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 こんにちは。初めて参加します。 
アサ永と申します。
線形系がどのように非線形系と相関しているか考えてます。

学会の標準は、どのようになっているのでしょうか?

 
アサ永振一郎 [URL]  ++.. 2007/12/24(月) 11:05 [4042]





 魔法使いの庵(地球環境問題愚考) 
この抜粋は1982の板から、私の書き込んだものを抜粋したものです。
自分の庵でこの問題を自問自答するきっかけにしてみようと思ったからです。
 というのも、ここ数年、1枚の掲示板の中で議論するのがうっとうしくなってきており、最近は板を立ち上げる場合、庵をむすんで独白するというつもりで書き込んでいます。
 といいながら、他人の板に書き込みをするという無粋な庵者ですが、反省するところもあり、3969と3982における私の発言を削除し、こちらに掲載することにしました。
 庵をむすぶことはhttp://morihaya.net/ において以下のように認定されています。
『ようこそ杜ハヤへ  技術の杜に庵を組むか、ハヤブサとなって天を翔けるか、技術者のヒナを育てるか、ここには技術者としてのあなたの夢が、ゆっくりと、はぐくまれています。』

 私(魔法使い)の発言に関する抜粋だけとなるので、論旨の把握が大変掴みづらくなりますが、ご容赦ください。




 
魔法使い  ++.. 2007/12/22(土) 09:26 [4001]

 
○×さんが書き込んだ3973からの抜粋
CO2削減は、政治であり、ビジネスです。研究者にとっては振れば研究費が空から降ってくる打出の小槌です。丸紅はこんなこと(↓)をやろうとしています。商社と中国は儲かります。日本は損をします。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0817&f=enterprise_0817_001.shtml
(中国情報局NEWS)

次に(中国情報局NEWS)からの抜粋
なお、中国側がこの事業で得る利益の大半は、中国政府を通じて中国国内における環境改善事業などに還元される予定だ。
抜粋おわり
地球温暖化CO2主因説が壮大な嘘だったとしても、環境改善事業にまわされるというなら、○×さんが主張する生態系の回復にも還元されるのではないかと、単純に考えるのですが、いかがですか。
 必要なのは環境改善事業に回されずに終わることがないような、仕組みを作ればいいだけのことのように思いますが、間違っていますか??
誰が考え出したかわかりませんが、地球環境保全は必要である→しかし、資金がない→環境の経済化が必要→人為によるCO2主因温暖化説の提唱→クリーンメカニズムの採用→資金の獲得→地球生態系を含む地球環境の改善→低開発国や発展途上国の貧困撲滅。
 中々よく出来たシナリオではありませんか。ペテンにかけようという意図があったかどうかわかりませんが、地球環境の保全と生物多様性保護がこれで実現でき、なおかつ、低開発国の貧困撲滅に役立つなら、壮大なフェアートレードですなあ。笑。
   魔法使い ++.. 2007/12/13(木) 04:24 [3977]


魔法使い  ++.. 2007/12/22(土) 09:28 [4002]

 
クリーンメカニズムの対象となるHCFC22は
a) 2000年から2004年末までに最低3年間稼動していた施設で、その5年のうちの直近の3年における最大年間生産量を超えたHCFC22生産量を指す
b) 2000年から2004年末までに3年未満しか稼動していない施設から製造されるHCFC22の総生産量を指す
ということらしいですね。
三菱商事と新日鉄もこの範囲で事業活動を行うのであれば、後ろ暗いマッチポンプ行為ではないのですし、すでにそうしたマッチポンプ行為に対する規制に向けた動きがあるようですから、大きな問題にはならないのではないでしょうか。
上記a)b)の情報は
http://gec.jp/gec/JP/Activities/cdm/copmop/hfc23.pdf
   魔法使い ++.. 2007/12/14(金) 03:45 [3979]

続き
槌田、吉村両氏の記事を読みましたが、私は吉村氏に軍配を上げますね。
吉村氏は槌田氏他の議論に丁寧に反論しています。いちいち最もだと思います。その上で、最後にこんなことも書き添えています。
抜粋はじめ
気候変動対策を実施することは、大気汚染対策や貧困解消にも貢献する(例:石炭や動物の排泄物を燃料としている無電化地域の再生可能エネルギーによる電化)
抜粋おわり
 まさに『地球環境保全は必要である→しかし、資金がない→環境の経済化が必要→人為によるCO2主因温暖化説の提唱→クリーンメカニズムの採用→資金の獲得→地球生態系を含む地球環境の改善→低開発国や発展途上国の貧困撲滅。』に通じる考えであり、我が意を得たりと思っています。
   魔法使い ++.. 2007/12/14(金) 05:04 [3980]


魔法使い  ++.. 2007/12/22(土) 09:29 [4003]

 
資金を捻出するには長い時間がかかり、儲かる保証がないとして、中国という国の環境問題をどのように解決していくのか、○×さんの意見をお伺いしたいものです。
先進国以外の、人口の多い国が急速に工業化を進めると、CO2だけでなく窒素酸化物をはじめとする大気汚染、水質汚染、土壌汚染が広がります。
 先進国以外の国が持続可能な経済発展を続けながら、環境問題にそこそこ対応していく資金はどこから捻出するのですか?先進国の資金援助ですか?それとも、当事者の自助努力ですか。
1)中国はすでに発展途上国とは認められないので自助努力をさせる。
2)BURICSも同様の自助努力を行わせる。
3)その他の発展途上国には資金援助を行う
4)最貧国には飢餓と貧困撲滅の先進国プロジェクトを行う
ところで、最大のCO2排出国であるアメリカ問題は○×さんから見て、どのように対処して言ったらいいのでしょうか?
    魔法使い ++.. 2007/12/16(日) 19:11 [3983]

久しぶりのニアミスですねえ。編集してみると○×さんの書き込みが・・・
1)〜4)+アメリカについてお答えください。
    魔法使い ++.. 2007/12/16(日) 19:32 [3985]


魔法使い  ++.. 2007/12/22(土) 09:30 [4004]

 
○×さんは、人為による地球温暖化の可能性は90%、自然現象による温暖化の可能性は10%と言う前提のもとに、10%の論点に立って書き込んでいると思っていました。
(どうもそうではないらしいというのが現在の感想です。)
 そこで、もう一度質問ですが3970のグラフは人為によるCO2増加を加味したグラフなのですか?私が読んだ資料では、このグラフは自然現象によるCO2増加グラフとあります。人為が加味されていないのなら、温度上昇が先行し、その結果、海洋中のCO2が大気に放出されるのだから、自明の理であり、人為による温暖化を否定できる資料にはなりません。
このグラフは○×さんにとって、どんな意味があるのか、どう受け取っているのか、教えて下さい。

 CO2は大した問題ではないとのことですが、
1)他の温暖化物質、例えばメタンとか、フロン代替物質とか、が地球温暖化に大きな影響を与えているという考えが陰に隠れているのか。
2)上記の影響を含めて、人為による温暖化は大した問題ではなく、自然現象(太陽黒点増加)による温暖化である。
と考えているのか、確認したいのですがいかがですか??
    魔法使い ++.. 2007/12/18(火) 09:51 [3987]


魔法使い  ++.. 2007/12/22(土) 09:31 [4005]

 
私は技術屋のハシクレですが、専門外の数値のことに関しては専門家の大勢に従います。
90%と10%は人為による温暖化の確立という記事を読んだ記憶がどこかにあったから書いたのですが、出所を示せとおっしゃるなら探してみます。ペコ。
斜め読みする奴もいれば、とことん真剣に読む人もいます。思いつきをしゃべる奴もいれば、ジックリ考える人もいます。ペコペコ
深く考える能力が私にあるかどうかは別にして、この問題に関しては現在の所、深く考える材料の整理が、私にはできておりませせん。ペコペコペコ
 そこで、こんなふうに、○×さんに逆質問やらいい加減な質問や、読み飛ばし質問を繰り返しながら、深読みする準備をしています。ペコペコペコペコ
○×さんには迷惑な話でしょうが、正直、よくわからないことに関しては、情報を収集しながら整理させて頂きたいのです。ペコペコペコペコペコ
 思いつきを許容してブレーンストーミング(と呼べるかどうか??)させて下さい。板を立ち上げたのが運の尽きと観念してくださいな。ペコペコペコペコペコペコ。

コピーここから>そこで、もう一度質問ですが3970のグラフは人為によるCO2増加を加味したグラフなのですか?
これについても、もう少しよく考えて質問してください。コピーここまで
とのことですが、本当によくわからないから聞いているのです。ペコペコペコペコペコペコペコ。
気象学者の言っていることは私にとっても本当のところがよくわからないのです。ただ槌田氏の主張しているところは我田引水というか針小棒大というか、そんなところを感じるのでとりあえず、疑問を並べてみただけです。どの当たりに針小棒大を感じるか書き込めとおっしゃるなら、ない知恵絞って書き込みますが・・・。
ペコペコペコペコペコペコペコペコ・・・・・・・。
魔法使い ++.. 2007/12/19(水) 09:25 [3990]


魔法使い  ++.. 2007/12/22(土) 09:32 [4006]

 
追伸:確立に関する記事を見つけました。
http://www.ohmynews.co.jp/news/20070410/5076
抜粋ここから
20世紀半ば以降に観測された全球平均気温の上昇は、人為的な温室効果ガス増加による可能性がかなり高い(90パーセント以上)。抜粋ここまで
以上とありますね。90%10%と断定されたわけではありませんでした。
こっちの資料(独立行政法人海洋研究開発機構)ではこんなことを言っています。http://www.jamstec.go.jp/jamstec-j/PR/0603/0301/
抜粋ここから
 複数の種類の観測データによる推定を総合した気候感度の推定値の幅として、90%の信頼水準(注3)で1.8℃−4.5℃、70%の信頼水準で2.2℃−3.9℃を得た(図1赤)。特に、これまでの研究では否定することのできなかった、気候感度が4.5℃よりも高い可能性を、90%という高い信頼性で否定することに成功した。抜粋ここまで。
専門家はこう考えている人が多いように思います。IPCCのメンバーで人為的CO2が原因であると考えている専門家の確立は何%なのでしょうか、調べてみます。
私は専門家ではないので専門家である彼らの意見に従うと言うのが基本的スタンスです。
    魔法使い ++.. 2007/12/19(水) 09:49 [3991]

魔法使い  ++.. 2007/12/22(土) 09:33 [4007]

 
記事3975の○×さん・・からの抜粋始め:
地球温暖化のシミュレーション予測も、だいたい似たようなものです(たぶん)。
どこが似ているかというと、過去や現在のデータから未来を外挿している点です。
内挿はよいけれど外挿はいけません。数値解析では常識です。
抜粋終わり
 私(魔法使い)には人為によるCO2増加データのどこが外挿なのか、さっぱり、わかりません。外挿か内挿かがはっきりするのは結果が収束してからしかわからない、つまり、地球の温暖化が人類の技術では止めようがなくなるか、単なる杞憂なのか、結果が出てからしか結論できないのではないでしょうか?
Wikipediaによるとインフルエンザの例を挙げて説明がなされていますが、新しい病気の死亡率について例に挙げています。猛威を振るっている最中の死亡率がそのまま続けば人類は絶滅です。やがて新しい病気が免疫などで収束に向かうことによって、統計が始めて外挿であったことがわかります。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E6%8C%BF
しかし、人為によるCO2の増加は収束どころか現在の所拡大するばかりです。このデータ処理のどこが外挿なのか、頭が悪い上に、根性が曲がっている私には理解不能です。
 なぜ外挿とわかるのか、根拠を示して頂ければ幸いです。槌田氏の意見がその根拠だというなら、私(魔法使い)なりに異論を立ててみたいと思います。
    魔法使い ++.. 2007/12/19(水) 11:29 [3992]


魔法使い  ++.. 2007/12/22(土) 09:34 [4008]

 
○×さんと私(魔法使い)という形でなく、○×さんと誰かという形になると多分議論になるのではないでしょうかねえ。
 私(魔法使い)は何せ数学といわれると「小説:博士の愛した数式(余談:この本も良かったけど、映画も良かったですねえ、寺尾あきらも吉岡君も良かった。泣いちゃいました)」といった類には反応できますが、外挿とか内挿とかいわれても、なに、それ!!ってなわけで、ネット検索する始末です。
 この議論!!俺が買った!!という御仁が出てきてくれるとありがたいのだけれど、一心太助はいませんかねえ・・・。一心太助が出てこなければ、○×さんが最期に締めてもらって、とりあえずお開きということで、いかがでしょうか。
 ああ、そうか、まだ、中国の越境公害の問題がありますね。忘れていました。これこそ、このスレッドの本題ですね。
    魔法使い ++.. 2007/12/20(木) 16:02 [3994]


魔法使い  ++.. 2007/12/22(土) 09:36 [4009]

 
耄碌と書かずにもうろくと書いて、私の言語力を補っていただき感謝いたします。お返しといってはなんですが、私の年代では「○×さんの首をシメル場合は、「絞める」と書きます。○×さんの年代では首を締めると書くのですか。
ちなみに、宴会などで、「ナカジメ」といったりしますが、私の古い広辞苑でナカジメを調べると「中締め」=「中程を締めくくること、」とあります。
○×さんはどんな風にシメたかったのかな??
 しかし、いつもながら、最期にこうした○×さんのセリフを聞かねばならないとは、なんともハヤ、残念なことではあります。
私がこの板で言いたかったことは、「地球温暖化議論のどちらの立場の人たちも、完全な気候モデルを持っているわけではない」ということです。気候は海流、エルニーニョ、ラニーニャ、太陽黒点CO2その他、様々な要素が複雑に絡み合って、○×さんが、言うところの複雑系の現象なのだという風に理解しております。
 ですから、「何度も言っているでしょう。CO2はたいした問題じゃないって」といわれると、○×さんの示した資料は完全な気候モデルを証明する資料なのかという、根拠が知りたくなるというわけです。
 私としては、「部分の積み重ねだけでは、全体系を把握できない」ということが言いたかったのですが、「群盲、象をなでる」の類の書き込みにしかならなかったことを、残念に思います。
 私の感覚では以下のブログ運営者が述べている見解に賛成です。
http://blogs.yahoo.co.jp/swnfm245/44760513.html

魔法使い  ++.. 2007/12/22(土) 09:56 [4010]

 
魔法使いさん、自問自答ならご自身のブログでやられたら如何ですか。掲示板は議論する場ですよ。

それから、

私のHNは「○×」ではありません。勝手に変えないでください。

ねぎ  ++.. 2007/12/22(土) 10:01 [4011]

 
掲示板の使い方については、異論があろうかとは存じますが、先にも書きましたように、私はここに庵をむすんでみました。
 技術の杜ハヤブサネットは庵をむすぶことを認めております。
 この庵に貴殿を含めて私以外の人が、書き込んではいけないといってはいません。現に貴殿は書き込みをしています。でしょ?
 ○×としたのは、私の記事の中においてのことです。貴殿の板の中で書き込んだ記事は私の自由であると考えます。
 
 掲示板の使い方について、議論されるのなら、ご自分で板を立ててください。

魔法使い  ++.. 2007/12/22(土) 10:26 [4014]





 21世紀型倫理を考える 
 実業に携わる経営者の倫理観が地に落ちているというより、今まで隠されてきた倫理なき経営が白日の下にさらされ始めています。
 実業道というものがあるかどうか知りませんが、実業の道も、ただ稼げばいい、あるいは法令を守りながら稼げばいいというだけでは、おぼつかなくなっています。
 そこで江戸時代、実業の道、分けても商人道について、理を立てた人物を探してみたところ、石田梅岩という人物に突き当たりました。
 石田梅岩は貞享2年9月15日(1685年10月12日) - 延享元年9月24日(1744年10月29日))の期間に生きた江戸の思想家だそうです。その特徴は商人の社会的立脚点を作ったところにあり、当時、身分制度で最下層に置かれていた商人の役割を明確化しました。
 商人が流通をもって利を稼ぐのは、武士が禄を食んで主家に身命を惜しまず仕えるのと同様である。お得意様のために誠意を尽くして、良い品物を適正な価格で斡旋することにあると主張し、その存在価値を与えました。「心は士に劣まじと思ふべし」とまで主張したようです。
 梅岩の主張はブログに譲るとし、こうした倫理観が生まれる背景には、江戸時代、日本が達成した勤勉革命が大きく作用しています。その頃ヨーロッパは産業革命によって生産革命の途上にありました。
 産業革命は資本集約労働節約型、つまり、ペスト、移民、等により、労働力が不足していたヨーロッパの社会の必要性から生まれてきた生産革命です。
 一方勤勉革命は資本節約労働集約型の生産革命です。例えば「結い」という制度は、わらぶき屋根を集団でふいたり、かんがい施設を総出で維持管理するといった習慣となって日本に定着しました。荒地を村全体で開墾するという取組みもそうでしょう。
 この勤勉革命の倫理である「誠実、勤勉、正直」という価値観は、戦前は富国強兵、戦後は経済中心主義の中に巧みに接木されました。例えば戦後、会社は「年功序列、終身雇用」というルールを設定し、一生懸命働けばいずれ報われるという価値観は、中間管理職から従業員に至るまで、その公平性を以って受け入れられました。
 このルールと倫理は右肩上がりの高度成長を続けていくには非常に都合のいい価値観でした。例えば技術立国、加工貿易、輸出礼賛という価値観に沿って、貿易黒字を拡大するという目標に従い、「誠実、勤勉、正直」にそれぞれの立場で働くことによって、所得は急増し、生活水準は向上しました。
 しかし、この「それぞれの立場」というのが問題でした。この枠組みを成立させていた社会構成はピラミッド型の組織構造を前提に考えられていました。頂点には社長がおり、取締役、部長、課長、係長、平社員という、ピラミッドを前提とし、この石段を1段ずつ「誠実、勤勉、正直」というルールに従って登っていくことにより、それなりの人生が全うできるという前提がありました。
 しかしこのピラミッドは団塊の世代を筆頭とする、高い教育を受けた世代の増加によって破壊されざるを得ませんでした。このピラミッド型組織では高い教育を受け、「誠実、勤勉、正直」というルールに沿って努力した学卒者に対し、数が多すぎてそれに見合うポストを用意することが出来ません。
 そのため、無任所課長とかラインを外れざるを得なかった人たちに、そんなポストを用意しましたが、報酬を引き下げることは出来ませんでした。このツケが企業のコストパフォーマンスを硬直化させバブル崩壊へと進んでいったことはご承知の通りです。
 さて、このバブル崩壊により「誠実、勤勉、正直」という労働集約資本節約型の倫理観はどうなったのでしょうか。会社はリストラクチャリングの名の基に余剰人員を整理しました。それは企業の再生にとって不可欠でしたが、その過程で、江戸以来300年以上続いてきた、勤勉革命という倫理観を失いました。
 「誠実、勤勉、正直」に生きれば報われる時が来るという考えに、トータルとして同意できるという、社会共通の価値観を失ったということ、これがバブル崩壊の最大の負の遺産ではないでしょうか。
 これから日本は人口減少に向かいます。そして、戦後60数年かけて集積した資産は民間で1400兆円に達するそうです。この資本集積と人口減少を踏まえると日本は今後どのような生産構造を持って生きていくのでしょうか。
 資本集積労働節約型は、労働集積資本節約型と異なり、その価値観の背景に合理性を持っています。簡単に言えば、ヨーロッパ型(資本集積労働節約型)=合理性=個人の確立、に対し日本型(労働集積資本節約型)=協調型=集団思考という対比になります。
 しかし先に述べたように集団思考協調型の倫理観はそのままでは機能しません。組織に対し「誠実、勤勉、正直」であることが、必ずしも幸福につながらないことを学習してしまったからです。
 しかし、組織は1つではありません。1つの組織、例えば、今いる会社に対し盲目的に「誠実、勤勉、正直」であることは、幸せにはつながりませんが、複数の組織に所属し複眼的倫理観によって「誠実、勤勉、正直」であることは可能なのではないでしょうか。
 会社、地域、家庭、更には考えを同じくするNPO、など、高度成長期から現在まで、多様な組織がピラミッド型でなく、横並びに存在するようになりました。
 こうした多様な組織に所属しフラットな眼で眺めた時、「誠実、正直」とは何か、それは誰に対してなのか、そしてそれは勤勉という形で継続的に取り組む価値があるのか、そんな複眼的思考が必要とされる時代が訪れた。
 そしてそうした複眼思考を通じて合理性や妥当性を学び、集団の中における個人のあり方を学んでいく必要があるのではないかと、そんな風に考える今日この頃です。

 
魔法使い  ++.. 2007/12/01(土) 21:00 [3967]

 
日本の製造業を3つのタイプに分類してみました。
1)1品生産 2)大量生産 3)併用型 です。
このうち私は1)に着目しています。今年の12月17日もある集まりで、こんな話を伺いました。
 その会社は機械メーカーで、各企業の技術開発のうち、機械部分を専門に請け負い、開発を行うことを専門にしています。従って大量生産ではなく、1品生産もしくは併用型です。
 そこでは新入社員に限って言うと、この27年間、一人の退職者も出ていないとのことでした。その社長は「仕事が面白いんでしょうね」と言っていました。組織が知恵を出し合って技術開発に挑戦する中で、後輩は先輩のすごさを実感し、先輩は後輩に技術を伝承すると共に、後輩の新しい発想に新たな驚きをもって受け入れます。
 こうした関係は「誠実、正直、勤勉」という価値観と容易に結びつきます。今後、国内の人口減少と、あらゆる地域と競争(グローバリズム)が進む中で、日本の製造業が勝ち残っていくみちがここにあると思われます。
 こうした企業に勤める技術者はいわゆるブルーカラーではなく、科学理論を生かす能力を持った、テクノロジストです。こうしたテクノロジストを雇用している組織こそ、21世紀の日本を支え、発展させていく企業です。

魔法使い  ++.. 2007/12/18(火) 10:16 [3988]





 地球温暖化−CO2主因説を疑う 
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グラフは、札幌、青森、長野、広島、熊本、那覇、の年平均気温の推移です。
気象庁のデータを使ってまとめました。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php(気象庁|過去の気象データ検索)

グラフ横軸の右端は、今年(2007年)の記録です。2007年は11月までのデータしかありませんが、12月の気温は平年並みと仮定して算出しています。
これらのグラフから読みとれる特徴は、札幌以外の観測点では、ほぼ横ばいで推移していた年平均気温が、1980年を境に上昇に転じているという事実です。
この引き金を引いたのは何でしょうか?本当にCO2が主因でしょうか?

 
ねぎ  ++.. 2007/12/07(金) 20:41 [3969]

 
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グラフは、気温の変化と二酸化炭素の濃度の変化の関係を示したものです。
グラフから、「CO2濃度の変化が気温の変化に1〜1.5年遅れている」ことが解ります。
これは、気温が原因でCO2濃度は結果であることを意味します。

海水には膨大な量のCO2が溶け込んでいます。海水温が上昇するとCO2が大気中に放出されます。

因果関係が逆転している事実は、皮肉にもCO2温暖化説を最初に唱えたキーリングによって見出されました(1989)。

この研究成果は、CO2温暖化説を推進してきた気象学者を困惑させました。
槌田氏によると、「このキーリングの研究(1989年)は、長い間、気象学者の間で無視されてきた」そうです。
http://env01.cool.ne.jp/global_warming/index.htm(CO2を削減すれば温暖化を防げるのか)

東北大学気象研究所吉村純氏は、「温暖化問題懐疑論へのコメント」と題する論文のなかで、つぎのように述べています。
(注)吉村氏は、CO2温暖化説サイドの研究者です。
http://www.cir.tohoku.ac.jp/omura-p/omuraCDM/asuka/onndannka%20kaigiha%20hanronn.pdf
(温暖化問題懐疑論へのコメント)

抜粋ここから…

前述のように、過去の気候変動で二酸化炭素やメタンを増加させていたトリガーは、気温であってもよく、これを含めて、現在の科学は以下の3つを認めている。
1)気温が原因で二酸化炭素が変わる
2)二酸化炭素が原因で気温が変わる
3)近年の100年スケールの気温上昇は、2)がトリガーである(前の証拠1に対する反論を参照のこと)
1)は2)、3)と両立するので、1)を認めたら最後、2)も3)も主張してはいけないという議論は成り立たない。

ここまで…

吉村氏は、気温が原因で二酸化炭素が変わることを認めています。それを認めた上で、気温が先かCO2が先かの議論において、「CO2が先としてもおかしくない」と、言わずもがなのようなことを述べています。「近年の100年スケールの気温上昇は、2)がトリガーである(前の証拠1に対する反論を参照のこと)」と主張していますが、「前の証拠1」とは、不完全な気候モデルを用いて得られた数値シミュレーション結果のことなのであまり信用できません。

ねぎ  ++.. 2007/12/08(土) 19:26 [3970]

 
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画像は、東京大学国立環境研究所のグループによる数値シミュレーション結果です。

横軸は西暦年、縦軸は地球の年平均気温の変動を示しています。
グラフ中、赤い線は観測値です。
灰色は解析結果で、それぞれつぎのとおりです。

(a) 自然起源の放射強制力(太陽放射、火山噴火)によるもの
(b) 人為起源の放射強制力(温室効果ガス、硫酸エアロゾル)によるもの
(c) 自然起源の放射強制力と人為起源の放射強制力の両方を考慮して得られたもの

吉村氏は、このシミュレーション結果から、20世紀の気温は、自然の影響と人為的な影響(温室効果ガス)の協働効果によって説明でき、特に20世紀後半の温度上昇は、人為的な強制力が主因である、と主張しています。

素人の直感ですが、この結果は相当あやしいと思います。この研究成果の最大の弱点は、正否を確かめるすべが全くないことです。数値シミュレーションは机上の空論です。パラメータを操作することによって、いくらでも都合の良い解を作り出すことができます。数値シミュレーションとはもともとそういうものです。

私はこれまで多くの非線形問題の解析に携わってきました。その経験からいうと、非線形問題の解析は非常に難しい、というのが実感です。解が得られても、それが正しいものやら間違っているものやら皆目見当がつかないからです。だから、非線形問題を扱うときは、よほど慎重にならなければなりません。

たとえば、長大橋などの大型構造物の設計において、非線形現象が問題になるときは、数値シミュレーションだけで済ませることはまずありません。座屈が問題になるときは、座屈実験を行って供試体を壊します。そのようにして座屈耐力を確認します。フラッターが問題になるときは、風洞試験をします。地震動が問題になるときは、振動台で揺らします。シミュレーション結果の信頼性を確認するために、必ず解析に並行して実験を行います。

たしかに、数値シミュレーションは便利なツールですが、それだけではだめなのです。解析結果が正しいことを証明するものが必要です。それがなければただの数字遊びです。

気象学者は、様々な気候モデルをもとに夥しい数のシミュレーション解を生産し、遠い未来を予想してくれます。しかし、その正当性を裏付けるものは何もありません。シミュレーション解の信頼性を保証するものがなければ、占い師の未来予想となんら変わるものはない、と思います。

ねぎ  ++.. 2007/12/08(土) 21:53 [3971]

 
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【NHKスペシャル、気候大異変、地球シミュレータの警告、NHK「気候大異変」取材班+江守正多[編著]、2006年】の帯には、つぎのような煽情的なキャッチコピーが綴られています。

*****************************************
もう手遅れなのか
最新スーパーコンピューターが詳細に描き出す、
驚異のスピードで
変貌する地球の姿。
******************************************

別の意味で驚異的です。公共の福祉に資すべきNHKが、公衆をこれほどまでに煽ってよいのでしょうか。
同書のページをめくってみると、あるわあるわ、地球シミュレータによる100年後の地球の変わり果てた姿が、これでもかとばかりに描かれています。CGを駆使して、おどろおどろしい色彩で。

散散煽った挙句、編者の江守正多氏は「あとがき」にこんなことを書いています。

抜粋ここから…

もしかしたら、みなさんは、「科学的」とよばれる認識がこんなにも修正されることに驚いたかもしれない。
[ねぎ注 : 認識が修正される=20世紀半ばに寒冷化を唱えた専門家が、その舌の根も乾かぬうちに温暖化を唱えている]
科学は客観性を武器に世界のすべての真理を決めてくれるものではなかったのだろうか。いや、むしろ科学は、それが客観性を重んじるがゆえに、常に暫定的な真理しか導けない。それが科学の宿命なのである。
特に温暖化の科学の場合、いまだに残された課題は多い。たとえば、温暖化にともなう雲の変化、エアロゾルの役割、植物中や土壌中の炭素の変化、南極の氷の溶ける仕組みなどについて、まだまだこれから研究が進み、それによって我々の理解はその都度修正され、より優れたものになるだろう。
その過程で、「温暖化の理解はすべて間違いでした。これからはみなさん安心して二酸化炭素を出していいですよ」ということになる可能性が完全にゼロとはいえない。万が一そうなったとしたら、私を含めて専門家はつるし上げを食らうかもしれないが、人類にとってはどんなに安堵すべきことだろうか。

ここまで…

要約するとこういうことです。

@ 科学は、それが客観性を重んじるがゆえに、常に暫定的な真理しか導けない。それが科学の宿命だ。
A温暖化の解明には未だ課題が多い。
BCO2温暖化説が間違っていたとしてもやむをえない。科学とはそもそもそういうものだ。結果的に人類に害が及ばないのだからHappyじゃないの。科学者はリンチにあうかもしれないけれど。

結局、彼が言いたいことは、

「CO2温暖化説が間違っていても、科学の不完全性に原因があるのであって、私が悪い訳じゃない…」

彼は逃げる準備をしながら公衆を煽っている。
なんたる無責任!
呆れますね。

ねぎ  ++.. 2007/12/08(土) 23:34 [3972]

 
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■貼付図は太陽の「黒点相対数」の推移です(R=10g+f,R:黒点相対数,g:群数,f:黒点総数)。

黒点相対数が大きいほど太陽活動は活発です。17世紀後半の「マウンダー極小期」と呼ばれる時期にはその数は50個までに激減し、ゼロになった年もありました。また、この時期、北半球は著しく寒冷化して世界的な飢餓が広がりました。後に「小氷期」とよばれる異常な低温時代でした。

20世紀後半の温暖化を黒点相対数で説明できないでしょうか。
R > 150の回数を調べると、1600年以降5回あり、1780年を除いては、すべて20世紀後半に集中しています。20世紀後半は過去400年間の中で、最も太陽活動の活発な期間なのです。下記URL中のグラフは1860年以降の地球表面平均気温の推移です。黒点相対数と相関があるように見えるのですが、どうでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Instrumental_Temperature_Record.png(Global Temperature)


■CO2が温暖化の犯人だという物的証拠はどこにもありません。数値シミュレーションは証拠ではありません。状況証拠にもなりません。信頼性において占い師の予言と同じようなものだからです。

■人間の行為によって生態系がダメージを受けていることに疑いの余地はありません。生態系の回復こそが最優先課題です。どれだけ効果があるかわからないCO2の削減よりもやるべきことがたくさんあるのではないでしょうか。中国は水質汚染や大気汚染に代表される環境破壊を即刻やめるできです。ブラジルはアマゾンの乱開発をやめるべきです。

■CO2削減は、政治であり、ビジネスです。研究者にとっては振れば研究費が空から降ってくる打出の小槌です。丸紅はこんなこと(↓)をやろうとしています。商社と中国は儲かります。日本は損をします。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0817&f=enterprise_0817_001.shtml
(中国情報局NEWS)

ねぎ  ++.. 2007/12/09(日) 00:50 [3973]

 
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>黒点相対数と相関があるように見えるのですが、どうでしょう。

相関があるのかないのか調べてみました。

貼付図(上)は、黒点相対数Rです。
理科年表2008年版の数値をグラフにしました。
1700年から2006年までのデータがあります。

左下の図は地球表面平均気温の推移です。

これらを比べてみることにしました。

このままでは扱いにくいのでつぎのような処理を行いました。

黒点相対数Rについては、

@ Rを、極小値から次の極小値までの区間で数値積分する。
A 区間長で割って区間の平均値を算出する。
B その値を区間中央年の代表値とする。
C 1780年から2006年までの最大値(Rmax)と最小値(Rmin)を調べる。
D R-Rminを、最大値と最小値との差δR=Rmax−Rmin で割り無次元化する。

地球表面平均気温の変動についても、同様に、

E 1860年から2004年までの最大値(Tmax)と最小値(Tmin)をもとめ、
T-Tminを、最大値と最小値との差の差δT=Tmax−Tminで割り無次元化する。

DとEを比べると、右下の図になります。

どうです。
相関があるように見えるでしょう。

ねぎ  ++.. 2007/12/09(日) 10:01 [3974]

 
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親愛なるハングリーさんと私の娘が住む京都の気温を調べてみましょう。
気象庁によると、京都の過去126年の月別平均気温の推移は貼付図上のようです。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php
(気象庁|過去の気象データ観測)

一次回帰式は次のようです。
y=0.0233x-41.948 … 1月
y=0.0236x-41.998 … 2月
y=0.0250x-36.700 … 3月
y=0.0216x-28.938 … 4月
y=0.0267x-15.686 … 5月
y=0.0193x-12.618 … 6月
y=0.0170x-7.1468 … 7月
y=0.0201x-12.012 … 8月
y=0.0183x-12.618 … 9月
y=0.0220x-27.081 … 10月
y=0.0277x-42.042 … 11月
y=0.0274x-47.713 … 12月

貼付下の画像は、回帰係数をグラフにしたものです。
これらの図をみると、全体的に温暖化傾向ですが、季節ごとに差があって、秋、春、冬の温暖化が夏よりも著しいことがわかります。

この調子で行くと、100年後の京都は今より2〜3℃暖かくなっているでしょう(*゜ー゜)
なんてことはウソです。こんなことにはなりません。

地球温暖化のシミュレーション予測も、だいたい似たようなものです(たぶん)。
どこが似ているかというと、過去や現在のデータから未来を外挿している点です。
内挿はよいけれど外挿はいけません。数値解析では常識です。

ねぎ  ++.. 2007/12/10(月) 21:27 [3975]

 
あっ、削除されている!
「国民保護法について考えてみませんか?」は、社会通念上不適切だったのだろうか、
と思ってスクロールすると、(゜д゜)<あら、魔法使いさん、レスしてくれてたのですね。

地球温暖化ガス「HFC23」の回収・分解事業には、こんなトリックがあるらしいですよ。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-05-23/2006052304_01_0.html
(環境汚染対策で企業大もうけ|しんぶん赤旗)

引用ここから…

発展途上国での温室効果ガス削減事業にからみ、日本企業がばく大な利益をあげようとしている――。日本共産党の市田忠義議員は十八日の参院環境委員会でその実態を告発しました。<中略>
この事業は、代替フロンのHCFC22を製造する過程で生成されるフロンガスの一種であるHFC23を破壊するものです。HFC23は温室効果がCO2の一万倍以上もあり規制の対象です。
HCFC22はオゾン層を破壊するとして、先進国ではすでに生産が凍結されている物質ですが、途上国では一六年まで凍結されません。
 日本では規制されているオゾン層破壊のHCFC22を大量に生産し続けることで利益をあげ、さらに副次的に生成される温室効果ガスHFC23を破壊することで大量の排出権を確保し、これを売買してばく大な利益を得るという構図です。
 同ガス破壊事業は「十億円程度」(環境省)の建設コストです。それで得た排出権を、三菱商事はCO2削減を必要とする企業に販売する計画をもっています。
 市田氏は、三菱商事と新日鉄のHFC23破壊による約五千五百万トンの排出権が現在の取引相場で三百三十億円を超えることを明らかにし、新規にHCFC22製造プラントを発展途上国で建設する動きに注意を喚起しました。<後略>

引用ここまで…

さすが赤旗、鋭い突っ込みですが、ひとつ残念なのは中国について何も言及していないことです。
でも、赤旗だから仕方ないか。

ねぎ  ++.. 2007/12/13(木) 17:53 [3978]

 
■ここ(↓)に書いてあることは、しんぶん赤旗の内容と矛盾しないと思うのですが。
http://gec.jp/gec/JP/Activities/cdm/copmop/hfc23.pdf

HFC23回収・破壊事業の問題点の具体例が示されていますが、2番目の問題点は、しんぶん赤旗の指摘と同じです。

抜粋ここから***
CDMとして実施する際にいくつかの問題があげられていた。
例えば、
発生するクレジットが大量であるため、市場のCER価格を低下させてしまう点が指摘されていた。
また、プロジェクトを実施したいためにホスト国が不必要なHCFC22を増加生産するのではないか、ということが懸念された。
HCFCの生産凍結はオソン層に関するモントリオール議定書により規定されており、HFC破壊プロジェクトのあり方によってはモントリオール議定書の達成を阻害する可能性があることが懸念されていた。
ここまで***

■魔法使いさんの次の解釈は誤読ではないでしょうか。

>クリーンメカニズムの対象となるHCFC22は
>a) 2000年から2004年末までに最低3年間稼動していた施設で、
>その5年のうちの直近の3年における最大年間生産量を超えたHCFC22生産量を指す
>b) 2000年から2004年末までに3年未満しか稼動していない施設から製造されるHCFC22の総生産量を指す
>ということらしいですね。

私はこのように解釈しました。

既存施設については、次の条件を満たすものに対して適用される。

「2000年はじめから2004年末までの期間に最低3年間の稼動実績があり、排出されるHFC23の総量の破壊を義務付ける法令が存在しないこと」

新規施設については、「新規施設」の定義は合意に達したが、CDMとして認めるかどうかに関しては、引き続き協議を継続する。
合意に達した「新規施設」の定義とは

a)2000年から2004年末までに最低3年間稼動していた施設で、その5年のうちの直近の3年における最大年間生産量を超えたHCFC22生産量を指す
b)2000年から2004年末までに3年未満しか稼動していない施設から製造されるHCFC22の総生産量を指す

追伸

「施設=生産量」になっていますが、そう書いてあるのだからやむを得ません。
魔法使いさん、これからは、もう少しわかりやすい資料を紹介してください。

ねぎ  ++.. 2007/12/15(土) 07:15 [3981]





 出題文をみて思ったこと 
最近、どうも掲示板の使い方を間違えておられる方々が散見され、ちょいと残念に思います。技術士受験を応援するページの掲示板に「応援するためではない内容」をカキコするのは解せないですねえ。そういった内容は、こっちの板にカキコしましょうね。

APECさんのサイトにある「各部門の部屋 環境」に今年度の環境部門2次試験の出題文がアップされています(提供:詐欺士さん)。感じたことを少しコメントするだけであり、受験生を応援する内容ではないので、こっちの板にしました。

以下、出題文をみて感じたこと。

一般論文は昨年度とあまり変化がなかったですね。受験された方は拍子抜けしたのではなかろうか。

一方、専門論文はけっこう様変わりしたという感じを受けた。
環境保全計画:
出題数が6問題に減ったが、グループ分けがなくなったので、2問題を選択するのにさほど苦にはならないだろう。最近話題となったバイオ燃料が出た。でも忘れかけていたPOPsにはちょいとびっくり。トリクロロエチレンの土壌地下水浄化も、別段新しい題材じゃないな。題材選びに苦労していることが伺える。だから出題数が減ったのだろうと想像する。
環境測定:
なんだこりゃ。どこかから技術士会に圧力でもかかったのか。あるいは技術士会からどこかに媚でも売ろうとしたのか。
自然環境保全:
出題数は昨年度と同じ4問題だが、A、Bのグループ分けがなされた(各グループから1問題を選択)。内容として特にコメントはない。
環境影響評価:
昨年度は出題数が4問題で、A、Bのグループ分けがなされていた(各グループから1問題を選択)。ところが、今年度は選択の余地なし、の出題となっている。こういう出題方法って、どうなんだろねえ。やはり題材選びに苦労しているということだろうか。

 
ハングリー  ++.. 2007/08/21(火) 12:48 [3931]

 
ハングリーさん、ここで会うのは久しぶりですね。

環境部門の一般論文を見ましたが、『環境に係る国際的な動向や第3次環境基本計画の策定等を踏まえつつ、』
と言うところを除いたら、建設部門の一般論文ですね。
そうするとこうなります。

『我が国において環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会を実現する上での重要な課題を3つ列挙し、その概要を述べよ。そのうち、技術士として最重要と考える1つの課題について、最重要と考える理由を述べ、その解決の方向性及び自らの貢献の可能性について論述せよ。』
これを更に『我が国において環境への負荷の少ない持続的発展が可能な社会を実現する上での重要な課題を3つ列挙し、その概要を述べよ。そのうち、あなたが今後専門的に取り組んでいこうと考える最重要課題を1つ選び、最重要と考える理由を述べ、その解決の方向性及び自らの貢献の可能性について論述せよ。』
こんなふうに出題されることが増えるのかな、と思っています。

専門の出題は、調査、計画、設計、各分野の人に配慮した出題ではありませんか。私は設計の経験が多いので、階段の出題を興味深く読みました。ふむふむ、これなら何とか答えられそうだなあ。なんて、自己過大評価したりしてしまいます。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/08/22(水) 11:22 [3932]

 
ご無沙汰です。魔法使いさんがお寂しいのでは?と想い、乱入してみました。

専門論文の出題について感じたことを補足します。

特に、環境測定ではやたらと土壌の出題が多い。3問もある。これまでにこんなことはなかった。意図的なものを感じる。でも、これら土壌の出題を除けば、残りはバランスよく配分されているといえる。

あと、環境影響評価。最終処分場のアセスに携わったことのない受験生にはしんどい内容となる。その反面、携わったことのある受験生には「ウレピーッ」となる。ちょっとこれはマズイんじゃないかなー。

魔法使いさん、来年、環境部門受験されます?

ハングリー  ++.. 2007/08/22(水) 12:26 [3933]

 
ハングリーさん、お久しぶりです。

実は今年は、(こっそり?)新試験制度への対応を兼ねて、環境部門(環境測定)をほとんど無勉強で受けてみました。
新試験制度による、設問変更をある意味期待していただけに、拍子抜けでした。

というのは、ハングリーさんも書き込まれているように、環境一般問題は、ほぼ平成18年度と同じ。
専門問題も過去問を踏襲する内容でした(と私は思いました)。
(事前に過去5年程度の過去問だけは覗いていましたから)

結果論ですが、これなら、そこそこの勉強しておれば、筆記試験は受かっただろうと思いました。
無論、無勉強といっても、専門問題は日頃の業務体験がありますから、そこそこは書けました。
しかし、完全な思い違いもあって、測定方法に関するミスが数箇所ありました。
「これではやはり合格は難しいなぁ」という思いです。

もっとも、一番危惧されるのは、試験中に問題選定を途中で変更したため、上欄の問題番号を書き換えたかどうかが定かでないことです。
もしかして、「失格!」のレッテルが貼られるんでは?という苦い思いが尾を引いています。
いつものように、私のおっちょこちょいの一面が諸出しです。(^^;)

ところで、ハングリーさんの「環境測定」に関する、「なんだこりゃ。どこかから技術士会に圧力でもかかったのか。あるいは技術士会からどこかに媚でも売ろうとしたのか。」がどういう意味か、最初とまどいました。
私はてっきり、新制度での問題の大幅変更をしないように、どこからか圧力がかかったのかと誤解してしまいした。(^^;)

今年は年度当初から忙しく、ホット一息で書き込みました。しかも、いつものサービス残業です。(^^;)

つったん  ++.. 2007/08/24(金) 01:23 [3934]

 
なんやこれは? と思ったのは次の事象についてです。

8問題だったのが10問題に増えた。その増えた分というのが土壌関係の問題。Aグループに土対法がらみの出題が2問題もある。おまけに地下水も1問題。それだけやない、Bグループにも土壌汚染がらみの出題が1問題ある。
まるで、土壌汚染関連の業務に携わっている技術者に配慮したような出題構成ではないか?と一瞬思ったということです。出題数が減少傾向にあるなかで、なぜか環境測定だけ増えているし。

あと、騒音振動関係は、過去問の再利用となってきていますね。まあ、ある程度出尽くしてしまった感はあるね。

ハングリー  ++.. 2007/08/25(土) 09:54 [3935]

 
なるほど、そういうことだったんですね。
過去問を十分検討した訳ではありませんでしたので、出題傾向は掴めていませんでした。

私は仰るように、2題とも騒音振動関係に絞りました。
大変、マイナーな話で申し訳ないですが、私はAグループで「新幹線鉄道騒音・振動」の問題を選択しました。
(正確には、濃度関係は弱いので選択せざるを得ませんでした)
これもH17に類似問題がありましたが、もはや再利用はないだろうと鷹をくくっていました。笑
それよりも、もっとおもしろい(発展的な?)問題群を期待していましたので、ガックリでした。

解答については、四国には新幹線は通っておりませんので実務経験がなく、
わずかに昔の環境計量士(騒音・振動関係)試験勉強時を思い出しつつ書きましたが、測定方法に明らかな間違いが数点ありました。
来年度もこのような問題傾向であって、再度挑戦する気になれば、ちょっと勉強し直そうかという感じですね。

つったん  ++.. 2007/08/25(土) 19:46 [3936]

 
私も今年度の問題をちらっと見てみました。

たしかに環境測定の専門問題は、騒音振動を専門にしている人には取り付きにくかったですね。
私も新幹線騒音振動なんて測定したことないです。
もう少し一般的な、例えば道路交通騒音とか工場騒音について、ちょっと切り口を変えた設問にしてくれればいいのにと思います。

環境影響評価は処分場一本ですか、厳しいなあ。
これまでのように、もう少し選択の余地がないと、受験生に公平でないように思います。

環境保全計画は、ありゃ、大気汚染がない。

金杯  ++.. 2007/08/26(日) 03:18 [3937]

 
私も新幹線騒音も振動もやったことがありません。航空機騒音はかなり昔に一度だけ(お手伝い的にやっただけ)。
おそらく、全国的にこの2つの業務に携わった技術者って希少価値、かも? 出題を考える方々も少しはこのあたりに配慮してはどうかいな?

環境保全計画に大気汚染がない。ほんとだ。温暖化対策に含めた、ということやろか。横着やのう。

ハングリー  ++.. 2007/08/26(日) 11:14 [3938]

 
試験後しばらくたったのですが、おつき合いください。m(_ _)m

「専門問題」(選択科目T)のH18までとH19の違いは、
H18まで「選択科目に関する一般的専門知識」→H19以降「選択科目に関する専門知識と応用能力」
この「一般的専門知識」と「専門知識と応用能力」の違いは何であったのか?

環境測定は、設問形式にほとんど変化がないことを鑑みると、今まで以上に「応用能力」的記述が重要視されるのか?
無論、H19以降は試験の時間的余裕ができたわけで、(応用的な)自分の考え等が述べられている論文の方に、制度変化による(=試験官による)配点率が大きくなったということでしょうね。
これは、H18までもしかして一般論でも合格ラインにあった論文でも、H19以降の配点基準?では不合格になる場合もあるということが考えられます。
(これはAPECさんがよく言われる表向きは「絶対的評価」のようで、実際は複数回答を見る試験官による「相対的評価」が余儀なくされる、ということでしょう。)

部門一般問題(必須科目U)にしても、
H18まで「技術部門全般にわたる一般的専門知識」→H19以降「技術部門全般にわたる論理的考察力と課題解決能力」
と一見、大きく様変わりしたように見えます。
しかし、実際には「環境一般問題」では同じ形式(類似)の問題文であったのを鑑みると、「論理的考察力と課題解決能力」は、課題と解決策の書き方が、より論理的記述力としての要求事項が高まったということでしょうか。
こちらも試験に十分な時間的余裕ができたわけで、専門同様に昨年までと同じ論文(一般論に近い論文)ではダメで、本年度からはより技術的にハイポテンシャルの論文が求められるということでしょうね。

おっと、こういった議論は、特にAPECさん管理の掲示板では出尽くしているのかも知れません(私はとても読破できる余裕がなかった)が、ようやっと試験後の反省を顧みるくらいの余裕が出てきた折、ハングリーさんのタイムリーなスレが立ったため反応した訳です。
まだ私は、(仮に筆記突破を期待しての)技術的体験論文にも目をやれてないというか、再現論文さえ作成できていない(というか、もう作成する気力はない。というか、かなり忘れているという現状ですね・・・(^^;))

そこでお聴きしたいのですが、今さらながらの質問ですが、他部門(他科目)では試験問題(形式)に変化はあったのでしょうか?
(APECさん管理の方ではすぐに返答があるでしょうが、あまりの掲示板の進展の早さに付いていけないため、こちらに書かせていただきました。)

つったん@会社  ++.. 2007/08/26(日) 19:02 [3939]

 
 つったんさん
 私の専門分野の建設の都市計画では専門問題の形式が変わりました。これまでは専門は10問くらいの設問から2題を自由に選択する形でした。今年からはAグループ(2問)から1問、Bグループ8つくらいだったかな)から1問選択に変わりました。いい傾向だと思います。これまではなぜか公園緑地関連の問題が必ず2問ありこの専門の人(私も)はとても楽でした。ゆえに都市計画全般の知識が希薄でも合格することができました。今年からAは専門の一般,Bは専門の専門という形になりました。

杜しま [URL]  ++.. 2007/08/28(火) 14:51 [3940]

 
一昨日、会社のパソコンがお釈迦となり、予備のパソコンのバックアップを復帰させるに時間を要して、仕事が丸2日できない状況でした。
猫の手も借りたい時期にこのような状況で、かつ予備パソコンでは作業能力に限界があり、大変な状況です。(>_<)

杜しまさん、返信ありがとうございました。
稲下村塾では、建設(都市計画)は講座対象部門であるため、チェックはしていました。仰るとおりでしょうね。

私の専門の建設(建設環境)は、はやくからA・Bグループに分化しており、特徴をおおまかに分析すると下記のとおりです。
 @Aグループ:建設環境全般に係る近年の環境施策・法制度等を問う問題群
 ABグループ:横断的な技術部門(各専門分野)に係る建設環境に関する知識を問う問題群
今年も同様な問題群のようでしたが、より設問内容に具体的な課題と解決策の要求事項が高まったように見受けられます。
このくくりは、都市計画も同じようになったということでしょうね。

一方、環境部門(環境測定)は、H14頃まではA・Bグループの違いが明確でしたが、ここ数年は反対に両グループの差別化が明確でない状況になっています。
たとえばおおまかに濃度関係と騒音・振動関係に分けた場合、各専門従事者にとっては、A・B群でそれぞれで同じ専門領域を選択できる有利性があるといえます。
これは半面、比較的専門に特化していないと解答できない状況ともいえます(これが良い悪いは別です)。

いまAPECさん管理の過去問題集の建設部門のみH18とH19を覗いてみました。
科目によって出題形式に若干の変革がみられる科目とほとんど変化のない科目に分かれるように見受けられます。
他の部門まで見ておりませんが、もしかして制度変更に伴う問題作成の過渡期で、H20はもう少し変化が見られるかも知れませんね。

ハングリーさんの立てられたスレを奪ったようになり、申し訳ありませんでした。

つったん@徹夜  ++.. 2007/08/29(水) 06:44 [3941]

 
ハングリーさんの初めの部分に対して
掲示板の使い分けがうまく機能していない原因の一つのには、「技術士受験を応援するページの掲示板」と、「技術の杜ハヤブサネット掲示板」がうまくリンクされていないからではないでしょうか。
 以前、佐口さんの掲示板では2枚の掲示板で運営されていましたが、今は別々です。今までの経緯を見ていると、応援掲示板と、意見交換掲示板は一体で運営すべき性格なのだろうと思います。
 まあ、あちらで一枚の掲示板で両方コミコミで運営していくのであれば、それはそれで、良しとしなければならないでしょうね。
 例えば、応援するページに2枚の掲示板を設定した場合、佐口さんの時にあった不満、どちらか一方がさびれると言うことの繰り返しになると思います。
 そう考えると、この掲示板はこの掲示板で独自性を発揮していくのがいいのではないでしょうか。
 試みとしてハングリーさんのような書き手が10人前後集まって、板を立てれば動いていくと思います。そのためにはパワー、運営方針、書き込むためのインセンティブが必要ですね。
 

魔法使い  ++.. 2007/08/31(金) 09:43 [3942]

 
いよいよ試験発表が31日に迫ってきましたね。もう、経験レポートの作成は終わったのでしょうかね。合格後あわてて準備する人も中にはいるのでしょうか。「2週間で筆記論文を完成させる法」があればいいのですが、どうなんだろう。
 自分一人で添削するなら、自問自答法、というのはいかがですか。
 一応準備したレポートをもとに、自分が試験官になったつもりで、質問をします。その結果を基に、修正を加えるというものです。
 質問が我田引水でなければ、即席添削と面接対策の一挙両得になります。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/10/30(火) 17:34 [3954]

 
追伸:質問だけを既技術士に頼んでみるという手もあります。これなら、技術士の負担も小さいので、複数の技術士に頼んでみてはどうだろう??
魔法使い [URL]  ++.. 2007/10/30(火) 17:38 [3955]

 
ここはAPECさんの掲示板じゃありませんので気恥ずかしいのですが、ここまでの流れからいって、結果報告をさせていただきます。
環境部門(環境測定)に合格していました。
結果論から、試験途中での専門問題選定の変更に伴う、問題番号の書き換えは行っていたようです。
また、明らかな解答ミス(新幹線騒音・振動に関する測定方法)が2箇所位あったと思いますが、筆記段階ではクリアしたようです。
実は、筆記試験後仕事が忙しかったこともあり、「技術的体験論文」はおろか再現論文さえ作成しておりませんでした。
まだまだ忙しい現状(平日は11月末まで24時間調査の連続)ですが、なんとか時間を見出して題材選定からはじまり「技術的体験論文」を作成します。
今日は24時間調査(騒音測定)の徹夜明け、明日もまた24時間調査です。
4日(日)には杜ハヤ高知で稲の脱穀作業がありますので、3日(土)の内業予定を返上して、なんとかせねばと思っています。
私の場合、一般受験生にとって決して良い例ではありませんので、決して真似をしないでください。反面教師ならいいですが。
あと、筆記試験結果発表日に入院を余儀なくされた、PC依存症のボヤッキーさんの結果が気がかりです。

つったん(=T記者) [URL]  ++.. 2007/10/31(水) 20:17 [3956]

 
ここが個人的ブログになってはいけませんが、
3日はやっぱし仕事優先となってしまいました。(^^;)
4日は無事、脱穀・籾摺り、その他農作業で丸1日がんばり、かなりヘトヘトです。
こんな深夜の遠吠えの理由は、九州はガンさんからニホンオオカミの探索記事(2007年11月4日付け)↓があったからです。
http://blog.livedoor.jp/morikochi/archives/51205167.html
http://blog.livedoor.jp/morikochi/archives/51205186.html
皆さんはどう思われますか?

つったん(=T記者) [URL]  ++.. 2007/11/05(月) 01:37 [3957]

 
他の方の書き込みがないので、孤独な書き込みです。(^_^;)
とりあえず、技術的体験論文の素案を今日1日で仕上げました。
とても、APECさんが薦められているプレゼン的論文ではなく、昔の経験論文の書き方を踏襲するものです。
但し、字数制限がありますから、どうしても箇条書きが多くなりました。
他には、事前提出で図が貼り付けれるのは便利ですね。
図も業務報告書からの引用に近いもので、とてもプレゼン的にアピールできるものとはなっておりません。
「時間があれば良いものができたのか?」と言えば、一慨にそうとも限りませんね。性格でしょうか?
杜しまさんから、環境測定の口頭試験では「専門に特化したディープな口頭試験官が多い」とのアドバイスを受けました(弊ブログ)。
私は平成12年度に一度、同部門同科目での口頭試験で撃沈した過去があります。
思い起こせば、杜しまさんのアドバイスにあるような試験官だった印象が残っています。
今回も良い?受験生ではありませんでしたので、あの時の二の舞も覚悟の上です(通るに越したことはありませんが)。
明日から遠方出張・24時間調査が続くため、提出は期限ぎりぎりとなりそうです。(^_^;)
この流れでいけば、逐次報告せねばならぬようです。不愉快な方は書き込みを無視してください。

つったん(=T記者) [URL]  ++.. 2007/11/10(土) 15:44 [3958]

 
つったんさん、差し支えなければメールで送ってください。私でよければ、批評させていただきます。
(メルアドはブログに記載してあります)

ハングリー  ++.. 2007/11/12(月) 12:44 [3959]

 
ハングリーさんのお言葉に甘えて、さきほど体験論文を送信させていただきました。
いやぁ、だんだん、まな板の鯉、そして本当に個人ブログのような雰囲気になってきました。どうせよう。(^^;)

つったん  ++.. 2007/11/12(月) 21:35 [3960]

 
着信を確認しました。

あまり時間的余裕もないでしょうし、明日の晩までには返信するようにいたします。

ハングリー  ++.. 2007/11/12(月) 22:11 [3961]

 
逐次報告
不規則な出勤体制で報告が遅れましたが、ハングリーさんから13日(火)に添削返信をいただいていました。
一時帰宅後確認し、先ほど御礼返信をしました。
さすがに的確な指摘をいただきました。
修正は今晩しかありませんが、できる範囲で対応してみます。

つったん  ++.. 2007/11/15(木) 07:07 [3962]

 
都度報告
先ほど、郵便局から簡易書留送付の手続きを済ませました。
修正論文を昨晩(深夜)、ハングリーさんに送付したところ、今朝ほど最終確認を返信いただきました。
最後は(予想どおり)バタバタとなりましたが、なんとか期限日に間に合わせることができました。(^_^;)


つったん  ++.. 2007/11/16(金) 13:01 [3963]

 
随時報告
先ほど、「技術的体験論文の提出状況確認について」をおそるおそる覗いた。
受験番号の後の☆印を確認で、一安心。
環境部門(4科目)は、全員印がついている。
ある意味、筆記合格発表を見るより、緊張してしまった。(^_^;)
19日の20時現在での発表のようだ。
最終発表かと思ったが、他部門でまだ印のついていない者が結構いる。
まさか、郵送していないとは思えないので、集計されていないだけかも。
おそらく、部門ごとにまとめての公表なのではないだろうか?と想像する。
APECさんの掲示板でもやりとりされているが、受付時の失格があった者で期限に間に合わなかった者はいるのだろうか???

つったん  ++.. 2007/11/20(火) 12:34 [3964]

 
経過報告
なんとなく、口頭試験体験記の実写版のような雰囲気となってきた。(^_^;)
正直、ここ数件はひとりぼっちの書き込みのため、誰かのつっこみが欲しい心境だ。
あるいは、斬新的な新スレを立ててくれる方がおいでるとありがたい。

「技術的体験論文の提出状況確認について」は、11月20日16:53発表が最終のようだ。
決して暇ではないが、言い出しっぺの責任?として、全体にパァーと目を通してみた。
私の見落としがなければ、全体で2名だけ論文提出が受理されていないようだ。
筆記合格者数が4,620名(メール配信の技術士ホットニュースから)だから、ほとんどの者が提出している。
(技術者の性で計算すると、)99.96%の提出率だ。
当然といえば当然のことだろうが、個人的予想をはるかに超えた。
受付時の内容確認は、おそらく提出様式のA4サイズ2枚で、頭書きに未記入がなく、3部整っているかどうかの確認だけだろう。
残念ながら、受理されなかった2名は、期限ぎりぎりで未受理となったのか、その他の理由があったかはわからない。
これだけの対象者がいるわけであるから、やむを得ない理由のある者が出ても不思議ではない。
いずれにしろ、筆記合格でありながら、口頭試験の土俵に立てなかったのは悔しい思いであることを察する。

つったん  ++.. 2007/11/25(日) 18:08 [3965]

 
環境測定の口頭試験合格率予想をしてみます。
環境測定の筆記試験合格者数は、H18の8人からH19は29人に4倍!近くに増えています。そしてH18の最終合格者数は6人でした。(試験時間が1.5倍になっていますので、試験官は従来の5倍以上確保する必要があります。初めて試験官を引き受ける人が多いか??)
受験者数の増減は調べていませんが、H17が124人でH18が110人でしたから、H19もその程度とみて良いと思います。今年度から試験制度が変わりましたが、最終合格率は従来とあまり変わらないのではないか、とみる人が多いようです。
そこで、H18とH19で受験者数がほぼ同じで最終合格率もほぼ同じとすると、当然のように最終合格者数もほぼ同じとなります。すなわち、H19の最終合格者数も6人程度という予想です。
そうすると、筆記試験合格者数29人に対して最終合格者数6人なので、口頭試験合格率が約20%!?となってしまいます。
いくらなんでもにわかには信じられませんね。

青い炎さんが調べてくれたデータを見ると、建設部門では3割程度増加していますので、もしかしたら環境部門環境測定もその程度は増えているかもしれません。
また、同じ部門科目でも合格率は年度ごとに変動しています。環境測定の受験者数に対する最終合格率は、最近7年間は5.5%〜13.3%です。
受験者数が140人で最終合格率が15%だとすると最終合格者数は21人になります。これなら筆記試験合格者数29の場合、口頭試験合格率は約70%ですから、ありうる程度かなと思います。

さて、どうなるでしょうね。

金杯  ++.. 2007/12/06(木) 00:00 [3968]





 経験問題の準備 
 今年の筆記合格者は口答試験の準備に入っていることと思います。そこで老婆心ながら一言申し上げます。
詳述したほうの準備は当然のことですが、略記したもうひとつの業務の準備は済んでいますか。
 出題には「受験した技術部門の技術士にふさわしいと思われるものを2例挙げ」とあります。
 出題にあるように、技術士にふさわしい業務は2例です。従って、略記したもう一例も当然のことながら、技術士にふさわしくなければなりません。
 今回の試験時間は15分延長されています。15分といえば、昨年までなら、経験論文を質問するに十分な時間があります。ということは、略記した業務について、どこが技術士にふさわしいか、どのような問題点や課題があったのか、それに対して、どのように対応したか、そして、そうした一連のプロセスにおいて、技術士にふさわしい内容はどの点であるのか、をヒアリングする時間があるということです。
 詳細論文を仕上げる必要はありません。先に述べた点について、口頭で答える準備をしておけばいいのですが、できていますか。
 20年も前のことでしたが、略記した業務について問われ、まったく準備していなかった私は、冷や汗をしっかりかきました。その時は、中心になって質問していた試験官が、「まあ、それぐらいでよろしいのではないでしょうか」ととりなしていただきましたが、それがなければ、どうなっていたかわかりません。
 私の場合は30分でも聞かれました。今年はさらに15分延長されています。もちろん全員が聞かれるとは限りません。しかし、出題にあるように技術士にふさわしい業務は2例であることをくれぐれもお忘れなきよう、準備してください。

 
魔法使い  ++.. 2007/11/25(日) 21:23 [3966]





 中山間地(自然共生区域)の暮らし方を考える。 
コンパクトシティを実現していくための法律としてどんなものがあるのか、ざっと調べてみた。大都市では1都市再生特別措置法、地方では2地域再生法、過疎地域では3過疎地域集落再編整備事業がある。このうち限界集落の移転は3を使うことになるのだろうけれど、どんな形の集落があるのだろうか、その住まい方を考えてみたい。
 
魔法使い  ++.. 2007/09/06(木) 09:47 [3943]

 
なかなかコメントがなく、寂しいですね。
このような重要な問題であっても、正面から議論するまで日本ではまだ熟していないのでしょうね。
各行政機関から、いろいろな法・施策が出されても、絵に描いた餅で、なかなか進展していない現状を憂います。
たとえば、農水省から「食料・農業・農村基本法」(平成11年)及び「同基本計画」(平成12年、平成17年見直し)が施行されています。
内容は充実していると思いますが、その推進力が見えてきません。
やはり行政主導だけではダメで、地域・個人レベルからの動きが必要ではないかと考えています。

つったん(=T記者) [URL]  ++.. 2007/09/23(日) 04:36 [3944]

 
農水省絡みでもう少し視点を拡げると、「森林・林業基本計画」(平成18年9月)、「水産基本計画」(平成19年3月)に見直しがされ、さらには「有機農業の推進に関する法律」(平成18年12月)が成立されました。
これらを契機として、生物多様性保全を重視し、かつ農林水産業の推進を目的とした「農林水産省生物多様性戦略」が策定されたことは注目されます。この戦略の中では、かなり具体的な施策が織り込まれているように受け止めています。
魔法使いさんや私が入会している杜ハヤ高知では、今のところ「農業」をベースとした行動に主眼が置かれていますが、いずれは「森・川(里)・海」を連携させた取り組み(たとえば、空間的には「流域圏」一体の環境問題)にまで発展できればと目論んでいます。
しかし、なかなか周囲に受け入れられるまでの時間が長い道のりで、まずは「有機農業」または「自然農法」の道を地道に歩んでいます。現実には夢物語に終わる可能性も大です。
そんな中、私たちの借用している棚田が、運良く環境省・農水省主管の「田んぼの生きもの調査」のフィールドに選定されました。明日(29日)はいよいよその調査実施日です。
ブログでは事前の予習から記事にしています。もし良かったら、気楽に立ち寄ってください。

つったん(=T記者) [URL]  ++.. 2007/09/28(金) 22:47 [3945]

 
ここでつったんさんと意見交換するのは久しぶりですね。この問題を論じるには座学だけでは足りません。一次産業に関する体験がいります。といっても、さほど難しいことではなく一次産業を通じたものづくり体験があればいいのではないでしょうか。農業なんて、100人いれば百通りの農業技術があると思っています。作物を育て、土を耕し、それを食する事を肥やしにして、社会資本整備を論じることが大切ではないかと、ひそかに確信しています。まあ、3年後ぐらいにはこんな議論が花盛りになるやも知れませんね。
魔法使い  ++.. 2007/09/29(土) 18:31 [3946]

 
maho記者(=魔法使いさん)にゃ、机上の論理ちゅうて、おこられそうじゃけんど、【田んぼの生きもの調査】を基に「近年の環境に係る世界の動き」をまとめてみたきに、良かったらちっくと覗いてみとうせ。
但し、みだらに使う土佐弁に堪えてよね。(^o^)

T記者(=つったん) [URL]  ++.. 2007/10/03(水) 23:11 [3947]

 
久々に投稿します。
本日、山田錦の稲刈りに行ってきました。といっても都会に住む私にとっては単なる余暇の過ごし方の1つであり、家族サービスの1つでしかありませんがね。
田園風景をみわたすなか、あぜ道に咲く真っ赤な彼岸花(≒地獄草)がとても綺麗でした。田舎の田んぼのあぜ道にさく彼岸花は市場用ではなくごく自然に咲く花であり、そんな光景を非常に心地よく感じて帰ってきたところです。
そんな光景を見慣れた農家の人たちにとっては、心もさぞ豊かなのではと思ってしまいます。

コンパクトシティがどうあるべきか・・・技術的な立場からの発言って非常につまらないものとなってしまいます。まちがどうあるべきか!活力ある地方のありかた!・・・本質をたどっていけば、人がもつ「心の豊かさ」ということにたどりついていくのではないでしょうか。

心の豊かさとは!

医療・年金等の社会保障、住宅、インフラ整備、景気対策、雇用問題・・・・。どれをどう対策すれば心の豊かさを得られるというのでしょう。
こんなものを見つけました。
http://www8.cao.go.jp/survey/h17/h17-life/index.html


技術が解決できるものとはなにか。
技術というツールを上手に活かす使い方を見つけることが我々の使命。


明日、老いた親の様子を見に帰ろうと思っています。うちの親は都会の文化的な生活を好みません。不便でもその土地を離れようとは決して思わない。なぜだろう。


そうそう、つったんさん、魔法使いさん。「技術(技術士)」と「農業」の関わりについて機会があればゆっくりとお聞かせ願いたいと思っております。バカなオイラは、単に農業土木というキーワードしかおもいつかないもので・・・(汗)


ボヤッキー  ++.. 2007/10/06(土) 20:33 [3948]

 
ボヤッキーさん、こんにんちは。
稲刈りを楽しんで来られましたか?
田んぼとのふれ合いは、余暇の過ごし方の一つであっも、家族サービスであっても大いに結構だと思います。

なんやかや言われても、昨年もしっかり楽しんだのでしょう。↓
http://blog.livedoor.jp/norichan0627/archives/50627969.html
このなかで、生産者のひと言。
「稲は、田んぼや我々が育てるのではない。環境が稲を育てる。我々はそんな育つ環境にするために手助けをするだけ」
まさにそのとおりだと思います。さらに、ご自分で
「人は、育てるものではなく、育っていくもの。自らがそだつ環境をつくることこそが大事」と名言を吐かれておられます。

ご質問の「技術(技術士)」と「農業」の関わりについて機会があればゆっくりとお聞かせ願いたい。
についてですが、別に「技術士」でもって「農業」をやっているという訳ではありません。
答えになるかどうかわかりませんが、我々のブログの中で訴えていきたいと思います。

つったん(=T記者) [URL]  ++.. 2007/10/08(月) 23:05 [3949]

 
なぜ田舎に住む親は自分の生まれ故郷を離れないのか、それは不便の中に豊かさを見いだしているからでしょう。その豊かさは便利さの豊かさには代え難いのでしょう。
便利さの豊かさは物=道具によって感じることができます。人間は道具を作り使いこなすことによって進歩してきました。道具とは物づくりの技術です。 
 では不便さの豊かさは何によってもたらされるのでしょうか。例えば手書きの手紙は電子メールでは得難いあたたかみをかんじます。電子メールを否定するのでなく手書きの手紙の良さを生かせばいいのだと思います。
 ボヤッキーさんは毎年手作りのオリジナル日本酒をつっくっています。純米酒が飲みたいと言うだけなら、酒屋に行けば売っています。それはそれで便利ですが、自分たちが手をかけた米で作った純米酒は手間暇がかかりすぐにはできませんので不便です。それでもやっぱり毎年作りたくなりますよね。
それが、不便さの豊かさなのだろうと思います。こうした不便さの豊かさと便利さの豊かさを結び合わせながら暮らしていくのが、21世紀的なライフスタイルであると、密かに確信しています。
便利さの豊かさと不便さの豊かさを縫い合わせながら、21世紀の社会資本を作っていく技術士になりたいなあ・・なんて、ふと思ったりしております。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/10/09(火) 16:34 [3951]

 
足るを知るという言葉があるそうです。調べてみると、老子の言葉だそうで、
『人を知る者は智、自ら知る者は明なり。人に勝つ者は力あり、自ら勝つ者は強し。足るを知る者は富む。』と読むそうです。中国語では 
『知人者智 自知者明 勝人者有力 自勝者強 知足者富』 だそうですが、どのように発音するかはわかりません。
「足るを知る者は富む」心の豊かさはここから湧き出てくると直感します。でも心の持ち方って難しいんですよねえ。私なんか、すぐ忘れるし、欲望の虜になるし、人を羨むし・・・・・。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/10/09(火) 17:25 [3952]

 
「知人者智 自知者明 勝人者有力 自勝者強 知足者富」

中国にいる友人に聞いてみました。読み方は↓
zhi1ren2zhe3zhi4zi4zhi1zhe3ming2sheng4ren2zhe3you3li4zi4sheng4zhe3qiang2zhi1zu2zhe3fu4
アルファベット(ローマ字読み)の後の数字は声調だそうです。
カタカナでは正確に音を表記できないそうですが、あえて表記するなら。
「ジーレンジャジー ズージージャミン シャンレンジャヨウリー ズーシャンジャチアン ジーズージャフー」
だそうです。参考までに。


最近テレビで言っていましたが、近頃の子供は、「水洗トイレ」、「個室」と「インターネット」は欠かせないようになっていると。
まさに私に当てはまる言葉です。
今四国の実家からダイアルアップでコメントしていますが、肉体の出口に問題を抱える私にとっては、トイレが水洗でないのが非常につらい。パソコンも一日たりとて使わない日はありませんし。
しかし本当に便利になったものです。中国の友人に簡単に聞けるなんて。(利便性と豊かさとは少々異なりますが。)

「足るを知る者は富む」この言葉から受ける印象とは。。。。ほんとうに我々は満たされているのか、物質的な満足が心の豊かさだといえるのか。これからの秋の夜長にいろいろと思いにふけってみようっと。

ボヤッキー  ++.. 2007/10/09(火) 23:22 [3953]





 お天道様主義を唱える  
最近、ホワイトカラーの中間管理職では、早朝出勤(7時頃出社)が流行しており、早朝出勤族のための朝食を出す回転寿司が受けに入っているらしい。その訳は家を出る6時前に奥さんに朝食を作ってもらうのも申し訳ないし、さりとて、自分で準備するのも大変である。第一そんなことをしたら奥さんへの当てつけと取られたらえらいことになる。そこで外食となるらしい。メニューはご飯、納豆、卵、ノリ、みそ汁で、食べ終わって店を出るとき、レジの女性から「いってらっしゃいませ」と言われると、なんとなくうれしくなると言う気持ちはよく理解できる。
 さて、技術士や技術者の面々は今、こうした流行に乗っかって仕事に励んでいるのだろうか。夏は日の出が早いので照明も不要だが、冷房は付けるのだろうか。残業が会社から禁止されているため、夜パソコンの光を照明代わりに仕事するよりは、目と脳のためには効果的だろう。
 しかし、こうした長時間勤務も常態化は健全とは思えない。勤勉は日本人の美徳だが、勤勉が寝る間を惜しんで働くことに利用され、長時間労働に価値が置かれ、そうでない人達を阻害するのは、悪である。そうした勤務を自らに課し、心身を病むのは愚かしいと言う以前に悲惨である。
 勤勉という価値観を測る評価軸はないものだろうか。例えば成果主義、しかし、日本人の美徳として陰日なたなく働くと言うことがある。誰がみていなくてもお天道様がみていると言う価値観である。
例えば中小河川に小さなケレップ水制を作ってみる。設計は大変な手間である。会社の上司からは、相手が求めてもいないばかりか、会社の利益を損なうようなことはやめろと言われても、早朝出勤を続け、部下にも負担をかけず、完成する。その結果工事は完成するが、特別に注目されるでもなく、本人もごく普通のこととして日常の中に埋もれていく。しかし、そのケレップ水制は河川の中に生き続け、河川の風景を作り、河川生物を多様化する。トンボや蝶や魚にあふれた風景は美しく懐かしい。その多様化した事実=お天道様ではないだろうか。
 これは一例である。そして、技術者達がそれぞれの分野でこうした世界を見つければ、それはもう、長時間労働とは呼べなくなる。労働と言うより勤勉であり、勤勉とはお天道様主義であり、社会を分化=多様化させ、命という自然から、人の営みという歴史までを多様化するという、日本人の伝統的な哲学に到達する。自分の中にお天道様を見つけ、似たようなお天道様を見つけた人達が連携して、伝統の中に新たなパラダイム(枠組み)を見つけたい。自分の中にお天道様を見つけていますか。自問自答する今日この頃である。

 
魔法使い  ++.. 2007/10/09(火) 10:54 [3950]





 魔法使いの掲示板ー6みんなで創る「自然共生学園都市構想」 
3大都市圏に集中している人口が総人口の半分超となったと報道されています。この人口集中を、都市圏への資源の集中が経済成長を促すとみる人達と、人口過密が生活環境の悪化と一層の出生率の低下を招き、長期的には国力を低下させる、とみる人達とに別れるでしょうね。
これを更に区分すると、その人が住んでいる地域によって分かれます。
1)大都市圏に住んでいて、人口集中を肯定的に捉える人たち
2)大都市圏に住んでいて、人口集中を否定的に捉える人たち
3)大都市圏以外に住んでいて人口集中を肯定的に捉える人たち
4)大都市圏以外に住んでいて人口集中を否定的に捉える人たち
こんな統計があると随分面白そうな分析が出来ますが、どこかにありませんかね。
統計が見つかる前の予行演習です。
 まずは「肯定的に捉える人たち」このグループは自分の気持ちを素直に表現することをためらわない人たちです。収入が多い、チャンスが多い、楽しみが多様、などわかりやすい考えがその根本にあります。
しかし2)や4)の心理は複雑で、自己韜晦して世の中を渡っている傾向があるので、単なる統計として評価するのは、注意を要します。特に、20世紀の負の遺産である進歩的文化人たちは、現状肯定を良しとしないというのを、信条としていますので、信用が出来ません。『東京はひどいよねえ・・ブツブツ、ムニャムニャ」と言いながら、決して東京から離れない人種が結構多いのではないでしょうか。
 閑話休題
 さて、好むと好まざるとに関わらず、大都市圏への人口集中は続きます。首都圏では2030年ごろまで増加が続くと予想されています。では地方の中心都市はどうかというと、減少しながらも、地方都市の一極集中が続きますので。ゆっくり減少していきます。
 最も問題なのはその他の市町村で、中山間地と呼ばれる地域は童謡「ふるさと」を地で行くことになるのでしょうか。
♪荒れた〜る〜。わが家に〜♪ 住む人〜誰もなく〜♪
こうならないための、国土政策上の手段はあるのか。これが、これから長期的に続く21世紀における日本の負の遺産でしょう。日本政府は自然共生区域と呼びたがっていますが、人跡未踏区域にならねばいいがと思います。そこで提案です。自然共生学園都市というまちづくりは出来ないものでしょうか。ここに住む親は、情報クリエーターを中心とする第四次産業に従事する人たちです。仕事の大半は学園内の我が家で行います。都市は、ゼロ歳児から大学院生までが居住します。人口規模は3〜10万人かなあ。海辺の学園都市もありですね。



 
魔法使い  ++.. 2007/08/03(金) 08:34 [3926]

 
試験の出来はいかがだったでしょうか。
受験者情報では、試験問題そのものは例年と大きく変わらなかったようです。どうやら、都市計画や建設環境は出題内容までの変更ではなく、採点基準の変更だったようです。
論理的に書くことが出来たか、課題解決能力が発揮されているか、応用能力はあるか、そんなチェック項目が増えたと言うことですね。
 まずは回答復元を行い、次に、経験提出レポートを準備してください。
微力ながら、どこかでまた、サポートできれば幸いです。

魔法使い  ++.. 2007/08/05(日) 19:29 [3927]

 
少し前、ここで東洋町の記事を書き込みましたが、7月の終盤、それを読んだ大阪のある大学の先生からメールを頂きました。学生達30人を連れて、東洋町へフィールドワークに来るとのことで、目的は、まちの活性化をテーマにしているとのことでした。
 早速メールを返信し8月3日に東洋町で合流しました。東洋町では町の職員の方が、3時間ほど案内をしてくれましたので、効率的に町の現状を理解することができました。
 おそらくこれから、大学と私のコラボが始まります。ここに、記事を書き込んでいると、こんな出会いがあるんだなあ、と今更ながら、インターネットの持つ威力をかみしめています。10年一昔と言いますが、まさに、10年前では、こんな出会いは考えられませんでした。思い起こせば、この掲示板でも実に多くの出会いがありました。継続は力なりとも言えるのでしょうね。
 将来、ここ東洋町に、大学のキャンパスができれば、この板のタイトルにある、自然共生学園都市ができるかもしれません。キャンパスは、小学校の廃校を使えばいいので、初期設備投資は少なくて済みます。特区制度でも何でも活用できることは利用すればいいです。いずれ、先生を通じて学校へ提案してみたいという夢がふくらんできました。ワクワクドキドキです。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/08/06(月) 09:31 [3928]

 
さて、今年の技術士試験問題を振り返ってみたいのですが、出題内容には、変化がありませんね。そして、時間がたっぷり与えられた。その意味ではずいぶん試験は楽になったと思います。どう楽になったか、
1)むやみに暗記しなくてよくなった。
2)予想問題が的中しなくても、その場で論文を再構築する余裕ができた。
3)旧来の暗記式受験でも、対応できる。
こう考えると、筆記試験の合格率は30〜40%にアップするのではないか。
とすると、その内の半分が合格、半分が不合格になるのではないでしょうか。口頭試験の中心は経験業務です。去年までより確か15分延長されます。従って、20分程度は経験に関する質疑応答が行われると考え、その準備をしておかないと、間違いなく撃沈します。
 準備としてはプレゼン能力を磨くと云うことです。例えば、事業概要、その事業の特徴、技術的提案、一般的(マニュアル的)手法と提案した手法の違い、現在の改善余地などを、1分スピーチできるように、まとめる必要があります。
 しかも、面接で、棒読みしては、話にならないので、それなりの訓練が必要です。制度大幅改訂の第1回目の合格者になるのだから、栄光と不安と、二つが心の中で交錯することと思います。「我に栄光と不安と二つあり」ってボードレールでしたかねえ。栄光をつかむためには、努力と準備が必要です。もう一ムチ入れてください。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/08/06(月) 09:31 [3929]

 
 バーチャル東洋町自然共生学園研究都市の講義科目は、海のスポーツと、有機農業と、自然共生型都市計画、この3つは必修科目です。
 海のスポーツと言えばサーフィンです。ここ東洋町では数年前世界大会も開催されたとのことで、生見海岸という有名なビーチがあります。
 有機無農薬は今や、高知県の最先端でして、大都市でも「有機無農薬で生きよう」というのは、静かなブームなのだそうです。
 これにまちづくりという視点を加えると、フィールドワーク型の学園ができあがります。
 「△○×大学自然共生学部東洋町キャンパス」なんてネーミングまで考えてしまった魔法使いのバーチャル学園コーナーです。
「授業に疲れたら波と遊ぼう、生見海岸で風に吹かれながら、明日の自分を夢見よう、きっとみえてくる、君達と地球の未来」なんてね。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/08/06(月) 10:17 [3930]





 魔法使いの掲示板ー5『技術士二次試験受験、あと二週間、即席講座』 
技術士試験まであと2週間しかないので、バーチャル試験会場を設定してみました。
余裕時間は建設一般なら1時間弱はありますので、いかに論文を構成するか、そこが勝負になります。
 こんな準備はして置いてください。
@題意に対する着地点、めざす社会の形(例えば活力ある社会、循環型の社会、風土や景観を大切にする社会、モビリティに優れた社会、移動制約のない社会、国際競争力に優れた社会、安全安心な社会、美しく豊かな社会、生物多様性に優れた社会、多様な価値観に答えることのできる社会、安全、利便、快適な社会、情報化社会、ユビキタス社会、ネットワーク社会、コンパクトな社会、省エネルギー社会、効率的な社会、)
 を整理する。
A問題点と対応策を箇条書きにしてみる。
B専門問題では機能を整理しておく。(緑とオープンスペースの機能、道路の機能、駅広の機能、)

その場で考える時間があるので
出題に対して、
@「自分が理想と考える目標、到達点はどこか」これを決める
A目標を達成するための具体策は何か
B目標達成の障害物はなにか
C技術開発はあるか
D法律、制度はあるか
E連携する必要はあるか、それはどこか
F経済的な検討は必要か
G環境面で検討は必要か
H必要とする機能は何か
I 留意点は何か
こんな項目があるのですが@を紙の中心に書いて、あとの項目は吹き出しにして、書き加えていくと、ビジュアルな吹き出し表になります。これを眺めながら、論文を作成していってください。箇条書きにするよりは、わかりやすいと思います。なぜかというと、日本語は表意文字なので、見て理解できるからです。英語などの表音文字は、音にしないとだめです。
 この方法のいいところは、絵で理解するということです。箇条書きだと一目でわかるということになりません。やってみてください。

 
魔法使い=maho記者  ++.. 2007/07/22(日) 00:24 [3910]

 
追伸:万能薬ではございません。ご承知とは思いますが、体質に合う合わないということがございます。服用後効果がないとお考えの方は、直ちにおやめください。^O^
魔法使い  ++.. 2007/07/22(日) 00:36 [3911]

 
初歩的なお話
 添削をやっていて気がついたことですが、題意に答えていない回答が結構あるんですね。問題をよく読んで、相手が求めていることに的確に答える、これが鉄則です。
 面接試験でもよくあるのですが、聞かれていないことまでべらべらしゃべる人がいます。それと同じで、問題が求めていることだけに、答えればいいので、特に、はじめに、と、おわりに、が駄文になっている場合が多いですね。
 私は「はじめに」と「おわりに」は省略することを勧めています。勿論これも服用するしないは本人次第です。

魔法使い  ++.. 2007/07/22(日) 00:54 [3912]

 
例えば、出題に「社会的背景を述べよ」と書いてなければ、1はじめに、で、社会的背景を書く必要はありません。書いてもかまいませんが、社会的背景と本論がつながっていない場合が結構あります。
 相手が求めていないのに、はじめに、で社会的背景を書いた挙句、減点されるのは最悪です。

魔法使い  ++.. 2007/07/22(日) 01:02 [3913]

 
「おわりに」について一言。
この中で自分の現在の職業を名乗り、○×していく所存である。といった文章をよく見ます。
 これも、出題に「あなたの立場を明確にして」といった要求があれば別ですが、さもなければ、無駄です。そう書いたからと云って、点数には全く影響しません。その分を、本文に使った方が有効です。
 大抵は「おわりに」で6行程度は費やします。この6行を使って本文を充実させるほうがいい、と思っている訳です。
 もう一度繰り返すと、1はじめにではなく、例えば、地球環境問題なら「エネルギー多消費社会から循環型社会をめざして」というふうに、社会がこれからめざすべき方向を、題意に沿って付けてください。
 おわりに、は必要有りませんので、本文の最後に「以上」と書いてください。それで、論文として充分、完結します。
 「はじめに」と「おわりに」を書くのは、2400字時代の習慣です。1800字時代は簡潔、明瞭、シャープさ、論理性が求められています。
 この意見も万能薬でなく、服用する人それぞれであることは、論を待ちません。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/07/23(月) 09:42 [3914]

 
もう一つ、添削をしていて気が付いたことです。大抵の論文はタイトル、見出し、箇条書き、キーワードは色分けしてから、添削します。そうすると、論文の骨子が見えてきます。
 試験会場でも、例えば、
1活力ある社会をめざして
2問題点
3対応策 
という目次を作り、この目次の下に箇条書き、キーワードを記入する。
 あとはこれを眺めながら、文章をつなぐ、という、きわめてオーソドックスな作成方法です。
 いずれにしろ、論文をいきなり書かず、構成してから書くという、大変当たり前の方法です。
 私と関わりができた人、無かった人を含め、健闘を祈ります。そして、
    『題意をはずすな」贈る言葉です。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/07/23(月) 14:24 [3915]

 
閑話休題
「白書59頁には「団塊世代アンケート『60歳を過ぎてからの人生でやってみたいこと』(複数回答)という図表があります。
 最も多いのが国内外への旅行、2位自然散策ハイキング 3位ボランティア活動、4位スポーツ体作り5位映画鑑賞6位田舎暮らしとまあまあ、予想できる内容が続いています。
 しかし、、このアンケートには、誰と一緒に、という評価がありません。夫婦なのか、友人、なのか、そしておそらく、夫婦では絶対しないというグループがある程度含まれています。
 複数回答ではありますが、5%前後は確実です。なぜかというと、してみたいことの5%に恋愛という項目があるからです。
60歳を過ぎてからやってみたいという部分が微妙です。既に現在独身なら、60過ぎてしたいということにはなりませんね。
 これ以外の解答はおおむね妥当で意表をつかれる答えではありません。団塊世代の一面を語るデータではあります。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/07/23(月) 17:38 [3916]

 
さて、今年、大きく変わる方法の一つとして、具体的事例、又は、ある地域を仮定した上で、意見を述べさせる、というパターンを考えて見ました。
 今更、完成論文を準備するのは大変です。比較的楽にできるのは、自分の住んでいる、あるいはよく知っている地域を念頭において、今まで準備してきた論文を応用してみる、という方法です。例えば、地域の活性化について、白書の延長線上で準備している方は、それを自分の住んでいる地域に当てはめて、考えてみると云うことです。
 やってみると、当てはまる部分と、そうでない部分が出てきます。それが、ひいては論文の特徴になります。
 

魔法使い [URL]  ++.. 2007/07/24(火) 11:17 [3917]

 
ごく些細ではありますが、漢字で書けるか、こいつは試しておく必要があります。、パソコンで論文作成していると、いざというとき、書けない・・・・。その場合は、ひらがなですね。間違って書くよりはよっぽどマシです。
魔法使い [URL]  ++.. 2007/07/24(火) 11:24 [3918]

 
総監問題に引っかけて、自動車メーカーは地震災害リスクに対し、どんな対応を取るのでしょうか。今回のようにほとんど1社独占状態だと、発注先を分散するというだけでは、対応できません。勿論在庫を抱える訳にはいきません。リケンに、製造場所を分散するよう要請するという手があります。しかし、リケンは集中管理による効率性に関し、リスクを保有することになります。
 どのような対応となるのか、予想すると共に、注視してみたいと思います。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/07/24(火) 11:54 [3919]

 
受験に専念すると宣言しながらも「はじめに」「おわりに」のコメントに大変興味があり質問させてください。

技術士論文の基本は@「起承転結」型とA「序論、本文、結論」型があるといわれて言います。
@「起承転結」型では・・・
起:(はじめに)背景
承:課題の抽出
転:技術的課題解決
結:(おわりに)将来展望、意見
A「序論、本文、結論」型では・・・
序論:課題と結論
本文:結論にいたるプロセス
結論:将来的展望、応用
私の場合、上記のように理解しておりました。特に一般論文の場合、起承転結なる理論展開が課題解決と理解し前者に従い整理してきたものの、(はじめに)(おわりに)が不要だということを聞いて、いささか動揺しています。(汗)

さらに、専門問題の場合は、題意にそってストレートに記述することが第一だということを最近、理解しているところです。
ということで、
「Q:今後の○○の更新の進め方についいて述べよ」といった専門問題に対し、
起:(1.はじめに)技術に対する社会的背景を簡潔に
承:2.現状の課題の抽出→技術的課題
転:3.課題解決→○○の更新の進め方とする専門的記述と(応用力として)具体的な技術的手法
結:(おわりに)背景に対する将来展望、意見
こういった準備をあらため

起:(1.はじめに)技術に対する社会的背景を簡潔に
承:2.題意にそったストレートな解答を記述→○○の更新方法
転:3.課題と対応策→○○の更新の進め方に於ける問題点とその対応策(応用能力として)
結:(4.おわりに)背景に対する将来展望、意見を述べる。
このように各専門について整理をしかけています。

・・・だめでしょうか。???(滝汗)

それに
「○○としての私は、技術者として、地域の抱える課題解決に努めていく所存であります」
これも有効なフレーズだと聞きましたが…ダメですか(超滝汗)

『嗚呼!ますます遠ざかる技術士への道』

ボヤッキー@受験生  ++.. 2007/07/24(火) 20:01 [3920]

 
以前、雑魚さんだったでしょうか、貴殿の場合充分合格点に達していると書いてみえました。自分を信じて、進んでください。私の意見は「ああ、そんな考えもあるか」ぐらいに受け取っておいてください。おっしゃるように
《@「起承転結」型では・・・
起:(はじめに)背景
承:課題の抽出
転:技術的課題解決
結:(おわりに)将来展望、意見》
これが書き切れれば問題はありません。
しかし、はじめにというのは結構難しく、社会的背景とめざすべき方向が、後から述べる問題点と対応策にうまくつながっていないと、ダメージが大きいと思っています。言い換えれば問題点につながる社会的背景を的確に述べるということです。
 従って、「1はじめに」ではなく「1社会的背景とユニバーサルデザインについて」とか「1地球温暖化の社会的背景」とか「安心安全を求める社会的背景について」といった具合に、題意と社会的背景をつなげた書き出しにして欲しいと云うことです。そうすることで、書き出しをコンパクトにまとめることが大事だと思っています。なにせ1800字しかないのですから。
 あるいは、「1ユニバーサルデザインを通じた社会のあり方」とか「1循環型社会の構築をめざして」とか「1災害に強い国土構造をめざして」というように論文で書こうとしている主題を最初に示しておこう。ということです。
Cおわりに:では、問題点と対応策で書いたことと、全く別のことを書いてはいけない、と考えています。「おわりに」で書くとすれば対応策で書いたことを補足する程度です。
 「おわりに」は総まとめなので、これをうまくまとめるには相当の力量がいります。
それに「○○としての私は、技術者として、地域の抱える課題解決に努めていく所存であります」
これも有効なフレーズだと聞きましたが…ダメですか」とのことですが・・・減点されると思っている訳ではありません。そんなこと、当たり前だろう。と私は思うから行数の無駄と思っています。しかし、受験合格のおフダとして、安心できると思うのなら、書くのもいいと思います。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/07/25(水) 17:39 [3921]

 
 雑魚氏がどう申されようと、合格レベルには到底至ってはいない私でありますが・・・。

 せっかくなので話半分で聞いていただきたい。

 私の想像によるファンタジーの世界では、試験官を経験されたという人物が夢に中に登場します。その人いわく、守秘義務というものがあるため大きな声では言えないが、一人当たりの審査時間が・・・なんと5分だと!

 5分といえば、三題の答案用紙を1度流し読みする程度。もしくは、よくかけていそうな原稿ならもう一度読み直しする程度の時間。要するに読みやすさが第一なのかもしれませんね。
さらにファンタジーを続けると、はじめに(序論)とおわりにの部分だけ読んで審査する論文を分別する者もいるとかいないとか。

 試験官に任命される方々とは…、大学教授、省庁の課長級、政令指定都市の技術部長級、みたいな事が言われています。魔法使い様も試験官になった気分で添削されてはいかがでしょう。
 合否の判断基準とは、一度目を通すだけで合格/不合格が直感的に見えてくるものなのかもしれません。

技術士にふさわしいと直感的に感じる論文ってどんなのをいうのだろうか。

『嗚呼!ますます遠ざかる技術士への道』



ボヤッキー@受験生  ++.. 2007/07/25(水) 22:21 [3922]

 
それではオズの国のニワカ試験官になってお答えします。
私なら、論文を一読してAとCをふるいにかけます。A論文は、一読して、わかりやすく、題意に的確に答えている論文です。今回添削した経験で言うと1割です。点数で言えば70点以上で、文句なく合格という奴です。
C論文は、題意に答えていない論文です。これが意外に多くて3割位はありそうです。
 残り6割の内から、A論文を選ぶとして、基準は何か、
@読みやすく書いてあるか
A長文になっていないか
B論理的につながっているか
C白書の引き写しになっていないか
D得意とする分野が表現されているか
E専門馬鹿になっていないか
F自分の住んでいる(よく知っている)地域を念頭においているか
G焦点がぼけていないか
といったところでしょうか。
技術士にふさわしいと直感的に感じる論文とのことですが、
『題意に的確に答えている論文』でしょうか。
 でも、この条件を最初から満たしている論文は私のつたない添削経験ですが、1割ですよ。残り1割は60点台を拾い上げることになるのではないかと思います。
 わかりやすいという点では、最初の書き出しは大変重要です。ここで、??と思われたら、よほど、そのあとがよくないと挽回は難しいのではないでしょうか。
 いいねえと思わせるには、『社会的背景と題意が素直につながっている書き出し』です。ここがつながっていなかったり、強引につなげてあったりすると、??となります。

 はじめにとおわりにしか読まない試験官??それはないでしょう!!それじゃあ、試験官落第です。
 私の知り合いで、「はじめに」がどうしても書けず、現状の問題点から、書きはじめて、合格している人もいます。「おわりに」を書く時間がなくて、対応策の最後を「以上」で締めくくって合格した方もいます。70点以上を目指すなら、「はじめに」と「おわりに」は書けているほうがいいでしょう。
 しかし、60点以上なら、下手な「はじめに」も、への突っ張り程度の「おわりに」も省略して、「本論の充実」に励むのが得策ではないか、と考えているのであります。
 

魔法使い  ++.. 2007/07/27(金) 15:36 [3923]

 
強迫観念というのがある。こうあらねばならないという奴である。
例えば、論文は目一杯、升目を使って書かねばならない。そう考えただけで頭がしびれます。
でもねー、半分しか升目を使って無くても、みんながみんな、滑るわけでははないらしい。
 私はそういった経験がないが、こちらの方は経験者ということである。
http://blog.goo.ne.jp/awabi09
ここにも時折顔を出される、ハングリーさんである。


魔法使い [URL]  ++.. 2007/07/30(月) 11:56 [3924]

 
20世紀の負の遺産とよく言われますが、減点主義も日本の負の遺産としてはトップランクではないかと思う今日この頃です。
 さて、負の遺産ではなく、20世紀建設部門の正の遺産ベスト10といったら、なんでしょうか??
どうも私は、問題点抽出、対応策という図式になれすぎて、継ぐべき遺産、その生かし方という図式が苦手です。
 これがなければ今の日本はない、と自他共に認める建設遺産とはなんでしょう。
第1〜2位:新幹線と東名名神
これは誰も異存がないところでしょうね。まさに全国区です。
第3位東京でこれはという奴、・・・思い浮かびません。
第3位は本四架橋ですかね。
第4位、黒四ダムと言いたいところだけれど見たことがないので何ともはや・・・佐久間ダムなら見たことはあるんですがね。
第5位、新宿副都心
第6位、東京湾アクアライン
第7位、青函トンネル
第8位 名古屋の100m道路と区画整理
第9位、長良川河口堰
第10位、牛深ハイヤ大橋
もうここまで来ると独断と偏見ですなあ。
写真はなぜか第10位です。


魔法使い [URL]  ++.. 2007/07/31(火) 14:24 [3925]





 魔法使いの掲示板ー4 
国土交通白書を読み解く
・・・・・抜粋始め・・・
第2節 地域の基本的な状況
(人口の動向)
 我が国の人口は、既に減少局面を迎えている。地方圏では、高度経済成長期のような三大都市圏への大規模な人口移動は見られないにもかかわらず、全国人口の減少に先がけて人口減少に転じたが、その背景には、高齢化の進行により人口の自然増加率の低下が進んできたことがある。
(所得や雇用の状況)
 一人当たり県民所得の地域間格差について見ると、昭和40年代後半以降ではそれまでと比べジニ係数は低下しているが、直近では平成14年度以降16年度まで上昇が見られる。有効求人倍率や完全失業率については、最近、景気の回復を反映して改善しているが、地域ごとに動きは異なっており、産業構造の違い等が影響しているものと考えられる。
(産業構造・産業立地の状況)
 就業者数や県内総生産の産業別構成比について見ると、東海等で第二次産業のシェアが高くなっているなど、地域ブロック間で大きな違いがある。産業立地については、東アジア地域等への生産拠点の移転が進んだものの最近では国内回帰現象が指摘されており、国内の新規工場立地件数は平成14年に過去最低にまで落ち込んだ後、最近では回復してきている。地域別に見ると、14年と17年の比較では全ての地域ブロックで増加しており、2倍以上の増加を示している地域もある。 
・・・・抜粋終わり・・・・
 魔法使いの一言
  人口の動向、所得や雇用、産業構造や産業立地のすべてにおいて地域ブロック間に大きな違いがある。
  ここでも白書は様々な格差が地域の中にすでにあることを述べている。
 この格差に対し、どのように課題を設定するかは各自の考え方である。克服しようとするのか、格差を前提とするのか。
  格差を前提にするといっても大都市圏、広域中枢都市圏、地方中枢都市圏、過疎圏によって課題と対応策は異なる。
  総合的に論じるためには自分の住む地域だけでなく、都市圏域と過疎圏域について両面から知識を整理しておこう。
魔法使いの出題
「人口の動向、所得や雇用、産業構造や産業立地のすべてにおいて地域ブロック間に大きな違いがある中で、都市圏域と過疎圏域それぞれについて、活力ある社会を実現するための社会資本整備のあり方について論ぜよ。」

 
魔法使い  ++.. 2007/05/22(火) 21:56 [3891]

 
まずは広域ブロックの州都を想定してみます。北海道=札幌市、東北=仙台市、東京都、中部=名古屋市、
関西=大阪市、中国=広島市、四国=高松市、九州=福岡市、
これらの都市は広域経済圏を持っており、ここを中心にして、東京一極集中から多核経済社会を目指すことになります。これらの地方広域都市圏は、東京経済圏と連携を取りながらも、東アジアは勿論、環太平洋経済都市圏と、直接結びつかねばなりません。
 これまでの東京と地方都市の関係は、大企業と下請けそれも東京だけを取引先とする下請けの関係でした。取引先を増やさなければ、東京の言いなりだし、東京がピンチになれば、下請けは倒産です。
 そうならないためには東京に頼り過ぎない関係、言ってみれば、親子で言うと近居の関係を作らねばならないと思います。それぞれが所帯を持っているが地理的にも、気持ちの上でも、血統的にもつながっていて、お互いにタマには一緒にご飯を食べたり、病気になったら、助けあいます。しかし普段の家計は独立している、そんな関係です。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/05/24(木) 07:39 [3892]

 
今、我々杜ハヤ高知では、19年度の技術士添削を開始したところです。原則としてフェイスTOフェイスなので、講師と受講生がそれぞれの考え方を出し合いながら、対策を進めます。少人数なのでこんな方法が採れるのでしょう。魔法使いの掲示板ー3とー4で出題した問題も建設一般で、揉んでみようということになっています。明日26日は2回目の集まりです。段々馬力がかかりますねえ。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/05/25(金) 12:28 [3893]

 
新藤兼人氏が日経新聞に私の履歴書を連載している。音羽信子さんとは3度目の結婚だが、彼女との私生活にはふれず、女優音羽信子を淡々と語っているのが印象的である。
 日経は経済新聞であり、ここに登場する人物は経済人が多いが、私は小説家や映画監督俳優詩人画家などのほうに興味を引かれる。
 仲代達也さんの文章にも心惹かれた。氏の場合、奥さんであり演出家であり無名塾の共同主催者でもある宮崎恭子(隆巴)さんへの思いが随所にあふれていたが、新藤さんのそれとは好一対である。もうすぐ新藤さんの連載も終わるが、興味のある方は読まれるといい。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/05/29(火) 16:15 [3894]

 
ドッグイヤー退職と言うライフスタイルがある。早期退職といっても、リストラされてというのでなく、成果と充分な報酬を得て蓄えをした上で、早朝から深夜まで働くと言う激務から自らを解放し、次の生活、例えば自分のしたかったことに打ち込むと言うことなのだそうである。
 一方新藤さんとか仲代さんのようにシナリオライターや俳優として一生を貫く生き方もある。そして、私のようにあれもこれもと中途半端な生き方もある。田辺聖子さん原作の芋タコナンキンでは、カモカのおっちゃんが言うように「中途半端を二つ足してみい、充実してるやろ!三つも四つも足してみい!もう、ハチャメチャのてんこ盛りやないか!!」
新藤さんは音羽さんとの事を、正当化しようとは思わないと語っているが、私はそんなに潔くないので大いにこのチャンポラン人生を正当化しようと思っている。・・・・・お後がよろしいようでございます。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/05/30(水) 07:28 [3895]

 
グーグルキラーと呼ばれる検索ネット会社があるという記事が日経新聞に紹介されています。
ネット検索はいまのところ、キーワード方式ですが、この方式は自然会話形式なのだそうです。例えば、日本太郎はどこの出身ですか。といったふうに会話形式で入力するとその情報に一発でたどり着き、関係の薄い記事には行き着かないとの事です。本当だとすればまさに一発検索です。この方向は「誰でもいつでもどこでも」というユビキタス社会の方向にマッチしているので、開発と普及が進んでくれるといいですね。
 更には検索エンジンから推薦エンジンへと言う流れがあるようです。音楽でも読書でも使用者の好みに合うような情報をキャッチし、推薦してくるようになるらしいのです。
例えば技術士試験対策本でもどの分野にその人の専門や興味があるか、それをネットで注文した本の傾向から推測して、お奨め本を配信するというようなことになるかもしれません。こうなると、専門性の深化も容易になります。
いまでも技術士試験のネット検索は欠かせません。例えば、私は今、建設リサイクル情報を調べていますが、検索機能を使ってみると、現状の問題点やら技術開発の方向やらが、はっきりみえてきます。
続く

魔法使い [URL]  ++.. 2007/06/01(金) 09:45 [3896]

 
添削が結構忙しくなってきました。
技術士試験では、一般論とからませて、具体論を書き込むことが点数を上げるコツです。私はそのように指導しています。
一般論だけではまず、他の受験生と差別化できません。しかし、具体論を出せば、どなたもオンリーワンになれます。地域のことは地域の技術者に考えて欲しいと、国土交通省も望んでいるはずです。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/06/07(木) 11:34 [3897]

 
日本の財政赤字はどうなっているのだろう。気になったので調べてみた。ちょっと古いが平成11年で国と地方を合わせて600兆円。http://www.mof.go.jp/seifuan11/ys004.PDF
リアルタイム財政赤字カウンターhttp://www1.nisiq.net/~asanao/zaisei.html
によると1135兆円で刻々増えている。
 一方アメリカ合衆国は8兆5000億ドル=1000兆円で日本といい勝負である。
http://www.earth-policy.org/Updates/2006/Update62_data.htm
アメリカは借金狂いだと思い込んでいたが、これでは日米双子の財政赤字ではないか!
 アメリカの国債は中国と日本が買い続けている。日本の国債はどこが買い支えているのだろう。
別のブログによれば外国は5%程度、ほとんどが国内で買われているらしい。http://bullbear.exblog.jp/5068486/
2006年9月の海外5.1%、家計(個人)4.5%である。
これに比べるとアメリカは2兆1350億ドルが外国で約26%を占めている。
http://www.earth-policy.org/Updates/2006/Update62_data.htm
アメリカは通貨のアンカーマンである。日本は違う。この差が外国人の国債買い比率に出ている。しかし、日本にとっては、外国が日本国債を買ってくれないほうが健全である。
しかし、このままアメリカが財政赤字をたれ流すと、いつか破綻が来るのは常識である。その時日本はどうなるか。6390億ドルものアメリカ国債を日本は買い支えている。約70兆円が紙くずとはならなくとも、10兆円もきり下がれば、まさに世界金融恐慌だろう。
 しかし、アメリカは財政赤字を一向に改めようとしない。アメリカと日本、そして世界経済はどこに行くのだろうか。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/06/07(木) 22:00 [3898]

 
建設部門を始めとする技術士試験というのは、考えてみると妙な試験である。「現今の社会経済環境を踏まえ、今後の社会資本整備はどうあるべきか、貴方の意見を述べよ」こんな出題が手を変え品を変えて毎年出題される。どこが妙かというと、ある部分、というのは国土交通省の考えを理解した上で、という限定つきながら、どこの馬の骨ともわからぬ私のような人間が、紙の上とはいえ、天下国家を論じるという、不思議さである。
 といっても、言いたい放題を述べるわけではない。(述べてもいいがすべるだけである)国土交通白書を理解すると言う前提はあるけれども、それでもやはり社会資本整備を通じて天下国家を論じ、地方のあり方や自分の住み地域のあり方を論じるのである。
 しかし、白書をなぞるだけでは合格しない。国の政策をなぞるだけの技術者はもう要らないからだ。白書を読み込んだら後は虚心坦懐に日本の今後のあり方に思いを馳せ、その基礎を作る社会資本整備はいかにあるべきか、自分の考えを探ってみよう。そうすることではじめて、貴方の考える社会資本整備のあり方にたどり着くことが出来るだろう。
ではその登山口はどこか。答えは一つ、自分の専門分野から登ればいい。オリジナリティは専門分野によって形成される。こう考えれば、ちっとも難しいものではないと思うがいかがなものだろうか。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/06/12(火) 07:25 [3901]

 
全国チェーンのマクドナルドが地域別価格を設定して営業すると言う。善意に解釈してみたい。
 これは地方広域圏の経済的自立に通じる可能性があります。大都市圏のことは大都市圏でまかなう。経済全体が高いレベルにあるのだから、そこで独立採算してもらう。地方は低いレベルにあるのだから、固定経費は低い。低価格で販売する。
 失礼ながら地方公務員の給与も当然地域設定される必要があります。
 簡単に言えば収入レベルは格差があっても生活レベルは格差がない。選択の自由がある社会、これを目指すには、地方別販売価格が定着するのが必須条件でしょう。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/06/14(木) 17:46 [3902]

 
鳥の目と蟻の目
今は昔、技術の杜ハヤブサネットという、集まりがあったとさ。ネーミングの由来は鳥の目をもって、蟻のごとく活動するということだった・・・・様な気がしますが、私の我田引水かもしれません。
さて本題ですが、この鳥の目と蟻の目は技術士に必要な最低条件です。言い換えるとグローバルに見てローカルに活動するということです。この2つの視点を身につけた人が合格証書を手に入れると思っています。
その視点をどこで身につけるか、これが課題ですが、それを工夫するのも技術士受験勉強のうちということにしておきます。がんばってくださいな。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/06/23(土) 21:02 [3903]

 
> 鳥の目と蟻の目
「鷹の目、蟻の目」じゃなかった?!?
・・・そんなことはどっちでもいいのですが、普段、高い視点、広い視野を心がけているものの受験となるとまた別です。受かるための準備をしなくては受かりません。

ということで最近また弱気になっています。
『そんなヤツはどうせ受かりっこないんだから、あきらめな』
そんな声が聞こえそうですが、あきらめるわけにはいきません(汗)

パソコンでなら、いろいろと論文のかたちができるのですが、手書きとなると原稿用紙を埋めることができません。試験方法が変更され暗記による準備はああまり意味がないといわれていますが、受験に対しては、脳にちゃんと刻み込んでいないと合格点はありえません。

・何度も読み返す。
・書いてみる。
・録音して聞いみる。
・要旨をまとめる。

どうためしたところで覚えられないし。どうしたらいいものやら。

そうそう、今日照り焼きメガマック食べました。カロリー高そうだなこりゃ。
体内に脂肪をためず、頭脳に知識を溜め込む手法ご存知ありませんか?

ボヤッキー@受験生  ++.. 2007/06/23(土) 23:58 [3904]

 
受験技術となると、鵜の目鷹の目:鵜や鷹が獲物を狙う時の目のように、注意深く見逃さずにさぐり出そうとする目、が必要ですね。
鷹は上空から獲物を狙いますが、鵜は岩の上などにとまって水上から観察する??
 私のような地方に住んで東京出張など、金輪際ない身にとっては、鷹の目は難しいので、インターネットと雑誌、専門誌など、上空を飛んでいる鷹たちを観察しながら、そのさえずりのうち、自分の住んでいる地域でできそうなことに移し変えてみる、ということですね。
ボヤッキーさんは下水でしたよね。今、私が着目している鷹は「国土形成計画」です。ここでは二層の広域圏がその基本ですが、下水部門にどう引き下ろしてくるのか、生活圏域=人口減少化にあっても、生活関連サービスを維持し、地域社会の活力を保っていく、という観点にたって、広域下水道〜集落排水まで、地域の状況に応じた整備を行っていく。
 といった論点を作れば、鷹の目ができるのではないかと、考えてみました。
 おっしゃるように、私もパソコンでしか文章を作りませんので、パソコンで考える癖がついています。、書く以外にないでしょうね。ハングリーさんの「たてよこ分析」マトリックス表でしたよね、確か。http://blog.goo.ne.jp/awabi09/e/0dcb3d088ed723974f937a240ce16c0c
 アレを使って脳内革命すると言う手が有効じゃありませんか?
 無理やり暗記しようとしないことではないでしょうか?多分、暗記する脳と論理を組み立てて、応用する脳は、つながっているけれど同じ場所ではないと思います。
 もう一つ、「○×のあり方について述べよ」と来た場合は、バックキャスティング方式が楽です。バックキャスティングというのは、登るべき山の頂上、理想のかたち、を思い浮かべ、その視点から、平地、この場合だと問題点とか対策とかを取捨選択するという手法です。
 このバックキャスティングに役立つのが、国土形成計画なのだというふうに、私は考えています。
少しはお役に立てたでしょうか?

魔法使い [URL]  ++.. 2007/06/24(日) 08:37 [3905]

 
追伸:丸暗記しようとしないこと、例えば建設一般は1時間は考える時間が取れます。その1時間を使って、たてよこ分析表を作る練習をしてはいかがですか。骨子を作るのもいいですが、こっちのほうが複眼的に思考できるし、キーワードだけ書けばいいので、楽チンだと思います。進み具合はどうですか?
魔法使い [URL]  ++.. 2007/06/24(日) 08:55 [3906]

 
再追伸:完全に暗記してそいつをネタにして、出題の題意に沿って、応用編集しなおすという方法も、ありますね。
 少し話が飛びます。私達の合同添削会で話しあったことですが、題意にチャンと答えていない論文が、結構あるんですね。丸暗記した人が一番気をつけなければならないことは、これです。題意に答えていなければ、C評価を宣言されることになりますので、苦しくてもそれを忘れず、たてよこ分析かな??笑。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/06/24(日) 09:14 [3907]

 
>魔法使い様
ご教示にくださりありがとうございます。

技術士の勉強方法とは、
・社会情勢(時代の動向)にらみみつつ
・過去の出題傾向を分析
・さらに想定問題を作成し
・受験に備え暗記する
そう思っておりました。

でも、考え方を改めなくてはならないのかもしれません。
残り1ヶ月。
受験に必要とされる準備とは???

技術士として備えておくべき「資質」を磨くなどと歯の浮くような理屈ではなく・・・。
受験会場で臨機応変な記述方法をスキルとして身につけることが肝要なのかも。

では、具体的にどうすればいいのか。
残り1ヶ月の課題とさせていただきまする。

ますます遠ざかる「技術士への道」....(深溜息)

ボヤッキー@受験生  ++.. 2007/06/25(月) 22:07 [3908]

 
そうか、あと40日ぐらいなんですね。
技術士の勉強方法とは、
・社会情勢(時代の動向)にらみみつつ
・過去の出題傾向を分析
・さらに想定問題を作成し
・受験に備え暗記する
そう思っておりました。
とのこと、いまさらやり方を急激に変更は出来ませんよね。そこで提案ですが、上記の方法+ヒラメキトレーニングという方法はいかがでしょうか。どんなトレーニングかというと出題を予想し「こう来たら、ああ書く、そう来たら、こうする」という仮想訓練を、睡眠前にヒラメキトレーニングすると言う方法です。
 すでに出来上がった予想問題でやればいいのではないですしょうか。
 一字一句覚えたことを繰り返すというより、あらすじを思い浮かべるという感じです。問題、テーマ、対策、とイメージ(ヒラメキ)してもいいし、対策、問題、テーマ、とイメージしてもいい。むしろひらめく(思いついた)ところを基点に連想するという感じです。
 寝る前に一度試してください。
追伸: それでも不安でしょうから、ヒラメキトレした、題材を、文章にしてみるといいと思います。ヒラメキというと伝わりにくいかもしれませんね。パソコンを使って文章を作る時は、思いついたところから、書き始めたり、修正しますよね。その感覚でひらめいたところから、メモ書きする、例えば縦横分析表を現場で作ると言うことですね。これが出来たら優先順位をマーキングして、サア書くぞ!、こんな感じで建設一般なら45分、専門科目なら30分×2回で縦横分析かな。そっちの掲示板に又お邪魔しますわ。
 
 

魔法使い [URL]  ++.. 2007/06/26(火) 07:30 [3909]





 魔法使いの掲示板ー3 
28日から5月6日まで、前後2回の連休が続きますが、いかがお過ごしですか?受験勉強??えらい!!がんばってください。
 私はといえば、楽農作業でした。皆さんは何をしていますか?

 
魔法使い  ++.. 2007/04/30(月) 23:07 [3844]

 
写真はジャガイモです。デジマ、男爵、メークインはあったかどうか、忘れました。6畝ぐらいあります。畝上げしないで、芋が空気に触れると緑色に変色したべられなくなるそうです。2畝と半分まで終わりました。
陶芸にしろ、農作物にしろ、自分の手で育てるというのは、人間の頭に刷り込まれた先祖からの記憶のようで、充実感がありますね。
もっとも、体力不足ですぐ音を上げますが・・・。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/30(月) 23:15 [3845]

 
国土交通白書が出ていますね。
じっくりすばやく読み込んで、「国土交通白書・解釈と運用」を作り始めます。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/05/02(水) 03:54 [3846]

 
なーんだ,
ちらッとHPをみたけれど,ここでわしらが議論しているようなことがテーマじゃない( ゜∋゜)

http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h18/hakusho/h19/index.html(平成18年度 国土交通白書)

ねぎ  ++.. 2007/05/02(水) 14:53 [3847]

 
受験生のみなさん,
建設一般の練習だと思ってここへ書いてみてはどうです?

ねぎ  ++.. 2007/05/02(水) 15:19 [3848]

 
そうなんですよ、ねぎさん。国土交通省がやっとわしらに追いついてきてくれたというか、我々が周回遅れのトップランナーで、国交省が息せき切らしてトラックを走っていたら、先のほうをよたよた走っているランナー達がいる。ってなところですかね・・・。
「周回遅れのトップランナー達」そんなタイトルで全国各地、各界にいる雑草魂に満ち溢れた人達のノンフィクションを書いてみたいなあ。
 雑草魂といえば雑魚さんだったか、アル(中技術士)さんだったか・・・お元気ですか?青春18キップ使って、土佐の初夏・・・ん??18キップはいつまででしたっけ?? 

魔法使い [URL]  ++.. 2007/05/03(木) 07:35 [3849]

 
魔法使いさん、ねぎさんしか、出てこない板になりましたね。異動等でパソコンの環境が伴わず私もずーとROM専でした。今年は杜ハヤの添削には関わらず、職場の底上げに徹します。といっても、過去この板が盛り上がった頃の、勢いなく、その当時の、掲示板を盛り上げた人たちに相当する:現在の人たちは、どこにいるのでしょうか?他の掲示板で騒いでいるのかな?こんな事昔を偲んでいる様ではもう過去の人になったのかもしれません。どうでもいいことでした。
Shima  ++.. 2007/05/08(火) 08:03 [3850]

 
Shimaさん、こちらではお久しぶりです。

確かに、かつての佐口さん管理の掲示板の頃を懐かしく思うこの頃です。
それでもここは、それなりに閲覧カウントは日々上がっておりますので、私も含めROM専の方は多いと思います。
ただ、書き込むまでに至らないのは、個々にそこまでのヒートアップまでいかないのでしょう。

現在、技術士試験支援HPは、ご存じのようにAPECさん管理のものが群を抜いており、掲示板でもまた活発な議論がなされています。
その中には時々、懐かしい方も登場されていますが、多くの新しい息吹(受験の新人やその応援者等)が見られます。
私のかってな理想論を言うと、あちらでは技術士試験に関する質疑が主となり、こちらでは技術的なテーマ(社会資本整備、環境・エネルギー問題、業務・組織監理のあり方、品質確保のあり方、技術者倫理等の話題)に特化できれば、...なんですが、笑。

確か、日曜日に久々登場のボヤッキーさんが、ねぎさんの問いかけに応えて、「建設一般」の序奏部を書き込まれていたと思いますが、今朝覗くと削除されておりました。ボヤッキーさんは建設部門志願ではないのに、すばらしい記述であったと記憶しています。
これに対して、誰も応答はなかったようですが、すごく参考になるものだったですよ。ボヤッキーさん、復活は無理ですか?
おそらく、いつもは反応の早いねぎさんにしても、ご都合で見られる時間がなかったのでは???

つったん  ++.. 2007/05/08(火) 12:56 [3851]

 
Shimaさん、つったんさん、どうもです(ぺこり)
書き込んでおきながらまたも削除したと非難がありそうなので、一瞬だけ復活させて下さい。
先にカキコしたのも「ボヤッキー@亡霊」での投稿でした。亡霊とはすぐに消えてしまうということをご理解願います。(どろん!)

冗談はさておき、書き込んでおいて削除した理由とは?
一日に200以上のヒットがありながらもなんらレスポンスがないということは、しかとされたものと理解しております。はっきり言ってここではいい思い出もありませんし…。

何かのきっかけになればと思ったのですが、残念です。

それにしても、魔法使いさん、ねぎさん、魔法使いさん、ねぎさん、魔法使い、ねぎさん・・・・・・


それでは、受験勉強に専念します。

(どろん…=3)



ボヤッキー@亡霊  ++.. 2007/05/08(火) 19:12 [3852]

 
尊敬するAPECさんの掲示板に、技術士を狙う方が集まっているのは理解できます。しかし、こちらに今登場された皆様、ほとんどの方が技術士であり、それぞれ誰にも負けない自分の分野がある方。だからこちらの板も、これからの方に役に立つ事を皆が述べたら、また活気のある掲示板に成るとは思います。昔も今も変わらないはずですね。私自身、もう既に十分参加した身で、錆鉄状況かもしれません。がしかし、単身赴任で焼酎を飲みながらでも書けば盛り上がるような気がしますね。
 

Shima  ++.. 2007/05/08(火) 19:47 [3853]

 
それでは焼酎で酩酊しながら、今年の白書を読みつつ、思ったことなどを書き込んでみます。
それでははじめます。まずは抜粋からです。
抜粋始まり
はじめに
 我が国は、戦後初めて人口の減少を記録するなど、歴史的な転換点に立っている。今後、中長期的にも、人口は減少し、急速な高齢化も見込まれている。このような状況の下で、国民の間で、地域の将来に対する不安が広がりつつある。

 地域の活力なくして国の活力なし。地域の活力を将来にわたって維持・向上させていかなければ、我が国の持続的な成長はおぼつかない。地域づくりは各地域が主体的に取り組んでいくものであるが、そうした前提の下、地域の将来はどのようになっていくのか、いたずらに不安をあおることなく、地域の置かれた状況を客観的に分析し、課題を見極め、それに対する対応の方向性を示すことは、国土政策、社会資本整備、交通政策等の地域に密着する行政分野を担う国土交通省の責務である。

 そこで、本書の第I部では、「地域の活力向上に資する国土交通行政の展開」をテーマとして取り上げ、地域の置かれている状況について基本的な分析を行うとともに、社会・経済構造の大きな変化の中で地域の活力を維持・向上させていくための課題について整理し、地域活性化に向けた国土交通施策の展開について提示している。
 また、第II部では、国土交通行政の各分野における動向を、政策課題ごとに報告する。
抜粋ここまで
  
魔法使いの一言
  ここではズバリ「活力に満ちた経済社会の形成」を目標としている。
そのためには「地域の活力」なくして目標達成はおぼつかないといっている。
白書は「地域」と一言でくくっているが、日本の国土は大都市地域から過疎地域まで、地域は実に多様である。
とすれば、地域の実情に応じた=身の丈にあった社会資本整備が必要と言うことになる。
こうした目標の背景には「少産多死」という日本固有の社会現象があることを踏まえておこう。
 魔法使いの出題
「わが国の経済社会の現状をデータに基づいて論理的に述べよ。その上で、活力に満ちた社会を形成していくための課題と対応策について、国土全体のあり方を述べた上で、あなたの住む地域特有の課題と対応策を論ぜよ」
 出題の意図は「論理的考察力と課題解決能力」を意識してみました。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/05/13(日) 02:01 [3860]

 
魔法使いさんおはようございます。焼酎を飲みながら白書を論ずる。素晴らしい。少産多死ですか。間違いなく落とせないキーワードですね。今日は何ヶ月ぶりでゴルフにでも行ってきます。また書きます。
Shima  ++.. 2007/05/13(日) 05:56 [3861]

 
つったんさんの要望により、また、魔法使いさんの出題に対し解答を作ってしまいました。亡霊ですので、レスがなければ、消えてなくなるかもしれませんが。

1.はじめに
 わが国は、平成17年度に戦後初めて前年度を下回り、人口減少局面に入りつつある。その人口減少の程度は都市圏より地方圏が顕著となっており、少子高齢化社会の進展は生活様式を変化させ、地域の活力の低下が懸念される。
 これら地域の活力低下の原因として、農林業の産業としての位置付けの相対的な低下、経済社会のソフト化・サービス化等の進展による就業構造の変化、ライフスタイルの変化に対応した都市的な機能や魅力の不足、生活環境の整備の立ち遅れなどの要因が複雑に絡み合って存在している。
 一方、若年層の大都市部等への流出が大きく、急速な高齢化が進展しているなか、地域社会を支えてきたコミュニティの維持を困難にし、活気や活力に乏しい地域となるおそれがあることから、地方を主体として産業構造の転換を図っていかなくてはならない。
持続的な社会への再構築をめざすためには、地域の活性化への様々な取り組みがなされているものの十分な成果が上がっているとはいえない状況にあり、地域社会の活性化に向け、土地利用への新たな発想の転換と現行制度の見直しが必要であると考える。
 以下に、活力に満ちた国土全体のあり方と、地域特有の課題と対応策について私見を述べる。

2.国土全体の将来的な影響と課題
(1)人口減少の抱える影響
 人口の減少が始まり、少子高齢化社会は避けられない状況にある。今後の大きな影響と考えられるのは、以下のとおりである。
 @労働者の急激な減少により経済規模が縮小。
 少子高齢化による労働人口の減少は、国民所得のピークが2010年ごろをピークに減少すると予想する。
 A経済に対する「質的」変化
 日本の貯蓄率は、世界的にみてトップレベルにあり、その投資が大きく経済を支えてきたが、今後は、大きく落ち込み、整備投資、公共投資、住宅投資等への影響が避けられない。
(2)地域社会の抱える問題点
 これまでは、地方部から都市部へ流出し、大都市部への一極集中的な移動があったが、人口減少の影響は、以下の問題が予想される。
 @都市部と地方部の高齢化スピードの違い
 A財政確保の地域間格差の上昇
 B農村部の消滅による食料自給率の更なる低下
 今後は、これらの傾向ふまえ、地域間移動により地方部との流通が有効な解決策と考える。

3.私の住む地域特有の課題と対応策
(1)課題の整理
 関西阪神圏における人口動態は、いまもなお増加をたどり、人口減少となるピークは日本全体の傾向より10年以上のズレがあると推測される。しかしながら、人口増加の一方で高齢化率が急速に進行するため、都市機能の見直しとソフト面の整備が急がれる。
(2)対応策
 現在の地方経営では、都市部・地方部各々で考えられているが限界にある。都市部の既存住宅機能を有効利用し、高齢者世帯への公共料金(住宅・水道・ガス・電気・通信等)を見直し、最も国の財源課題とされている年金対策とする。
 また、四国地方へのアクセスと整備された超大橋梁などの既存ストックを有効利用し、地方との一体化を図る。特に地方部においては、以下の対策を講じることにより地方の活性化と地域間の交流を可能にする。
・雇用の確保
・娯楽・生活環境の整備
・魅力あるまちづくりへの取組
・地方部の社会資本(公共交通網)の充実
・第一次産業の奨励
・産業構造の分散化

4.おわりに
 都市部と農村地方部との交流が密になることにより、これからを一体的な地域社会としてより効率的かつ持続的な社会を目指していかなくてはならない。
                           以上

ボヤッキー@亡霊  ++.. 2007/05/13(日) 17:20 [3862]

 
ボヤッキーさん@亡霊さん、こんにちは。
おっと、ご要望に応えていただき、ありがとうございます。

魔法使いさんの出題の「現状をデータに基づいて」については、魔法使いさんの言わんとする意図がどこまでが具体的かはわかりませんし、
解答が、決して建設部門向きとは限らず、広く公共事業に係る部門と解釈すれば、細かいことは別にして比較的、的を得た解答ではないかと判断します。
(確か、前に書き込まれていたとき、内容への批判はお断りします・・・と書かれていましたっけ?(^o^))
なお、おわりの「都市部と農村地方部との交流が密になることにより、これからを一体的な地域社会としてより効率的かつ持続的な社会を目指していかなくてはならない。」は、少々こじつけかも知れませんが、私個人的は気に入りました。

つったん(=T記者) [URL]  ++.. 2007/05/13(日) 22:09 [3863]

 
つったんさん、どうもです(ぺこり)
内容はともかく、つったんさんを意識して書いたものであることは間違いありません(笑)

今年も山田錦で酒を造ると、魔法使いさんにお伝えください。

では、・・・どんろん=3

ボヤッキー@亡霊  ++.. 2007/05/13(日) 22:33 [3864]

 
ボヤッキーさん@亡霊さん、こちらこそ、「どうもどうもです。」m(_ _)m
魔法使いさんには、私から言わなくとも、ここから伝わるでしょう。
いつか、こっち(高知)の酒で、杯を酌み交わしましょう。
また「アラン?ドロン」ですか? (^o^)

つったん(=T記者) [URL]  ++.. 2007/05/13(日) 22:49 [3865]

 
ぼやっきーさんおはようございます。せっかく掲載いただいた論文ですので、魔法使いが勝手に添削します。
まずは、1はじめに、から始めます。
「わが国は〜複雑に絡み合って存在している。」とのことですが、こうした現象の根本にあるのは、何でしょうか?そこを軸にして、記述してある現象を語るほうが、理解しやすいのではありませんか。何が根本原因かは自分で考えてみてください。
 次に「地方を主体にした産業構造の転換」と「土地利用への新たな発想の転換と現行制度の見直し」をあげていますが、「はじめに」でこう述べたら、それに続けて現状分析と施策を書かねばなりません。
 そうでないと、論理があいまいになり、焦点のぼやけた論文になってしまいます。
 前書きで書いたことは必ず受けて次に進むように書くことが必要です。
 追伸:データと言うのは統計です。日本の現在の人口=1億2千700万人とか特殊出生率=1・26?とか、2030年には約1000万人減少するとか、完全失業率=大都市は○%高知県では=○%、格差を示すジニ係数は△□とか、いったデータを示すと、説得力のある論文になります。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/05/14(月) 07:36 [3866]

 
再追伸:施策を総花的に箇条書きするとしても、メリハリをつけてください。例えば、このうち特に○×については・・・・と言った風に展開すると、しまりのある論文になります。
 最近の社会資本整備は何もかも(総花的に)やると言うわけにはいきませんので、どこに重点を置くのか、そのあたりも論じてください。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/05/14(月) 07:44 [3867]

 
高齢化社会の問題点としてこれまでは、1労働生産性2貯蓄率3労働人口がいずれも不利に働くと言われてきました。果たしてこの基準は適切なのでしょうか?
労働人口は1世帯当たり収入に反映します。1世帯当たりの収入で全国1位を誇るのは富山県です。どうしてかと言えば、家族全員が働くからです。一人当たり収入は低くても1世帯当たり収入は多い。ある意味で、ワークシェアリングが進んでいると言うことです。
 結婚して専業主婦で家に閉じこもっていると、あの人、体でも悪いの?と噂されるそうです。
 労働生産性は大問題です。特にホワイトカラーの労働生産性はアメリカと比べると半分程度でしたでしょうか?これをいかに向上させるかが問題です。
 私としては「ホワイトカラーエグゼプション」賛成なんですがねえ。

魔法使い  ++.. 2007/05/14(月) 09:58 [3868]

 
貯蓄率という考え方は間接金融時代の指標には非常に有効な捉え方でした。
しかし、「郵便局や、国債などに国民が金を預ける→社会資本の建設に投資する→企業の投資が活発化する→税金が増える→国民に償還する」というサイクルが成り立たなくなっています。端的に言って安全第1の投資先がないのです。
 投資マネーが世界を駆けめぐる世の中では、貯蓄率という指標だけでは、片手落ちではないでしょうか?最近では、直接金融や投資ファンド、が盛んです。市民ファンドも市民権を得つつあります。
 貯蓄率に変わる新しい経済指標が欲しいですね。

魔法使い  ++.. 2007/05/14(月) 10:37 [3869]

 
新しい経済指標として最近「イエコノミー=日本の家計部門の金融資産」が取り上げられるようになりました。一説には、約千五百兆円という膨大な金額ですが、その内訳は、約五割が現金・預金で、株式や投資信託の比率は約15%しかないといわれており、銀行、保険会社、投資信託会社など、手数料稼ぎできることから、リスク商品の販売のため買え買え買えと大合唱です。
 私としては地域経済の活性化を云々するなら、そこに投資するための勉強と学習をして欲しいと思います。
 ああ、残念なことに私は全くの素寒貧でして、投資余力はゼロでした・・・。

魔法使い  ++.. 2007/05/14(月) 11:00 [3870]

 
「地方を主体にした産業構造の転換」はどのようにしたら達成できるのでしょうか?一緒に考えてみましょう。
以前ねぎさんが指摘していたように、地方に行けば行くほど、全産業に占める建設産業の比重が高くなります。ところが、ここへの投資がドンドン減っています。国はどのような対策を考えているのでしょうか?
 国は農業への参入をしきりに強調していますが、建設産業が全産業に占める割合は、農業の比ではありません。
 こうした動きを否定しようとは思いませんが、そういった小手先の技術ではない根本的対策が必要ですねえ。

魔法使い  ++.. 2007/05/14(月) 11:15 [3871]

 
私の住んでいる県では
1 公的部門から民間企業、NPO等への委託(アウトソーシング等)を推進する。
が進められています。今後は更に
2 公的ニーズが大きい森林保全管理等における雇用創出を図る。
が行われていますが、効果的な産業構造の転換とまではいきません。。

魔法使い  ++.. 2007/05/14(月) 11:33 [3872]

 
追伸:最近では企業による森林の間伐が盛んになっています。二酸化炭素の国内取引に有利になる制度でもできたのでしょうか?
 なにはともあれ、環境の内部経済化がこんな形で実現するなら、それはそれで、結構なことです。
 そうした意味で、建設産業は環境創造産業に脱皮すべきです。マッチポンプと批判するムキもありますが、「国土建設から自然回復へ」をキーワードとして、建設産業の構造改革をめざすというのはいかがでしょうか。

魔法使い  ++.. 2007/05/14(月) 11:40 [3873]

 
自然再生推進法と言う法律があります。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H14/H14HO148.html
(平成十四年十二月十一日法律第百四十八号)
(目的)
第一条  この法律は、自然再生についての基本理念を定め、及び実施者等の責務を明らかにするとともに、自然再生基本方針の策定その他の自然再生を推進するために必要な事項を定めることにより、自然再生に関する施策を総合的に推進し、もって生物の多様性の確保を通じて自然と共生する社会の実現を図り、あわせて地球環境の保全に寄与することを目的とする。
コピペここまで。

実行するための仕組みはどのように整備されているのでしょうか?事業主体となるためには
「自然環境に関し専門的知識を有する者等の地域の多様な主体」になる必要があります。

魔法使い  ++.. 2007/05/14(月) 11:48 [3874]

 
横レスが入る前に、コメントさせていただきました。

>魔法使いさま
自分の専門においても満足な論文が書けない私に、「活力に満ちた社会を形成していくための対応策」など論ずることなどできるわけがないし…。ましてや水道事業体は、各々独立した単体に位置し、地域社会を考える視点は持ち合わせて入りません。ここでは、呑んだ勢いでしかカキコできませんし。

せっかくですので、出題された責任において、模範解答を示していただけませんか。このままでは、「自然再生推進」と違った脇道にそれてしまいそうですから。

それとねぎさんへ
普段は、立派な業務を進めている責任ある立場のかただと察しておりますが、ネットというツールにおいては、非常に個性的なキャラをかもしだすねぎさんにおいても、一度まじめに、魔法使いさんの出題にどう解答するか、非常に興味があります。
普段のカキコでは、引用やリンクがやたら多く読む気になれませんが、模範解答なら穴があくほど読み返してみたいです。

どうでしょうか?両お二方!立派に活躍される技術士の方の「論理的考察力と課題解決能力」を一度お示し願えませんでしょうか。

※先に私が書いたものは一応1800字の体裁にあわせたものです。手書きなら1時間ちょっとかかってしまうところですが、キーボードなら30分で書けるでしょ!よろしくおねがいしますだ(ぺこり)。

。('-'。)(。'-')。ワクワク

ボヤッキー@亡霊  ++.. 2007/05/14(月) 17:43 [3875]

 
模範解答ですか?
 実は昔、模範解答出版物を読んだことがあります。正直言ってうんざりした記憶があります。なぜかと言うと、書いた本人の顔が見えてこない論文が多く、参考にしてはいけない模範解答のようにかんじた記憶があります。さて、話を少しずらします。
最近、小中学生の全国学力テストが行われました。小学生部門の国語のテストでしたが、問題はこうです。
「川本さんの学級では、ごみを減らす取組みの一つとして、身近かなゴミの問題を調べ、新聞に纏めて書くことにしました。・・
中略・・・資料を読んで次の問いに答えなさい。」と言うものです。http://www.yomiuri.co.jp/feature/gakuryoku/s6kokub-exam.pdf
子供達は「地球ワクワク新聞」の下書きを作ります。そこでは、「古紙を再生しよう」と言う呼びかけの次に「古紙を出すときのルール」を抽出しています」
その上で「身近なところからごみを減らすためにどうしたらよいと思うか」あなたの意見を述べよと言っています。ただし、「あなたが見たり聞いたり読んだり体験したりしたことをもとにして、具体的に書くこと」
となっています。
 この出題からもわかるように文科省??は1つの答えを求めていません。回答は多様だけれども、答えた本人の顔が見えるような回答を求めています。
 したがって、私の添削方法は「相手の顔が見えるような回答を作る」と言うことに尽きます。
  添削と言うものはある意味、お互いが裸になる部分があるので、人様に公開でお見せすることはしにくいもものです。それをあえてここでやろうとしたことが間違いの元でした。
 決してあなたの論文を批判するつもりはありません。
ご自分の分野で論文を研究せられ、合格されることを祈るばかりです。
 追伸:分野も違うことだし、名前だってハンドルネームなんだし、半分遊びのつもりでやってみるか、と思ったのですが難しいものですねえ。お許しください。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/05/15(火) 04:03 [3876]

 
昨年の水道部門一般問題はこれですか?横レスが入る前に私なりの書き込んで見ます。

 終了宣言するまで横レス無用と言うことにします。

「上下水道事業において、地球温暖化防止対策を実施する必要性を述べるとともに、水道事業および下水道事業それぞれについて、主要な対策を2つずつ挙げ、それらの対策の概要について述べよ。」
枚数は3枚なのでコンパクトに書く必要がありますね。
私なら、全体の構成を
1)地球温暖化の定義及び原因 
2)地球温暖化対策を上下水道部門で行う必要性につい  て 
3)上下水道部門で可能な温暖化対策
と言う3部構成で書きます。
1)と2)で600字〜800字 3)で1000字〜1200字という構成です。
 基本的な理念は「上下水道整備を通じた循環型まちづくりを推進する」と言うことでしょうか。
 具体的には
1)雨水の地下浸透による地下水の保全
2)貯留による雨水利用
2)下水の廃熱利用によるコージェネレーションシステムの構築
3)処理水の中水道利用の促進。
4)処理場施設の緑化
こうしてみると、上水道の対策が難しいですね。
上水では浄化のためのエネルギーロスを防ぐ方策が必要ですが、どんな技術がありますか?
 

魔法使い [URL]  ++.. 2007/05/15(火) 04:51 [3877]

 
追伸:水源涵養保安林をはじめとする山林の保全(間伐植林)を通じCO2を吸収するというのは、上水部門での対策になりますか?
コージェネレーションによるまちづくりというと、どうしてもハウステンボスに行き着きます。
http://www.huistenbosch.co.jp/abouthtb/ecoresort.html
他に事例があれば書き込んでください。
「下水処理水の再利用のために行う高度処理方式である活性炭吸着法、オゾン酸化法、膜分離法」の問題が昨年度出題されているのですね。
 これなんかイタダキですね。
目指す方向はやっぱり、「循環型まちづくりを通じてエネルギーロスの少ない社会を構築し、地球温暖化防止に寄与する」と言うことになりませんか。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/05/15(火) 05:52 [3882]

 
決して、批判されたと思って書き込みしたわけではありません。つったんさんを意識して書いたというか、半分受け狙いで書いたのは私のほうでして。

> 追伸:水源涵養保安林をはじめとする山林の保全(間伐植林)を通じCO2を吸収するというのは、上水部門での対策になりますか?

なります!
勉強していて「水源涵養保安林」という言葉に出会いました。普段は「水源林」といってます。3年前に、うちの水源流域内で、県が里山林事業で樹木の伐採を行うということで喜んで協力したことがあります。森を再生し育てることにより、保水力を高め、CO2の貯留する巨大倉庫とする。但し非常に長いスパンで考えていかなくてはなりませんが。

昨年の水道一般問題(地球温暖化対策)ですが、今、復習のつもりで書くとこんな感じです。
http://blog.livedoor.jp/boyakky2159/archives/53830879.html
実際には、下水道主体とした問題とおもうので、上水には当てはまめにくい面も感じていますが、電力量でいうと全国電力消費量に対し、(下水)0.7%、(水道)0.8%。設備産業である水道のほうこそ、「浄化のためのエネルギーロスを防ぐ方策」なるものを急ぐべきかもしれません。

ということで、私のほうこそ、こんなところで許してください。

ボヤッキー@亡霊  ++.. 2007/05/15(火) 06:15 [3883]

 
魔法使いの白書を読み解くコーナーその2
(出題と言うことで赤い文字に変えます)
・・・・・・抜粋始まり・・・・・・
第I部 地域の活力向上に資する国土交通行政の展開
第1章 地域の置かれている状況〜社会・経済構造の変化の中で転換点に立つ地域
【第1章のポイント】
 地域の置かれている状況について見ると、一人当たり県民所得の地域間格差が戦後長期的には縮小してきたこと等が確認できるが、今後、人口減少・高齢化の進行が地域のあり方に深刻な影響を及ぼすことが懸念される。地域の活力を維持・向上させていくためには、このような人口構造の変化に対応するとともに、経済のグローバル化が進む中で東アジア地域の成長を取り込んで行くことが重要な課題となっている。
第1節 地域に対する国民の意識
 地域の現状への認識や将来見通し、地域格差に対する意識について調査した。その結果、自分の住んでいる地域に関し、現状については、以前より悪くなったとする回答は少数であったが、将来については、不安を感じるとする回答が町・村の居住者を中心に比較的高く、具体的には、高齢化や少子化、人口減少といった点に不安を感じていることが分かった。また、地域格差の拡大を感じるとする回答の割合は高くなっており、地域格差の拡大を感じる点としては、所得水準や雇用情勢を挙げる回答が上位を占めている。
・・・・・・・抜粋終了・・・・・・
魔法使いの一言
  白書は地域の実情=地力によって、地域において格差が生じると考えている。
大都市圏と地方中小都市では経済力、情報力、人的資源のどれをとっても、現に格差はある。
  これまで国土開発計画の基本にあったのは「均衡ある国土の発展」だったが、今後は格差を前提として身の丈にあった各地域における国民生活の充実へ、目標をシフトしていこうとしている。
 魔法使いの出題
 「各地域の多様な社会的実情に応じて、身の丈にあった社会資本整備のあり方の必要性について述べよ。そして、大都市ならびに地方中枢地域とその他の地域に分け、その実現に対する課題と対応策について論ぜよ。」

魔法使い [URL]  ++.. 2007/05/16(水) 00:50 [3884]

 
魔法使い様の出題に対し、上下水道部門にあてはめ、以下の課題について、解答を整理しておきます。

「地域の社会事情を踏まえ下水道・上水道の両事業の今後のあり方について述べよ。さらに。都市部と地方部における課題に対しあなたの考える対応策について論ぜよ。」


1.はじめに
 市民生活として不可欠となっている下水道は、ナショナルミニマムとして100%の普及をめざしながらも、下水道処理人口普及率は7割に留まっており、整備水準は都市規模、また都市部と地方部において大きな格差が生じている。
 一方、水道事業においては。全国の水道普及率は97%をこえているといものの、400万人以上の未普及人口の解消は、引き続き重大な課題である。衛生上の問題を抱えながらも地方の山間部を中心に、経済特性から配水管を布設できない地域が存在し、行政サービスに格差が生じている。
以上から、上下水道の今後のあり方について、課題とその対応策にについて以下に述べる。

   ・
   ・
   ・
「下水道ビジョン」、「水道地域ビジョン」を踏まえ、未普及地域の存在と未規制水道の衛生管理の不徹底あたりを勉強しておきます。

では頑張ります。

(どろん・・・=3)

それでは、

ボヤッキー@亡霊  ++.. 2007/05/16(水) 07:05 [3885]

 
さすがに専門分野となると、書き出しもスムーズですね。ちなみに高知県の下水道普及率は47.6%とのことです。
基本方針は「弾力的な整備手法の選択 」とのことで、
 「県民、市町村に対して、生活排水処理施設整備を効率的、経済的に整備するため、下水道、農業集落排水、浄化槽の3事業を地域の実情に合わせて選択できるよう支援していきます。」と述べています。
 私は以前、高知県の田舎暮らし課が紹介する借家ツアーに参加しましたが、トイレのすごさには閉口しました。昔なつかしい、別棟方式のぼっとんタイプでした。
 田舎暮らしが普及しない原因の一つに水回りがあるのではないでしょうか?このぐらいは自己投資する覚悟が必要です。
 本日の日経新聞には小学校低学年で立ちションできない男子が急増!とありました。理由は、洋式トイレを汚されたくない母親が、ション時に座ってするようしつけしているからとのことです。
 これではションで字を書くなんて芸当はとてもできないねえ。笑

魔法使い [URL]  ++.. 2007/05/16(水) 07:30 [3887]

 
 ボヤッキー殿
 貴殿の論文は充分に合格点に届いていると思われます。試験場でも、提示なさった文章を書くことができれば十分に合格できると思います。
 試験が近づいた今、自信を無くしたり、他者の意見にふらついたりなさることは最も避けるべきことです。
 技術士試験をあまり難しく考えないことが肝要であると思います。
 自己の精進を信じて、自力のみを頼ることが試験突破の鍵であります。
 試合に臨んで、アレコレと考えたら負けます。
 己を信じて全力を尽くすのみです。
 健闘を祈ります。合掌

アル中  ++.. 2007/05/16(水) 14:31 [3888]

 
> アル中技術士様、ご無沙汰しております。
コメント頂きありがとうございます。

このようなネット上のツールでは、ある種遊び(失礼)での範囲でなら、適当にもっともらしく書けちゃったりするのですが、いざ試験ともなると???

英語でたとえるなら、身振り手振りでとりあえず意思を伝える英会話に対し、文法を満たすべき英作文。後者が技術士の試験といったところでしょうか(汗)魔法使いさんのコメントにもあるように体裁や、論述上において、整合がとれていないと、解答としては×となります。

試験会場において、いかにその解答に適した思考の流れがよみがえるか・・・これが問題でしてね。そのために知識だけではなく、思考の訓練が必要なのかもしれませんが・・・。


ということで・・・
掲示板というものは、レスポンスを楽しむものであって、書き込むとその反応が気になって勉強になりません(汗)従いまして8月の本番を迎えるまで専念したいと思いますのでこれにて失礼。次回登場させていただく折には,スーパーボヤッキーとして登場したいところです。

ではでは、ほんとうに・・・どろん=3
(新たなスレを立ち上げください)


ボヤッキー@亡霊  ++.. 2007/05/16(水) 21:59 [3889]

 
ボヤッキーさん、このスレでは最後に。

よくぞ、レスポンスいただき、感謝です。
また私向きの論文も作っていただき、重ねて感謝です。(^o^)m(_ _)m
maho記者・アル中技術士さんと同じく、仮想?論文はスムーズに読むことができました。
久しぶりに、盛り上がったのでは?
レス者は相変わらず少なかったですが、・・・大いに興味を持って見た、ROM専の方は多いのでは。
魔法使いさんのことですから、おそらく新たな展開のスレが立ち上がるでしょう。
いずれにしろ、見逃せんませんよ。(^o^)

つったん(=T記者) [URL]  ++.. 2007/05/17(木) 02:40 [3890]





 魔法使いの掲示板ー2 
高知県東洋町では町長の辞職による選挙が始まりました。
田嶋氏は「制度として(候補地調査に)応募することは建設を意味しない。交付金があれば、様々な行政サービスができる。」と主張しています。
 一方町の財政は逼迫しているようです。リゾート誘致の失敗、三セク鉄道の赤字経営、フェリーの廃止、高齢化と生活保護世帯の増加などです。
 端的に言えば、室戸市と東洋町は高知県からも見捨てられているのが実情です。
 田嶋氏の主張を批判するのはたやすいですが、それでは他に町を再生させる政策があるのか、単なる誘致反対でなく、対立候補も応援弁士も、まちづくり政策を掲げて、選挙を戦って欲しいと思います。

 

 
魔法使い  ++.. 2007/04/16(月) 10:04 [3823]

 
例えば、東洋町は風力発電に向いているのではないでしょうか。室戸あたりは適地なのだから、場所次第でしょう。
 もし建設適地であるなら、風力ファンドを設定し、市民型ファンドを募るのもいい。日本の国民各層も、ファンドに参加し、支援するという形で、現在のエネルギー政策に対する国民的参加とアピールをするなど、単なる批判でない国民の意思を示して欲しい。
 これは単なるボランティアではなく、コミュニティビジネスです。利益優先ではなく@自立した地域の実現A地域住民が主体B地域の課題をビジネスの手法で解決C活動の利益は地域に還元するD営利と非営利を問わないE有償で行う。
こんなコミニティビジネスを電力消費地の市民が、投資、寄付、と言った形でサポートすることが、新しい地域のあり方を育むのではないかと思っています。

魔法使い  ++.. 2007/04/16(月) 10:09 [3824]

 
コミュニティビジネスには1.福祉 2.教育 3.環境 4.まちづくり 5.人材育成 6.産業 7.危機管理 8.観光、交流9.レクリエーション 10.中間支援 があるとのことです。http://www.cb-s.net/jirei.html
私はこうした取り組みをすべて、地域貢献型ベンチャービジネスと定義しています。簡単に言えば、NPO、会社、個人事業、組合などをつないで、地域社会を再生させ、その利益を社会に還元するという、新しい仕組みであると思っています。

魔法使い  ++.. 2007/04/16(月) 13:34 [3828]

 
話を戻します。田嶋氏は10億円のお金欲しさに、核最終処分場に名乗りを上げ、調査を誘致しようとしています。
 一方誘致は誘致でも石原慎太郎東京都知事はオリンピックを誘致しようとしています。その誘致費用は1000億円とのことです。
 電力の巨大消費地東京は、核廃棄物問題その他の静脈問題をすべて田舎に押しつけていませんか。「オリンピックという大きな夢を見ようじゃありませんか!!」とのたまう石原都知事に私は、辟易しています。
 彼の施策は相変わらず東京一極集中です。彼を見ていると東京最適解≠日本全体不適合に見えます。
 北京で開かれるオリンピックの8年後にアジアでもう一度オリンピックが開かれると言うことは、まず、不可能です。1000億円という誘致のお金は壮大な無駄使いではありませんか。
 彼が1000億円を使って関東圏に風力発電を設置するとでも発言するなら、拍手喝采ですが、言いそうにありませんね。

魔法使い  ++.. 2007/04/16(月) 14:37 [3829]

 
石原さんは都知事だから、東京都にとって最善の施策を選ぶのは当たり前でしょ。高知の橋本知事も、東京都のことなんか考えていませんよ。
地方と東京都の格差を問題にするのなら、小泉さんと小泉改革を継承した安倍さんに文句をいうべきではないでしょうか。

だいたい、三位一体の改革なんて、地方になんのメリットがあるのですかね。
東京で吸い上げた富を地方に分配して何がいけないの?←地方交付税のことですけど。
魔法使いさんはこの方面は得意でしょう。どう思います?

ねぎ  ++.. 2007/04/17(火) 10:37 [3830]

 
ところで、トップの気色悪い写真は何ですか?
ねぎ  ++.. 2007/04/17(火) 21:43 [3831]

 
トップの写真はチェルノブイリで検索したら出てきた写真です。転載禁止と書かれていなかったので、コピペしました。写真の出所をかいたほうがいいですね。気をつけます。
 地方交付税といえば確か東京都はビタ1文受け取っていなかったですよね?東京都はカネのなる木です。ここを痛めつけては、元も子もありません。痛めつけるのではなく、国際経済都市として大いに発展してもらいたいと思います。
 ただ、一極集中による地方の疲弊はひどいもので、これも何とかせねばなりません。首都圏は日本の人口の1/4が集中しており、経済的には独立国家としてもトップクラスの実力でしょう。ですから、首都圏と言う独立国家が、日本と言う連合体で利益を得た見返りとして、他の州にODAを行ってもいいのではないかと思います。
 

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/18(水) 22:38 [3832]

 
東洋町の選挙は、前町長と元室戸市議との一騎打ちです。高知新聞によれば、元町長は東洋町議員時代は共産党に所属、対抗馬は元同和問題の旗手だそうです。
 対抗馬は誘致反対か賛成か選挙の争点はこの1点だと主張しているそうです。
 私はそれではまずいだろうと思っています。前にも書いたように誘致しないとしたら如何なる街の立て直し策があるのか、ここを争点にしないといけません。反対派が勝利したとして、町行政が無策で、米ぬかを住民に食えばいいというようなことになるとすれば、私は反対です。
 住民は対抗馬に当選後の町の活性化策を問うべきだし、本人もこたえるべきです。それが政治家の責任と言うものだと考えます。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/18(水) 22:53 [3833]

 
都会と地方の格差は,生活水準についてみれば,昔の方が大きかったと思います。私が子供のころ(昭和30年代ですが)は非常に貧しかった,のを憶えています。我が家だけが特別に貧しかったわけではなくて,集落のどの家も一様に貧しかったように思います。なぜ貧しいかと言えば,現金収入が入らないからです。確実な収入は農業収入と林業収入だけで,それは月々決まったサラリーを貰える都会の会社員と比べると,比較にならないくらいに少なかったのです。ところが,
昭和40年代になり,公共工事がさかんに行われるようになると,農業以外の収入が得られるようになりました。そのお蔭で,地方は急に豊かになりました。もともと,収入はなくても自給自足できるので,飢え死にする心配はないという強みがあるのですが,その強みに加え,月々決まった現金収入が保証されたので,地方と都会の格差は一気に縮小しました。
最近,公共事業の見直し,削減,によって,地方は徐々に昔の状態に戻りつつあるように感じます。しかし,今と昔との間の一番大きな相違は,昔は,地方に人がいたということです。私の父も,当時は40代で働き盛りでした。団塊世代はまだ子供だったので,地方は子供だらけでした。たとえ,貧しくても人がいれば,地方は衰退することはないのです。みんな貧しくても,お互いに助け合って生きていけるのです。今はどうでしょう。そのころの壮年は既に鬼籍に入ったか,生きていても80〜90歳です。地方の活性化には役立ちません。壮年世代の人数は昔に比べると数%です。その数少ない壮年世代が,公共事業だけを糧にして地方を支えているのです。
このように,地方と都会の格差は,昔に比べる質に大きな差異があり,今の方がはるかに厳しいのです。逼迫した財政状況を考えれば,税金の無駄を省くことは,取り組むべき重要課題であるのは間違いありませんが,それには時間をかけて,大局的観点から行われなければならないと思います。



(。_。)<おーい、そこのボク
頭の上から悪いが、手が違うど。その手は草を刈るときじゃ。稲を刈るときは順手にせにゃいけん。
基本じゃけぇ、ようおぼえとけよ。

ねぎ  ++.. 2007/04/19(木) 09:40 [3834]

 
私はねぎさんの言う飢え死にしないということに、日本はもっとお金をかける必要があると思っています。いわゆる食糧安保です。
 私が食安主義者になり、自給率向上論者になった原因ははっきりしていて、仲間達と棚田で農作業をするようになってからです。
 何らかの事件で東京に食料が供給されない事態が生まれたら、都民は飢えます。東京の食料自給率はほとんどないに等しいからです。
 21世紀は水の戦いが生まれると言われています。穀物も家畜も水がなければ育ちません。穀物輸入、肉類輸入も形を変えた水の輸入だと言われています。
 国内の水資源を有効かつ安全に確保してもらいたいものです。そのためには、農地の保全、棚田の保全に国税を投入ことをためらってはいけません。ヨーロッパやアメリカは確か補助金を相当出していますよね。
 日本も食糧を輸出できるぐらいになって欲しいものです。
 
 

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/21(土) 02:22 [3836]

 
地方を見捨てると、このようなことになります。
対馬の人たちは、対馬が韓国領になっても構わないと思っているのでしょう。
生き残るためには、なんでも有りです。

http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2006030840598(対馬島を韓国の地に?)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=71565&servcode=400§code=400(対馬は今「小さな韓国/中央日報」)
http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20060512/1147400825(韓国が“合法的に”対馬を侵略か?)
http://members.at.infoseek.co.jp/koreawatcher/docs/wd291kk050.htm(『対馬島は韓国領土』インターネットでは既に登場)
http://news.goodday.co.kr/2002/10/01/200210011714374317.shtml('대마도는 우리땅' 표석 독도박물관에 설치)

小泉前首相が始めた小さな国家は、文字通り領土までも小さくする危険性を孕んでいます。
政府は対馬を放置しないで支援すべきです。対馬を守ることは国を守ることです。
目先の小銭を惜しんで大金を失うのは、愚かなことです。

ねぎ  ++.. 2007/04/21(土) 09:11 [3837]

 
高知県東洋町の町長選挙は、核処分場反対派の候補が当選しました。これで、最終処分場の調査は白紙撤回されると思います。
 しかし、前にも書いたように町の再生に関する提案は全く行われていません。新聞記者に聞かれても答えていないようです。
 処分場誘致反対には何の異議もありませんが、東洋町をどのように建て直していくのか、その政策がなくてはいずれ町運営は行き詰ります。どのようにしていったらいいのか、町に提案してみたいと思っています。
 
さて、対馬の件ですが、対馬に対し日本国家が無為無策であるなら、島民として韓国経済圏に参加するのは当然です。
もう少し話を広げれば、日本海に面する県が、東アジアと新しい連合国家を作ってもいいのではないでしょうか。島根鳥取山口福岡佐賀長崎+朝鮮半島とか、環日本海連合国家とか、近代日本の枠組みに囚われない、海洋国家が誕生する、その先駆けとして、対馬が位置づけられるなら、大いに韓国と交流が進めばいいのとおもいますよ。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/23(月) 07:51 [3838]

 
>島根鳥取山口福岡佐賀長崎+朝鮮半島とか、環日本海連合国家とか、近代日本の枠組みに囚われない、海洋国家が誕生する、

いかにも団塊の世代の人が思いつきそうなアイデアですね〜。
でも、その考えは甘い。
環日本海連合国家なんかできません。
韓国の領土が広がって、日本の領土がなくなるだけです。

ねぎ  ++.. 2007/04/23(月) 23:57 [3839]

 
四国中部で地震がありましたね。

K-netによると,

地震規模
マグニチュード  M5.4

最大加速度は,
高知県いの町脇ノ山本川観測点で観測されています。

計測震度     4.10
気象庁震度階   4
最大加速度 
NS 233.4gal
EW 498.3gal
UD 93.6gal
合成 537.1gal

この地震は大きな地震ではありませんが,
四国は大断層がありますから,長い間には大地震が発生するかもしれません。
長期間にわたって管理しなければならない核廃棄物,の処分場には適しませんね。
東洋町の人たちは賢明な選択をしたと思います。

ねぎ  ++.. 2007/04/26(木) 11:33 [3840]

 
賢明な選択というのは、候補者が政策を打ち出し、選択の余地があった場合のことです。
現町長は町の活性化に関しては、今のところ音なしです。万一4年間無策状態が続けば、前町長の復活は充分ありえます。その時は誘致問題が復活します。当選すれば、もうとめられないでしょう。そうならないために、周辺市町村を含め、全国の原子力反対派は、施策を模索し、財政を含めた協力が必要です。
杜ハヤグループにそんな意気込みがあれば、やってみたいとも思いますが、どうかなあ?????と疑問符無限大です。でもとりあえず、募集の旗を揚げてみようかな。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/27(金) 18:40 [3841]

 
旗揚げは杜ハヤ高知理事長である魔法使いが担ぎます。今のところメンバーには相談していないので個人で始めます。杜ハヤ、SUKIYAKI塾その他、この掲示板から巣立っていった皆さんに、ここから声をかけます。聞こえますか。
 まずは名前(ネーミング)からはじめたいのですが、いかがですか。例えば1東洋町の庁外助役委員会、2東洋町循環型社会構築委員会3東洋町勝手連お助けたい!なんてのはどうかな。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/27(金) 18:51 [3842]

 
原発による核廃棄物は、現在稼働中の原発敷地を増築し、使用済み燃料に手をつけずに、保管しておくのが最も現実的な道です。
 これ以上原発のごみを新たに拡散すべきではありません。1箇所に纏める必要があるなら、現在ある原発の内相対的に適した立地を調査すればいいのではないでしょうか。
 原発の寿命は60年程度なのだから、寿命がくれば解体管理しなければなりません。地元にとっては新たな選択となるが、拡散させない手段としては現実的ではないでしょうか。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/29(日) 08:03 [3843]





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なんだこれ… [URL]  ++.. 2007/04/20(金) 12:27 [3835]





 ちゃらんぽらんスレ(その2) 
http://www.nhk.or.jp/news/2007/04/11/k20070411000026.html(志賀原発の事故は即発臨界か)

NHKによると,

8年前、北陸電力の志賀原子力発電所で起きた臨界事故は、急激な核反応によって一瞬のうちに大きなエネルギーがでる「即発臨界」という危険な反応になっていた可能性のあることがわかりました。経済産業省は、原子炉の安全にかかわる重大な問題とみて詳しく調べることにしています。

らしいです。怖いですね。

 
ねぎ  ++.. 2007/04/11(水) 08:57 [3811]

 
ウィキペディアによれば
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E7%95%8C%E7%8A%B6%E6%85%8B
臨界には様々な状態があるようで、正常運転は遅発臨界と呼び、事故と呼ぶレベルは即発臨界ではないかと素人考えしています。
 そして、即発臨界にもレベルがあるようで、即発超臨界になると制御不能と言うことのようです。
 即発超臨界に達しなかったので爆発事故は起きなかったということになるのでしょうかねえ。
 いずれにしろ、原子炉事故はマスコミの電力会社たたきの格好のマトですが、どの状態をもって事故と呼ぶのか、見極めた記事を書いて欲しいというのが、私の願いです。
 これまでの原発事故と呼ばれているもののうち、即発臨界に到達していたものはいくつあったのか、そうでない事故はどれだけあったのか、周辺事故はどれだけあったのか、数値で示して欲しいものです。
 唯一の原爆被爆国であるため、、臨界状態と聞くだけで異常反応してしまう国民的風土が今回の情報で、是正されるとも思えませんが、事故の定量化に基づく、正確な報道が欲しいと思います。
 

魔法使い  ++.. 2007/04/11(水) 09:43 [3815]

 
>事故の定量化に基づく、正確な報道が欲しいと思います。

そんなことは無理じゃないですかね。
電力会社が自社に不利なデータを公表すると思います?

ねぎ  ++.. 2007/04/11(水) 09:49 [3816]

 
できないのは、消費者が電力会社を選択できないからというのが大きいかなあ。
選択できれば、電力不買行動によって、消費者抜きの情報隠しがいかに大きな損失をもたらすか、経営者に思い知らすことができるのですが、残念ですねえ。
 電力自由化に期待したいと思います。

魔法使い  ++.. 2007/04/11(水) 10:09 [3818]

 
今のところ,NHKしか報道していないので,NHKの早とちりかもしれませんね。
ねぎ  ++.. 2007/04/11(水) 10:41 [3820]

 
北陸電力の見解です(↓)

http://www.rikuden.co.jp/opinion/index.html(「即発臨界」に関する報道について)

ねぎ  ++.. 2007/04/13(金) 09:46 [3822]

 
北陸電力の報道に対し、ちゃんぽらんスレ(その2)の主筆(責任者=ねぎさん)はどのように考えているのだろうか?見解を述べてください。
魔法使い  ++.. 2007/04/16(月) 10:23 [3825]

 
2通りの解析を行っていずれも健全であるという結果がでた。だからOKだ。

というのが,北陸電力の見解ですね。

私は数値解析が本業なので,解析屋の立場から言うと,
解析なんか全然信用できない。条件設定によって如何ようにも答えを出すことができる。そういうものです。

「解析という用語を使えば公衆は信用するだろう」を狙った見解のように思えます。

ねぎ  ++.. 2007/04/16(月) 11:21 [3826]

 
なるほどね。結果として即発臨界によって爆発事故が起こっていないのだから、その結果をつじつま合わせすればいいと考えるのは、解析屋でなくとも、そうなるでしょうね。
まず、調査したところが当事者である北陸電力と言う設定が間違っていると言えますね。
 「解析という用語を使えば・・・」は核心をついています。私なんかも土木設計計算屋さんに「有限要素法を使って解析した」とかいわれると、ころっとだまされますモンね。有限要素法ってそんなにありがたくて霊験あらたかなものなんだ!!なんて、思わせちゃうのは、原子力も土木もよく似ているといえば、いえますねえ。でも、設定次第でいかような答えも出せるという点では共通で、そうなると何が決め手になるのでしょうか?
今回の報道がそうか否かは別にして、データねつ造というリスクを回避し、技術者が道を踏み外さないためにはどんな事前回避策ががあるのでしょうか? 

魔法使い  ++.. 2007/04/16(月) 13:24 [3827]





 魔法使いの掲示板その1 
ねぎさんにならって魔法使いの掲示板というのを作ってみます。
自分の個人ブログのように使いながら意見交換もしてみたいと思います。
ですから、特定のタイトルもテーマもありません。
私の思いのまま、気の向くままに書いてみます。
それでは始めます。

東京の都心にアーバンビレッジを作るという提言があります。伊藤滋という都市計画の専門家です。
http://www.decn.co.jp/2000sc/ts/200010301601.htm
密集市街地はアーバンビレッジに作り替える。そのための住み替え用地として東京湾の埋め立て地の水際線に高層住宅を建てるというものです。
 以下は私の白昼夢です。
アーバンビレッジに住むのは元々ここに住んでいた高齢者の人達が中心です。コーポラティブハウスをつくって、価値観を同じくする人達が協働で住みます。個室は勿論ありますが、木の茂るオープンカフェもあります。
 ああ、涙が出てきた。どうしてだろう・・・。

 
魔法使い  ++.. 2007/04/04(水) 14:07 [3771]

 
私は高層ビルのちょっと引っ込んだところにあるオープンカフェが好きです。平日の昼間、コーヒーを飲みながら、道行く人をぼんやり眺めたり、好きな小説を読んだりし、それにも飽きたらバドワイザーでも呑んで、うたた寝でもできたらそれで充分幸せです。
魔法使い  ++.. 2007/04/04(水) 14:16 [3772]

 
ああ、忘れていました。書き込みは自由ですのでいつでもおいで下さい。ただ、誹謗中傷は勘弁してください。こう見えてもシャイな男ですので・・・・
魔法使い  ++.. 2007/04/04(水) 14:20 [3773]

 
東京湾の埋め立て地の水際線に高層住宅を建てるというのは,あんまり好ましくないんじゃないですかね。
地震のときは,そうとう揺れますよ。

ねぎ  ++.. 2007/04/05(木) 14:54 [3774]

 
どれくらい高層かによりますけど。
ねぎ  ++.. 2007/04/05(木) 14:55 [3775]

 
高層ビルは30m以上とあります。10階建てぐらいをイメージしていました。超高層はイメージしていませんでしたが、超高層でもかまいません。ようは、密集市街地に住む人達の一時移転先として機能するのが重要です。
 私は伊藤滋さんの逆転の発想に刺激を受けました。都心の密集市街地は低層=ビレッジ、海際線は高層住宅という発想は通常思いつきません。
都心にそうしたビレッジがあるというのは都心の重要な魅力になります。
 国土形成計画とリンクさせて考えると具体的イメージになってきませんか?

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/06(金) 08:08 [3776]

 
30m以上を高層というのは,相当古い感覚ですよ。
昭和40年ころの感覚かな?
昔は,31m規制というのがあって,これより高い建物は建てられなかったんです。地震が怖くて。
ちなみに,なぜ31mかというと,ちょうど100尺なんですね。
武藤清先生グループの研究で,100尺を超えても大丈夫ということが解って,その規制が撤廃されたと記憶しています。

ねぎ  ++.. 2007/04/06(金) 09:45 [3777]

 
混ぜ返してすみませんね。

魔法使いさんは都市計画が専門,私は構造が専門,

興味の対象が違うので,脇道にそれるのだけれど,

これも適当スレの良いところです。

高層ビルに戻りますが,

私の感覚では,高層というには,少なくとも100mは欲しいですね。

30mを高層というのなら,うちのマンションはもう少しで高層マンションじゃ。

ねぎ  ++.. 2007/04/06(金) 11:45 [3778]

 
> 都心の密集市街地は低層=ビレッジ、海際線は高層住宅という発想は通常思いつきません。

これだと,土地利用の効率が悪すぎませんか?
日本は平地が少ないんだから,容積率を高めて多くの人口を収容しないと,余ったひとは海にあぶれてしまいますよ。

ねぎ  ++.. 2007/04/06(金) 12:31 [3779]

 
要するに,明治以降の土地所有の仕組み(一つの土地に一人の地主)がいけないんですね。
江戸時代はどうだったかというと,こう(↓)らしいです。

http://www.token.co.jp/tochi/sodan/history/edo/index.shtml(歴史から見る借家経営)

引用ここから
*****
江戸時代の都市には、幕府が直轄する江戸・京都・大阪の三都と、大名が支配する城下町があり、それらの土地は基本的に幕府と大名が所有していました。幕府が置かれた江戸の町は、大名をはじめとする武士たちが居住する武家地が6割以上を占め、残りを町人たちが町を形成している町人地と、寺社の境内が占める寺社地が分け合っていました。
私有化された地主の土地は、家守(いえもり)の他に裕福な商人たちも借りていました。商人は主に表通りに面した地所を借り、自ら家を建てて住みました。一方、小商人(こあきんど)などは表通りに面して建てられた表長屋を借り、また、農村で生活できなくなって江戸に流入した貧農や職人などは、表通りの裏手の路地中に建てられた裏長屋を借り、それぞれ店子(たなこ=借家人)として住みました。この表長屋と裏長屋が日本における借家経営の始まりと言われています。
これらの長屋の家主(所有者)は、地主や裕福な商人たちがほとんどでした。なお江戸時代における大家(おおや)とは、必ずしも家主ではなく、長屋の住人の家賃を集めたり、管理を任されたりしている人を指す場合が一般的で、差配人(注1)(さはいにん)と呼ばれていました。
*****
ここまで

ねぎ  ++.. 2007/04/06(金) 17:12 [3780]

 
東京湾の埋立地は今どうなっているのでしょうか?東京の土地はミニバブルらしいのですが、埋立地なので土地は増えているはずです。
現代の臨海副都心なら、地主は東京都ですね。今首都圏には日本の人口の1/4が集まっているそうですが、今後更に集中が進みそうですね。
この際、集中は悪であると考えないで、大都市圏や政令地方都市は集中施策を取るのが現実的かもしれませんね。
 そうなると中山間地は更に過疎が進みますが、これも発想を転換して過疎と呼ばない。別の定義と施策が必要ではないでしょうか?

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/06(金) 18:07 [3781]

 
100mでもかまいませんが、日常的に揺れたりして吐き気がしませんか?そんな場所に住んだことがないのでわかりません。
 古くてもかまいません。うまくいけばいいのです。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/06(金) 18:10 [3782]

 
ねぎさんのイメージではこんな感じかな?東京にはふさわしいかもしれませんね。
魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/06(金) 18:18 [3783]

 
もう少しましな写真なかったの(ーー;)?
ねぎ  ++.. 2007/04/06(金) 18:28 [3784]

 
核廃棄物最終処分場調査に手を上げた、高知県東洋町の町長が辞職して再出馬すると言う記事があります。民意を問うとのことです。
 最終処分場はどこかに作らなくてはならない、もしくはどこかで処分しなくてはなりませんが、自分の所はいやだ、と言うのが国民の大多数ではないでしょうか?私も冗談じゃないぞ組みのひとりですですが、この問題は簡単には解決しそうにありません。
 
http://www.excite.co.jp/News/society/20070404182738/Kyodo_OT_CO2007040401000526.html

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/06(金) 18:33 [3785]

 
日本には安定な地層などありません(爆)
ねぎ  ++.. 2007/04/06(金) 19:31 [3786]

 
4年くらい前でしたかね、この掲示板で、じゃなかった、様式ー1で議論しましたね。
@原発は温暖化防止策にならない
A核廃棄物の地層処分は地震国日本では無理
BLCCを考えたら、原発コストはほとんど∞

ねぎ  ++.. 2007/04/06(金) 19:36 [3787]

 
モーダルシフトは日本の交通体系を大きく変えるかもしれないと思っています。現在のところ、輸送時間、コストに課題はありますが、交通部門の環境対策として有効です。
建設部門でのハード対策としては、貨物駅、港湾などのモーダルシフトに対する再整備があるとのことです。
 道路は鉄道港湾と敵対するのではなく、交通体系としてお互いをうまく利用しあう施策が必要ではないでしょうか?

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/07(土) 22:44 [3788]

 
私が面白いと思ったのはリサイクルポートです。廃棄物の運搬は輸送時間を争わないので、船が最適です。港湾内にリサイクル施設を作ってそこで廃棄物を処理するとのことです。
魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/07(土) 23:11 [3789]

 
追伸:情報源はこちらです。
http://www.kok.or.jp/chosa/report_03%20chiiki/index.html
ここでは物流を取り上げていますが、人、物、情報は広義の交通に含まれます。これらの流れを効率的、効果的に整備していくのが、21世紀における国土形成計画ではないかと考え始めています。
 21世紀の日本は一つ所にしがみついて生きるのではなく、ライフスタイルに合わせて生活する場所を移動する時代がふさわしいと思います。
 簡単に言うと21世紀型騎馬民族こそが、日本を支えるのですね。昔の騎馬民族は手に弓矢を握っていましたが、現代の騎馬民族はITを手に携えています。乗り物は自転車、自動車、船、飛行機などTPOに合わせてあらゆる選択肢を持っています。居住する場所は街と田舎の両方ですね。
「農耕民族から騎馬民族へ」21世紀の新たな国づくりを目指して
 こんな書き込みをこの掲示板にイッパイ書き込んだのは何年前でしたっけ??

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/07(土) 23:37 [3790]

 
>21世紀の日本は一つ所にしがみついて生きるのではなく、ライフスタイルに合わせて生活する場所を移動する時代がふさわしいと思います。

それをやると地域が滅んでしまうのでは?
地域に定住する人口をどうやって増やすかが課題だとおもいますけど。

ねぎ  ++.. 2007/04/08(日) 11:38 [3791]

 
皆さん、選挙に行きましたか?
午後8時までですよ。
棄権しないようにね。

ねぎ  ++.. 2007/04/08(日) 17:18 [3792]

 
二箇所居住とか言いますね。土日居住、季節居住もあります。年代別居住もあるし、子育て居住もある。

 簡単にいうと、居住という言葉の持つ概念を変える必要があります。例えば30万人規模の都市とその周辺の中山間地を含めた農山村に、土日に参加する住民は立派な地域住民として認めることです。その土日住民を含め地域住民が自ら企画して地域の道路を、管理する指定管理者になれば、道路は維持できます。農地も同じです。

山に属する人=土日山族(季節山族)、海の属する人=土日海族(季節海族)、という新しい種族を受け入れることです。これらの人達を単に遊びに来る人達ととらえず、地域を一緒に守り育てていく住民として、受け入れる仕組みを作る努力と、そうした価値観をはぐくむ心がいりますね。
定住と言う固定概念の呪縛から自分自身を開放してください。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/09(月) 07:43 [3793]

 
もう少し議論を発展させると、21世紀は複数の価値観を、同時に達成する時代になっていくのではないでしょうか。複数就業、複数居住、複数ライフなのです。
魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/09(月) 07:49 [3794]

 
>定住と言う固定概念の呪縛から自分自身を開放してください。

魔法使いさんの棚田再生が土日にできるのは,そこに定住している人がいるからこそです。
山間地は,ちょっとでも油断すると,すぐに荒れ地になってしまいます。
私は,耕作放棄田の草刈りを毎年やっているので,草がどんな勢いで伸びるかよく知っています。
そこに定住して,里山管理,道路管理,農地管理など,をきちんとやっているから,
そのお蔭で,魔法使いさんたちは楽しめるんでしょ?

ねぎ  ++.. 2007/04/09(月) 09:16 [3795]

 
>山に属する人=土日山族(季節山族)、海の属する人=土日海族(季節海族)、という新しい種族を受け入れることです。これらの人達を単に遊びに来る人達ととらえず、地域を一緒に守り育てていく住民として、受け入れる仕組みを作る努力と、そうした価値観をはぐくむ心がいりますね。

地域の人が一番心配しているのは,どこまで付き合ってくれるかということです。
うまい汁だけ吸って,飽きたら「はいさようなら」を懸念しているのです。
魔法使いさんは,最後まで平山に付き合いますか?
途中で投げ出すことは絶対にない,と言い切れますか

ねぎ  ++.. 2007/04/09(月) 09:17 [3796]

 
魔法使いさんは,平山ではお客さん扱いでしょう。
平山のよさを広めてくれるので,平山の人たちにもメリットが有るわけです。
お互いにメリットがあるから,
地域の行事,例えば「道打ち」「道路周辺の草刈り」その他諸々の雑事に,
魔法使いさんたちが駆り出されることは今のところないでしょう。
しかし,「地域と都会との協働」を提唱するのであれば,魔法使いさんたちは,
地域から要請される前に,自ら志願して,地域の生活環境向上の取り組みに参加しなければなりません。
面白くない仕事が増えますよ。楽しいことばかりじゃなくなりますよ。その覚悟はありますか?

ねぎ  ++.. 2007/04/09(月) 10:07 [3797]

 
アハハ「その覚悟はありますか?」
と言われて、
『ハイあります』
と素直に返事をする魔法使いだと思っているのですか??
仮定その1「そんな覚悟はない」と言ったらどうします???

魔法使い  ++.. 2007/04/09(月) 17:24 [3798]

 
> アハハ「その覚悟はありますか?」
> と言われて、
> 『ハイあります』
> と素直に返事をする魔法使いだと思っているのですか??
> 仮定その1「そんな覚悟はない」と言ったらどうします???

これ(↓)を見れば、魔法使いさんがどういうつもりでやっているか分りますよ。
http://blog.livedoor.jp/morikochi/



ねぎ  ++.. 2007/04/09(月) 17:50 [3799]

 
横レスで申し訳ありませんが、
我々はただ遊んでいるだけではありません。
学生たちにも興味を抱いてもらおうと、たとえば、こういうスタンスの事業(試み)↓もやっています。
http://blog.livedoor.jp/morikochi/archives/50827986.html

つったん(=T記者)  ++.. 2007/04/09(月) 18:39 [3800]

 
少しは貢献してるんですね。失礼しました。
ところで、T記者は西の谷に移住する気はない?

ねぎ  ++.. 2007/04/09(月) 19:42 [3801]

 
T記者とふられたきに、そのキャラでいかしてもらうぜよ。(^o^)

本音は、近い将来できればそうしたいという希望(野望?)もあるがよ。
しかし、個人的にゃまだ子供も小さいきに、もうちっくと小銭を稼がんといかんという状況はぬぐえん。
今は、サラリーマンをしつつも、土日(年度末は無理だが)に平山(西の谷を含む田舎・農村)に行く、
いわば日帰りグリーンツーリズムを楽しんじゅう、と同時に、できればそういった事例(システム)を作りたいと思うちゅう。
これを一般化するんは大変な(弊害も多い)ことは、ある程度承知の上のこと。
まずはこういった活動に、ひっとりでもふたーりでも賛同してくれるもんがおって、草の根から漸次、成熟させていきたいがよねぇ。

T記者  ++.. 2007/04/09(月) 23:04 [3802]

 
>本音は、近い将来できればそうしたいという希望(野望?)もあるがよ。

是非そうしてください。期待しています。

ねぎ  ++.. 2007/04/09(月) 23:49 [3803]

 
 一昨年だったかな。休耕田の棚田に水を引くためホースを直した時のことです。ここの水源は山水で地域の人が毎年清掃をしているとのことで、我々も使わせてもらう以上参加したいと打診してみましたが、その必要はないとあっさり振られました。参加するのも、そう簡単ではないと言うことですよ、ねぎさん。
 ところで、「これ(↓)を見れば、魔法使いさんがどういうつもりでやっているか分りますよ。」とのことですが、
 ねぎさんが、どう理解したのか?わたしにはさっぱりわかりません。???」


魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/10(火) 07:32 [3804]

 
私はT記者と違ってただただひたすらに遊んでいますよ。あなた方と違って私の遊びは、キャパシティがずっと広いと言うだけなのです。最もすぐバテマスガネ・・・。
ああ、T記者、これ、http://blog.livedoor.jp/morikochi/archives/50827986.html
事業じゃなくて、授業ですよ。私は地域密着型ベンチャービジネス授業と名付けていますがね。 

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/10(火) 07:38 [3805]

 
>あなた方と違って私の遊びは、キャパシティがずっと広いと言うだけなのです。

( ´_ゝ`)ふーん

ねぎ  ++.. 2007/04/10(火) 09:59 [3806]

 
遊びのキャパは人それぞれで,比較しても詮ないことなので,ひとまず置くことにして,
さいしょの「定住」の話題に戻ります。
やはり,地域には定住者が必要ですよ。若い人ほどベターです。その人たちが核になって,地域と都会との交流を図れば良いんじゃないかと思います。
定住者が,一人もいなくなった山間地は,あっという間に原野ですよ。
住める環境を維持するには,定住者の細かい管理がいるんです。
それから,
>我々も使わせてもらう以上参加したいと打診してみましたが、その必要はないとあっさり振られました。
ですが,平山地区はまだまだ健全だということです。健全とは,集落を維持するに十分な「人」がいるという意味です。
わたしらの集落だったら,その打診は大歓迎ですよ。きっと。

ねぎ  ++.. 2007/04/10(火) 11:36 [3807]

 
確かに定住は理想かも知れませんが、
まずはこういう形からの過疎地域との交流(繋がり)の姿もありではないでしょうか?
これは昨年の稲刈り・草刈りの中日に、
西の谷地区の比与森さん宅に、大勢で民泊させていただいた時の一こまです。
http://blog.livedoor.jp/morikochi/archives/50816495.html

つったん(=T記者)  ++.. 2007/04/10(火) 12:38 [3808]

 
>確かに定住は理想かも知れませんが、
>まずはこういう形からの過疎地域との交流(繋がり)の姿もありではないでしょうか?
ありだと思いますよ。大いに交流されたら良いのではないでしょうか?

ねぎ  ++.. 2007/04/10(火) 13:24 [3809]

 
これが現実のようです。
http://www.chugoku-np.co.jp/tokusyuu/mura/070314.html(移住の夢高いハードル)

ねぎ  ++.. 2007/04/10(火) 19:44 [3810]

 
ねぎさんはこの新聞記事のどこに着目していますか?
私は最後の部分です。
抜粋「「理想」を言い合っても溝は埋まらない。「この地域で暮らしたい、こんな人なら受け入れたい―。そんな思いで結びついてほしい」と広瀬さん。「それにはお互いをよく知ることじゃないかな」。体験ツアーや農業塾など、さまざまな交流の「装置」に期待を寄せる。遠回りなようで、結局は近道と思うからだ。」抜粋ここまで
 一歩一歩着実に実行していくことが重要だと言うように思いますが、そういう意味でねぎさんの言う「これが現実のようです」と言うことなら、全く異論はありません。

魔法使い  ++.. 2007/04/11(水) 09:11 [3812]

 
私は,安芸太田町の出身なので過疎がどれだけ深刻であるかよく分かるのです。

着目したのは,

ここから
*****
ところが一週間後、同町に送った手紙に記したのは「残念ですが…」。話はまとまらなかった。 「やっぱり完全な移住は冒険かなあって…」と恵子さん。ネックは町が求める「定住」だった。仲間と十五年来、完全無農薬のコメ作りを続けてきた二人。将来の農業塾設立まで見据えて昨年、猛さんは早期退職した。農への情熱は疑うべくもないが、それでもハードルは高すぎた。
現地を案内した同町観光交流課の岡尚三課長補佐(49)は「高齢化した集落を支えてもらえそうじゃったんですがねえ」。残念がりながらも「定住促進を掲げとる以上、二カ所居住もOKとは言えんのです」と漏らす。
受け入れ側にしてみれば、別荘扱いで集落に溶け込もうとしないようでは困る。さらに逼迫(ひっぱく)した財政を考えれば、移住者が納める住民税や固定資産税も魅力だ。「定住」を譲れぬ一線とするのは隣の北広島町も同じだ。
******

ここまでです。

ねぎ  ++.. 2007/04/11(水) 09:35 [3813]

 
元旦の日に,魔法使いさんに年始の挨拶メールを送ったんですが,読んでくれてないんですね。
ねぎ  ++.. 2007/04/11(水) 09:40 [3814]

 
読んだような記憶はあります。
今回の記事のシリーズだったと思いますが違いますか。ただ、ねぎさんとは記事に対する着眼点が違うようです。

 やっぱりねぎさんは前半記事に着眼したのですね。私は最後の部分です。一つの記事に関しても、ことほど左様に着眼点が違うのですから
<これが現実のようです。
http://www.chugoku-np.co.jp/tokusyuu/mura/070314.html(移住の夢高いハードル)>といった書き込みには必ずどこに着眼したのか追加書き込みが必要ですね。

 さて、住民税や固定資産税は現在、主な定住先である1個所に限定されています。しかし、2個所居住なら、二個所に配分する法律を整備するという方法が考えられます。

 こうした法律が整備されるためには政治家が必要です。青い炎さんは政治家をめざしているそうですが、国土政策は建設部門の技術士にとって重要な評価項目ですので、機会を捉えて各所で発言して欲しいと思っています。

魔法使い  ++.. 2007/04/11(水) 10:02 [3817]

 
>今回の記事のシリーズだったと思いますが違いますか。
少し違います。ここに書きたくても書けない,私の個人情報のことです。

>青い炎さんは政治家をめざしているそうですが

彼は,このような問題には一切関心がないはずですよ。
水俣に発生した大規模土石流で一家丸ごと海に流されたときに,彼が被災者に対して何を言った(書いた)か憶えていますか?

ねぎ  ++.. 2007/04/11(水) 10:36 [3819]

 
>ただ、ねぎさんとは記事に対する着眼点が違うようです。

それは当然でしょう。
都会で気楽な生活を送っている人たちと,
この(↓)ような危機感を持って生活している人たちとでは,認識に大きなギャップがあるのは当然でしょう。

>普段は前向きで、ジョークも飛ばす谷崎さんが考え込むようにして言った。「これから一年一年が分からん」。試練の重みを増して年が明けた。
http://www.chugoku-np.co.jp/tokusyuu/mura/070105.html(将来描けず交付金断念)

ねぎ  ++.. 2007/04/11(水) 10:57 [3821]





 ちゃらんぽらんスレ 
静かですねぇ。
静かな掲示板も良いですが、たまには書かないと掲示板が消滅してしまいます。
カウンターの数字が増えているのでROMしている人はいるのでしょう。
せっかく来たのだから足跡を残していきませんか?
ということで、スレを立てました。
テーマを決めると書きにくいので、本スレのテーマは「テーマなし」にします。
などというと、「それってパラドックスじゃないの?」という突っ込みをいれたくなるでしょ?
そんなことでもいいです。書いてください。
カキコとカキコのあいだに因果関係がなくてもかまいません。
好き勝手に書きたいことを気楽に書こうというのが趣旨です。

 
ねぎ  ++.. 2007/03/18(日) 18:03 [3741]

 
「先ず隗より始めよ」に倣って、私から…。
2007「日中文化・スポーツ交流年」のロゴマークは、こんなのになっちゃった。(゜д゜)<あらやだ
「CとJ」をダイナミックに交流させ、新しいハート(心)を生み出し、長い交流を「種」とし、ぐんぐん天に向かってのび、成長回転するんだそうです。( ´_ゝ`)フーン
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/jccs2007/pdfs/logo.pdf(2007「日中文化・スポーツ交流年」のロゴマークの決定について)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/jccs2007/index.html(2007「日中文化・スポーツ交流年」/外務省)

ねぎ  ++.. 2007/03/18(日) 19:26 [3742]

 
ねぎさん、そして皆さん、お久しぶりです。
 (といっても私の存在など薄いものでしょうが)
せっかく、ねぎさんが書き込みしやすいスレを立ててくれましたので、便乗させていただき、私の近況報告などさせていただきます。

この年度末は特に忙しく、今年に入って正月3ヶ日以外で休んだのは2日間。
 うち、1日は小学校PTA主催の年1回のお祭り世話役。
 うち、1日は地元放送局主催のマラソン大会への参加(第1回から28回連続出場)
また、残業時間(サービス残業)も多く、ほとんどが午前様または徹夜の状況です。

ほとんどが規模の小さいコンサルタント業務ですが、年度末にお金合わせ?の発注・業務変更が多かったのが主な要因です。
むろん、業務管理、業務遂行能力という抜本的な問題も絡んでいるでしょうが。
今日もおそらく午前様の様相です。
今は夕食代わりにカップ麺をすすりながら、書き込んでいます。(^^;)
以上、まったく、しょうもない話題で申し訳ありませんでした。<(_ _)>

つったん  ++.. 2007/03/18(日) 19:28 [3743]

 
つったんさん、仕事も大切だけど、健康はもっと大切ですよ。なんとかならないですかねぇ。
ねぎ  ++.. 2007/03/18(日) 22:13 [3744]

 
ねぎさん、お気遣いありがとうございます。
泣いても笑っても、あと2週間と、自分で言い聞かせています。

本当にカウントは上がっていますね。
しかし、私のような書き込みには反応しにくいかも知れません。
皆さん、おそらく年度末でお忙しいでしょう。
同じような人間もいるのだと思っていただき、この年度末をのりきりましょう。

つったん  ++.. 2007/03/19(月) 12:57 [3745]

 
私も同遇でしょうか.
いつもなら3月後半は納品ラッシュで,
納めに行くばかりです.
そんな残業は発生しません.
ところが,今年は何かが違う.
ゴールが見えないんです.

しかも4月になっても
引きずる業務あり.
新たに立ち上げる企画あり.
で,戦々恐々です.

よる年波(?)もありますが,
今年度は乗切れるかどうか自信がないです(笑)

伏龍  ++.. 2007/03/20(火) 12:16 [3746]

 
ここ何年か不祥事を起こした企業の謝り方で気になることがあります。
上手な謝り方マニュアルその1
「会見を終える最後には関係者全員はいっせいに両手をひざに置き、できるだけ深く、頭頂部と地面が平衡になるまでに頭を下げる」
 こんなマニュアルを作っている企業があるのではないかと言う疑念がむくむくと起こってきました。
 ここまでやったとすると、リスク管理って一体何なのだ!!という怒りがわいてきてしまいます。
 ああ、3月終わりでさしたる仕事もない馬鹿な技術士の妄想です。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/03/25(日) 10:07 [3747]

 
今日の地震で被害を受けられた皆さん お見舞い申し上げます。石川・富山近県の建設技術者の皆さん早急な復旧に向かってがんばってください。
測量や地盤調査など十分なものがなくても、こんなときこそ、迅速で現実的で的確な対応策を提供していくのが建設技術者の使命です。こんなときに役立ってこそ、諸悪の根源のような扱いをされている建設業界の、その中の建設技術者・技術士の汚名挽回のときです。
誤り方マニュアルなんていってるときではないですぞ。
今回は、出動要請が来ない(この時期までプロポ対応で忙しかった)災害復旧請負人より

災害復旧請負人  ++.. 2007/03/25(日) 21:32 [3748]

 
大きな地震が起きましたね。
その時、北陸電力志賀原子力発電所では、1号機は停止、2号機は定期点検中でした。
http://www.rikuden.co.jp/atomic/(北陸電力原子力発電情報)
これは本当に幸運でした。というのは、志賀原発から12キロ北北西に設置されているK-NET富来観測点で、ものすごい揺れが観測されていたからです。以下の値は、「防災科学技術研究所強震ネットワークK-NET」富来観測点で観測された地震波を、ダウンロードして解析し求めたものです。

■震度      
  計測震度:6.23    → 5.93
  気象庁震度階:6強   → 6弱
■最大加速度
  南北方向:717gal
  東西方向:849gal
  上下方向:462gal
  3成分合成:945gal

注)プログラムにミスがあり,計測震度と気象庁震度階を修正しました(2007/04/16)。

ねぎ  ++.. 2007/03/25(日) 21:36 [3749]

 
震度6強とのことですが、神戸と比べると被害規模が小さいのか大きいのか。
 死者の数は今のところ1名で、こちらの方はきわめて小さかったようで、何よりです。

<謝り方マニュアルなんていってるときではないですぞ。>とのこと、
まあまあそうおっしゃらず、やれる人がやれるときに、やれることを、というユルフンスタイルがいいと思いますよ。笑。
おっと、笑ってる場合じゃないと怒られそうだからこの辺で。

魔法使い  ++.. 2007/03/26(月) 10:17 [3751]

 
ねぎさんへ:「志賀原発から12キロ北北西に設置されているK-NET富来観測点」についてですが、
滋賀原発の地盤と上記観測地点の地盤はよく似ているのですか?
 よく似た地盤ならまさに幸運だったとなりますが、全然違う地盤なら当然という意見になるやもしれません。地盤についての比較考察をしてもらえるとありがたいのですが・・。

魔法使い  ++.. 2007/03/26(月) 10:29 [3752]

 
>震度6強とのことですが、神戸と比べると被害規模が小さいのか大きいのか。
小さいです。人口が密集していないこともありますが,地震動の質が違います。

今回の地震で観測された最も大きな加速度は富来EW波の849galです。大きさは,神戸海洋気象台NS波(818gal)とほぼ同じですが,卓越周期が0.18秒なので積分して速度を求めると,神戸海洋気象台波よりもずっと小さいはずです。構造物に打撃を与えるのは加速度よりもむしろ速度です。
神戸では,キラーパルスとよばれるやや長周期(1〜2秒)の速度パルスが発生して,これが多くの構造物を倒壊させました。

今回,建物が倒壊した場所では,速度は富来よりも大きかったのかもしれませんが,神戸よりは小さかったと思います。だから,震度6強でおさまっています。

>ねぎさんへ:「志賀原発から12キロ北北西に設置されているK-NET富来観測点」についてですが、
>滋賀原発の地盤と上記観測地点の地盤はよく似ているのですか?

富来波の卓越周期(0.18秒)をみると,かなり固い地盤であることが判ります。
原発は岩着が基本ですから,地震波の周波数特性は大差ないのではないかという気がします。

追伸

ただし,地震動は地表面で増幅されるので,基礎スラブ下面の加速度は,富来観測波よりも小さいかもしれません。

ねぎ  ++.. 2007/03/26(月) 11:32 [3753]

 
建屋はあの程度の揺れでは壊れないと思います。問題は配管です。縦横に走っている配管が破損し,冷却水が喪失すると,原子炉が暴走し,水蒸気爆発,メルトダウン,などが懸念されます。
原発は,今回のような強い揺れの経験は過去に無いはずですから(あったら<m(__)m>),もしも運転していれば,何が起きても不思議ではなかったと思います。

ねぎ  ++.. 2007/03/26(月) 12:23 [3754]

 
 宮城県では、数年前と25年ほど前の2回、同規模の地震を経験しています。
 これから瓦礫の片付けが出てくるのですが、数年前の時は瓦礫の捨て方が市町村によって違い、そのことが後の経費と環境負荷が大きく異なることになりました。それはきちんと分別指示したゴミ捨て場を設けることができたかどうかです。住民によっては被害がないのにどさくさまぎれに粗大ごみを放り込んでいく人も出てきてしまいました。被害をうけた市町村では底まで気が回らないかもしれませんが地元のどなたか助言できませんか。

杜しま  ++.. 2007/03/26(月) 13:44 [3755]

 
>原発は,今回のような強い揺れの経験は過去に無いはずですから(あったら<m(__)m>)

そうか,三陸南地震(2003.5.26,M7.0)では,K-NET男鹿観測点で,
NS;1003gal,EW;1112gal,UD;825galを観測していますね。
そして,そのすぐ近くに女川原発がありますね。うっかりしてました。

ねぎ  ++.. 2007/03/26(月) 14:35 [3756]

 
誰かがTVで言っていたような。

「地震そのもので人が被害に遭うのではない。建造物や構造物が崩壊して人が被害に遭う。」
畑のど真ん中で、ムシロでも敷いて寝ていたとしたら、ちょっとやそっとの地震で人が被害に遭うことは、ほとんどないような気もする。
もっとも、寒い冬にそんな生活はできそうにありませんけど。

ハングリー  ++.. 2007/03/26(月) 23:47 [3757]

 
>畑のど真ん中で、ムシロでも敷いて寝ていたとしたら、
>ちょっとやそっとの地震で人が被害に遭うことは、ほとんどないような気もする。

ハングリーさん、それ甘いかもよ。
福井地震の時、田植えをしていた主婦が田圃の中に沈んで亡くなったのを知ってます?
右手だけが地上に残っていて、その手は苗をしっかり掴んでいました…。
どうです?怖いでしょ。こんなこともあるんです。
その本には原因不明と書いてありましたが、たぶん、液状化でしょう。

追伸

田植えじゃないかもしれない。草取りだったかも…。

ねぎ  ++.. 2007/03/27(火) 00:29 [3758]

 
ねぎさん、文面をよ〜く見てちょうだい。

これでも家業は稲作農家だったんですよ。その私が、単に農用地と書かずに、「畑」と書いているでしょ。
水田というのは、結構、怖いのです。

柔道の「抑え込み」は、なぜ30秒で1本なのか。
戦国時代、戦をしているとします。弓矢もなく、槍も刀もなくした敵同士がかち合いました。互いに鎧に身を包んでいます。さあ、どうやって敵をやっつけるか。
立地条件が湿地というか水田だったとしたら、やたら蹴りや突きを繰り出すより、相手を仰向けに倒し、立てないように抑え込めば倒せる。30秒で敵は息絶えるだろう。水田の中ならね。

あの、柔道の「抑え込み」は、ここから来ているのだろうと私は思います。一応、私、柔道の黒帯です。酔って私に抱きついたりしたら、絞め、ますのでご注意を。笑。

ハングリー  ++.. 2007/03/27(火) 00:48 [3759]

 
そうか、畑は乾いてるから安全かもね。

ハングリーさんは柔道の遣い手だったのか。知らなかった。
私は、以前酒を飲んで、魔法なにがし、という人を羽交い絞めにしたことがありますが、ハングリーさんでなくて本当によかった。

ねぎ  ++.. 2007/03/27(火) 01:21 [3760]

 
たのむ、Chinaから物を買うのはやめてくれ。

>中国で「ニセモノの塩」が氾濫
長期間摂取で中毒 懸念される健康被害に打つ手なし
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070322/121473/

>塩の輸入
最近、精製塩の輸入が増加している要因は、家庭塩(調理用等)、食品加工用(漬物用等)として中国からの安い塩の小口輸入が増加しているからです…。
http://www.moji-customs.go.jp/07_toukei/sub/f17-02-salt.pdf

ねぎ  ++.. 2007/03/28(水) 22:57 [3761]

 
臨界への疑問と言う記事があります。コメントしようにもこの方面の知識がないので、この筆者が真摯なブロガーであるということが、ここに紹介する唯一の根拠です。読んでみてください。
http://aquarian.cocolog-nifty.com/masaqua/2007/03/post_916c.html#more

魔法使い [URL]  ++.. 2007/03/31(土) 21:10 [3762]

 
魔法使いさん,スレの趣旨をよく理解していただいて,とてもうれしいのですが,
あまりにもちゃらんぽらんすぎて,何を仰りたいのか解りません。

ねぎ  ++.. 2007/04/02(月) 18:05 [3763]

 
おやおや、ねぎさんともあろうお方が・・・よくわからん??
読んでいただけました?このブログ。
http://aquarian.cocolog-nifty.com/masaqua/2007/03/post_916c.html#more
それとも、私の舌足らずといいたいのでしょうか?
私が注目した記事はここです。
抜粋はじめ
「原子炉は停止中といえども、冷却水は強制循環されていること、したがって、少々の超臨界では水温上昇やバブルの発生などということはないだろうということだ。」抜粋ここまで

私の思いつき:ということは冷却水を送るパイプの築造や管理は二重三重に安全性を考える。そして改良すべきところは改良するということかなあ。
 原発についてはなくすなんてことは短期的かつ現実的に無理だから、現状より増やさず、自然エネルギー発電を増やす。あるいは省エネ、また、長期的には超伝導物質の技術開発による、エネルギー革命などの方策を着実に実行することでしょう。
 しかし、高知県東洋町の核最終処分場の立候補には参りました。何より不気味なのは町長の悟りきったようなタンタンとした表情です。どんな思いがその裏にはこもっているんだろうか?

魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/02(月) 19:35 [3764]

 
追伸:本人から肖像権違反による削除要求が来れば、直ちに削除します。
魔法使い [URL]  ++.. 2007/04/02(月) 19:38 [3765]

 
私は素人なので、そんな専門的な話ちっとも分らない。

>原子炉は停止中といえども、冷却水は強制循環されていること、

これは、当たり前でしょ。そのことと、

>したがって、少々の超臨界では水温上昇やバブルの発生などということはないだろうということだ。

は、どうつながるのだろう。
と思って、よく読むと、

>制御棒が抜ける→超臨界→燃料棒の発熱→共鳴吸収の増加→超臨界度の減少という自己制御効果がただちに働いて、超臨界の度合を下げることになる。

ということなのでしょうが、

非常に専門的な話題なので、魔法使いさんなりに噛み砕いて、素人にも分るように解説してくださいよ。たとえば、共鳴吸収って何?自己制御効果は必ず働くものなの?将棋の読み筋のように、こう来れば必ずこうなる式に書いてあるけれど、読みがぽっかり抜け落ちてたってことは絶対にないといえる?

最後に、
これを読んでくださいといって、何の説明もなくURLだけ貼り付けて、魔法使いさんの意を汲み取れって、そりゃ無茶ですよ。

ねぎ  ++.. 2007/04/02(月) 21:47 [3766]

 
私はねぎさんよりもっとど素人なのですが、ネットで調べている内に素朴な疑問が湧いてきました。

制御棒脱落により臨界事故が起きた。と報道されています。

しかし、制御棒の脱落はネットによれば「フェイル・セーフ・システム(fail-safe-system)であり、
システムの一部に故障があった場合でも、常に安全状態に向うという考え方に基づき設計されたシステムのこと。例えば、加圧水型炉では制御棒駆動装置用の電源がなんらかの理由で失われた場合でも、制御棒そのものの重さにより制御棒が炉内に落下し、安全に停止できるようになっている。」とのことです。

これを読むと、制御棒が炉内に落下したのは安全にストップさせるための、フェイルセーフであり、落下しない方が更に危険な状態になると言う風に読めます。

この事故での問題は、フェイルセーフとして正常に、制御棒が落下したにも関わらず、超臨界状態を制御できない状態が続き、5本まで自動的に落下した。しかし長時間にわたって超臨界状態を制御できなかった。これが第1点。第2点はそれを国に報告しなかったこと。です。

それと臨界についてですが、これもネットによれば「ウラン235が核分裂すると、複数個の新しい中性子が飛び出し、この中性子が次の核分裂を起こす。このようにして、連続的に核分裂が続いていくことを核分裂の連鎖反応というが、この連鎖反応が同じ割合で持続している状態を臨界という。原子力発電所では原子炉を臨界状態に保つことにより発電を行う」とあります。

つまり、臨界に達しなければ発電できないことになります。従って臨界状態に達するのは当たり前で、超臨界状態に達したことが問題であるという風に読むのが正しいように思います。

さて最後に共鳴吸収ですが、これもネットによれば

「原子炉において、燃料の温度上昇に伴い共鳴吸収量が多くなることをいう。このため燃料温度が上昇すると、原子炉の反応度は低下する。共鳴吸収とは、原子核があるエネルギーの中性子を異常に吸収する現象をいう。軽水炉では、ウラン238の共鳴吸収に由来するドップラー効果が、原子炉の自己制御性に大きく寄与している」とのことです。
 私の脳みそによると、核分裂によって飛び出した中性子が温度の上昇によって、原子核の中に吸収されるので自動的に温度が下がると言うことではないでしょうか。

 おそらくこうなるための条件として燃料の中に含まれるウランの量や純度また、その割合等が関係するのではないかと、素人推理してみました。
私は単なる土木屋なので、原子力部門の技術者がこの掲示板を読んでわかりやすく解説してくれたらとっても、ラッキー!!ですが、望み薄かな?

魔法使い  ++.. 2007/04/03(火) 11:55 [3767]

 
上記のかきこみを訂正加筆します。

軽水炉型の原子炉には加圧水型と沸騰水型があり、加圧水型では「制御棒駆動装置用の電源がなんらかの理由で失われた場合でも、制御棒そのものの重さにより制御棒が炉内に落下し、安全に停止できるようになっている。」
しかし沸騰水型ではそうはなっていないようです。制御棒は加圧水型と違って下から差し込む形になっているようです。
従って、脱落すると制御できなくなると言うことなのかな?
臨界状態には即発臨界と遅発臨界があって、通常運転は遅発臨界状態だが、即発臨界状態になると原子炉が暴走している状態であり、危険ということらしい。
タイトルのごとくちゃらんぽらんな記事になってしまい申し訳ありません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E7%95%8C%E7%8A%B6%E6%85%8B

魔法使い  ++.. 2007/04/03(火) 17:45 [3768]

 
新生銀行が580億円の赤字と発表されています。http://news.google.co.jp/news?q=%E8%B5%A4%E5%AD%97%E3%80%80%E6%96%B0%E7%94%9F%E9%8A%80%E8%A1%8C%E3%80%80&hl=ja&rlz=1T4GGLR_jaJP209JP210&um=1&sa=X&oi=news&ct=title
今やどこの大手銀行も信販会社やら、サラ金会社やらをグループ企業に取り込んでいるのだろうか・・
とすると、サラ金会社の子会社の子会社なんかも、グループ会社になってしまうと、まちきんと銀行マンの区別はどのようにつけるのだろうか??
まさか入れ墨のあるなしで付ける訳にもいかないし・・
さてここからはバーチャルなシナリオなので笑ってお許し下さい。なにせ、ちゃらんぽらんスレなので・・。それでははじまりはじまり

バーチャル銀行のオフィスにはいると利息別にずーーーーっと廊下が続いていてドン詰まりには、まちきんのオフィスがあり,電話口で怒鳴ったりすかしたりしている声が響いてきます。
 銀行員の入社研修1ヶ月目はまちきん研修????てなことになったら、みんなやめちゃうかなあ。』
失礼しました。おあとがよろしいようで!!

魔法使い  ++.. 2007/04/04(水) 09:59 [3769]





 能登沖地震! 
私が活動している石川県を震源とする能登沖地震が昨日am9:42に発生しました。皆様の地域はいかがでしょうか?
私は自信発生時に震源から30kmぐらい離れたかなり近い地域に居ました。最初にP波による縦揺れが3回あり、その後0.5〜1秒ぐらいしてかなり大きな横揺れが数秒間続きました。
私が居た地域はかなり軟弱地盤ということもあり、大きな揺れがありました。
幸い、大きな液状化現象は無かった見たいですが、海岸周辺では液状化が確認されたそうです。
震源に近い地域では、交通がマヒしているので大変です。
文章がめちゃくちゃですが、とりあえず近況まで、、、、、

 
Jr  ++.. 2007/03/26(月) 08:30 [3750]





 「標準価格」の決め方って…(ーー;) 
情報のみ失礼。建設通信新聞に面白い記事を見つけたので紹介します。

引用ここから
*******
恐れていたことが現実になった。しかも不合理な,人為的な政治決着という経過で決まった。一部報道によると防衛施設庁発注工事の積算の基準となる2007年度の「標準価格」が前年度比10%減となったというのである◆同庁は,平均落札率を算出し,概算要求で5%減を要求していた。それは納得できるものだが,財務省から「バナナの叩き売り」の声が出て,10%減で合意したというのだ◆落札率を議論するには,予定価格がきっちりした論拠に基づいた不動のものでなければならない。予定価格が分母にあって初めて落札率が成り立つからだ。だが,各省折衝という行政の「ボス交」で上げ下げして決まった「標準価格」で算出する予定価格はすでに不動の絶対値を失っており,「それ以下でなければならない」という落札額は,前年度の落札率とは質を異にする。だから落札率が上がった,下がったという議論はもはや無意味になる◆それにしても,こうした「標準価格」の決め方を談合というのではないか。(「風波」,建設通信新聞,2月22日)
*******
ここまで

 
ねぎ  ++.. 2007/03/14(水) 18:23 [3740]





 談合を整理しつつ新たな顧客を探す 
昨今の政治がらみ談合やら、地下鉄談合やら、どうにもならない談合体質ですが、この問題を整理してみたいと思います。
 まずは、高度成長期における談合ですが、右肩上がり経済の中でありあまる業務を、業界ピラミッドの中で割り振ることによって、公共事業の品質を確保しながら建設してきた。その意味で談合は、高度成長期には役割を果たした。と言う意見があります。
 私はこの定義に賛成です。談合問題の端緒はこの官民一体となった護送船団式が、航路を失い羅針盤を無くして迷走したことにあると思います。
それでは新たな航路はどこか、新たな羅針盤はあるのか、市場は何を求めているのか、予想外の顧客はどこにいるのか???

 
魔法使い  ++.. 2007/02/27(火) 01:05 [3729]

 
これからのことでなく、しかも初歩的で恐縮です。

 独禁法は戦後すぐできた法律、刑法に談合罪が規定されたのは戦前です。しかし、長い間、談合は予定価格で上限が拘束された最低価格落札システムという公共事業に特異、非公式な受注分配システムとして、犯罪性に対する認識は低かった、いな、むしろ、魔法使いさんご指摘のように一定の社会的役割を果たしているという認識さえあった。昭和41年の大津地裁判決はこの時代を象徴しています。この上水道工事の入札談合事件に対する判決では、談合金をともなわない談合はある種の経済合理性があるとされました。
 
 この認識が大きく転回したのは90年代初頭の日米構造協議における独禁法の運用強化圧力のためだと思います。これを受けたのでしょう、90年代には各地で大きな談合摘発事件が相次ぎました。
 
 これをさらに加速させたのは小泉政権の政策ではないでしょうか。独禁法は強化され、談合批判世論の高まりを背景に公取、検察に加えて、宮崎事件のように警察機構が談合摘発に乗り出し、嵐のような談合摘発が続いています。

傍観者  ++.. 2007/02/27(火) 16:05 [3730]

 
これまでの経緯をわかりやすく整理して頂きありがとうございます。
 さて、高度成長期は土木建築を主体とした国家構造によって日本経済は支えられ循環してきました。土木建築資本には、フロー効果とストック効果があり、不況時にはフロー効果を求めて建設投資が行われてきました。そうした経済運営の中で、談合システムも機能してきたと言えます。
 ところが、1990年代に入ってこのフロー効果が効くかなくなっていきました。おそらく産業構造が変化し波及効果が小さくなっていった為でしょう。
  そして、今、日本の社会経済がめざしている方向は「土建国家」からの脱出です。傍観者さんがご指摘の日米協議や小泉政権の政策もこの方向に沿った施策であると考えれば私にはよく理解できます。
 国土構造で言えば「開発→回復へ」をめざしていると思われます。それでは、土建国家から脱出して日本丸はどこをめざしているのでしょうか。

魔法使い  ++.. 2007/02/28(水) 14:22 [3731]

 
>傍観者さんがご指摘の日米協議や小泉政権の政策もこの方向に沿った施策であると考えれば私にはよく理解できます。

よくこんなことが言えるなと思います。傍観者さんの指摘は全く逆です。
これを言うのなら、ねぎさんが再三指摘している「米国要望書」をあえて黙殺する理由を述べるべきです。
今日のニュースを見たあとで、さすがに傍観できなくなりました。仲間を売り自分だけ許しを請うという人間の尊厳をも捨てさせる卑劣きわまりない法律、改正独禁法の犠牲者が本日また出ました。

ks  ++.. 2007/02/28(水) 23:16 [3732]

 
日米協議や時の政権の思惑に私は興味がありません。彼らが意識するとしないとに関わらず、日本は土建国家から脱出せざるを得ない、そういう段階に日本社会は達している。と私は感じるのです。
カルテルは、原則として独占禁止法で禁じられています。従ってやみカルテルを結んで落札するのは立派な犯罪です。
(ただし、不況下などの特別な場合に限ってカルテルが認められています)とのことです。どのような場合に認められるのか興味のあるところです。

 建設産業は業務量が落ち込んでいる上に過当競争で、デフレスパイラルな入札状況になっています。どの段階で「特別な場合」が適用されるのかを考えてみたいですね。
 建設産業は様々な意味で前近代的です。例えば政治癒着や、天下り体質、天下り先の私物化、などです。このあたりが解決されなければ、カルテルは許されず、ハードランニングで、無意味な犠牲者がでます。
 そのためには個別対策法ではなく、建設産業の体質改善のための法律「通称談合防止一括法」として、構造体質改善が終わるまでの時限立法など、考えられないもんでしょうか。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/03/01(木) 09:58 [3733]

 
>仲間を売り自分だけ許しを請うという人間の尊厳をも捨てさせる卑劣きわまりない法律、改正独禁法の犠牲者が本日また出ました。

日本人はそういう行為を嫌う国民だが、だからといって5社が被害者扱いされることはないだろう。
仲間を売ったH社は社会的制裁を受けるかもしれないが、5社はもっと厳しい目を国民から向けられるだろう。
今の国民は、土建業者が長年やってきた、利権構造と談合によって不必要なハコモノを山ほど作って私腹を肥やした行為を許しはしない。
もともとアメリカの謀略であろうがなんであろうが、今は日本国民が自分の自由意志で判断している。
「なにが仲間だ。盗人猛々しい」という国民の声が聞こえぬか。

公正取引委員長  ++.. 2007/03/02(金) 00:59 [3734]

 
公正取引委員長さん
わたしも決して談合を是としているわけではないので、こういう見方もあるだろう・・・と書き込みの趣旨そのものは理解しています。
しかし、それにしてもハンドルネームの公正取引委員長の冷静・沈着なイメージとは裏腹に<利権構造と談合によって不必要なハコモノを山ほど作って>、<私腹を肥やした行為>とか謀略史観的な<アメリカの謀略>などは皆、無用に刺激的なだけの週刊誌の吊り広告の表現そのものですよ。
正論の内容ですから、くわしく書いてもらえれば大議論が始まりそうで、期待しています。

傍観者  ++.. 2007/03/02(金) 15:55 [3735]

 
抜粋「国土交通省は、ゼネコン(総合建設会社)が経営の再編・統合を進めやすくするように、公共事業入札に参加する際の経営審査の基準を見直す。持ち株会社による地域分社などで再編・統合を進めた企業が、入札参加で不利にならないようにする。公共事業の削減や入札談合取り締まり強化で、経営環境が一段と厳しくなる建設業界の効率化を促す。」抜粋ここまで
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070304AT3S0300U03032007.html

この記事を読むとまさに中央ゼネコンの地方受注をしやすくするための制度ですが、逆に考えれば地方の建設会社が持ち株制度を利用して、受注を拡大するチャンスでもあります。
 持ち株会社の支配下になっても経営分離はできるし、役員も今まで通りにできると、日経新聞にはありました。
 この制度なら中小の建設関連にも適用できるので、ソフトランディングに適した制度と思います。中小の建設関連産業は注受注機会を拡大するチャンスと捉え、合従連衡することができます。
 乗り遅れる会社は沈没するというようなことになれば、一層持ち株会社化が進み、構造不況業種からの出口も見えようというものではないでしょうか。

魔法使い  ++.. 2007/03/05(月) 10:15 [3736]

 
予想外の顧客というのは、建設産業でご飯を食べている人では思いもよらないお客さんのことです。
 そんな仕事は俺たちの仕事ではない!!あるいは、自分たちのめざす方向と違う!と断ってしまえばそれまでです。ところが需要はそこにある。
ベンチャーでは想定外のお客さんや想定外の製品の使い方は断ってはいけない、と言うのが鉄則とのことです。
 廃棄物処理への参画、農業への参画、海洋牧場への参画、etc。土木の隣にある分野で技術的に重なるところはいっぱいあります。
その分野への深い技術理解はいりません。技術に対する好奇心があるということ。その分野とリンクしながら興味を持ってマネジメントすること。これが始めのそして最大の一歩だという風に思います。

魔法使い  ++.. 2007/03/06(火) 12:59 [3737]

 
橋梁談合に端を発した橋梁メーカーの事業再編は新たな方向を模索しているように見えます。
神戸製鋼所は撤退、高田機工と横河ブリッジは資本業務提携、更に横河は台湾に海外進出するとのことです。
 建設産業は今後二分化されるのが望ましいと考えます。一方は国内、他方は海外です。日本の建設産業がこれまで築き上げてきた技術は膨大でしょう。これをこのまま国内で朽ちさせていくのはいかにももったいない。
 発展途上国で技術屋として歓迎され感謝される存在として生きていくのは一つの選択肢ではないでしょうか。
 そういった意味で、横河ブリッジをはじめとする海外進出を決断した建設産業に、がんばれと言いたい。

魔法使い [URL]  ++.. 2007/03/08(木) 19:31 [3738]

 
我が国建設業の海外展開戦略研究会(平成17年)のレポートが公開されています。
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/economy/strategy/interim.pdf
ここでは、2000兆円に及ぶ累計施工実績とその上に築かれた施工技術、管理ノウハウの蓄積を根拠として、「建設産業は国際的に見て競争優位産業」であると位置付けています。
 そして、海外進出とはこうした施工技術や管理ノウハウを海外に輸出する知識サービス産業であるとしています。
 そして最後に、今後の建設産業の海外進出は、海外の需要動向、例えば中東の特需といった受動的な態度でなく能動的な対応が必要であると結論付けています。
 ここからは私の私見ですが、例えば、相手国の社会資本整備のあり方に関する長期戦略に対し、これまで日本が培ってきたノウハウを提供することなど、計画分野から関わることによって各企業の長期受注戦略が有効になります。
 追伸:最近の技術士試験には海外への事業展開が出題されていませんが、昨今の事情からそろそろ出題されて良い時期が近づいていると思います。

魔法使い  ++.. 2007/03/12(月) 12:07 [3739]