎりは良くチキソトロピー流体相手に遊んでいました。ダイラタンシー流体もあったなー。

魔法使いさんは、あるときはチキソトロピー流体又あるときは、ダイラタント流体でしょうか。

ところで、本題の亀ちゃん親子は初めからテンションが上がっていてビンガム流体でしょうか?

YOSHI  ++.. 2006/08/14(月) 13:56 [3152]

 
へえ!『共通項は力で、これが加わるとジェル→液体=チキソトロピー、液体→固体=ダイラタンシー、固体→液体=ビンガムという物性を言う』と解釈すればいいのですか?
さしずめ会社内での地位や社会的名声は、事が起これば胡散霧消する。うーん、ビンガム流体=諸行無常ですな。面白そうだなあ。さて、皆さんの解釈やいかに!朝っぱらから、大募集!!大募集!!^o^

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/15(火) 05:56 [3154]

 
魔法使いさん,朝っぱらから元気がいいですね。私はレオロジーについては素人なので,ニュートン流体について書きます。
非線形における個人的な体験をいうと,私の非線形との最初の付き合いはナビエ・ストークス方程式(N-S方程式)です。耐風工学を専攻したことがきっかけでこの方程式に出会いました。N-S方程式は面白いです(YOSHIさんには釈迦に説法ですが)。流れは唯一の無次元パラメータRe数で規定され,このRe数が臨界値(臨界Re数)を越えると,層流から乱流へ遷移します。簡単な方程式で乱流のような複雑な運動が表現できるのは驚きです。
「層流・乱流」を人間社会にあてはめると,日本はおそらく層流社会です。秩序を好むため,ちょっとやそっとの撹乱では乱流化しません。一方,イラクに代表されるアラブ社会は典型的な乱流社会で,蝶のはばたき程度の撹乱も急速に成長して乱れてしまいます(と思います)。臨界Re数がきわめて小さい社会です。中国もおそらく乱流社会でしょう。層流社会である日本が,乱流社会の中国と付き合うには,余程うまくやらなければクシャクシャに乱されてしまいます。彼らは乱世を生き抜く智恵を持っているので相当したたかです。
さて,魔法使いさんですが,私からみると魔法使いさんは「十分に発達した乱流」です。動きが複雑すぎて予測不能です(ーー;)。

ねぎ  ++.. 2006/08/15(火) 09:14 [3155]

 
平成16年度一次試験の解析に関するもので、ストークス近似について下記の問題が出ました。

気体中の微小な球状粒子が自由落下するときの沈降速度は、粒子にかかる重力と粒子周囲の気流による抵抗力の釣り合いによって決まると考えられ、ストークス近似によれば抵抗力は3μDuと与えられる。ここで、気体の粘性係数μ、粒子直径D、粒子速度uである。なお、粒子材質の密度は気体密度よりも十分に大きく浮力の影響は無視できるものとする。このとき、同じ材質の粒子では直径が1/10になると沈降速度は[  ]倍となる。
[  ]に当てはまる数値を次の中から選べ。

今後この問題を亀ちゃん問題と称しましょう。

上の問題を中国と日本国との絡みで捻ると、下記問題が出来そうです。

「中国の政治経済での国際的地位の上昇に対して、人口が1/10になる日本国の国際的地位の沈降速度は[  ]倍となる。
[  ]に当てはまる数値を次の中から選べ。」

ウーン!小泉後はどうなるのでしょう?

YOSHI  ++.. 2006/08/15(火) 13:40 [3156]

 
みなさまおひさしぶりです。
YOSHIさんは小泉後が気になるのですか。そういえば小泉さんが靖国参拝をした、とニュースが報じていました。
なんでも、「どうせいつ参拝しようともあれこれ言われるのだから、この日にする。」とのコメントがあったようです。まあ、公約を果たす最後のチャンスとのこともある。あるいは次の総理のために「参拝の波紋はこうだぞ」と事例を見せたかったのかもしれませんね。中曽根さん以来だということだし。

あっと、政治の話じゃなくて、亀田問題でしたか。ボクシングはよく分かりませんが、試合のルールを研究した上で臨むのは当然といえます。しかし、亀田選手(親父さんも)がルールを研究するようなタイプには見えないようにパフォーマンスしているのがすごい、と。

ハングリー  ++.. 2006/08/15(火) 16:24 [3157]





 ただの暇つぶし 
NPO技術士って、暇な落ちぶれ野郎なのだ。
定年後、何もやることがなく、自分は社会に貢献して自己満足に落ちている可愛そうな人・・・。
ただ、それだけ。
40年近く働くだけの人生を終えて、まだ、働くことしかできない・・・。
本当に可愛そう。
ただの暇つぶし。

 
キャット  ++.. 2006/08/07(月) 17:50 [3128]

 
キャットさん,人をけなすためのスレ立てはやめましょうや('A`)。
ねぎ  ++.. 2006/08/07(月) 22:46 [3129]

 
あはは!!キャットくん。本当におぬしも暇なお人じゃなあ。
ではヒマツブシに少しお相手いたそう。
試験がうまくいかなかったのかな??
悪いことは言わない。そんな暇があるなら、来年に向けて勉強しなされ・・。さもないと、ここで愚かしい発言をしたことが、悔恨となって心に残り、また来年も滑る・・・かもしれませんぞ。しかし、なんと愚かな・・・               

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/08(火) 07:41 [3131]

 
キャットさんじゃありませんが、私は総合技術監理も含む資格を有し、建設コンサルタント業に従事いています。

私も仕事リタイヤしたらNPOだとか胡散臭い組織で張り切るのは絶対いやです。
最近PIがらみの業務だと「先がそんなに長くないくせに妙に意見を主張するジジイ」がいて業務上支障を来しており、あきれています。何とかして欲しい。だいたい、PIなんて適用しても、共産社民系とか胡散臭いNPOとか自称ボランティアを名乗る特殊市民とか、ろくでもない輩しか参画してきません、いわゆるボーカルマイノリティってやつです。
あんなものに人生を使うのは馬鹿げている。

自分の理想は、金に困らずのんびりと暮らすこと。ボケ対策に趣味(仕事とは全く関係なし、公共事業の今後とかはっきり言ってどうでもいい。興味なし)を楽しんで余生を全うしたい。

ボケ対策に、「NPO技術士」とかもっともらしい定義でPIとかに特殊市民として参画してくるのは勘弁して欲しいと考える。

すら  ++.. 2006/08/09(水) 00:19 [3139]

 
これまでどおりの建設コンサルの立場で参加すリャ、そりゃしんどいわねえ。なにせお役所の言いなりだったり、手続き上やると言う気持ちがミエミエだったりすれば、そりゃ総スカンだわなあ。ただ、PIをコンサル業務で受けているのなら、汗と知恵を出して働かなきゃね。それでオマンマを喰うと言うのはそういうことなのだから。

参加するのは人それぞれですよ。誰も強制しないし、あなたのそんな気持ちがはっきりしていれば、声一つかかからないだろうから心配はないね。ん?参加しないで欲しいってことか?それなら、
二極構造から多極構造へって言葉のもつ意味をよく考えてみてちょうだいな。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/09(水) 08:19 [3141]

 
 なるほど・・・・
 色々な意見があるものですなぁ。
 駿馬も何時か老いる時がくる、まして小生のような
血統も定かでない駄馬は一線から退くときが来たのかも
知れません。
 何故なら最近は、業務を遂行することに恐れを感じる
ようになってしまいました。その理由は、集中力や
注意力の欠如に気がついたからです。
 経験はある、しかし、注意力や集中力が持続できなく
なったら、もうお終いにしなければならないだろう。
 
 心のどこかで「・・・・もう隠退するか・・・」と
囁いているのが聞こえます。
 この業界を隠退したら、建設コンサルとは全く関係
のない仕事、例えば弁当配達、ガードマン、清掃員など
の仕事をしたいと考えています。
 とにかく、余生は肉体労働でと考えています。

アル中技術士  ++.. 2006/08/09(水) 11:55 [3142]

 
すらさん,NPOもいろいろです。気に入らないこともあるでしょう。だからといって,NPOを全否定し,勢い余って他人の生き方まで否定することはないでしょう。
私は,魔法使いさんの棚田再生事業を評価します。棚田再生とは,「耕作放棄された棚田の原状復帰ではなく,農地として使い続けることができるシステムを作ること」という考えは面白いと思います。実際,平山地区において農村と都会との橋渡しに成果をあげておられます。また,無農薬無除草剤でプロの農家が驚くような立派な稲を育てておられます([3123]の写真をみて下さい)。

ねぎ  ++.. 2006/08/09(水) 12:37 [3144]

 
ところですらさん、あなたの言う特殊市民ってなあに?
エタとか、エッタとかヨツと呼ばれていた、あるいは呼ばれている人を指しているのかな?
追伸に書くのも失礼かと思いますが、目をつぶってやってください。アル中技術士殿、8月19,20で高知県土佐山田町平山で、私らのちょっとした集まりがあるのですが、プレ引退記念??と言うことで参加してみませんか?今なら青春18切符もあると思います。休校中の小学校での宿泊になります。ちょっときつい行程かもしれませんが、ご案内まで。
肉体労働がお望みなら、農業はぴったりです。そちらの地方なら、多分、師匠が既に相当入れ込んでやっておられます。ホームページは家に帰り次第、別途書き込みます。
 この間草刈り機を使って除草したら、翌日は体がばりばり音を立てていました。でも、まさしく肉体労働でっせ!!

魔法使い  ++.. 2006/08/09(水) 15:41 [3145]

 
>アル中技術士殿、8月19,20で高知県土佐山田町平山で、私らのちょっとした集まりがあるのですが、プレ引退記念??と言うことで参加してみませんか?

魔法使い殿、お誘い誠にありがとうございます。
 なれど、今回は遠慮させて頂きます。
 と、申しますのは、今ゼネコンからの発注で設計成果の照査を実施しておりまして時間が割けないのであります。

 農業ですか・・・・・憧れますなぁ・・・・。
 退隠したら、建コンの仕事のように五十年も百年もこの世に残る仕事ではなく、やる傍から淡雪のように消えてくれる仕事がいいですね。
 農業も、自分が食べる分だけ作ってお終いにする、弁当配達も配達したらお終い・・・・そのような仕事に憧れております。
 人生は、水の上に描いた絵のようでありたいと願っております。
 とりあえず、お礼まで。

アル中技術士  ++.. 2006/08/09(水) 16:52 [3146]

 
キャットさん、すらさんとその他の方の意見の対象性が面白い。
この違いはある宗教家が整理していた次のことに関係しているのでは・・・・。
その宗教家のいわく。
人は老いを自覚したときに、現役願望をつよくもつ場合と開放願望をつよくもつ場合がある。現役願望がつよい人は老いを嫌い、かつての実績や権威にこだわり、老後も仕事や後進育成を目指そうとする。
開放願望がつよい人は老いを受け入れ隠居し趣味に生きようと指向する。
 わたしの場合は後者に進みそう・・・・。

とおりがかり  ++.. 2006/08/10(木) 11:59 [3147]

 
建設コンサルタント、ゼネコンにしても経験というのも重要なスキルであり、これは年を追う毎に増えてくるわけであります。年寄りには年寄りの貢献するカテゴリーがあると思います。それは、事例を数多く上げられることであり、文献ではなく実体験から来る生のコンサルとその結果までシナリオとして提示できるところであります。また、仕事と趣味は人生の車の両輪みたいなもので、必要とされるスキルとその喜びがあれば、人生全うするまで継続しても良いと思いますけどね。生涯現役ってやつ、但し障害現役ではいけませんけど。私は、波乗りを26年続けており週末はサーファーです。ビーチクリーン参加したり、ボランティアもなかなかいいもんです。環境カウンセラーもしていますが、これも業務と違い面白いと思います。要は、面白いと思えれば仕事も趣味も継続すべきものと心得ます。今、趣味のない人が引退しても暇つぶしの人生しかないように思えます。仕事している時代から、趣味は醸成されてくるものです。
業界人  ++.. 2006/08/10(木) 16:44 [3148]

 
仕事同様趣味を手に入れるのもさほど簡単ではありません。やってみればすぐわかります。私事で恐縮ですが、50数年生きてきて、ずっと続いているのは陶芸ぐらいで、他は無芸に等しい。
 悠々自適とか思っている人は引退したら自然と趣味は身につくと思っていたらとんでもないことになることが多いようですぞ。
 例えば定年帰農とか称して、いきなり田舎に乱入する御仁もいるが、地域になじめずリタイヤという事例が多いそうな。
趣味が獲得できるかどうかは、面白いと思えるかどうか、その1点にかかっているのでしょうなあ。言ってみれば知的好奇心が旺盛かどうかです。
 問題は、この知的好奇心をどうやって掻き立てるかです。どこをどう刺激すると脳内物質がどこに分泌され、その結果、どうなる、といった脳の仕組みを知りたいものですが、どなたか水先案内をしてくれる御仁はいないものだろうか??
サーファーとして楽しんでいると、「ビーチクリーンも又楽し」となるのだろうと推察します。これが逆な人はあまり見かけない。ビーチクリーンからサーファーに移行していった人、ご存知ですか?

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/11(金) 08:16 [3149]

 
波乗りというのは、じつはライフスタイルに近いものでして、やってみるとその難しさにやめてしまう人が多いです。が、できないから挑戦しようというモチベーションが産まれるとできた喜びが味わえる、また、自然相手ですからいつも波があるわけではないし、天気図、風いろいろな知識も自然と身に付いてきます。要するに波がなくては波乗りできないので、仕事引退してまだ波乗りをされている人達は、この波がライフスタイルの中心になっています。ビーチクリーンは、サーファーじゃない方々も参加しています。住民のコミュニティといった感じですね。とにかく、人種も違います。それは、台風接近の時大波が入る予想の前夜、幼少時代の明日遠足でうきうきするっていうのをオヤジになっても味わえる希有なは趣味でもあり子供のようなオヤジが多いです。まずは、やってみなはれって感じですね。
業界人  ++.. 2006/08/13(日) 05:51 [3150]

 
遅れて参戦です。小生は定年前ですが、2団体のNPO法人の理事をしています。お蔭で、暇はありません。

>定年後、何もやることがなく、自分は社会に貢献して自己満足に落ちている可愛そうな人・・・。

キャットさんのように、そういいう見方もあるんですね。思わず唸ってしまいました。

小生の関与しているNPOのうち1団体は、年間2億円程度の事業を海外中心に行っています。中心メンバーは30歳台です。50歳台、60歳代は専ら縁の下に徹しています。面白いですよ。

そうそう、日本国のNPO法で定義すればNPO法による登録団体だけになるのでしょうが、言葉の純粋な意味では多くのNPOがありますし、NGOに至っては国内にいくらあるか判らないくらいになります。

キャツトさん、物の見方は様々ですが、肩の力を抜くことをお勧めします。



キャットさんの周りのNPOは


YOSHI  ++.. 2006/08/14(月) 13:40 [3151]





 NPO技術士ってなんだろう?? 
@特定非営利活動法人に籍を置いて、法人内の技術士として活動する人
A社会貢献活動に重きをおいて活動する技術士
建設関係で個人事務所を開設する場合、@は今後増加してくると読んでいます。
その他、事例報告などしていただけると参考になります。

 
魔法使い  ++.. 2006/05/06(土) 08:27 [3014]

 
ちなみに私達のNPO法人は、Aです。出発時の会員は技術士が多かった。しかし、主体が棚田再生事業やまちづくり事業なので、学生会員、子供会員まで、幅広い参加を目指し、徐々にではありますがその形に近づいています。従って今年から始めた技術士試験の添削活動は、事業活動の一部となっています。専門集団を含んだ市民活動グループといったところです。
魔法使い」 [URL]  ++.. 2006/05/06(土) 08:33 [3015]

 
>主体が棚田再生事業やまちづくり事業なので、学生会員、子供会員まで、幅広い参加を目指し、

社会資本整備を行うことだけが土木技術者(技術士)ではないということですよね.とても素晴らしいことだと思います.
社会資本整備をする土台となる部分,つまり,地域特色の知ることや生涯教育,人を育てるとか・・・
そういった土壌から豊かにすることこそ,現在の日本に必要なことなのかもしれません.
その意味で,学生や子どもなど一般市民も広く関わる活動って今だからこそ新鮮な充実感を味わえるのかなぁ.

伏龍 [URL]  ++.. 2006/05/16(火) 12:23 [3036]

 
沈んでいたスレですが,すこし興味があるので上げました。
魔法使いさん,「社会貢献活動に重きをおいて活動する技術士」として,一番の苦労というか大変なことは何ですか?

ねぎ  ++.. 2006/07/25(火) 19:50 [3116]

 
そうですねえ。まず、経済的な問題で言うと
私の場合、NPO法人の専属技術士ではなく、株式会社とNPOの両方で技術士を名乗り、収入は会社で得ています。ですから、個人事務所でNPO法人を名乗り、これ一つで飯を食う人とは、経済的苦労の質が違うと思います。
会社との両立では、都市計画を専門とする技術士としての仕事があまりないので、摩擦が発生することもありません。
 最近は、個人で県政参加促進条例の委員に公募したり、まちあるきのメンバーに参加したり、各種の市民参加型養成講座に出席しながら、市民の立場で、ものを考える機会を獲得しています。
 陶芸家としては、NPOの活動が増えてきて、陶芸する時間が少なくなってきたことですかねえ。
 しかし、NPO活動に参加しなければ決して出会うことが無かっただろう人達と知り合って、その人達を通じて、自分の世界が広がるというか、役所主導の世界でない、地域の人と私の能力が重なった中で、具体的な形で、まちづくりが実現するのは結構気持ちがいいものです。
 こうした活動で、一番気をつけているのは、変に力んで『専門家ヅラ(=専門馬鹿)』をしないということですね。ここを失敗すると浮いた存在になりかねません。
 また、私の船にはあらかじめ定められた地図というものがなく、定められた航路がまだないため、クルーが増減することでしょうか。しかしこの苦労は逆に見れば新たなメンバーを増やし、新たな航路を作るパイオニアとしての喜びでもあります。
 ということで、だらだらと書いてしまいましたが、そんなこんなで、一番大変なことは、一番の喜びでもあるという訳のわからないコメントになってしまいました。
 ねぎさんは何を聞きたかったのかな?きっと、的外れな答えをしていると確信していますが、とりあえずはここまでとさせていただきます。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/07/27(木) 19:53 [3117]

 
もう少し教えてください。
@NPOの収入は全然ないのですか?
A将来,棚田再生事業で食べて行く予定はありますか?

ねぎ  ++.. 2006/07/29(土) 20:07 [3119]

 
収入は@会員の会費A技術士添削事業があります。補助金もあるようですが、補助金ありきの事業はやりたくないので、まだこちらには手を出していません。
棚田事業では、とれた米は食べますが、事業で食べられるかどうかは未知数です。むしろ土日のサラリーマン農業から出発して、ここから、プロが生まれてくれるとうれしいですね。最終的にはプロの専業農家から家庭菜園レベルまで、多様な担い手が参加し、巣立って生ける組織になれば最高です。
 私個人はご承知のように好奇心旺盛というか多情多心な人種なので、あれこれ心の赴くままに複数業で食べていきたいと思っています。週3日はこれまでの延長線上でコンサル稼業をしながら、残り4日は心の赴くままに暮らすというのは、団塊世代の一人として、彼らよりちょっと先に、生きているようにも思います。ただ、貯蓄はなく、収入も週3労働なりの実入りですので、家族の理解と協力なしには成り立ちません。
 NPOの収入というのは、はじめにお金ありきではないので、お布施のようなもので、いただければ感謝と合掌の心境です。
 こんな生活を支えてくれているのは、建設コンサルタント業でして、こちらにも足を向けては寝られませんね。^o^
またピントが外れたでしょうか?

魔法使い [URL]  ++.. 2006/07/29(土) 22:38 [3120]

 
よく分かりました。ありがとうございました。それから,
>またピントが外れたでしょうか?
はじめから外れていませんよ(;^ω^)

ねぎ  ++.. 2006/07/29(土) 22:56 [3121]

 
ねぎさんの農地も、来年は雑草だけを育てず、雑草畑にするか、思い切って無農薬水田にして、稲を育てませんか?
 21世紀は農業の時代ですよ。土日は農業!今、まちではこのライフスタイルに火が付きかかっているようです。農作業する時、どのあたりの脳を使っているのか知りませんが、コンサル稼業とは違う部分を使うようで、健全な脳バランスに効果があります。ベランダ農業だって屋上農業だって、農業には違いありません。そんなささやかな体験が、コンサル稼業のビタミン剤になると思います。
そんな楽しみ方をしている人って、結構いるんじゃないでしょうか?ん?そういえば、味噌作りの達人、バイオの女性技術士がいますよねえ。ああ、これこれ!http://www.geocities.co.jp/NatureLand/3132/

魔法使い [URL]  ++.. 2006/07/31(月) 03:43 [3122]

 
受験生の皆さんへ
来週は技術士試験ですね。試験勉強の箸休めになるかどうか、すくすく育つ稲を見て、技術士として順調に育っている自分をイメージし、合格されることを、陰ながら祈っています。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/07/31(月) 03:56 [3123]

 
      |← 60cm →| (゜Д゜;)

これ本当に無農薬無除草剤ですかい?!
素人仕事に良いものはないと思ってたけど考えを変えにゃならんかも。
maho記者,四半歩分だけ見直しやしたぜ。

ねぎ  ++.. 2006/08/01(火) 18:41 [3126]

 
なぜここまで育ったか?原因分析です。
@苗代は直播きしてつくったこと。その結果、根が充分育った。農協市販のポリ苗代容器では根が大きく育ちません。
Aこの苗代を1本1本手植えしたこと。その結果、根が程よく土の中に植えられたこと。
B雑草を3度手で抜いたこと。この作業は40歳後半?のここへ時々出入りする通称つったんさんと20代の若者の輝かしい成果です。
Cこの場所は昨年は畑で今年田んぼに戻したと言ういきさつがありますが、そのため、土に栄養が満載していたこと。
D無農薬無除草剤のため、田んぼの昆虫、カエル、アカハライモリ、微生物達が死滅せず、そのために、益虫も死なず、好循環がうまれたこと。
これらが複合してこの好成績につながっているのではないかと睨んでいます。
この調子で来年も出来るなら、健康食を実行している料理店を探すなり、消費者直販で完全無農薬米としての収入の道が開けるかもしれませんねえ。
そこまで行ったら、何ぼでも見直してやってください。
でもここまで順調に来たのは仲間のおかげです。私の手は口ほどには動きません。人のつながりを身にしみて感じている今日この頃です。
ああ!また思いつきましたが、11月に入ったら、「必勝技術士無農薬合格米」とでも名付けて、筆記試験に合格して二次試験に望む受験生に販売でもしてみますか。なんといっても現役の建設部門技術士達が育てた無農薬米ですからねえ。霊験あらたかですよ。笑笑笑。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/08/02(水) 03:54 [3127]





 耐震偽装事件における国土交通省の責任はどうなの? 
このスレは,国土交通省の責任をそっと追求するスレです。

私は,魔法使いさんがたてたスレで,国土交通省の見解「震度5強で倒壊のおそれあり」は根拠不明の出鱈目であることを指摘しました。
http://www.play21.jp/board/form5.cgi?action=res&resno=2771&id=saguchi( 第2国土交通省からプロポーザル募集のお知らせ)

私がこのレスを書いた頃(2005/12/4)は,国土交通省の見解に否定的な意見はみられませんでしたが,最近になって「建築知識」が特集を組み,国土交通省の見解に疑問を投げかけています。

つぎは,「[総力特集]マスコミ報道では知られざる真実」(建築知識2006年5月号)からの引用です。

引用始 *******
【国土交通省にきく「Qu/Qun<0.5」の根拠,Qu/Qun<0.5だと倒壊する!?】
国土交通省が定めた耐震強度の安全指標値にはさまざまな疑問の声が飛び交った。いたずらに一人歩きしている数値について,編集部では疑問点を直接国土交通省にぶつけてみた。取材は住宅局建設指導課担当官が応じてくれた。

○編集部 危険な分譲マンションの安全指標値の設定根拠について教えてください。
●建築指導課(以下,指導課) まず誤解を解きたいのは,Qu/Qun(保有水平耐力/必要保有水平耐力)が0.5未満だと今にも倒壊するような報道のされ方もあったようですが,そのような表現は一度も使っていないと思います。
○編集部 Qu/Qun<0.5が設定されるまでの過程について教えてください。
●指導課 今回の事件発覚当初に確認された姉歯秀次元一級建築士による偽装物件については,一次設計の段階で偽装が行われていました。特に,偽装発覚当初の竣工済み14物件では大胆な差替え偽装が行われており,緊急に再計算することを要しました。このため,姉歯元建築士が行っていた方法と同じく許容応力度等計算によって再計算を行ったところ,Qu/Qunが0.3程度の非常に低い数値のものがあるという結果がでたのです。当然,建築基準法上Qu/Qunが1.0以上でなければいけないわけですが,それが0.3だったらどうなのかというようなケースは今回が初めてであり,また,その場合にどう判断するかということについては確定していない状況でした。
ご存じのように,現在の建築基準法における耐震基準の考え方は昭和56年に導入されたものであり,中規模地震に対してはほとんど損傷を生じず極めてまれにしか発生しない地震に対しては,人命に危害を及ぼすような倒壊などを生じないことを目標とし,それぞれ一次設計,二次設計で検証することとしています。このような考え方は,平成12年の建築基準法令改正においても変わっていません。
したがいまして,今回のように,Qu/Qunが建築基準法の耐震基準を大きく満たしていないものは,大規模地震に対して倒壊などの可能性が高いと言えると思いますが,中規模地震に対する倒壊などの可能性についてオーソライズされた検証方法はありませんでした。
こうしたなかで,今回の物件は,二次設計の前提となる一次設計さえ満たしていなかったことを考慮し,さらに,二次設計のQu/Qunが建築基準法で定める値の半分にも満たないものに関しては,大規模地震で倒壊の可能性が高いのみならず,震度5強程度の中規模地震でも倒壊または大規模な破損のおそれがあると判断し,それを目安とすることについて関係地方公共団体と申し合わせがなされました。ですから,「必ず倒壊する」という意味ではありませんし,あくまでも「震度5強程度で倒壊するおそれがある」という表現だったと思います。
引用終 *******

>まず誤解を解きたいのは,Qu/Qun(保有水平耐力/必要保有水平耐力)が0.5未満だと今にも倒壊するような報道のされ方もあったようですが,そのような表現は一度も使っていないと思います。

すごいですね。「不安を煽ったのはマスコミだ,わしゃ知らん」と言ってるわけです。

>それが0.3だったらどうなのかというようなケースは今回が初めてであり,また,その場合にどう判断するかということについては確定していない状況…

そうであればもうすこし時間をかけて,専門家の意見をきいて,詳細調査もやって,等々,慎重に対処すべきだったのでは?

>今回の物件は,二次設計の前提となる一次設計さえ満たしていなかったことを考慮し,さらに,二次設計のQu/Qunが建築基準法で定める値の半分にも満たないものに関しては,大規模地震で倒壊の可能性が高いのみならず,震度5強程度の中規模地震でも倒壊または大規模な破損のおそれがあると判断し…

これまた鼻から牛乳ですね。「一次設計out」+「Qu/Qun<0.5」=「震度5強程度の中規模地震でも倒壊または大規模な破損のおそれあり」← どう考えたらこんなことが言えるんでしょう。ちっともわからん。

 
ねぎ  ++.. 2006/07/13(木) 21:21 [3097]

 
「震度5強程度で倒壊するおそれがある」はつぎの報道発表が発信源でした。
http://www.mlit.go.jp/kozogiso/20051120_.html(読売新聞11月20日(日)朝刊1面の記事に関して)
引用始 *******
しかしながら、地震時の強さに関しては、概ね震度5強の地震に対して倒壊するおそれがあるというものであり、いずれにしても早急な対応が必要なものと考えられる。
引用終 *******

たしかに「必ず倒壊する」とは言ってませんね。でも「早急な対応が必要」はどうかな。言い過ぎではないの?勝谷誠彦氏はこんなことを書いてますよ。彼は,おっちょこちょいのバカ,ってことですか。

http://www.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=31174&start=31&log=200512&maxcount=33
(勝谷誠彦の××な日々。2005/12/02(金))
引用始 *******
震度5以上の地震があればほぼ完全に周辺では何人もの死者が出る。それが判明しているのに見過ごしているのは未必の故意であり被害が出てから訴訟を起こされれば行政は勝てるだろうか。早急に行動せよ。
引用終 *******

ねぎ  ++.. 2006/07/13(木) 21:34 [3098]

 
建築知識2006年4月号「すべての偽装物件は補強可能!構造設計者が読み解く耐震偽装問題」からです。

引用始 *******
2006年3月6日に耐震工学研究会主催のシンポジウムが建築会館(東京)で行われた。テーマは「耐震偽装事件に何を問うべきか…本当の黒幕は誰だ…」。ディスカッションでは構造の専門家だけではなく一般の参加者からも多くの質疑が出された。
(3)強度不足建築物は補強できない?
一般の参加者から今回の取壊しが決まった建物に対して補強方法はないのか,もし補強できるのであればなぜ誰も補強できると発言しないのかとの質問があった。渡辺氏は「補強する技術は十分にある。しかし,構造設計者個人が補強できますと発言しても声が届かない。建築学会やJSCAなどの団体が発言すれば影響力はあるが,彼らは国と喧嘩をしたくないので手を挙げないだけ」,さらに「専門家が自分は専門家なので直せますと営業しても信用されない。だから住民が専門家に相談に行けば,問題は解決できる。被害者がまず行動すべき」との意見を述べた。また,「住民の退去先の公営住宅には戦後まもないころにできたものもある。そちらのほうが偽装マンションよりも危険」との意見も出た。
さらに「使用禁止命令,退去命令といった伝家の宝刀を抜いたのだから,その後の検証をすべき」(神田氏)といった強権発動に対する国や行政庁の説明責任を求める意見もでた。
引用終 *******

神田順先生(東京大学)は勇気がありますね。ほかの先生も見習わなきゃ。

ねぎ  ++.. 2006/07/13(木) 21:42 [3099]

 

> (3)強度不足建築物は補強できない?
渡辺氏は「補強する技術は十分にある。しかし,構造設計者個人が補強できますと発言しても声が届かない。

そうだよなぁ、小生は建築構造は疎いけど、鋼板接着するなり外ケーブルで補強するなり、コンクリート巻立をするなり、部位によって適切な工法を使い分けることで補強できるはずだよね。
 権威ある機関が補強について言及しないのは何故なのだろう。
 補強のコスト、施工日数などなど検討する余地があるはずなのに、マスコミで発言している専門家と称する技術者は誰も補強について言及していないのは不思議である。
 何か不思議ですね。作為が感じられる。

アル中技術士  ++.. 2006/07/14(金) 15:43 [3100]

 
国土交通省にどのような責任があるのか、どうもよく分からなかったのですけど、そういうことだったんですね。「不安を煽ったのはマスコミ・・・」って、そりゃ、ないやろー。

ちょうど昨年の今ごろでしたか、アスベスト問題の場合は、マスコミが大々的に取り上げたから省庁も動きやすかった(動かないわけにはいかなかった)ようでした。もっとも、複数の省庁にまたがった問題だったので、当初は責任の擦り合いみたいなことまでやってましたけど。情けない。
今回は、他省庁に責任を擦り付けることなどできない。きっちり受け止めて正しい情報を公表していただかないと。

ハングリー  ++.. 2006/07/14(金) 17:37 [3101]

 
@確か、姉歯しは言ってたな、「基準どおりに設計すると、鉄筋が入らない(過密鉄筋)だから鉄筋を間引いた」

Aだいぶ前になるけど、テレビでみた。「今、問題になっているのは、過密鉄筋だ、過密鉄筋が何故いけないかというと、鉄筋の間隔が狭すぎコンクリートが鉄筋の間に十分行き渡らないからだ。
台湾地震の時の、ビルの崩壊原因の多くは過密鉄筋が原因と思われる。(崩壊したビルの過密鉄筋の状況を写していた。」

つまり、@とAとの話から推定すると、基準どおりでは、過密鉄筋の問題で危ない。鉄筋間隔が十分なものは鉄筋量不足で危ない。

さて、私のマンションはどっちか悩むなー。
いずれにしても助からんなー。

土木の世界では、断面を太くして、必要鉄筋量を入れるのになー。

雑魚  ++.. 2006/07/14(金) 18:08 [3102]

 
解りやすく言うとこういうことですかね。

医師会の最高権威が,胃を悪くした患者に「キューユーバーキューユーエヌ」という検査薬を腫瘍マーカーとして使ってみた。すると数値があまりにも低かった。
驚いた最高権威は,問答無用で胃ガンと診断。早く処置しないと大変なことになると言って,胃透視も内視鏡検査も細胞診もその他の精密検査も全然せずに胃を全摘してしまった。
摘出したあとになって,その検査薬は精度が悪い上に腫瘍マーカーでも何でもなく,ガンの診断には使えないことが判明。他の医者がこっそりカルテをもとに調べなおしてみると,胃は確かに荒れているがただの胃炎で,投薬で治癒可能との結論に達した。
しかし,全摘のあとではどうにもならない。医療過誤だと言いたいけれど,最高権威がやったことだからイエン。医師会は,最高権威を気遣って自主的に箝口令を敷いた…。

ねぎ  ++.. 2006/07/14(金) 18:49 [3103]

 
情報のみ失礼。建築知識2006年4月号「誤解にもとづく報道に正しい理解で臨む,[Qu/Qun<0.5=倒壊]に根拠はあるか」から抜粋引用。

引用始
-------------------------------------------------------------
【異例な法9条,14条の適用を危惧】
これまで述べたように,「耐震強度指標値が0.5未満では倒壊の危険性が高い」とする判断基準は,その根拠が薄い。にも拘わらず,「0.5」という数値と「危険」というイメージが先行し,例外はあるものの,詳細な検証も行われないまま偽装マンションは法9条(違法建築物に対する措置)が適用されて使用禁止となり,住民は退去を求められ,一部の建物はすでに除去されている。
筆者の知る限り,これまで法9条の命令などの手続きは,かなり慎重に行われてきた。条文でも「違反是正措置を命じようとする者又はその代理人に対して,意見書又は自己に有利な証拠を提出する機会を与えられなければならない」と規定されている。ところが,今回は「危険であり,現に住民が生活している」という理由で,とにかくスピード重視での判断,処分が行われた。突然,被害者となった住民としては,マスコミと行政からの一方的な情報のまま恐怖を抱くことしかできず,まして「自己に有利な証拠提出」ができるはずもなく,ことは進んでしまったというのが大方の事情であろう。
また,建築行政において国が行政庁へ関与する権限を規定したものとして,法14条がある。勧告や命令などの実施者は行政庁であるが,国は必要な場合は行政庁に勧告,情報の提供,技術的助言などを行える,という内容になっている。
通常は今回のような情報は,まず行政庁に提供され,それを受けて行政庁が処分を行うことになる。しかし今回は,行政庁に対してとほとんど同時に情報がマスコミに公表され,それを追いかけるように行政庁が対応した。具体的な数値で「倒壊のおそれがある」と国に突きつけられたとき,住民はどのような感情をもつだろうか。ほとんどの住民は建築の専門家ではないのである。
さらに,マスコミ報道とこれに「驚いた」議会,国の判断基準などの強いプッシュに背中を押されるかたちで,各行政庁とも建物の使用禁止,退去命令,または除去などの処分を通例にない早さで行ったものと推察する。
以上のように,今回の行政庁・国の対応は,法9条の執行にせよ,法14条の使い方にせよ異例中の異例といえる。少なくとも,国をはじめ行政サイドは「何故,極めて異例な対応になったか」についての理由を,関係する個人・団体に説明する必要があると考える。
-------------------------------------------------------------
引用終

ねぎ  ++.. 2006/07/14(金) 22:39 [3104]

 
横道にずれますがしばらくお許しください。
高流動フライアッシュコンクリートは、火力発電所近くの現場なら、普通のコンクリートと価格は同じとあります。運送費を易くするのが今後の課題ともあります。http://www1.kyuden.co.jp/company_tech_report_report05
高価格といいますが、高品質を前面に押し出したマンションは販売されていないのでしょうか?

魔法使い [URL]  ++.. 2006/07/15(土) 09:10 [3105]

 
ねぎさん、教えてください。久しぶりに覘いて見たら、ほとんど皆様についてゆけません。Qu/Qunって何だろう?いきなり聞いてもバカかといわれますので、ネットで検索したら、以下の文章がありました。
「耐震強度にあたるのは2次設計のQu/Qunで、必要保有水平耐力(Qun)を保有水平耐力(Qu)上回ればつまり1.00以上となればOKです。
しかも、それは建物全体で一つの値ではなくて、各階、XY方向に存在します。ある階に作用するQunを当該階の柱、梁、壁を解析しQuを算出し各階、XY方向に検証していきます。
負担するQunは下階にいく毎に増えていくので姉歯物件でも上階はQu/Qun=1.00以上を満足してる可能性は十分にあります。報道でも耐震強度が0.25(恐らく最小の値を言っているのだと思います。)とかいっていますが少し必要以上に不安を煽っているような感じがします。
そして、なんといってもQu/Qunは設計者によって数値が変化するものです。国交省も当初はこの値は参考値にしてくださいとしていたのですが、数値ばかりが先行してしまったようです。
使用するプログラムで結果が変わるのはもちろん、同じプログラムでもバージョンが違えば変わります。そして、設計者の判断でいくらでも変わる値なのです。」以上の引用は、どなたかの個人的な見解であると思います。 そこで質問ですが、●国が言ってるんですか?Qu/Qunが0.5でOKなんでしょうか?1.0でなく何で半分でいいのでしょうか?ねぎさんにとっては、トンチンカンな鼻牛乳かもしれませんが。教えてください。

Shima  ++.. 2006/07/17(月) 07:25 [3106]

 
Qu/Qunについては皆さんが辟易するほど詳しく説明していますので繰り返しません。下記スレを見てください。
http://www.play21.jp/board/form5.cgi?action=res&resno=2771&id=saguchi(第2国土交通省からプロポーザル募集のお知らせ)

>ねぎさん、教えてください。久しぶりに覘いて見たら、ほとんど皆様についてゆけません。
>ねぎさんにとっては、トンチンカンな鼻牛乳かもしれませんが。教えてください。
Shimaさん,私は「公益確保の責務」を果たしているつもりです。そうでなければこんなスレはたてません。国土交通省を敵にまわして何のメリットがあると思います?
失礼ながら,Shimaさんのレスは構造を専門にする技術士のものとは思えない。Shimaさんはもう一つの責務である「資質向上の責務」を実践していますか?

ねぎ  ++.. 2006/07/17(月) 09:55 [3107]

 
ねぎさん相変わらずですね。
公益の確保と資質向上ですか。あんまりしていませんね。
ねぎさんの言われるところを、見て、下のものを見つけました。
引用:
Qunの精度を否定した直後にそれを肯定する。矛盾していませんか?(Qunがどんなにいい加減なものであるかは,あとで述べます)
いろいろ書いておられますが,どれも個別に検討しなければ結論が出ない事柄ばかりです。
詳細調査をしていないのに「解体しかない」は,論理上の無理があると思います。

ねぎ ++.. 2005/12/12(月) 11:34 [2793]

何となく分かりますが0.5とか1.0とかの問題でない。
元々、その比較に意味がない。という事ですか?私はさっぱり分かりません。
聞くほうが悪いようですね。退散します。

Shima  ++.. 2006/07/17(月) 21:52 [3108]

 
Shimaさん,国土交通省住宅局建設指導課のつぎのコメント
>今回のように,Qu/Qunが建築基準法の耐震基準を大きく満たしていないものは,大規模地震に対して倒壊などの可能性が高いと言えると思います…
は,法解釈上とくに問題はありません(工学的に見てどれだけ正しいかはひとまずおきます)。しかし,
>二次設計のQu/Qunが建築基準法で定める値の半分にも満たないものに関しては,震度5強程度の中規模地震でも倒壊または大規模な破損のおそれがある…
は,問題ありのトンチンカンな鼻牛乳です。
なぜなら, Qu/Qunは大規模地震動に対する安全性を評価するための指標あって,中規模地震動に適用するためのものではないからです。だから,Qu/Qunがいくら小さくても,「震度5強程度の中規模地震でも倒壊または大規模な破損のおそれがある」などとは言えないのです。

追伸

厳密には,
>Qu/Qunが建築基準法の耐震基準を大きく満たしていないものは,大規模地震に対して倒壊などの可能性が高い…,は,
>Qu/Qunが建築基準法の耐震基準を大きく満たしていないものは,大規模地震に対して倒壊などのおそれがある…
でなければならないと思います。

ねぎ  ++.. 2006/07/17(月) 23:45 [3109]

 
現実問題としてこれまで姉歯容疑者の設計した物件の処理はどのようになっているのでしょうか?
解体された物件と補強された物件があったような記憶があります。
 補強によって経済的にも強度上も、充分対応可能であったにもかかわらず、撤去されてしまった物件が多数あったのでしょうか?
追伸、またまた横にずれますが一言申し上げます。
ねぎさん、「失礼ながら,Shimaさんのレスは構造を専門にする技術士のものとは思えない。Shimaさんはもう一つの責務である「資質向上の責務」を実践していますか?」とのことですが、失礼と最初に書けばいいというものではないと思いますがねえ。笑。
 鋼コン専門の技術士だったとしても、姉歯問題を詳しく知らないと言って、資質向上の責務を果たしていないことにはならないでしょう?他にやることは一杯あるし、興味がわかない人もいるでしょう?
まさか、「姉歯問題に詳しくなければ、鋼コン技術士にあらず」と思っているわけじゃないでしょうねえ。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/07/18(火) 02:39 [3110]

 
ねぎさん、有難うございました。
よく分かりました。「Qu/Qunは大規模地震動に対する安全性を評価するための指標あって、震度5強程度の中規模地震には適用できない」
 ここがポイントですね。
土木の方では地震をレベル1、2に分けレベル1は供用年度に1,2度起きるであろう地震、として50年に80%の確率とか言っています。
 建築の上記の中程度の地震とは、レベル1と考えていいのでしょうか?レベル2はその地域に起きる可能性のある最大級といっていますので、建築の「大規模地震」とはレベル2ですね。ついつい、また質問してしまいました。考えてみると、私の資質向上はこういった掲示板のコミュニケーションですね。
 魔法使いさん、何か弁護らしき御発言有難うございました。ー隣の息子がしかられているーような状況。でもねぎさんは、ちゃんと応えてくれました。私の本来の発言の主旨を分かっていただいた。
 どちらも有難うございました。

Shima  ++.. 2006/07/18(火) 05:34 [3111]

 
Shimaさん,そのとおりです。「中規模地震動=レベル1地震動」「大規模地震動=レベル2地震動」です。
Shimaさんは,紳士ですね。さらりと受け流すところはさすがじゃ。

>「姉歯問題に詳しくなければ、鋼コン技術士にあらず」と思っているわけじゃないでしょうねえ。
思っていません。
私の口の悪さを批判するけど,Shimaさんの毒舌も相当なのよ(´;ω;`)。
ところで,魔法使いさん,遅くまでなにをしてるの?作品づくりですか?

ねぎ  ++.. 2006/07/18(火) 06:57 [3112]

 
夜遅くまでやっていたのは技術士試験の添削です。http://morikochi.zero-yen.com/
作品づくりはこちらで紹介しています。
http://blog.livedoor.jp/morikochi/
あなた方二人は毒舌のつきあいですか?うらやましい。私は毒舌を振るいたくても相手が少なくてちょいと暇をもてあましています。
またまた脱線しました。失礼します。

 

魔法使い  ++.. 2006/07/18(火) 18:35 [3113]

 
いま,姉歯氏の偽装物件「グランドステージ東向島」の再計算結果を見ているところです(「建築知識」が図面を取り寄せて独自に検討を行った結果が4月号に載っています)。
このマンションは,「Qu/Qunが0.31しかなく,震度5強の地震動で倒壊のおそれあり」とされ,使用禁止命令が執行された物件です。http://gshm.qee.jp/(グランドステージ東向島公式ホームページ)
ところが,「建築知識」が行った検討内容の数値を詳しくみると,この物件はそんなに悪くないんです。
具体的にいうと,Qu/Qunは,X方向に対して1階から11階まで一定値0.557,Y方向に対しては,1階,2階=0.578,3階〜10階=0.795,11階=0.690です。強度は不足していますがバランスがとれています。一カ所に損傷が集中しにくくなっています。
感心したのは,破壊形態が梁崩壊型になっている点です。つまり,塑性ヒンジが梁端にできるのです。梁崩壊型は理想的な破壊パターンで,粘りが期待できます。
たしかに強度は不足していますが靱性があるため,震度5強どころか大規模地震動でもそう簡単には倒壊しないのではないかと思います。
姉歯氏は(この物件に関しては)よく考えてできるだけ被害が少なくなるような偽装をしているな,という印象です。

ねぎ  ++.. 2006/07/19(水) 01:45 [3114]

 
国土交通省の責任追及はきりがないのでこれくらいにしましょう。
最後にひとこと言っておきたいことは,「今回の事件は姉歯元一級建築士の単独犯行であって,木村建設やヒューザーとの共犯関係は無かった」ということです。木村建設の篠塚支店長,ヒューザーの小嶋社長,そして汚名を着せられた会社関係者の名誉のために強調しておきたいと思います。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe5500/news/20060622it02.htm(姉歯被告を偽証で再逮捕、捜査終結へ…偽装は単独犯行)

引用始*******

耐震強度偽装事件で、警視庁などの合同捜査本部は22日、国会の証人喚問でウソの証言をしたとして、元1級建築士・姉歯秀次被告(49)(建築士法違反罪などで起訴)を議院証言法違反(偽証)の疑いで再逮捕した。
姉歯被告は、偽装の動機を「木村建設側から圧力を受けたからではなく、仕事を数多く欲しかったため」と供述しており、捜査本部は、偽装自体は同被告の個人的動機に基づく単独犯罪で、施工業者や販売主との共犯関係はなかったと断定した。これにより昨年11月に表面化した事件の一連の捜査は事実上、終結する。
調べによると、姉歯被告は昨年12月14日の衆院国土交通委員会の証人喚問で、偽装の動機について、木村建設の元東京支店長・篠塚明被告(45)(建設業法違反罪で起訴)の名前を挙げ、「鉄筋を減らすようプレッシャーをかけられた」と説明。最初の偽装物件は、1998年7月に建築確認がおりた木村建設施工の「グランドステージ池上」(東京・大田区)だと虚偽の証言をした疑い。
しかし姉歯被告は逮捕後の取り調べで、最初の偽装物件は、96年12月に建築確認申請した中央区の8階建て分譲マンション「ゼファー月島」と供述。偽装した理由について「その高さの物件を設計するのは初めてで、何回やってもうまく行かなかった。失敗したら仕事が来なくなると思って偽装した」と語った。
また、篠塚被告からプレッシャーを受けたとした国会証言についても「問題が大きくなったので、心の重荷をだれかに預けたいと思った」と、ウソを認めた。
「ゼファー月島」を施工したのは木村建設ではなく、捜査本部の調べで、耐震強度は基準の約6割しかないことも判明した。
捜査本部は22日、他人に建築士の名義を貸した建築士法違反容疑でも姉歯被告を追送検した。今後、偽装マンションなど4物件の建築基準法違反容疑で同被告を追送検する。
一連の捜査では計9人が逮捕され、木村建設元社長・木村盛好被告(74)、ヒューザー社長・小嶋進被告(53)、イーホームズ社長・藤田東吾被告(44)ら6人が起訴された。
(2006年6月22日14時18分 読売新聞)

引用終*******

ねぎ  ++.. 2006/07/23(日) 08:55 [3115]

 
青い炎さんがコメントをくれるかもしれないのでアゲておきます。
http://blog.livedoor.jp/hamaguri1101/archives/50686255.html(性能設計と福岡県西方沖地震)

魔法使いさん,「NPO技術士ってなんだろう?? 」スレにコメントを返して頂き有り難うございます。よく分かりました。
青い炎さんからの返事が無ければ,「NPO技術士」スレに戻ろうと思います。もう少し教えて頂きたいことがあります。

ねぎ  ++.. 2006/07/28(金) 09:36 [3118]





 人口減少社会における基本理念を求む 
少子化は目を覆うばかりになってきたように見えます。昨年は1.29、今年は1.25、この調子で行くと10年経たぬうちに1.0を割り込む勢いです。
 政府は重い腰を上げ始めていますが、手遅れと見る向きもあります。
 確か東京はすでに去年0.98だったか、さすが日本のトップランナーで、このまま推移すれば、睡眠時間を削ってまで溜め込んだお宝を引き継いでくれる子供たちが、いなくなる、そんな、ブラックユーモアが目に見えるようです。
 そのうち日本でも中絶禁止法を成立させようという団体が出てきそうな、そんな危惧さへ覚えます。
 コノ問題を解決するには政府だけではなんともならないでしょう。会社も,家庭も地域も、社会全体で取り組まねばなんともならない。
 勝ち組とか負け組みとか姑息な差別化をやめ、若い世代が子供を安心して産み育てることのできる仕組みが欲しい。
人口減少問題をどう解決するのか、単にこれを社会資本整備で解消できると思われる方がどの程度いるのか、わかりませんが、社会資本整備以前の問題として、基本理念をどこにすえるのか、いささかご意見を賜りたい。

 
魔法使い  ++.. 2006/06/02(金) 19:28 [3051]

 
今やほとんどの子供達は、大学まで行くことを余儀なくされています。
それによって、子供1人育てるのに必要な経済的負担は、一気に500〜600万円上がりました。

私は、それが気に入りません。
問題点は、いくつかあるように思います。
1.大学に行くことが前提の社会環境でありながら、その経済的負担に対する補助は、いかにも前近代的なもののままとなっている
2.大枚をはたいて大学を卒業しても
 a)ホントに社会の中で役立つ勉強をするとは限らない
 b)ホントに社会の中で高い評価を得て、高収入を得られるとは限らない
3.かといって大学に行かないとそれだけでボンクラ扱い、社会的に浮上するきっかけすらつかめない

いっそ、大学数を1/3にして、学費はフランス並みに年2〜3万円にしてはいかがか?
名前を書けば入れる大学にたくさんの補助を出すより、優秀な学生に直接支払う方が日本のためだと思うのは私だけか?

大学進学率が上がれば上がるほど≒ひとりにかかる費用が上がれば上がるほど、少子化が進行するように思います。


キットカット  ++.. 2006/06/05(月) 17:49 [3053]

 
スレの本題とは関係ないのですが、観客席から一言よろしいでしょうか。
↑のボヤッキーという人は約1ヶ月前の「この掲示板の活性化を考えよう」のスレで“常連さんたちの「戯言」”とか“このカキコで議論する気もございません。”とか、さらに“私はこれで最後にさせていただきます。”などと、この掲示板につばを吐きかけて出ていった人ではないのでしょうか?(観客席で見ていても非常に気分悪かった)
それが1ヶ月後に何の断りもなく、自分がつばをかけた掲示板に平気で書き込みをしている。
開いた口がふさがらないとはまさにこのこと。
言っても無駄かも知れませんが、社会や教育を論ずる前に、最低限の道徳を学んでほしいと思います。
たぶん皆さんもあきれ果てて何も書かないのだと思い、観客席から失礼しました。

ks  ++.. 2006/06/05(月) 20:11 [3055]

 
>
> いっそ、大学数を1/3にして、学費はフランス並みに年2〜3万円にしてはいかがか?
>
>
 そうですなぁ・・・。貴殿の意見に全面的に賛成します。
 三十数年前に公立大学の夜間部を卒業しましたが、当時の学費は年九千円ほどで、勤労学生が衣食住を負担した上で支払える金額でした。
 今や、国立大学でも年数十万円の学費が必要と聞いています。そのような高額な学費では金の無い青年は志があっても大学で学ぶことは不可能です。
 貴殿が主張なさるように、大学の数を減らして学費を思い切って引き下げる必要があると考えます。

 蛇足ですが「KSどの」、この投稿欄は本来「言いたい放題」だったと思います。お互いに少々のことは許し合おうではありませんか。
 

アル中技術士  ++.. 2006/06/06(火) 09:01 [3056]

 
ボヤッキー2さん。
少なくとも私は過去の書き込みに対してどうこう言うつもりはありません。
 ボヤッキーさんとボヤッキー2さんが同じかどうか知りませんが、今回の書き込みは私にとっては興味ある書き込みだったと思っています。曰く「人口減少とか少子化という近視眼的な視点でなく、持続可能な社会を構築するということが重要なのだ」という意見は、優れた視点を提供してくれたと思っています。もう少し続きを聞きたかったですね。できれば復元してくださいな。^o^
 ブレーンストーミングでいきましょう。
 

魔法使い  ++.. 2006/06/06(火) 09:11 [3057]

 
高等教育ということなら、若者に限定せず、年齢に関係なく大学で学び直すことができる社会的な仕組みが欲しいですね。社会人入試といった制度もあるようですが、例えば家のローンを抱えた働き盛りが、数年間、大学なり大学院なりに通う場合、ローンはその間凍結して、終了後、繰り延べ返済すると言った制度ができないものでしょうか?
 そう・・・そんな特典をつけた住宅ローンをどこかの銀行で販売できないでしょうかねえ。結構人気商品になると思いますが。
 銀行に関して言えば、不良債権で税金から助けを受け、ゼロ金利政策で利息をたんまり稼いだのだから、いいかげんにして、社会還元したらどうかと思います。返済無用の奨学金財団とか、子育て財団とかを創るぐらい、粋なところを見せてもらいたい。資金投入の時政府が、それぐらいの条件を付けておけば良かったかと思いますが、サラ金への貸し出しに血道を上げる銀行だけに、後の祭りですかねえ。

魔法使い  ++.. 2006/06/06(火) 11:53 [3058]

 
ボヤッキー2さん。
日本は価値観が多様化したといわれています。しかし、この多様化した価値観に呼応するようなルート(=生きる道)つまり選択肢が不足しています。この選択肢をどうしたら増やすことができるのでしょうか。
 私は陶芸が好きですが、家具とか、織物とか・・そうそう、2年ほど前、高知県から土佐つむぎがなくなってしまいました。現代の名工に選ばれその伝統を守っていた方が、工場を閉鎖されたからです。こんな伝統をきちんと評価し、守り育てる中から、多様な選択肢も生まれるのではないでしょうか?例えば、土佐つむぎの再生に挑む、そんな若者が活動してくれればと夢想しています。

魔法使い  ++.. 2006/06/06(火) 13:44 [3059]

 
若者に告ぐ。

「好きな女を一生面倒見る根性があるか。」
「途中でその女に嫌気がさしても、一生食わせるという浮き世の義理というものを果たせるか。」
女に言いたい。
「好きな男の胸に飛び込み、0からスタートし、子供を産み、互いの人生を作り上げる勇気があるか。」
以上。

子供を作るのに、収入、住宅事情等々、はたまた大学の話は、ごく枝葉の話と思うが。

昔、学校の映画鑑賞会でみた。
アフリカのある部族の夫婦が子供を産む話。
女性と夫が、産小屋に入る。
女は産みの苦しみに耐える。
夫は、生まれてくる子供のために、助産の全てを行う。
生まれてくる瞬間は、子供心にも感動を覚えた。
なぜなら、未開の彼らにとっては、子供を産むという行為は、母、子とも命がけの行為だからです。


雑魚  ++.. 2006/06/06(火) 19:42 [3060]

 
 魔法使いさんの論旨から外れてしまうようなレスですが・・・・(すみません)。
現在六十二歳の小生の少年時代は中学を卒業したら自活するのが当たり前だった。それどころか、親に仕送りするのが当たり前だった。
 小学生の頃から「働かざるもの食うべからず」、が我が家の家訓でした。
 現在、我が国の親は子供を甘やかしすぎではなかろうか。
 学習塾に通わせて、大学まで生活の面倒を見てやる、それが普通になっているようです。
 それが果たして子供を幸せにする道であろうか。
 飢餓を知らない成人、石油を買えず寒さに震えた経験もない成人、そのような大人とも言えない成人を増殖させるだけではないだろうか。
 自分の稼ぎの範囲で暮らしを立てる術も知らずサラ金に走る人が増えたのも、この辺りに原因があるのではないだろうか。
 
 だが、親が子供を多く生まなくなった最大の原因は、我が国の将来に希望が持てなくなったからなのではないだろうか。
 先の敗戦後、我が国は焦土と化したが、これから民主的な国に生まれ変わるのだという希望が国民にあったように聞く。
 区々たる子育て支援政策よりも、国民が希望の持てる政策が重要なのかも知れない。
 今夜も酔って書き込んでしまってすみません。

アル中技術士  ++.. 2006/06/06(火) 20:43 [3061]

 
急激な少子化は日本社会を構成している基盤を破壊することになります。これまでの日本は人口においても右肩上がりを想定して作られてきました。しかし、統計からも明らかなようにここ数十年人口減少は避けられません。
 とするなら、人口減少への対応は長期的な対応と短期的な対応という両面から行っていく必要があります。
 長期的対応とは何か。私はボヤッキー2さんが指摘されたとおり、『持続可能な日本社会の実現を目指す』を基本理念にしたいと思います。
 そのためには安心して子供を生み育てられる社会を実現する必要があります。子供を産み育てることに不安やためらいを感じる社会ではお話にならないからです。
 安全、安心な社会の実現は『国民が希望の持てる政策』として重要であると考えます。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/06/07(水) 08:19 [3062]

 
続きです。
安全の反対は危険(リスク)、安心の反対は不安です。それでは日本は今、どんなリスクやどんな不安が顕在化してきているのか、考えてみました。
リスク(危険)の要素
@科学技術の進展に伴うリスクの増大
A地球温暖化による自然災害の増大
B食の安全に対するリスクの増大
C都市化や過疎化がもたらすリスクの増大
D人口減少がもたらすリスクの増大 
次に不安要素としては
T雇用や経済に対する不安
U健康に対する不安
V事故事件災害に対する不安
W教育福祉をはじめとする将来への不安
といったところでしょうか?
これらのリスクや不安への対応方針としては、先に挙げた『持続可能な日本社会の実現を目指す』を基本理念として、行政、国民、企業が役割分担し、共に努力する。
といったところです。
思いつくままに、きれいごとを並べてみました。


魔法使い  ++.. 2006/06/07(水) 11:32 [3063]

 
一夫婦が持つ子供の数は、ここ30年ほど2.2人程度でほとんど変化していません。つまり、結婚すれば平均2人以上の子供を持っているわけです。
http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou12/chapter3.html

夫婦が子供を産まなくなったのではなく、晩婚化、非婚化により夫婦そのものが減っているのです。
もちろん、教育費がかかるためなどの理由で子供を持つことに躊躇している夫婦もいるでしょうが、子供を増やそうとするのであれば、その対策よりむしろ晩婚化、非婚化対策を進める方が効果的と思います。

タマ  ++.. 2006/06/07(水) 17:24 [3064]

 
素朴な疑問でありますが、少子化は必ずしも悪いとは
言えないのではないかと考えますが、どうでしょうか。
 なるほど、年金財政の破綻であるとか、生産年齢人口の減少による生産力の低下であるとか云々の弊害はあろうかと思いますが、それらは年寄りにとっての害であろうかと推察します。
 少子化時代に生まれた年齢層は、人口過密による激しい競争もなく、外国に比べて高い住居費に悩まされることもなく、我が国の国土をゆったりと使って生涯を送ることができるのではないだろうか。
 今はむしろ、少子化は必然と考えて人口減少時代を見据えた政策が必要な時期なのではないだろうか。
 五十年後には我らのような年寄りが死に絶えて、若い世代の負担も軽くなり伸び伸びとした暮らしが出来るようになると思うのですが、浅墓な考えでしょうか。
いずれにしても、この狭い国土に一億二千万人が暮らすことには無理があるように思えますが。

アル中技術士  ++.. 2006/06/08(木) 13:11 [3065]

 
私は現在47歳。遅くに結婚したもので,1歳になったばかりの娘がいます。妻は41歳で,私の歳を無視して,もう1人を考えています。高齢化出産の最たるもので,将来が不安であることは確かなのですが,まあなんとかなるべえ,です。
個人的には北欧型の手厚い社会保障を目指して欲しいと思っていますが,今の日本は明らかにアメリカ型の自由主義社会に向っており,それはそれで仕方ないと割り切ってはいます。ただし,年寄りが増えるわけですから,年寄りがしっかり働ける社会にして欲しいものですね。私は生き続ける限り働く覚悟です。70過ぎまでまとまった収入を稼がなきゃね。
やっぱりアル中技術士さんの意見に賛成です。なるようにしかならないと思う。あまりに住みにくくなったら,子供には海外に出るようアドバイスするつもりです。
ただ教育は何とかして欲しいですね。人間だって動物なんだから,生きる最大の目的は子孫を増やすことだと思います。今のキャリアウーマンの中には,そんな意識が全くない人が多くいます。女性は子供を生むことできるという最大の特権を有しているのに,簡単に放棄している。それを助長している社会がある。
どんなに子育て環境を整備しても,出産・子育ては大変であることに変わりはないと思います。特に女性は非常な覚悟が必要です。できれば学生のうちから出産・子育ての大変さすばらしさを学習させる機会を作れないものですかね。
ところで小泉さんは,教育基本法を投げちゃったみたいですが,全然教育に興味がないんですかね。こんな人に長いこと日本を任せたことがちょっと悔しいなあ。なんてね

南の魚  ++.. 2006/06/11(日) 07:09 [3066]

 
日本には、非嫡出子を社会的に受け入れない風土があります。統計を見て驚きました。出生にしめる非嫡出子率はアイスランド=63.6%、アメリカ=45%(5位)、オーストリア=35.3%、日本はわずか1.9%だそうです。(間違いがあればご指摘下さい)http://www.jri.co.jp/press/2006/jri_060426.pdf
 結婚はしたくないが、自分の子供は欲しい、こう思っている女性は結構多いのではないかなあ。(統計が欲しいところです。)ひょっとすると、経済的な問題さへなければ、『亭主なんかいらない!!自分の子供は欲しい!』。こんな女性も多いと思っています。
笑うセールスマンが語る○△ランキング
    省略
さて、話を戻して、親の遺産相続は女子にする、言ってみれば女系社会ですな。こうすれば、案外うまくいくかもしれないと思いますが、いかがでしょうか?? 

魔法使い=(たちが悪いよりはましな、柄の悪い)笑うセールスマン  ++.. 2006/06/13(火) 15:09 [3067]

 
江戸末期の日本の人口は4000万人程度だったでしょうか?
現代の農業は進歩していますので、21世紀末に到達するであろう6000万人の日本人が、食料自給率100%で暮らす世の中が実現するチャンスでもあります。
その意味では、アル○技術士さんの意見も一理あると思います。
 YOSHIさんでしたかねえ、国民総幸福度の話は。

私の妄想では、電気自動車という騎馬に乗って、土日祭日・・・いやいや、週に3日は都市で働き、残る4日は農業にいそしむ、大量生産、大量消費、大量循環というシステムから、軟着陸して、広域循環型社会を目指せば、そんな生活も夢ではないと思います。
 若い世代には思いきった価値観の転換ができます。
教育は地域共同体単位で行います。技能教育は必修です。私は陶芸の先生になりたいな。高等教育も無論ありますが、ごく一部、どうしてもやりたい人だけがやります。この部分は国が担うほうがよさそうですね。
後しばらくの間、若者たちと一緒に、そんな夢を見てみたいと思います。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/06/17(土) 08:38 [3068]

 
数年前に「五択」というHNでお邪魔しておりましたが,久しぶりに訪問させて頂きました.

なぜ少子化が進むか,という点について意見を述べたいと思います.

私は,少子化の原因は経済的負担感と女性の高学歴化の2つに分かれると思います.経済的負担感については皆さん述べているのでおいておきます.
女性も高学歴化が進み,男女雇用機会均等法が浸透して,その気になれば男性と同じような経済力や社会的な地位や発言力や娯楽を得られるようになりました.子供を産む事は,これらをとりあえず一旦放棄することを意味します.
もっとも,意識的に「社会的地位を放棄したくないから子供を産まない」と考えている女性はあまりいないかもしれませんが,子供が欲しいと強く思わないかぎりわざわざ放棄しません.子供を産むのが当然,というより,仕事をしているのが当然,という意識が強くなっている女性が増えているのです.
もちろん,仕事も育児も満足にこなせる女性もいます.でもそれは並大抵な努力ではなく,当然,子なし時代とは自由度が全然違います.男性の皆さんが,仕事が最も波に乗っている時代に,いかに奥さんに育児を任せてきたかを思い出して頂けば想像に難くないと思います.

ではどうすればいいかということなのですが,いい案が浮かびません.
実は,やっぱり女性が外に出て働くのが当たり前というのは少し間違っているのかもしれない,と思い始めました.
いくら育児をしやすい労働環境を考えても,その結果社会全体の産業効率を落とすことになったり,専業主婦の存在をうまく包括できなかったり,結局,労働意識の問題に帰着したり,と辻褄のあった決定打がでてきません.
金の問題として解決する部分の方が,手をつけやすく効率的なのは間違いありません.

余談ですが,性格や習慣は遺伝・模倣しますので「働く志向の強い親」からは同じ志向性を持った子が育つ可能性が高い.しかしながら「働く志向の強い女」は子供をあまり産まない.よって「働く志向の強い女」という形質は増加しづらい.
その結果,いつの時代も「働く女」は主流派にはなり得ない,と思ってます.

私は現在,産休明けで職場復帰したものの,前職を続ける事が困難であり,無理に続けても子供のためにも自分のためにもならないと考えて閑職(失礼!)に変わりました.
エンジニア人生は休眠中ですが,将来この時間的・精神的ブランクを克服できる自信はなく,妊娠時に「一旦(永久かも?)放棄」を覚悟しました.
いわゆるサラリーマンとしての成功は諦めましたが,違った道でエンジニアとして細々とやっていく方法をゆっくり探します.

雑魚さんから見れば,想像外の女,ってとこかもしれませんね...
(雑魚さんの書き込みをみて,立場が違うと捉え方も全然違うんだなあ,と思わず笑ってしまいました)

長文・雑文,結論なし??で誠に恐縮ですが,昼休みも終わるのでこの辺で.

五択  ++.. 2006/06/20(火) 13:10 [3069]

 
自然界のなかで、母親ほど美しい生き物を私は知らない。
 他者を支えるために自らを捨てきった潔さが美しさの源なのだろうか。特に人間という奴は、諸々の業のため他者を支えるために自らを捨てきることは出来ないようであるが、母親だけは自然にそれが出来るようです。
 世の中を成り立たせているのは母親であると言っても過言ではありません。
 区々たるビジネスなど、なんであろう。子育てほど素晴らしい仕事はないように思います。

アル中技術士  ++.. 2006/06/20(火) 20:48 [3070]

 
五択さんこんにちは。
私と五択さんの意見を並べると、私のは、19か20歳の、即ち今から41,2年前のずいぶん古い考えだなー。と思ったが。
やはり、男も女も根性をだして、一緒にならんと子供はできないのは事実だ。

しかし、論点が明確になったと思います。

女性が、子供を産み、育児と仕事と両立させるためには、以下の事を論ずる必要があります。
@産休とか、育児休暇を、現実にとれるようにする。
(現状で、育児休暇を取れる会社なんて聞いた事がない。)
A小さい子供を、安心して預け、働けるように、託児所とかを充実させる。
(現状は、託児所、保育園の数は、圧倒的に不足している。という話だが)

いくら、児童手当をもらっても、減税してもらっても、子供を持つ女性が働く環境に無ければ、あまり意味が無いような気がするが。

女性が、子育てと、仕事と両立できる社会が、当たり前となる時代が来るといいですね。
10時が定時の測量設計会社とか、コンサルでは、あと、1000年くらいかかるだろう。


雑魚  ++.. 2006/06/21(水) 22:10 [3071]

 
「 サラリーマンとしての成功」とはなんぞや?『違った道でエンジニアとして細々とやっていく方法』とは何ぞや?
後者の道については興味深々ですね。ゆっくりでいいので、開拓してください。
暗夜の一灯たるべし。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/06/24(土) 11:18 [3072]

 
皆様、こんにちは。

アル中技術士さん、
> 世の中を成り立たせているのは母親であると言っても過言ではありません。
> 区々たるビジネスなど、なんであろう。子育てほど素晴らしい仕事はないように思います。

本当に皆さんはそう思っているのでしょうか。理屈ではそうかもしれませんが、実際にビジネスの現場では、何があっても定時で業務終了したり何かと自由の利かない相手とは仕事したくないですよね。
どんな理由があろうと、現実問題としては「チッ、こいつ、使えねえなあ」なんて心のささやきが聞こえそうです。
まあ、事実なので仕方ありませんが、やはり、労働に対する社会全体(特に男性)の意識がもう少し変わればなあ、と思います。

労働に対する意識の変化とは、女性が働き続けられる労働環境以上に男性が育児をすることが当たり前な労働環境を作るほうが重要ではないか、ということです。
少子化の問題は「女性が働く権利」を守ることより「男性が子供と接する権利」を確保するほうが優先かもしれません。
保育園を増設して、親子分離をしやすくするより、「子育てという素晴らしい仕事」に夫婦ともかかわるのが本来目指すべき方向なのでは。
(対症療法として保育園の増設が必要なのは確かですが)

魔法使いさん、
> 「 サラリーマンとしての成功」とはなんぞや?
何でしょうね。精神的な充実度は別として、収入や社会的地位、メジャーなプロジェクトを動かすこと、などでしょうか。
会社の経営にかかわってみたり、なんて構想(妄想?)もあったのですが。
> 『違った道でエンジニアとして細々とやっていく方法』とは何ぞや?
もう少しお時間ください。(5年か10年か、、、、)


南の魚さん、
> 女性は子供を生むことできるという最大の特権を有しているのに,簡単に放棄している。それを助長している社会がある。

そうおっしゃいますが、女性もライフサイクル的には仕事に就くことのほうが出産を意識することより先に遭遇するので「出産を放棄する」のではなく、今までどおりただ働いているだけです。
出産することでむしろ結果的に「仕事を放棄する」ことになるという認識なのです。
それは一部のキャリアウーマンが特殊なのではなく、学校を出て壮絶な就職活動の結果就職するのですから簡単に「出産なので1年休みます、辞めます」とは思えないのは当たり前のことと思います。
(ま、最近は男性でもすぐ会社辞めてしまう若者が多いらしいですが、、、、)

私自身の結論としては(少子化対策への)、
経済的負担感が原因である部分は、行政の施策である程度は解決可能。
(月5千円の児童手当もらってもあまり変わらないが、出産一時金増額と費用の健保経由払いなどは有効かと思います)
働く女性の問題は「労働意識」の問題であり、即座に解決は難しいが、「男性が育児をするのが普通」の労働環境作りを目指すことが必要。
それができないのなら、「男女雇用機会均等」とか「女性の労働環境の改善」とか耳触りのいいこと言わず、「中絶禁止法」でも「女は子供を生んでこそ一人前」教育でも、なんでもしてみろ!(本当はそんなことは望んでおりません)

最後に
こんなにかわいい赤ちゃんと毎日べたべたできないお父さん、かわいそう、、、。

五択  ++.. 2006/06/24(土) 12:52 [3073]

 
 下請け技術士のたわ言でありますが。
アル中技術士  ++.. 2006/06/27(火) 16:17 [3074]

 
 下請け技術士のたわ言でありますが。
 人は、その命を自力で獲得し維持しているのであろうか。
 おそらく天から授かり、天に守られているから命が
あるのであろうと思います。
 さすれば、人の命は何のためにあるのだろうか。
 人の世に役立てるため、
 即ち「親は子を育てるために存じ」、
 「子は親に尽くすため存じ」、
 「夫は妻のために存じ」
 「妻は夫のために存じる」
 人は人のために存ずるものであり、仕事のために存ずるものではない。
 「古い考え」とお笑いください。 


アル中技術士  ++.. 2006/06/27(火) 16:25 [3075]

 
五択さん,こんばんは。
私のようなゴミレス(愚痴?)に反応していただき,ありがとうございます。
> そうおっしゃいますが、女性もライフサイクル的には仕事に就くことのほうが出産を意識することより先に遭遇するので「出産を放棄する」のではなく、今までどおりただ働いているだけです。

「出産」を意識するのは,「仕事」の後か先かの問題ではないと思います。また「出産」と「仕事」のトレードオフにおいて,単に「出産」を放棄することは,リスマネからみても,短絡的な選択です。
もちろん,五択さんの仰るようなキャリアウーマンも多いと思いますが,私の知っている未出産の女性たちでは,単に「子育てが面倒,子供が嫌い」などという者があまりに多いのです。中には「今後の地球環境の悪化を考えると,生まれてくるのはかわいそう」等とのたまう方もいらっしゃいます。彼女らは,「出産・育児」について,あまり深く考えているようには思えません。
確かに,子育ての支援が必要なことは,身をもって感じています。ただし,私の知っている彼女らは,たとえ子育て支援が充実したとしても,「出産・育児」の放棄を続けるでしょう。
ps.私は夜8:30には帰宅して,短い時間ですが子供とべたべたしています(^^; 
その代わり朝が早いですけどね。

南の魚  ++.. 2006/06/28(水) 03:47 [3076]

 
子育てが大変って、いつごろから蔓延し始めたのかな。私の邪推によると、昔ニュータウン、今ではオールドタウンに住み始め、ニューファミリーとか言われてお調子に乗って、核家族を実践し、故郷に両親と良心を置き忘れてきたあの、定年退職前の亭主をもつ、熟年離婚予備軍のおじさま、おば様たちじゃなかろうか??
曰く「子育てって大変よお!夜鳴きはするしさあ、亭主は手伝わないし、親は田舎だし、お金はないし、暑いし、うるさいし」『うるさいのはお前だって!』と言いたい亭主を横目ににらみながら、我が娘に刷り込みをやった家族・・・、身から出たさびと申せばそれまでですが、いまさら、盛りを過ぎた娘に刷り込みしようとしても無駄ですね。
人口も減ることだし、地方で1000坪ぐらいの土地に家でも建てて、親子4世代一緒に暮らすってのはどうだい?多自然居住とか言っていたけど、日本形成計画には踏襲されるのだろうか??

魔法使い [URL]  ++.. 2006/06/28(水) 05:07 [3077]

 
家庭は夫婦が力をあわせて築くものでしょ。子育てだってそうです。女房がするもんだと決めつけてはうまくいきません。夫婦が協力して取り組むべきです。専業主婦の家庭はともかく共働きの家庭は,子育ての役割分担をきちんと決めておかないとトラブルのもとだし,なにより子供が可哀相。邪魔者扱いされているようで。
役割分担ですが,育児の主役は母親が担当するのが良いと思います。子供は10ヶ月母親の胎内にいて,母親の鼓動や体温を感じて育ってきているので,母親の柔らかな胸に抱かれ懐かしい心音を聞いていると安心するはずです。母親が世話をしてくれるほうが子供はうれしいでしょう(父親のゴツゴツした体でベタベタされるとたぶん迷惑)。父親の役割は,母親が育児に専念できる環境を作ることです。裏方に徹することですね。例えば,掃除,洗濯,食事の後かたづけ,買い物など,家事の多くの部分をすすんでやらにゃいけません。夫が協力してくれないのなら,働く女性は安心して子供を産む気になれないですよ。

ねぎ  ++.. 2006/06/28(水) 22:41 [3078]

 
児童福祉法第24条:昭和22年制定
「市町村は、【保護者の労働】又は疾病その他の政令で定める基準に従い条例で定める事由により、その監護すべき乳児、幼児又は第39条第2項に規定する児童の保育に欠けるところがある場合において、保護者から申込みがあつたときは、それらの児童を保育所において保育しなければならない。ただし、付近に保育所がない等やむを得ない事由があるときは、その他の適切な保護をしなければならない。」

ニュースでたびたび聞く、女性の社会進出を妨げている原因、また子供を生まない原因、その大きな要因の一つは、とっくに解決済みだ。
あとは、国民が、保育所の増設、維持の税負担をする気があるかどうかの問題だけのような気がするが。

雑魚  ++.. 2006/07/01(土) 13:04 [3079]

 
うぬらは、保育所というものをどう理解しているのだ?

そもそも児童福祉法というものは、健全な保育を保証するためのものであって、共働きを国が支援すものでないい。
実態としては、健全な保育ができないとされる生活保護家庭・経済的に母親が働くことを余儀なくされる家庭など…は、ほんの一握りにすぎない。ほとんどが、既婚女性が定職に付く実態からなるもの。これら共働き家庭が、家を買い車を買い外食産業に貢献し、どんなに社会経済に貢献しようが、経済的に恵まれると思われることに対し職場からは、妬み・嫉妬・差別を受けることをご存知か。
子供が熱を出せば、会議であっても休暇をとり、警報がでれば休校となるため休暇をとり・・・そんな者への職場の理解は日本には根付いてはいない。

保育所を増やすことが少子化への歯止めとねるなどと非常に安直な考えだ。それに、公立の保育所は経費の安い民間化されつつあり保育における責任と質の低下が目に見えている。少子化対策と考えるのであれば明らかに矛盾している。

我々が望むものは、経済的豊かさか?心の豊かさか?
今後は、地方へ目を向け第一次産業を支えていくというのもひとつの考え方。
持続的社会への構築とは、日本がせめて食料だけでも自給自足を目指し、そして、喜びと生きがいを「子作りと子育て」に求めること。そんな社会を描くのも悪くはないと思うが・・・。

スーパーボヤッキー  ++.. 2006/07/01(土) 19:16 [3080]

 
うぬらとは,「二人称。複数の相手をののしっていう語。」(Infoseekマルチ辞書)とある。私は比較的貴殿に近い意見だったと思うが,ののしられては返す言葉が見付からない。技術者としてあまり使ってほしくない言葉だ。
南の魚  ++.. 2006/07/02(日) 08:50 [3081]

 
「うぬ」と表現した理由として、批判を覚悟であえて意図的に使った言葉。名前もスーパーボヤッキーと。攻撃に耐えうる新たなる人格の演出のつもりだったのですが・・・(馬鹿ですから私)

不適切とあらば訂正します。
『皆様は、保育所に対する認識が十分でしょうか?』

すでにヤカラな存在として認識されている私。
最低の道徳を学べとまで言われた私ですが、最近レスがとまっていたため懲りずにあえて書き込みましたよ。

期待通りのレスポンスがあったことに満足しこれにてとっとと退散すます。ではでは。

ボヤッキー  ++.. 2006/07/02(日) 17:00 [3082]

 
『食料だけでも自給自足を目指し、そして、喜びと生きがいを「子作りと子育て」に求める』抜粋ここまで
さて、食料の自給自足のはじめの一歩はどのような形ではじめているのでしょうか。
例えばベランダで育てる有機無農薬のフルーツトマトとか・・。
喜びと生きがいを「子作りと子育て」に求めるための第1歩もまた同じです。
お聞かせいただければ幸いです。

魔法使い [URL]  ++.. 2006/07/02(日) 20:35 [3083]

 
>魔法使い様
私がコメントしてよろしいのでしょうか。

「近年、わが国を取り巻く社会環境が変化し、都市への人口や産業の集中、都市域の拡大、産業構造の変化、過疎化、少子化高齢化と・・・・・」
などとせっせと適当な原稿をしたためつつも、果たしてどのように社会環境が変化しているのか、産業構造がどのように変化してきたかというとほとんどその認識がないことに気づく。
調べてみるに、日本における第一次産業である農林水産業は急速に減退し、1960年では、第一次産業は、日本の労働人口に対し32%、2000年では、第1次産業の労働力は5%にまで落ち込でいるとのこと。
さらに、GDPに占める農業生産は、1960年の9%から2000年の1.3%へと大幅に減少し、2000年における農家の総世帯数312万世帯のうち52%が65歳以上。農業人口の高齢化が深刻な社会問題となっているというもの。
 また、日本は世界1の水輸入国とされ、穀物の輸入量に対し必要な水の量が年間650億トンとも言われている。ダムを作らない今の日本としては仕方がないかもしれないが、いつまでも輸入に頼っていいのかと不安を抱くのは私だけであろうか。
CO2の削減も大事だが、人間が生きていくための食料事情と地球環境、さてとどちらが重大か。

ということで、はじめの第一歩。クーラーを28℃に設定するようにだれにでもできる自給自足対策とは・・・難しい。私は、釣りに出かけ休日には家庭菜園に励んでいる。皆ができることといえば、残さずに飯を食うことか。そうすれば穀物の輸入量が幾分でも減らせるはず。

喜びと生きがいを「子作りと子育て」に求めるための第1歩とは・・・、これもまた難しいが、家族を大事にすること。これに尽きるのではないか。地方では「共働き」とはいわない。一家総出で働く。つまり家族の連帯こそが生きがいと幸せ。
私は、それが分らずに都会を好んだ。サラリーマンを目指した。大学に行きたいと頼んだ。技術者になるために。
技術者とは何だ?いまでもわからん。この掲示板に出会ってなお分らなくなった。

ボヤッキー  ++.. 2006/07/02(日) 22:06 [3084]

 
一家総出で働く。つまり家族の連帯こそが生きがいと幸せ。
> 私は、それが分らずに都会を好んだ。サラリーマンを目指した。大学に行きたいと頼んだ。技術者になるために。
> 技術者とは何だ?いまでもわからん。この掲示板に出会ってなお分らなくなった。
>

 地方では「共働き」とはいわない。一家総出で働く。つまり家族の連帯こそが生きがいと幸せ。
私は、それが分らずに都会を好んだ。サラリーマンを目指した。大学に行きたいと頼んだ。技術者になるために。
技術者とは何だ?いまでもわからん。この掲示板に出会ってなお分らなくなった。

 ボヤッキー殿、お久しぶりです。
 そう・・・・世のことは、曰く不可解であり人知の及ぶところではないのかも知れません。
 だが、御貴殿は幸せであるかも知れません。何故なら、人生の第一歩を自らの意志で選択出来たのですから(うらやむ訳ではありません)。
 小生達の年代の多くは(小生も)、選択の余地なく中卒で町工場や商店に送り込まれ、月に一度の休日しか与えられない生活を余儀なくされてきたのですから(僻む訳でもありません)。
 だが、それは個々人の責ではなく、時代がもたらしたものであります。
 貴殿が嘆かれる産業構造の変化にしても、我が国一億二千万人の国民を第一次産業重視の政策で養うことができたであろうか。資源が乏しく、国土が狭い我が国では工業技術を基幹とする以外に選択の余地があったであろうか。
良し悪しと矛盾は別にして、我が国が空前の繁栄を誇り、十分な食料があり、乳幼児の死亡率の低さを誇れるのは工業技術の発展を政策の基幹としたためと推量します。
 技術者とはなんであろうか。
 いわずもがな、農民は農作物を、漁民は魚を、商人は流通を、そして技術者は物づくりを通して世に尽くす。自らの良心に照らし、かつ汗を流して働くのみです。農民、魚民、商人、技術者、それらにどれほどの相違があるのでしょうか。
 小生はかって、工員、新聞配達、牛乳配達、ガソリンスタンドの店員などなどを経験してきましたが、公共事業の設計技術者である今日と、かっての職業とそれほどの相違を見出すことができません。
 生きる場が与えられているのなら、そして、そこで将来に対する多少の希望を見出すことができるなら、そこに安住して良いのではないか、技術者とは・・・・などと悩むまい。



アル中技術士  ++.. 2006/07/03(月) 09:29 [3085]

 
スーパーボヤッキー(以下スーパーさん)さん今日は。
児童福祉法でいっている、保育所(保育園)については、スーパーさんのおっしゃるとおりです。したがって、何にも心得ていません。

冒頭のスレは、急激な少子化について何とかならんか。というように読みました。(また、これは、女性の社会進出をワンセットです。)

それについて、テレビ等で女性の声を聞くと、「経済的な支援も、ありがたいけれど現実に子供をほっといて、働きに出るわけにイカンから。」なんて事を言っていました。
つまり、保育園とか保育所が整備されれば、女性が子供を産み、子育てをしながら、社会で活躍できる選択肢ができるように思います。

女性が子供を産む、子育てをしながら社会進出する。
これは、トレードオフ、すなわち、あちらを立てればこちらが立たず、仕方がないから、ほとぼりが冷めるまで議論でもするか。という問題ではないはず。
諸外国では、子育てと仕事を両立させていると思います。
それが証拠に、諸外国では国会議員ひとつとっても、女性は日本よりおおい。

少子高齢化なんて話題は、20年くらい前の技術士試験に出たと思います。
つまり、時の大きな話題だったはずです。
それから延々と議論してきました。
今から、7.8年前ですか、教育テレビで「少子高齢化社会と社会資本整備」なんて特集を、竹中平蔵さんが講義していました。

また、これから、20年間議論をしていたら、子供なんかいなくなってしまうぞ。

現代の保育園、保育所の役割については次の機会に。

雑魚  ++.. 2006/07/03(月) 18:22 [3086]

 
ネットというツールは議論には適さないと以前に申しましたが、対話とあらば大いに賛成。
ということで最後に一言。

アル中技術士さまのいわれるとおり、今日のわが国があるのは、勤勉な諸先輩方のおかげということは十分に認識をしています。社会構造上、今後日本が農業大国を目指せなどと当然思ってもおりません。
ただ、これまでを振り返ると、コンクリートの応力と歪の関係のごとく、高度成長期から今日にいたることが比例限界をたどり今が弾性限界に達している時期。つまり情報化産業も飽和状態となり少子高齢化を直視し新たなる日本の方向性を見定める時期にきているのではないかと。今後、上降伏点をまじかに控え、塑性限界さらに破壊へとむかわぬよう、少子高齢化への基本理念を考える上では、次世代に何を残し引き継がれるべきものは何かと考えます。
村上ファンドやライブドア・・・これらの事件はまさしく「経済的豊かさ」から「こころの豊かさ」への変換を示唆する神様のシグナルと感じることはできませんかね〜?
ねじれた社会、ゆがんだ心。まさにいま問題とすべきは・・・・。

いろいろとお騒がせいたしましたが、これにて本当にブックマークを削除し、8月にむけ専念いたします。私、バーチャルな居酒屋の店主をしておりますが、運がよければどこかでお目にかかれるかもしれません。それではこれにて失礼します。

追伸:
文章を書くということ自体は「私的な行為」ですが、それを公表するということとなると「社会的行為」。ウェブサイトであっても同様。社会的行為とモラル。不特定多数に目に触れることを前提に当然守るべきルールが存在することに深く反省をしている今日この頃。皆様もなにごとにも自立的な態度で・・・。

ボヤッキー@スーパーボヤッキー  ++.. 2006/07/03(月) 23:17 [3087]

 
 ボヤッキー@スーパーボヤッキー殿。
 言わずもがなのことを申し上げてしまったようです。
 上記の貴殿の主張に全く賛意を表するものです。
 八月の試験、頑張ってください。健闘を祈ります。

アル中技術士  ++.. 2006/07/04(火) 09:20 [3088]

 
私は全く賛意を表さないものであります。ていうか,何を言いたいのかよう解らん(ーー;)。
揚げ足をとるようだけど,コンクリートの応力と歪の関係ははじめから非線形だし。

ねぎ  ++.. 2006/07/04(火) 17:15 [3089]

 
例えば[3084] 。さっぱりわからんかった。言葉の意味はわかりますよ。でも,全体像が見えない。
読めば読むほど頭に霧がかかってきて見通しが悪くなる。そんな感じです。
あれやこれや書きすぎるんじゃないですかね。
「一つの文章には一つの主張だけ」
こうすればずっと解りやすくなると思いますよ。

ねぎ  ++.. 2006/07/04(火) 21:32 [3090]

 
 女性技術士です。2児の母です。建設コンサルタント勤務です。 
 久しぶりに訪れて、面白い話だったので、読み進めて行きましたが、正直がっかりしました。管理職の方も多いのでしょうが、答えは出なくても、もうう少し働く女性の立場を理解してもらいたかった。難しい言葉は抜きにして、単純にこの気持ちになりました。
 でも、ねぎさんの3078の発言はわかりやすく、とても共感できました。保育所を増やす、職場の理解、もちろん重要ですが、それよりも夫が育児、家事に協力すればいいのですよ。簡単でしょう?子育て、家事は夫婦2人でするものです。男性がこのような意識を持つことが、少子化対策につながると思うのですが・・・・・・。

カルビ  ++.. 2006/07/07(金) 10:02 [3091]

 
>それよりも夫が育児、家事に協力すればいいのですよ。簡単でしょう?子育て、家事は夫婦2人でするものです。男性がこのような意識を持つことが、少子化対策につながると思うのですが・・・・・・。


 ぅむ・・・・その通りです。
 当たり前の話です。
 小生には、料理が出来ない男がいる、繕いや洗濯、掃除ができない男がいることが不思議です。
 男であれ、女性であれ、衣・食・住を整えることが出来る・・・・それは人間としての最低限度の嗜みです。

 それが出来ないのは、人ではなく、単なる餓鬼という動物です。
 そのような餓鬼を育てたのは、団塊世代の父親・母親です。団塊世代の責任です。
 アホな息子を無理して勉強などさせて、大学などに入れるから、そのような片輪な人間が出来てしまったのでしょう。

 だが、それを言ってみても始まりません。
 貴殿が旦那を鍛え直すことです。
 盆休みに、竹刀を片手に、叱咤激励して、オムツを変えさせる、食事を作らせ、跡片付けをさせる。
 掃除をさせる。洗濯も・・・・。

 意識を持たせることではなく、実行させることです。

 ちなみに小生は、料理も掃除も衣類の繕いも家内よりは手際良く処理しています。
  
 男子たるもの、文武両道でなければなりません。
 武とは仕事であり、文とは生活全般を指します。

 どうか、貴殿の大切な旦那様を鍛え直してください。
 

アル中技術士  ++.. 2006/07/07(金) 21:41 [3092]

 
子持ちの娘が近くにいれば、間違いなく育児に参加するでしょうな。
子持ち夫婦はその親が育児に参加するのを毛嫌いしないのが、いいのです。
特に亭主の親が参加するのを毛嫌いする女性、結構多いのではないかと思うのは、私の邪推だろうか??
 

魔法使い [URL]  ++.. 2006/07/08(土) 19:05 [3093]

 

> 特に亭主の親が参加するのを毛嫌いする女性、結構多いのではないかと思うのは、私の邪推だろうか??
>  

 それは、邪推ではありません。
 祖父・祖母が「程の良さ」をわきまえないからです。
 じじ・ババは、労力と素朴な愛情だけを孫に注げはよいのに、それを逸脱するから毛嫌いされるのです。

 何にせよ、家事も出来ない男は、孫を可愛がるにしてもバランス感覚というものに欠けているはずです。

 どうも小生には分からんのですが、現今の三十台や
四十台の男は自分の身の回りのことさえ出来ない連中が多いように思います。
 仕事の現場でも、先輩・上司が教えてくれるのが当たり前と思っていたりする。
 親が世話を焼きすぎて育てたせいか、人に何かをやって貰うのが当たり前と思っているプレ中年が多いように思います(小生の実体験です)。

 まったく・・・・餓鬼としか思えません。
 ただ、この投稿欄に登場する方々には、そのような方はおられないと信じていますが。

アル中技術士  ++.. 2006/07/08(土) 20:27 [3094]

 
 アル中技術士さん 私の意見に返信いただき、ありがとうございます。ちなみに私の夫は、家事、育児すべてやる人ですよ。そうでなければ、2人の子供を持ち、建設コンサルタントに勤務することは不可能です(笑)夫には日々感謝していますよ。
 
 私は、本当の意味での男女平等を考えているだけで、「男性も家事、育児に万能であれ」と言っているわけではありません。単純に言えば、家族の役割分担を決めた方が、家庭円満そしてそれが少子化対策につながると思っているのです。役割分担が決まって、夫婦で納得していれば、夫が特に家事ができなくてもいいと思います。もちろんその逆で妻が家事ができなくてもいいですし。いろいろなパターンの家族があってもいいのでは。 そして共働きの場合は、「夫が家事、育児をすること」、そして「妻がお金を稼いでくること」は当然であります。でもこれを当然と思う人は、実際はとても少ないんですよ。私の夫は、家事、育児すべてしますので、私は周りから、悪妻と思われています(笑)ただ、夫は前述のことを当然と思っている人なので、全く恥ずかしがっていません。私は、そんな夫を心から「男らしい人」だと思っています。
 循環型社会構築のために、個人一人一人が、ごみを減らす意識を持つのと同じように、少子化対策にしても個人の意識が大事なのではないでしょうか。もちろん子供を生む女性の意識も重要ですが、どちらかというと男性の固定概念を変えることの方が重要かと思いますね。

カルビ  ++.. 2006/07/09(日) 16:15 [3095]

 
 カルビ殿、
 貴殿の伴侶が文武両道の達人であること、誠にご同慶の至りであります。
 建設コンサルの場合、多くの男性諸氏は家事を分担する志は持っておられると感じています。
 ただ、労働組合がないせいか、残業が極端に多く、それもサービス業務のための残業、かつ無給の残業が多いため、その志を果たすことができないのが現状かと認識しております。
 建設コンサル業界に限って申し述べれば、少子化対策は、まず労働組合を結成してまともな労使関係を築き、人間らしい労働環境を構築することが肝要であると考えております。
 なお、貴殿のご夫君殿を存知あげないため、世の一般の軟弱なマザコンと同一視しましたこと、深くお詫びを申し述べる次第です。

アル中技術士  ++.. 2006/07/09(日) 20:39 [3096]





 定年退職後、技術を活かすため 
 皆さん、久しぶりです。掲示板活性化も兼ねて、私の最近の心境、今後のあり方について述べます。私は昨年4月某県土木職員を定年退職後、某団体に嘱託員として再就職した者です。「嘱託員」という初めての体験であり、嘱託員と正職員との違いに右往左往しながら1年余り。職場によっても異なるでしょうが、我が団体の「嘱託員」について、やや、見えてきました。
・嘱託員は兼業ができる。
・資格を持っていても受託業務の「管理技術者」、「照査技術者」、「担当者」になれない。
 このような状況の下、私は長年培った技術を活かすため、従来の考えを改め、「嘱託員の限界」に縛られない方法として
・独立した事務所を開く。
・HP開設又は既設HP参加によりボランティアで長年培った技術を活かす。
について検討しています。
これらは、嘱託員として勤務しながらでもできます。
定年退職後、長年培った技術を活かすことについて、皆さんの意見を拝聴したい。

 
aoki  ++.. 2006/04/29(土) 00:12 [2985]

 
毎度おなじみの魔法使いで申し訳ありませんが、書き込ませていただきます。
@どんな形式の事務所ですか?株式、有限、それともNPOですか?
Aどんな事業を計画しているのですか?

魔法使い」  ++.. 2006/05/02(火) 07:15 [2994]

 
私の場合,定年退職はまだまだ先の話です.
ですので,もしリストラされたら・・・とか
転職するなら・・・といったケースで考えるべきなのでしょう.

結構多くの人が,
現在の仕事をしながら
もし自分が経営者ならこうするとか
違う立場・部署・職場環境に立ったならこうするという
願望みたいなものがあると思います.

ちょっと違う例を挙げれば,
ナイター中継を見ながら,
もし自分が今,監督ならばこうするゾ
見たいな感じですかね.

その願望というかシミュレーションみたいな
現実とは異なるシーンに対しての話になるかと思います.

私のシミュレーションゲーム?では,
事務所の形式にこだわりありません.
理想は,住民発案,住民主導による住民事業です.
地域づくりの主役は地域住民でなければならないと常日頃思っていますので,そういった事業の実現・推進のために技術士としてどう関わっていこうか,方向付けしていこうか・・・です.

おそらく,
私が定年退職したなら,
こういった方面に進んでいくと思います.
この場合,やはりNPOが一番近い形態かもしれませんね.

あくまで生活の糧とする必要がないならば...という前提ですが.

伏龍 [URL]  ++.. 2006/05/02(火) 08:56 [2996]

 
「住民発案,住民主導による住民事業です.」とのこと

まさに、これです。権限委譲でいうなら、国土交通省のまちづくり関係事業は、地方に移譲するのが筋です。理由は簡単で、まちづくりの現場は国ではなく地方にある。にもかかわらず、国土交通省が地方のまちづくりの旗を振るというのは、矛盾していると思うからです。
 では主体は地方行政かというと、そうではなく、目指すは『住民主体のまちづくり』ですね。
 オッと、おしゃべりしすぎました。aokiさん、ご意見をどうぞ・・・。

魔法使い  ++.. 2006/05/02(火) 13:57 [2998]

 
>では主体は地方行政かというと、そうではなく、目指すは『住民主体のまちづくり』ですね。

住民主体のまちづくりですか。耳に聞こえはいいけれど果たしてできますかね。
住民は素人でしょ。どんな仕事でも素人仕事に良いものは無い,と思っているのですが。
それから,主婦や年寄り以外は本職があるので,よほど熱意のある人でなければ難しいのではないでしょうか。

ねぎ  ++.. 2006/05/02(火) 14:54 [2999]

 
高知ではNPO高知市民会議の手で、まちづくり講座が4年ほど前から始まっています。旭という密集市街地のまち歩きが盛んに行われていて現在、まちづくり十箇条を作り始めています。例えばその中の一つ
『便利さの豊かさと、不便さの豊かさを縫い合わせる』
というものです。
わかっていただけますか?ねぎさん。コンサルタントのプロが舌を巻くほどの、スゴイ人がいます。

魔法使い  ++.. 2006/05/02(火) 15:22 [3000]

 
コンサルタントのプロが舌を巻くほどのスゴイ人がいない地域,はどうなるんです?
ねぎ  ++.. 2006/05/02(火) 15:33 [3001]

 
倣うより慣れろと言います。地域が育てるんですねえ、こういう人を。それが地域のパワーです。
よそ者、ばか者、若者の三要素が地域活性化の鍵とはよく言ったものです。

魔法使い」  ++.. 2006/05/03(水) 09:14 [3006]

 
>地域が育てるんですねぇ

そうです.
地域の育成もまた土木技術者の使命ですよね.

最近では,特にソフト面での減災に関して
地域を率先するリーダーの役割やその育成に
土木技術者が関わることが求められてきている気がします.

川づくりに関しては,
地域の小学校などが,体験学習と称して
さまざまな活動を行っているところがあります.
こういった活動がもっと広まっていくと,
住民による事業も発展性があると考えますが.
果たしてどうでしょう?
まずは我々土木技術者の熱意で地域を動かさなくてはならないでしょうね.
うまくPTA活動などと連携取れれば,
素人ならではの着眼点や発想を取り入れつつ,
面白楽しい住民事業になるのではないでしょうか.

もともと大昔は,集落ごとに地域づくりは行われていたのですし.

スレ違いになりますが,
これも都合のいい理想論ですかね.(笑)

伏龍  ++.. 2006/05/03(水) 10:01 [3008]

 
多くのご意見ありがとうございます。
私は常日頃から、行政経験のある者が住民として地域づくりについて住民発案する場がほしい、と考えていました。事務所の形式にこだわりありません.
地域づくりについて、住民として、行政経験で培ったノウハウを活かした住民発案を進める。事務所を開くことにより住民発案しやすくなる、と思います。
私の考えているのはNPOに近い形態かもしれませんね.

日経コンストラクションに建設コンサルタンツ会長が、「行政機関のOBは建設コンサルタントに再就職することにより行政経験で得た技術・ノウハウを活かせる。」旨記載されています。(「○下り」の言葉が使用されていますが、誤解されやすいので私の言葉で翻訳しています。)
私の場合、個人事務所開設により、会長の言われる「行政経験で得た技術・ノウハウを活かす」ことになるようです。

aoki  ++.. 2006/05/03(水) 21:52 [3009]

 
「行政経験で得た技術・ノウハウを活かす」抜粋ここまで
とのことですが、生かし方として
@行政が受注者に顧客として求めているニーズに答える。
A行政の限界を突き破り、別の立場からサポートし、建コンとは一味違う市民の視点に立ったコンサルティングをおこなう。
という2つの役割を思いつきます。私のお奨めは、
『@で飯を食いつつ、Aを目指す』です。
個人コンサルタントは、なんと言っても自分のことは自分で決めることが出来る、ところですね。

魔法使い」  ++.. 2006/05/04(木) 09:25 [3010]

 
伏龍さん、「ソフト面での減災」とのことですが、総合監理部門の技術士として、「防災危機管理心理学」というものに、惹かれています。
韓国地下鉄火災事件では、「煙が充満し始めている車内に、乗客が座席で押し黙って座っている」という不思議な報道写真を見た記憶があります。
 正常性バイアスというそうです。

魔法使い」  ++.. 2006/05/04(木) 10:09 [3011]

 
某技術士受験テキストにも、
公共工事品質確保法15条(発注関係事務を適切に実施することができるものの活用)について、
「基本方針では、当面は公益法人を活用しつつも、将来的には民間企業が行えるように必要な環境整備に努める、としており、将来的に、CMは大きなマーケットとなりうる可能性を秘めています。
おそらく、技術士を持つ役所出身の需要は非常に高くなるのではないでしょうか。」
と記されています。私も役所出身の技術士となり、
魔法使いさんの
>@行政が受注者に顧客として求めているニーズに答える。
>A行政の限界を突き破り、別の立場からサポートし、建コンとは一味違う市民の視点に立ったコンサルティングをおこなう。
を目指します。

aoki  ++.. 2006/05/04(木) 13:30 [3012]

 
私が考える今後の技術士は,
地域づくり(地域活動)のリーダーでありサポーターです.
そのための活動方針をおのおのビジョンとしてぼんやりとでも見つめておく良い機会となりそうです.

伏龍  ++.. 2006/05/05(金) 17:21 [3013]

 
「素人ならではの着眼点や発想+専門家」の事例、紹介していただけませんか?勿論差しさわりのない範囲で。
魔法使い」 [URL]  ++.. 2006/05/06(土) 08:40 [3016]

 
aokiさん、「定年退職後、技術を生かすために」とくると、私の場合、JICAのシニアボランティアです。と言うのは、青年海外協力隊及びJICA専門家のOBですから、海外のその辺の事は既に情報があります。押さえる所を朝得れば決して危険ではありません。むしろ楽しみの方が多いものです。
 私は決して、その筋の広報をしようとするものではありません。しかし、もし行きたい方がおられましたら、一緒に行きませんか?程度のフォローは出来ます。自分の住む地域の改善に力を貸す・注ぐのも素晴らしい事だと思います。しかし、海外は広いですよ。日本を売り込みましょう。あなたが役に立つところは必ずあります。
 海外の良さを述べるなら、@新しい出会いが必ずある。A新しいところでは自分の持っているものが、思い以上に役立つ事がある。Bそれと、ボランティアといっても国内の企業のシニアよりは、稼げます。生活は十分できる。旅費が只、生活費が只で長期滞在が出来ます。
 言葉は心配要りませんよ。技術の伝承には言葉は要らない。求められるものと、与えるものが一致すれば、体当たりのコミュニケーションで何とかなります。
 ●その一例を紹介します。先ず新しいところで、初めてのそこの言葉に出会ったら、@有難う、こんにちは、さようならの三つをその日に、覚えます。たった三つです。Aその次に、100の単語を単語帳に書いて、並べる。Bその100の範囲で、買い物をしたり、飲み屋で話したり。これで、かなりいけます。Cこれから先は努力ですが、800語も覚えたなら、中学程度の会話が出来るといわれています。
 これは、全く初めての言葉に出会った話ですから、これを英語でやるなら、海外にある程度興味がある方なら、100語くらいは、勉強するほどではないはずです。
 と言う事で、一緒に海外に行って、貴重な技術を新たな地に残しましょう。たわごとでした。

Shima  ++.. 2006/05/08(月) 04:54 [3017]

 
aokiさん、皆さんこんばんは。遅れての参戦若しくは、忠臣蔵の「遅かりし由良之介」というところでしょうか。

小生もShimaさんと同じ海外ですね。嘱託で今の組織に残る道もありますが、残ってくれと言われても残りたくないです。出来れば70歳まで、少なくとも65歳までは海外で今までの経験を生かしたいです。

JICAのシニアボランティアでも良いし、今確実なのは小生の属しているNPOの海外活動に行くことです。JICAと一緒に行っている新規プロジェクトが昨年12月から始まり、3年間続きます。来年はまだ退職ではありませんが、3週間ほど短期専門家で海外に出ます。定年になったら専門家ですぐそのまま海外直行です。

もう一カ国、これも小生が関与しているNGOが海外で教育支援等を行っています。そちらも上のNPOの活動している国の隣国ですから、行き来する予定でいます。

小生は、10年前から家族にこれらの件を宣言していますから、家内もすでに行って経験していますから一緒に行きます。

Shimaさんではありませんが、一緒に行きませんか?。すでに技術士の方が何人か行き来していますよ。

小生はわくわくです。

YOSHI  ++.. 2006/05/10(水) 23:20 [3019]

 
YOSHIさん,こんにちは.

なかなか手狭になりつつある日本の地域より,
海外での活動の方が,たしかに効果は大きいかもしれませんね.
日本の地域でやっとこさV/S(Venefit bar Stamina)=1の時に,
海外での活動ではV/S=5くらい出せるかも.

同じエネルギーを要するなら,効果が大きい方が楽しみも大きい気がします.
ただ,現在の私にはなかなか難しいですねぇ.
私の周囲(環境)を置き去りに出来ません...
やはり,現在の地域活動どまりですね.
小学生の息子に対して,地域活動を通じて良い影響(教育)を与えたいところです.

息子が巣立って一人前になる15〜20年後に,YOSHIさんと海外活動できるとよいのですが...その頃まで引退することなくバリバリ動けるよう頑張ってもらえます?


伏龍 [URL]  ++.. 2006/05/11(木) 08:53 [3020]

 
伏龍さん、お久しぶりです。

> 小学生の息子に対して,地域活動を通じて良い影響(教育)を与えたいところです.

そうですよね。若いときはそれが技術者としての親父の背中ですよ。

> 息子が巣立って一人前になる15〜20年後に,YOSHIさんと海外活動できるとよいのですが...その頃まで引退することなくバリバリ動けるよう頑張ってもらえます?

小生の目標は、100歳まで元気でいること、技術士は5部門10科目をとること、その過程で最高齢者記録を打ち立てること(今から最年少記録は無理なので)です。

小生の属するNPOの理事長は、現在80歳ですが、海外にどんどん出ています。本も定期的に出しています。
そこまでは行きたいものです。ですから伏龍さんお待ちしています。少々ぼけ始めた小生に付き合ってください。

YOSHI  ++.. 2006/05/11(木) 18:35 [3021]

 
ワン・ネイム・ワン・ライフ=現在勤務している会社の延長線上に自分の未来を構築する。
ワン・ネイム・ツー・ライフ=今の会社とは違う舞台で、ある役を演じる。
舞台は複数あるのでダブルブッキングしないように注意しながら、掛け持ち出演するのもいいのではないでしょうか?
会社一筋と言うのはさびしいものです。サラリーマンとしての顔、地域の住む住民としての顔、家庭人としての顔、技術士としての顔、長短期で海外協力する顔、趣味人としての顔、そして、この掲示板での顔・・・。
 

魔法使い」 [URL]  ++.. 2006/05/12(金) 04:41 [3022]

 
たいへん高尚な議論に水をさして申し訳ない。地域を活性化させたい。だれしもそう思う。しかしできない。なぜ?
わか者が地域にいないから,これに尽きると思います。
ごく一部の地域だけはないでしょうか,活性化に成功しているのは。そこには間違いなく若者がいます。
とし寄りだけの地域では活性化など不可能です。年寄りは生きてるだけで精一杯。油断すると心臓が止まってしまう(ーー;)
のう村の荒廃は若者不在がもたらしたものです。農地の維持は老人には無理です。若者の力が不可欠です。
なぜ若者は故郷を捨てるのか?第一に働く場所がない,第二に村社会の閉鎖性,ではないかと思う。
にばんめの理由は都会の人には解りにくいかもしれません。試みに住んでみればすぐに分かります。定住を始めると
が然冷たくなり (いままで親切だったのに),いつまでもよそ者扱いされる。よそ者に冷たいのは村社会の特徴です。
わたしも,農業では生活できないことと,村社会の閉鎖性に嫌気がさし,故郷を捨てて都会にでました。 一昨年,
るすを守ってきた母が倒れたので一切の百姓をやめることに。でも,草刈りはやめられぬ。近隣農家の迷惑になるから。
いんが応報,きっと前世の悪事の報いなのだ,と記憶にないことを反省しながら炎暑の下で雑草田の草を刈るのです。
のう業や田舎暮らしは,はた目に映るほど楽しいものではないのですよ。maho記者,わかる?


秋成又四郎ねぎ  ++.. 2006/05/12(金) 21:50 [3024]

 
魔法使いさん,雑草抑制には,以前教えてもらったチガヤが良いらしい。国土交通省のレポート(堤防法面の雑草対策)に載っていました。今年はもう遅いので来年ためしてみるつもりです。
ねぎ  ++.. 2006/05/12(金) 22:40 [3025]

 
YOSHIさん、伏龍さんの素晴らしいお話に嬉しくなったので、久々にレスします。
YOSHIさん、私が家庭と地域における自分の義務的役割をひととおり終えたら、私もぜひ参加させてくださいね。伏龍さん、お先に行かせていただいてもいいですか?^^;でも、このことはずっと前からYOSHIさんに申し上げているので・・・・

「地域活性化」ですか・・・・その「地域」がどれだけの範囲を言うのか、「活性化」がどのような内容を言うのか、そしてそれはいつまで継続するものなのか、そういったことによって異なってくるでしょうね。
たとえば、地理的条件等により、いずれは廃村にならざるをえない集落だって現実にはあるわけですが、そういうところでも、みんなが同じ集落に生活している限りは、隣近所で交流して助け合い楽しく過ごそうとする試み(ちょっとした茶話会とか)があれば、それも地域活性化だと私は思います。結局のところ、その地域に住んでいる人たちが、それぞれおかれた状況の中で、少しでも幸せに過ごせることが大事だと思いますし、そのために何かをする、改善しようとする、そういった前向きな姿勢そのものが地域活性化ではないかと思うのです。
そして行政は、そういった動き・希望に対して、財政的に、また地域バランス的に、できる範囲で力を貸す(集会場を整備するなど)ということが役割なのではないかと思います。

大切なことは、何かをやること・やろうとすること、これに尽きると思います。
何かを行動に移そうとするエネルギー(つまり行動力)を持つ人たちがある程度いること、それが地域活性化に一番必要なことだと思います。企業の数や雇用や税収や・・・・モノとカネは大切ですが、まずは「人」だと思います。もちろんそれらは互いに影響しあいますが、「人」なきところにモノとカネばかりあっても、そこには「社会」はできないと思います。

そういう意味で、YOSHIさんのような「人」は社会にとって大変な財産だと私は思います。

APEC  ++.. 2006/05/13(土) 01:39 [3026]

 
APECさん、下記のように書かれると返事し難くなります。ありがたくもあり、それより穴があったら入りたくなります。

> そういう意味で、YOSHIさんのような「人」は社会にとって大変な財産だと私は思います。

さて、ねぎさん、小生も月1田舎に帰り、墓参りと草刈をしています。来年は定年後に備えて、田舎の家に手を入れなければなりません。いざ住むと難しいことも多いのかもしれませんね。

小生の田舎は中山間地ですが、専業農家で一番若いのが、40歳の従兄弟です。小生が帰って、少しくらい農業の真似事をしても活性化にはほど遠いのかもしれません。それでもこのままだと、あと10年もしないうちに耕作放棄地が一気に増えそうです。小生達のように少しでも帰ることで耕作地を繋いでいくことが可能ではないかと考えています。小生にとっては、海外とのバランスをとるのが目下の課題です。

チガヤについてですが、たしかにチガヤが繁茂すれば他の草は生えにくいでしょうが、チガヤ繁茂は遷移過程の一つにしか過ぎないでしょうから、そこで押し止めるのは困難なような気もします。
因みに、小生の庭にもチガヤがあります。昔、欠食児童だったころ、チガヤの根を掘って、土を指でしごいて落とし、かじったものです。糖分があって甘かったです。


YOSHI  ++.. 2006/05/13(土) 21:20 [3027]

 
「耕作放棄地」という言葉が出ましたので反応しました。
一部の方はご覧いただいているかも知れませんが、
魔法使いさんを始め私達は、高知県で昨年から「棚田再生事業」(http://blog.livedoor.jp/morikochi/)を始めています。
私達は建設部門の技術士ですが、農村振興・地方再生のためにも一役買うために活動しています。
最近の記事には、「都市と農村との共生・対流」(都市住民による耕作放棄地再生の可能性)についてなども話題提供しています。
もしよろしければ、ご覧になって、コメントなりいただければありがたいです。

つったん  ++.. 2006/05/13(土) 22:08 [3028]

 
つったんさん、こんばんは。魔法使いさん達が、高知県で昨年から「棚田再生事業」をされているのは、存知上げています。小生は、魔法使いさんの変幻万化の大フアンです。とりわけ「マチキン」は大好きでした。というわけで、よくブログは読んでいます。

小生の田も数年前に基盤整備を行い、ウン拾万円負担しました。今従兄弟が耕作しています。しかし、昔(半世紀近く前)田であった山間の棚田は、とうの昔に山に返ってしまいました。

小生が今考えているのは、陸稲栽培です。それもジャポニカの赤米です。当地では、明治時代まで、米といえば赤米だったのです。白い米などよほどのことがないかぎり、農民は食べられなかったのです。10年ほど前に、ミャンマーの山岳民族の村に半日歩いて上ったとき、昼食に出たのが赤飯と思ったら赤米でした。おいしかったですね。それも何かの縁だったのでしょう。小生の田舎では、畑地は多いですから、ここで陸稲栽培すれば、手間もあまりかかりません。

加えて、正月は、サトイモそれも所謂親芋を味噌煮したものを食します。小生はこれを食べないと正月が来た気分になりません。たぶん、稲作文明以前の主要栽培作物でしょう。

百歳まで生きようとすれば、今は粗食しなければならないのかもしれません。小生は、水稲以前の農耕を行ってみようと考えています。


YOSHI  ++.. 2006/05/13(土) 23:31 [3029]

 
つったんさん、御無沙汰です。
同じ四国に居ながら、中々出かけていけなくて心苦しく思っています。棚田再生事業・添削塾とても一人では出来ない総合力ですね。だんだん同士が増え活発になっていくといいですね。

Shima  ++.. 2006/05/14(日) 00:16 [3030]

 
YOSHIさん今晩は、私がチャングムをみながら、レスをしていた間に交錯しました。
 実は現在単身ですが、週末に帰る某所に、廃屋と廃村廃田を探しています。
 私の計画では、買わないで10年間、廃屋とか田を借りようと考えています。そこに、出かけていって、自分で廃屋を改良し、野菜でも、作ろうかな?
 ほとんどキャンプ生活の山の中に入り、どれだけできるかわかりませんが、身体が続く限り、車の運転が出来る間は、海外に行った後は、そんな生活をしようと思っています。女房が付き合ってくれるかどうかは別ですね。どうなるか分かりません。
 まだ10年以上先の話です。

Shima  ++.. 2006/05/14(日) 00:24 [3031]

 
YOSHIさん、見ていただいていたのですね。すごく嬉しいとともに、おもはゆいです。
陸稲ですか?水稲と比べると手間がかからないようですが、降水に左右されるようですね。
また、ある程度収量を得るためには肥料が多くしなければならないようですが、環境問題に見識の深いYOSHIさんはいかがされるのでしょう?
その「赤米」とやらは日本風土にも合うのでしょうか?今、ネット検索したのですが、縄文時代に日本へ伝来された米のルーツ(赤飯?)とも言われてますね。
おっと、こちらは「農薬・化学肥料をほとんど必要としない」とも記述されています。恥ずかしながら知りませんでした。

つったん  ++.. 2006/05/14(日) 00:57 [3032]

 
Shimaさん、お久しぶりです。
いつ「高知へ行こうか」とブログ・コメントしてくれるのを楽しみに待っているのですが。
ご希望であれば、ご宿泊・農作業体験もセッティングしますよ。笑
(非常にローカルな話題で申し訳ありません。)

つったん  ++.. 2006/05/14(日) 01:01 [3033]

 
APECさん,お久しぶりです.

>私が家庭と地域における自分の義務的役割をひととおり終えたら、私もぜひ参加させてくださいね。伏龍さん、お先に行かせていただいてもいいですか?^^;でも、このことはずっと前からYOSHIさんに申し上げているので・・・・

「義務的役割」と言うわりには,随分と好んで行動している気がしますが(笑)

 どうぞ,私に気兼ねなくYOSHIさんに賛同されてください.
私自身,「行ってみたい,見てみたい,やってみたい」と言う気持ちはあるのですが,時代の移り変わりがあるのも事実.
もしかすると,私が定年する頃には,人口減少と少子化や超高齢社会により衰退した日本を救わなくてはならない時代かもしれません.
逆に現在,後進国と呼ばれる国々が活性化してすさまじい経済成長を遂げているかもしれません.
そこで,海外へ出て行くならば,荒廃した農村(日本)を捨て都会(海外)へ出て行くことになります.その時の自分は若者ではないので,農村へ残っても農村維持に役立てるかどうかも定かではありませんが...
となると,YOSHIさん,APECさんに合流できるかどうか約束できません.年の差15歳も時代の変化には十分な時間ですよね.

久しぶりにこの掲示板で発展したスレですので,ちょっと嬉しくなってレスしました.


>
> 「地域活性化」ですか・・・・その「地域」がどれだけの範囲を言うのか、「活性化」がどのような内容を言うのか、そしてそれはいつまで継続するものなのか、そういったことによって異なってくるでしょうね。
> たとえば、地理的条件等により、いずれは廃村にならざるをえない集落だって現実にはあるわけですが、そういうところでも、みんなが同じ集落に生活している限りは、隣近所で交流して助け合い楽しく過ごそうとする試み(ちょっとした茶話会とか)があれば、それも地域活性化だと私は思います。結局のところ、その地域に住んでいる人たちが、それぞれおかれた状況の中で、少しでも幸せに過ごせることが大事だと思いますし、そのために何かをする、改善しようとする、そういった前向きな姿勢そのものが地域活性化ではないかと思うのです。
> そして行政は、そういった動き・希望に対して、財政的に、また地域バランス的に、できる範囲で力を貸す(集会場を整備するなど)ということが役割なのではないかと思います。
>
> 大切なことは、何かをやること・やろうとすること、これに尽きると思います。
> 何かを行動に移そうとするエネルギー(つまり行動力)を持つ人たちがある程度いること、それが地域活性化に一番必要なことだと思います。企業の数や雇用や税収や・・・・モノとカネは大切ですが、まずは「人」だと思います。もちろんそれらは互いに影響しあいますが、「人」なきところにモノとカネばかりあっても、そこには「社会」はできないと思います。
>
> そういう意味で、YOSHIさんのような「人」は社会にとって大変な財産だと私は思います。


伏龍 [URL]  ++.. 2006/05/15(月) 09:10 [3034]

 
YOSHIさん、大変失礼いたしました。いつでも前向きに楽しみながら進んでおられるお姿を拝見して、「私もああなりたい」と常々思っていたものですから・・・・おっと、もうあまり言わずにおきます。^^;

伏龍さん、どんな形でかはわかりませんが、いつかどこかで誰かのために一緒に汗をかくことができれば最高ですね。それがネットで知り合った仲であれば、なおさらです。

APEC  ++.. 2006/05/16(火) 01:23 [3035]

 
高尚な議論が続き、水をさすようですが、立ち上げた者として一言。
伏龍さん> 「久しぶりにこの掲示板で発展したスレですので,ちょっと嬉しくなってレスしました.
掲示板活性化を目指して立ち上げた者として、うれしく思います。掲示板が発展しない理由が議論されている中、これだけ発展するとは思ってもいませんでした。今回これだけ発展したのはなぜでしょうか。
掲示板活性化を目指して、さらに皆さんで議論しましょう。


aoki  ++.. 2006/05/16(火) 13:03 [3037]

 
雇用形態の多様化が進んでいるようです。日経新聞5月18日朝刊一面では、「今こそ人財」と題し、自己都合でやめた社員の復職制度を紹介しています。
 この社員は大手食品会社のカ○メをやめ、杜氏(日本酒をつくるひとです)になったが、この商売は11月から4月までが仕事で残り6ヶ月、何をするか悩んでいたとのことです。 
 で、くだんの復職制度を見つけ、契約社員営業マンとして、半年はカ○メ、後の半年は杜氏として、複業生活に入ったと言うことです。
 会社や業種の壁を軽々と飛び越えるワープ転職やら、行ったり来たりという、ドラエモン就業など、多様な勤務が動き始めているようですよ。
 

魔法使い」 [URL]  ++.. 2006/05/18(木) 17:42 [3039]

 
大賑わいですね。何か昔を思い出したようで、遅まきながら、一言感想を・・・
私も定年退職後は、法人やらゼネコンやら第二、第三の人生を歩んできました。受験講座も皆さんのお陰で、それなりにすすめることが出来たと思っています。その節はありがとうございました。今では67歳を数えますが、公務員を退職後は、(現在でも勤務していますので本当の退職ではないと思っていますが・・・)意欲的に、若手技術者の育成などに努めてきました。最近では、ご存知のように、受験講座も杜ハヤの皆さんに全面的にお世話になっています。心苦しい限りです。最近は、古巣の若手技術者を相手に河川工法の技術伝承や様々な悩み相談として、河川懇談会などを開き、出来る限りの社会貢献を果たしています。それと相変わらず、百姓には精を出しています。最近は、大手ゼネコンでも考えられないダンピングなど戦国時代になってきました。平穏に収まる前兆なのかもしれませんが、考えることが嫌になりました。いずれにしても「定年後技術を生かすため」のスレのお答えにならないかもしれませんが、私の現状は、
1. 地域のイベント(防災エキスパート、各種イベントの説明員、お悩み相談程度)などにボランティアとして貢献している。
2. 趣味として、農作業(1反弱)、自宅から約20km離れた所。近所の人とのコミュニケーション(少なくとも私は百姓を全く知らない都会人?)から色々教わっている。
3. ボケ防止にブログを作っている。これはこの掲示板のように「簡にして要を得た内容」にするためにはある程度考えなければならない。あわせて知識の探求にもなる。
4. 不謹慎かもしれませんが、競馬も最近はそこそこ・・・明後日のオークスも
相変わらず変幻自在のマチキン?さん、四国杜ハヤのNPO関係の印鑑に関する書類届きませんが・・・

師匠  ++.. 2006/05/19(金) 20:09 [3040]

 
師匠、お久しぶりです。
>受験講座も杜ハヤの皆さんに全面的にお世話になっています。
師匠から引き継ぎました「技術者達の生の声(過去ログ)」(http://morihaya.net/pejp/log/log-midashi.htm)の整理がしばらく滞っており、師匠には大変申しわけなく思っています。数年前の過去ログは、内容的に陳腐化したものもありますが、まだまだ活きた情報もあります。今は高知での活動に忙しく、杜ハヤ内で他の方に引き継ぎをお願いしようかとも考えています。
師匠も、地域のボランティア、若い技術者の育成、そして「農」を通じた地域との交流等、社会貢献に力を注がれておられるようで、頭がさがります。
ご年齢もそこそこですし、無理をなさらずにがんばってください。

ps.「四国杜ハヤ」(→「高知杜ハヤ」?)の件では大変お世話になっております。
「棚田再生事業」も明日はいよいよ田植え(手植え)です。魔法使い・理事長とも会いますので、私から確認しておきます。
写真は、5月14日の代掻き完了後です。

つったん [URL]  ++.. 2006/05/20(土) 20:56 [3041]

 
変幻自在=オッチョコチョイ=尻軽男=口先生まれ、の魔法使いです。マチキンのほうはあれ以来、幸か不幸か休業中です。笑。さて、

師匠が
「ブログを作っている。!!!!」
これは初耳です。魔法使い」 [URL]のようにURLを入れてください。こっそりのぞきに行きます。

書類は至急手配します。・・・申し訳ありません。

魔法使い」 [URL]  ++.. 2006/05/23(火) 06:47 [3042]

 
師匠様。
> 「ブログを作っている魔法使い」 [URL]のようにURLを入れてください。
スレ立ち上げ者としてもURLを入れるようお願いします。
今後「定年後技術を生かすため」役にたてたい。
いまでも師匠様のブログが見たい。私以外でも見たい人が多い、と思います。

aoki  ++.. 2006/05/23(火) 13:17 [3044]

 
>「ブログを作っている。!!!!」
杜ハヤの皆さんと比べると全くお恥ずかしいものです。色々教えてくださいね・・・

>今後「定年後技術を生かすため」役にたてたい。
とても役に立つものではありませんから・・・

恥ずかしながらURLを入れさせていただきました。私も時々、杜ハヤのトップページに掲載されている炎さんやPMPさん、杜ハヤ高知、CANさん、こおろぎさん、ハングリーさん、伏龍さん、もちろんAPECさんのブログは拝見させて頂いています。とても内容が濃くて感心しています。今後の益々のご活躍をお祈りしています。いずれまた機会があったら、魔法使いさんの自作皿でも頂戴に伺いたいと思います。

師匠 [URL]  ++.. 2006/05/25(木) 07:50 [3045]

 
見ましたよ!!師匠。
建設業界情報からお孫さんのことまで、多彩ですね。わけても農作業の記事が楽しみです。腕前のほうは口先男の私と違い、年季が入っているようで、一度,face to faceでご指導ください。
 そのお礼と言っては何ですが、50cmの長皿+鎬仕上げの酒器+ぐい飲みをセットで準備させていただきます。笑。
 例えばですが、8月の12日ら31日の間、棚田再生事業を行っている香美市土佐山田町平山へおいでいただけませんか!!

 ご承知と思いますが、私達はここで、田植えをし畑を耕しながら、技術士添削も始めています。
 宿泊は休校中の平山小学校があります。ほとんど新品同様で木造のいい建物です。いずれはファイティングドッグスのミニキャンプも実現すると思います。

 でも、ここの売り物はゆっくり時間が流れることです。おっと忘れちゃいけない、我がNPO法人モリハヤ高知の活動フィールドでもありますなあ。
 青春18切符と言う手もあります。
平山小ではすでに30人ぐらいは宿泊実績があるそうなので、おいでください。元前美女軍団??にも紹介できます。早速企画しますので日程調整させてください。
追伸、師匠以外の参加もドンンドン、受け付けたいですね。久ぶりにface to faceで盛り上がりましょうよ!!
 

魔法使い」 [URL]  ++.. 2006/05/25(木) 10:44 [3046]

 
すっげぇー
アバターもイメージどおりのジェントルマンですね.

> 恥ずかしながらURLを入れさせていただきました。私も時々、杜ハヤのトップページに掲載されている炎さんやPMPさん、杜ハヤ高知、CANさん、こおろぎさん、ハングリーさん、伏龍さん、もちろんAPECさんのブログは拝見させて頂いています。とても内容が濃くて感心しています。今後の益々のご活躍をお祈りしています。

私の方こそ,恥ずかしながらみなさんと同じ列に掲載させてもらってます.欄外で掲載して欲しいと頼んだんですけど(笑)

いろんな人にブログが浸透しているようで,楽しくなってきますね.
毎日,訪問すべきブログサイトがひとつ増えました.

でも,その分,掲示板にみんなが集まって議論する機会が減り,みんなのそれぞれの部屋(ブログ)に訪れて議論するのも面倒でもあり,掲示板でもっと多くの人の意見が聞きたいとも思います.

こうして考えると,やはり,ブログの普及って掲示板上の議論が衰退することに多少なりとも影響しているのですね.

伏龍 [URL]  ++.. 2006/05/25(木) 16:24 [3047]

 
ただいま、さいたま新都心から帰ってきました。魔法使いさん、伏龍さんに褒められたように感じますが、笑われているのかもしれませんが、コメントありがとう。早速の棚田再生事業への案内、行動が早いですね。考えさせてください。つったんさんのイチゴ畑も見学したいような・・・いずれこの話は高知杜ハヤの板でお話させて頂きたいと思います。

本題のスレと全く違った方向・・・と叱られそうですので。さて、本題の「定年後技術を生かすため」ですが、今日も以前出向していた某法人の総会がさいたま新都心の某公共施設で行われました。既に第二の職場から引退されている方も多く出席されていましたが、中には結構継続教育を続けている方も見受けられましたよ。現職からも若手技術者の育成を是非、お願いしたいとの強い要望も・・・冒頭の挨拶で、隋の煬帝の言葉「疾風に珪藻を知る」がありました。ご存知の方もお見えでしょうが、いずれ機会があったら紹介させていただきます。

師匠 [URL]  ++.. 2006/05/25(木) 23:57 [3048]

 
師匠、私の実家のイチゴ畑に触れていただきましたが、集約農業型(施設園芸)のイチゴ畑はとてもご紹介できるものではありません。
ここでは詳しく書くのは控えまして、師匠のブログにコメントを入れさせていただきました。
帰農(農とのふれ合い)、環境保全型農業、そして日曜農園作業師は定年を迎えなくてもできることを実践していきたいと考えています。

つったん [URL]  ++.. 2006/05/28(日) 06:14 [3049]





 無題 
いつも皆様の活発なご意見に大変勉強させていただいております。
私は最近構造物の設計に若干足を踏み入れ始めたまだまだ若輩者の技術者です。
今回は非常に疑問に思うことがありまして、このサイトなら答えを見つけ出せるのでは・・・と思い書き込みました。

内容については、ボックスカルバートの設計計算の方法です。
道路土工指針などによりますと、設計計算は
@ 頂版部支間中央に集中過重を載荷するケース
A 側壁へは車両重量を等分布過重に載荷するケース
の2ケースによって検証を実施することとなっております。

そこで疑問なのですが、どうして支間中央部だけでなく側壁上部へ集中過重を載荷したケースなどは検証しなくてもよいのでしょうか?
また、ボックス上部を車両が通行した直後は側壁へも輪過重が分布して集中過重として影響があると思いますが、なぜ等分布過重の検証のみでよいのでしょうか?
実際、任意過重として計算してみたら計算結果は満足しませんでした。
お書物通りの設計方法と言えばそれまでなのですがどうも満足できません。

色々と調べてはみましたが、答えが見つかりませんでした。
勉強不足で申し訳ございませんが、どなたか御教授いただけたら幸いです。
よろしくお願いします。

 
構造初心者  ++.. 2006/05/10(水) 07:43 [3018]

 
ものすごく(超)久しぶりにレスします。
私も構造に関しては初心者の分類に入る者ですが、理解している範囲でレスします。
構造初心者さんも指針等は読んでいると思いますが、まずはご自分の設計する断面についてモデル化することをお勧めします。そして、詳しくスレされていないので分からないのですが、鉛直の側壁に対して、鉛直荷重である輪荷重がどう集中荷重として影響するのか考えてみてください。
任意荷重として何を設定したのか、また、計算結果の何が満足しなかったのかが伝わってきません。
通常の側壁部の計算では、側壁の上下端の部材は頂版と底版からくる隅角部の断面力に支配されるので、側壁中央部に厳しい荷重を与えるために、静止土圧をかけているのだと認識しています。それに活荷重として10kN/uを載荷し、静止土圧を側圧係数として掛けて側壁に作用する荷重を増しているのではないでしょうか。この荷重から発生する側壁中央部の断面力は小さいので、条件を満足しないことは稀ではないかと思います。検討しているケースがわかりませんし、想像の範囲なので間違っているかも知れません。

私が直接したわけではないのですが、10年ほど前に、踏掛版を考慮した計算ケースについて、ボックスカルバートに対して厳しくなる8ケースのモデルを抽出して提案しました。しかし、構造を決めるに当たって、最終的にはその中の5ケースに落ち着きました。現行の指針では3ケースになっています。すべてを詰めるのが正しいわけではなく、外れない範囲で計算の合理性が示されているのではないでしょうか。

ここはいい掲示板なので、私なんかより詳しい人がレスしてくれると思います。

あと、「過重」は「荷重」の間違いですよ。試験では減点なので注意してくださいね。

Woo  ++.. 2006/05/16(火) 22:04 [3038]





 この掲示板の活性化を考えよう 
「すてはんだ文句あるか 」氏がせっかく指摘してくれたのですから、この掲示板の現状分析やら活性化策をブレーンライティングしたいと思います。ねぎさんやハングリーさん、その他の方、口火を切ってくれませんか?
 
魔法使い  ++.. 2006/04/28(金) 10:58 [2980]

 
まずは原因分析です。自分からはじめまっせ。
@他の掲示板やブログなど、ここから巣立ったものも含 め高度化、多様化したため、必要性が薄まった。
A以前に比べ人材の多様化が減少しており、面白味に欠 けてきた。
@ については、特にブログの爆発的な普及が大きかったと思います。ホームページは構築が結構面倒だったのですが、ブログは至極簡単です。
 インターネットの普及によって、技術士のブログが数多く立ち上がったので、ここに書き込む必要性がなくなり,ROM専門の人に移行したと言うことがあります。

個人のブログは当然ながら、自分の意見が書き込めます。しかしここでは、限定されたテーマでしか、書き込みがしにくい。悪意ある発言が乱入できる一方、多様な発言がしにくいと言う事情もありそうです。
 例えば、ちょっとお遊びしようとすると 「あんた、柄悪いよ・・・申し訳ないと思わないのか」とかいう、憂さ晴らし発言や、これに影響されて、書き込みを自己制限してしまうと言ったことが起きます。これと似たことは過去にも何十回と繰り返し行われてきました。そしてその都度反論がなされてきましたが、どこかで心の傷は残るものです。
 ブログでも同じ可能性はありますが、ブログは主催者の自己責任が完結できます。しかし、この掲示板は、心無い発言によって傷つくハートの救済が出来ていない。
 一言で言えば、そうした心のケアを自分でしてまで、ここに書き込む必然性が希薄になってきたと思います。

まずはここまで。

魔法使い」  ++.. 2006/04/28(金) 11:15 [2981]

 
久々の投稿となります。
当掲示板での「活性化」って何でしょう?
読者の広がり?
議論の白熱?
話題にたいする反応?

昨年から覗かせていただいていますが、常連さんたちの「戯言」ととらえてロムっている方がほとんどではないかと思いますがいかがでしょうか。そんな印象が感じられます。

以前は「技術士受験講座」の倫理観向上の場だと思って書き込みしたこともありましたが、そうでもなさそうです。また、議論というのは、互いの目を見ながら空気を感じながらするもので、単にこのようなツールでの議論というのはいささか・・・。当然、このカキコで議論する気もございません。

意見募集対し、率直な意見をもつ一人として。

ボヤッキー  ++.. 2006/04/28(金) 19:35 [2982]

 
>常連さんたちの「戯言」ととらえてロムっている方がほとんどではないかと思いますがいかがでしょうか。

どのスレのどのレスが「戯言」か,具体的に指摘してもらえませんか?

ねぎ  ++.. 2006/04/28(金) 20:22 [2983]

 
活性化策ですか。
この板の特徴としては、「考え方」や「捉え方」を意見交換する場でもあることだと思います。社会資本整備がどうのこうの、という意見は私には新鮮でした。
受験の最新情報ならともかく、いまさらそんなことは分かっているから、という人が増えたということでは?他にいくらでも情報がありますし。
私もここしばらく忙しい状態でROM専みたいなものでしたし、ブログの普及も影響あるかな。

実は、エコネットバンクの技術士掲示板を探していたのですが、どうにも見つかりません。あれって、なくなってしまったのでしょうかね。もともと、閑古鳥が鳴いていた掲示板ですけど。

ハングリー  ++.. 2006/04/28(金) 23:32 [2984]

 
その1サロン化について
建設一般と言えば白書は欠かせないのが技術士試験の現状ですが、白書とは異なった社会資本整備のあり方が今後は必要になります。例えば道州制を踏まえた社会資本整備のあり方は、今のところ国土交通省が正面切って書きにくいでしょう。しかし、道州制(広域的な行政単位と言い換えることもできます)は、今後の日本のあり方を考えると避けて通れない問題と考えています。

とすれば、白書に先駆け、広域的な行政単位を論じ、その観点から社会資本整備のあり方を、各技術士が論じることは、私に言わせれば技術士の当然の責務と思っています。なぜなら、今後の社会資本整備のあり方を決定的に変える大きな枠組みが変わることに対し、意見を述べ、世論を喚起することは、技術士の重要な役目と考えるからです。

 一言で言えば、白書は省益を乗り越えることが出来なかったり、タイムラグがあるので、ここでの議論は白書にさきがけることができると言うわけです。
 こうした議論の場をサロンと呼ぶなら、大いにサロン化を勧めたいと私は考えます。
 なぜなら、技術士受験対策に関するホームページやブログは、よそで充分育っています。この掲示板の次なる役目の一つは、多様な視点に立った、社会資本整備に関する情報発信ではないかと思います。
 ただ、こうしたあり方に関する準備ができていなかったり、心構えがないため、そうした議論が出来ない、と言う場合もあろうかと思います。

 そこをこの掲示板でお互いに吸収しながら、訓練していくこともできるでしょう。その意味では、ここは技術士のCPDの場にもなりうるのではありませんか。この掲示板の管理者である杜ハヤの面々を含めて、議論したいテーマと考えています。

魔法使い」  ++.. 2006/04/30(日) 19:56 [2987]

 
>どのスレのどのレスが「戯言」か,具体的に指摘してもらえませんか?

そういうレスが常連以外をROM専に追いやるのです。

社会資本整備とか大層な事を言う割には、客観的根拠に欠ける独りよがりな意見ばかり。
政治が絡むと、時代遅れの偏狭なナショナリズムを一方的に押し付ける。
発言には責任を持たない。

こういう人が幅を利かせている掲示板だから、本当に実力のある人は相手にしなくなっているのですよ。それが理解できないのでしょうか。ヤレヤレ

オズワルド  ++.. 2006/04/30(日) 23:27 [2988]

 
ちょっと教えてください。

>常連以外をROM専に追いやるのです
ROM専にならずにどんな内容だろうがレスをすれば常連の仲間入りができるというとこですか

>発言には責任を持たない
掲示板の発言にどうやって責任を持つことができるのか

>実力のある人は相手にしなくなっているのですよ
相手をしているアナタは実力がないということですか

水掛論も暇つぶしにはなりますね。

常連になりたい  ++.. 2006/05/01(月) 09:34 [2989]

 
どんなものでも栄枯衰退はあるものです.
特にネット社会は進歩が著しいために
それだけのスピードについていけないと
必然的に衰退もするのでしょう.

そこで,この掲示板を再び活性化させるには.

私の意見ですが,「この掲示板」では難しいと思います.
「新しい掲示板」ならば,話は別ですが...

理由:
掲示板というスタイルは通り道ではない.
この部屋への入り口が1つしかないのです.(極論ですよ)
一方,現在,急速に普及しているブログはトラックバックなどの機能により,ブログという部屋への入り口は無限です.その分,通り道がたくさんあるので,多くの人の目に触れますよね.
つまり,どんなに中身の濃い議論をこの掲示板でしてもより多くの人の目に触れなければ発展しないのです.

地域経済も同じですよ.
魔法使いさん,道州制にしても衰退する地域を認知しなくては進まないはずでは?
小さな街でも,今まではそれなりの通行量があったために何とかやってこれた.しかし,高速道路が整備され,街の中の通行量が激減してしまうと,その街の経済はどうなりますか? もちろん,掲示板はココで言う街です.

効率的な地域連携の視点でもそうですね.効率的でないと判断される地域では,連携してもらえません.やはりこのような地域も衰退の一途を辿ります.

活気のある掲示板とするには,前途多難に思います.

伏龍 [URL]  ++.. 2006/05/01(月) 12:46 [2990]

 
伏龍さんへ
なるほど、なるほど
そうすると簡単に言えば、トラックバック機能を確保するため、ブロブに変更するのが、箱物整備として、必要だということですか?そうした場合、何か問題がありますか?
ブログにした場合、だれが、記事を書くか?単独か、複数か。
複数でしょうね。
とすると、構成メンバーはどうするのか?

執筆者の構成は2種類ですか。
第1案は管理者である杜ハヤの構成員
 これは希望者に杜ハヤ会員を強制することになるので ボツかな。
第2案は記事を書きたい人は、登録制として、メール登  録は必要条件とする。
 これなら、記事にたいし、責任がいやでも発生することになる。基本的に登録すれば記事は書ける訳だし・・・。誹謗中傷記事にも、記事の責任へのプレッシャーがメールの登録で働くことになる。
老婆心=あくまで仮想議論であることをお忘れ無く

魔法使い  ++.. 2006/05/01(月) 18:44 [2991]

 
> 社会資本整備とか大層な事を言う割には、客観的根拠に欠ける独りよがりな意見ばかり。
> 政治が絡むと、時代遅れの偏狭なナショナリズムを一方的に押し付ける。
> 発言には責任を持たない。

 同感です。
 相手の言うことには聞く耳をもたず、責任を問われると茶化して逃げる人の集まりにしか見えない。
 

B作  ++.. 2006/05/01(月) 18:50 [2992]

 
「新しい掲示板」ならば,話は別ですが...抜粋ここまで
 新しいスタイルの掲示板って?どんなスタイルなのか、素人にわかるように教えてください。

魔法使い  ++.. 2006/05/01(月) 19:19 [2993]

 
さすがに,ツッコミが早いですね.
2〜3手先まで用意した上で,書き込まないと
魔法使いさんに提案を求められてしまいます.

さて,
「新しい掲示板」
についてですが,
私がイメージしているものは,
掲示板と言う分類に入らないものかもしれません.

グループウェア的なもので,
会員登録した人達だけのサイトになります.
「mixi」なんかが面白いのかも.
詳細は,この単語「mixi」を検索してください.

ただ,この場合だと,
魔法使いさんの第2案を満足することになるのですが,不特定多数の人への情報発信ではないので,
新規の会員を発掘しにくくなります.

主にブログとした場合,
基本的に主体は管理者となりますが,
数年前のこの掲示板のように,
どんどん話が派生したり
複数の話題が収束したりとか
話の発展が表面上分かりにくいですよね.
あくまでもあるテーマのコメント内で議論ですから.

あげ足取りのような非難は,すみませんが対応しかねます.なんせ一人前ではないので.
その代わり,非難以外の話には聞く耳を持ちたいと思っています.
賛同もありがたいですし,指摘もありがたいです.
責任を問われたから逃げました.その後,2度と出没しないかHNを変えて出てくるかというスタイルよりも
めげることなく堂々と話題提供する人にはスゴイなと感じます.
あとは,情報の取捨選択が必要ですが,この点については各個人次第ですよね.
自分に必要な話題も
興味のない話も
わざわざ茶化しにきた話も
みんな取捨選択は各個人にゆだねられています.
それがネット社会だと思っています.

伏龍 [URL]  ++.. 2006/05/02(火) 08:39 [2995]

 
この掲示板でしかできないような題材があるとすれば、以下のようなものかな。
・技術者が直面する課題等
・省庁の政策に関する意見等
・パブコメ募集に対する意見等
こういったことを議論、意見交換する場が他にないように感じています。

なるほど、伏龍さん、勉強になります。

ハングリー  ++.. 2006/05/02(火) 09:20 [2997]

 
以下は「こうなったらいいな」程度の願望です。
杜ハヤ色がいまより薄まればいいな。具体的には,掲示板の呼び名を替えて貰えれば嬉しい。ついでに背景のハヤブサを消して貰えると最高。
杜ハヤの掲示板であることを意識しなければならないことに少し抵抗があるんです。どういう抵抗かというと,
「よその家に勝手に上がり込んで好き勝手なことをやっている」ようなきまりの悪さです。これを時々感じます。
杜ハヤの皆さんは仲間でしょ。お互い知り尽くした仲です。そんな和気あいあいの集まりの中に,のこのこ入っていくのは気まずいのですよ。
はた目には言いたい放題のように見えるかもしれませんが,けっこう気兼ねをしながら書いているんです,これでも。

ねぎ  ++.. 2006/05/02(火) 18:04 [3002]

 
>どのスレのどのレスが「戯言」か,具体的に指摘してもらえませんか?

”ねぎ”さんとやら、あなたの発言すべてです。

金曜の私の発言から、既に800以上ものアクセスがあるにも関わらず、どのような「活性化」をめざしているのか理解できません。ツールの問題だったのでしょうか。

本当にみんな、このサイトから遠ざかっていってしまいますよ。私はこれで最後にさせていただきます。







ボヤッキー  ++.. 2006/05/02(火) 19:07 [3003]

 
ボヤッキーさん,どうしたのですか。何をそんなにおこってるの?
私は,佐口さんが運営されていた頃の,APECさんも,魔法使いさんも,ハングリーさんも,つったんさんも,みんな対等に議論できたころを懐かしがっているだけです。
あのころは,杜ハヤに批判的な人も多かったのですよ。魔法使いさんがこの掲示板で杜ハヤ会員を募集すると大ブーイングが起こったりしたものです。
でも今は杜ハヤが運営しているので杜ハヤを批判しにくいし,杜ハヤに批判的な人は来にくいでしょ?
杜ハヤカラーを薄くすれば,そういう人も気軽に来ることができて,杜ハヤに批判的な内容でも気楽に書けるんじゃないかと思ったんですがね。
佐口さんご自身が提案されて杜ハヤへの譲渡が成立したのだから部外者がとやかく言う筋合いではないのを承知の上で,掲示板の雰囲気がモノトーンになるとつまらないなと思って書いたんですが,気に障りました?

ねぎ  ++.. 2006/05/02(火) 19:59 [3004]

 
>第1案は管理者である杜ハヤの構成員
>第2案は記事を書きたい人は、登録制として、メール登録は必要条件とする。

魔法使いさん,上の二つの案には反対。これじゃ,同じような考えの人ばかり集まるよ。多様性を尊重する魔法使いさんらしくないな。

サロン化には賛成。面白い考えだと思います。

ねぎ  ++.. 2006/05/02(火) 21:40 [3005]

 
私がこの掲示板でイメージしているのは、マーケット(市場)です。市場は日常生活に必要な様々な品物を扱うだけでなく、笑いを誘う大道芸やら、言論集会やら、仕事に役立つ道具だとか、お茶を飲ましてくれる庵(サロン)とか、そんな様々な市が建っている。それらの小屋は、話題が終われば撤去されるテント小屋(=掲示板の板)ですね。
 そうなるために、杜ハヤ色が邪魔なら、払拭すればいいだけのことです。
 まあ、杜ハヤは和気あいあいというより、空気のようなと言って悪ければ、ほとんど存在すら感じられないのが、メンバーの一員としての印象です。(戯言=杜ハヤ高知は別ですね。こっちは和気アイアイです。関西杜ハヤは、熱気ムンムン、カンカンガクガク??でっせ。笑笑笑)
 

魔法使い」  ++.. 2006/05/03(水) 09:31 [3007]





 雑感 
M上ファンドは結局、ぼけっとした会社をターゲットにして金儲けするのが目的だったことが露呈した。
会社を改革するのが目的であるかのような一見まともそうな、しかし会社が絶対飲まないであろう改革ダミー案作成し、会社に音をあげさせ、どこかに泣きつかせて自社の保有株を高値で買わせるという当初の目的通りのシナリオになったと考えられる。
株式会社制度の穴をついた行為と言える。
無論このツケは何らかの形で利用者に跳ね返ってくるであろうから、明らかな反社会的行為である。
会社とはそもそも何らかの社会貢献をするための理念があって起こし、発展させるものであり、金儲けのためのツールではない。
なぜこのようなことがまかり通るのか。
たかられる会社が悪いのか?
ひところフールプルーフについての議論がここであったが、会社についてもそのような仕組みは必要なのではないか。
まじめに仕事している会社が仕事に打ち込んでる間に制度の虚を突かれるような格好で被害にあうのは見ていてむなしいものがある。
ぼけっとしているやつが悪いのか?
ずるがしこいやつが勝つのが正なのか?
まじめにやるしか能がない人間がぼけとしているほうが悪いと言われる世の中はおかしい。
負け組ゼロの社会を、とか言ってる人が国会議員になるみたいですね。少し救われる気がします。

 
FAヒラリーマン  ++.. 2006/04/23(日) 23:21 [2962]

 
先進国や産油国には使い道のないマネーが、全世界の国家予算を上回って存在していたと思います。数値がわかる人は教えてください。
 この投機資金は使う人の考え方で、法令順守の範囲内で使われます。村上資金と呼ばれるお金は、グレーゾーンで運用されていると推測します。
 ただ、株式市場は株の買占めをもともと許容しているという、自己矛盾を抱えています。
 株式の公開以外の資金調達の場が出来ていけば、こうした問題は防げます。
 ただし、銀行に借りるというと、これが後門の狼にならないとは限らないのが、難点です。
 財務運営の徹底した公開による、市民ファンドあたりが台頭してくることを期待します。「特定非営利活動法人エンジェルジャパン」とでも言う組織で、第三者として、企業内容を評価公表し、リスクを低減できれば、定着するのではないでしょうか?

魔法使い」  ++.. 2006/04/29(土) 11:40 [2986]





 企業内技術士のストレス 
つい先日、別組織に異動になりました。とはいっても、勤務地は変わりません(隣のビルに移動しただけ)。
上司も変わり、仕事内容も結構変わる雰囲気です。周りの人員も変わり、なんと隣の席には外人が(そういえばこの会社には外人が2人いたんだった)。英検4級の私には正直キツイ・・・。

いままでは部屋の隅っこに机があったので、気楽なサラリーマン人生を送ってきたのだが、今はフロアのほぼ中央に位置しているため、得意の大アクビもできない。斜め前には取締役も居るし。
ああ〜、ストレスが溜まって痩せそう・・・

とまあ、近況報告でした。企業内技術士のみなさま、この春に何かこういった事件?はございましたか?

 
ハングリー  ++.. 2006/04/25(火) 23:27 [2968]

 
ひさしぶりですね。
外人の同僚ですか。
外人といっても地球人と思います。
うちの幹部は、地球外生命体です。(地球外生命体が頭に住み着き、日本国憲法とか、労働基準法とかが理解できない)
部下は、どう見ても、アンドロメタ第5惑星から来たとしか思えないような人もいます。

雑魚  ++.. 2006/04/26(水) 13:01 [2969]

 
雑魚さん、お久しぶりです。

いきなり学術論文(もちろん日本文ですよ)を見せられ、「今後この分野でどうしていくべきか君の考えは?」と言われたんですよ。
で、正直に「この分野では、本来どのように社会貢献につなげていくことが可能なのか。」と逆質したんです。
そうしたら、「・・・・」。No reply.
それで、「人に意見を問うときは、前提条件を明確にした上でしてくださいね。」と言ったわけです。

それ以降、私に話しかけてきません。アンタ、何のために技術者やっているの?と言いたいところですが、外国語でまくしたてられても嫌なので、私もそれ以上突っ込みません。
う〜ん、対話による国際関係の円滑化が望まれるのに、これは悪化するかも。

それにしても、真帆さんと根木さんのバトルは相変わらずですねえ。吊ったんさんも困るでしょうに。

ハングリー  ++.. 2006/04/26(水) 23:16 [2970]

 
ハングリーさん,おはようございます.

なかなかキツイ逆質ですね.(笑)
もう少し,ブレーンストーンミングとして
会話を盛り上げた後,締めの一言として
止どめを刺しても良かったのでは?
その方が国際関係の円滑化になったと思いますよ.

ただ,英検3級の私も外国語でまくし立てられたくないので,早めに止どめの一言を出したと思いますが(笑)

さてさて,組織異動については特段大きな変化はありませんでしたが,
基本給のベースアップはありませんでした.
厳しい業界事情とはいえ,社内初の生え抜き技術士となったことが少しは(本音ではかなり)期待していたのですが...
なんだか,社内初の生え抜き技術士誕生をお祭り騒ぎしていた会社の姿を思い出すとしらけてしまいます.

その意味で,うちの上層部は地球外生命体ではなく,クロマニオン人かも知れません...

白熱バトルについて,
満腹となった腹八分のお腹で割入って,
二人の仲裁してみてはいかがでしょう?


伏龍 [URL]  ++.. 2006/04/27(木) 08:29 [2971]

 
伏龍さん、おはよ〜。
そういえば、私のところは昇給がちょっぴりありました。
組織改革の手始めは、個々の意識改革です。組織をいきなり変えようとしてもうまくいきません。個をターゲットに変えていくのです。組織なんて、しょせんは個の集まりに過ぎません。

環境アセスメント協会からの書類やメールの窓口が私になります。今までは他の人だったのですがその人が辞職したものですから。
他の掲示板へのSC30さんのカキコを参考にしながら、アセスメント士の取得を考えていくこととしたいと思います。

それと、最近は少しデブってきたみたいなので、腹六分程度に抑えています。これもストレスの原因かも。あのお二人の仲裁?冗談じゃありません。大やけどするだけです。

ハングリー  ++.. 2006/04/27(木) 08:52 [2972]

 
大丈夫、ダイジョウブ、でも、中には入るのも悪くないけど無理ですねえ。
こんなおしゃべりが出来る掲示板になるといいですが、難しいなあ・・・。

魔法使い  ++.. 2006/04/27(木) 20:51 [2973]

 
ん??そうですか??。
「あのお二人の仲裁?冗談じゃありません。大やけどするだけです。」ですって??

最近は大人になりましたよ。文句あるかと言われて、あの回答ですよ。一昔前なら・・・


魔法使い」  ++.. 2006/04/27(木) 21:04 [2975]

 
確かに、一昔前の遺伝子4倍体さんなら、それこそ高速増殖炉か核弾頭か、の世界でしたね。

お二人の仲裁ができるのは、ganさんくらいしか居ませんよ。笑。

ハングリー  ++.. 2006/04/27(木) 23:03 [2976]

 
かみ合っていませんね相変わらず。
根木氏も困ってるんじゃないかな。
ほんとは真帆氏VS根木氏なのに,真帆氏VSすてはん氏,のように勘違いしている。
しっかりしてくださいよ真帆さん。
いがみあってもいないのにそのように思われるのは嫌じゃない。

ところで,遺伝子4倍体って何です?

ねぎ  ++.. 2006/04/28(金) 06:23 [2977]

 
真帆さんはときどき、「四つ身の術」を使っていたことがありました。一昔前のことですが。それを私が勝手に、「まるで遺伝子4倍体だ〜」と評価したわけです。
ご本人はこのように表現されてしまったことを、をお喜びなのか、お悲しみなのか、私には分かりかねます。
根木さんは、かつて遺伝子2倍体になられてました。
私は、途中で遺伝子配列が変わりましたが基本的に1倍体です。

ハングリー  ++.. 2006/04/28(金) 08:30 [2978]

 
零細企業の半分企業内技術士としては、受注をどうやって確保するか?照査効率を向上させるには?など相も変らぬ毎日が続いております。

追伸、そうじゃないのよねぎさん。笑。
誤解などしていませんよ。「すて○」氏と私の間を取り持ってくれなんて、何で私が頼んだりすると思うの??気持ちワリーッ。

それとも私をからかっているのかねえ。イケズヤねー。^o^

魔法使い」  ++.. 2006/04/28(金) 10:49 [2979]